2010年9月の独り言。
日記というほど頻繁には書けないと思いますので。

2010年9月16日(木) 結婚式・後半

リンクの南側から北側、ロングサイド同士をクロスする形で赤い布を3本橋渡して次の演目の準備態勢。中国ペア5組の競演、「斗牛」はセットつきです!

とはいっても布の下から現れたのは3組。本来は5組そろってする予定が、ハオがケガをした関係で3組の競演になったとのこと。
始めはロングスカートの女性陣はスカートを取り去って早変わり、そのスカートを男性陣がマントとして使う流れもあるパソドブレ。リンクにはペア3組、ステージにも男女のダンサーが並んでいました。振り付けは全員同じで雪ちゃん達オリジナルのリフトも3組そろってやっていました。いやあ、迫力があってかっこよかったです。
ただこのプログラム、一つだけ欠点がありました。
パソドブレのコンセプトは男性が闘牛士、女性が闘牛。となると行き着く先は大体決まっていますね。宏博兄さんが雪ちゃんを倒す演出はキャラ的に無理があると思います(笑)!

ランビエールはおなじみ「Ne me quitte pas」。ランビエールさん、明らかにさっきのプログラムとテンションが違います。
客席で白十字やバナーが何枚か振られているあたり、彼もなかなかの人気。終わった後で大きなテントウムシのぬいぐるみが投げ込まれていて、花拾いの子供が二人がかりで運んでいました。ランビエールといえばテントウムシですが、あれ特注ですかまさか手作りですか!?

ロシェットの「Die Another Day」はやはりかっこよかったです。この人が来てくれてよかった。演目の関係もありますが、ある意味他の男性陣より男前だったかも。
ちなみに北京の観客はあまり手拍子をしないタイプのようです。

またもや燕尾服着用の宏博兄さんだけ出てきて、司会者と二人でゲスト紹介をする一幕がありました。誰の紹介か覚えていないので、ここに挟んでおきます。

ゲスト紹介VTR、漢字表記でない名前の人は名字だけ書かれていたのですが、なぜかジョニーちゃんだけはフルネームで文字が入っていました。なにゆえに?確かにスケートファンで「ウィアー」呼びする人はほとんどいない気はしますが。
曲名は「Heart Broken」とのことですが、ピエロっぽいメイクをした哀愁のあるナンバーでした。

プルシェンコはバンクーバーオリンピックフリーのプログラム、「tango amor」。前半で肉襦袢着用でトリプルアクセルをやってしまっただけに、始めのジャンプにクワドをやるんじゃないかというぐらいの気合の入りようでした。それ以外にも途中でビールマンスパイラルの片手バージョンをやったり片手だけですがビールマンスピンのポジションをとったりして、こっちは一瞬頭が10年ぐらい前に戻りましたよ。
プルシェンコさんあなたまだそれできたんですか、っていうかあなた腰大丈夫なの!?いくらこのショーのシンボルマークがビールマンポジションとはいえ、何対抗意識燃やしてるんですか(笑)!

パンちゃんトン君は「Impossible Dream」を白い衣装で。曲構成も試合のとは違うナンバーです。
スロージャンプで転んでしまいましたが、あとはもう貫録で。

真央ちゃんが出てくる時に私の前の席の中学生ぐらいの女の子が「真央―!」おお、中国発音の真央ちゃんコール!「お」の発音が少し弱くて「まお」と「まぉ」の中間ぐらいでしょうか。
そういえば日本なら雨あられと降る子供のまおちゃんコールはなかったですね。このショー、子供自体がほとんどいなかったです。

音楽が流れてもライトがつかない。スケーターが出てこない。「あれ?」という空気が漂い始めるころ、ヤグディンがスポットライトと共に客席から登場!
今回のアピール対象は隣に旦那さんっぽい人が座っているマダム。ヤグディンさん、旦那の前で人妻にアピールするのはどうかと思います(笑)。いや逆に安全パイか?>旦那
こちらの腰振りもなかなかの盛り上がりでした。ラストのサンバ?への流れといい、披露宴ではっちゃける新郎の友人第2号というところでしょうか。

さて大トリです。
トゥーランドットの試合版は生で何度も見ましたけど。
扇を振って微笑む雪ちゃんがガチで目の前でした!!(その写真を撮り損ねたヘタレですすみません)クラクラきましたよ、もう。あかんこれ絶対男フラフラついて行く!ガードしたらんと!!>カラフ宏博兄さん。本家トゥーランドットとタイプは違いますが、雪ちゃん、男を食える魔性が身についちゃっています。
初公開から9年たってもまだ演じ続けられるトゥーランドットは間違いなく二人の代表作。それを北京で、二人の人生の節目になるショーで見られた。
申趙ファンとしてこれ以上の幸せはないかもしれません。


4人組のパーカッションがノリよく軽やかに演奏し、エンディング突入。このあたりになると立つ人がぼちぼち現れたのですが(演技中にスタンディングオベーションの習慣はなさそう)後ろの席がテレビカメラだったので私は立つに立てない状態でした。
それぞれの決め技を見せ、全員で手をつないで挨拶して退場。再び出てきた時には二人だけ着替えていました。(バンクーバーオリンピックエキシビの衣装)着替え早っ!!
(雪ちゃんはこのショーで衣装を何気に6着着ています。)
最後は各自小さなかごを持って客席に何か投げていたのですが、小さくて何かわかりませんでした。



本当に楽しくて幸せで、1回しか公演がないのがもったいないぐらいのショーでした。日本みたいに複数回あったら全通間違いありませんし、会場も埋まっていたことでしょう。まあ結婚式は1回だからこそ価値があるものなのでこれ以上野暮なことは言いませんが(笑)
今回のショーで自信と周囲を納得させる実績を作って、来年は本人達の希望通り複数の地で複数回ショーができることを祈っています。私もそろそろ北京以外の中国に行きたいですし。


2010年9月10日(土) 結婚式・前半

さて休みに入ったので、結婚式のレポートを書かせていただきます。

結婚式と銘打っているだけあって、司会進行役の女性が表に出ていました。Stars On Ice程ではありませんが演目の間にちょっとしたインタビューや紹介もVTRがあったり、彼女の紹介トークも凝っていたのでところどころでおいしい話が流れていたんだろうと思います。
ただ私は中国語のヒアリング能力はありませんので、話の内容は一切わかりません。
今回これが残念でした。中国語やらないとね。


始まる前の会場のモニターには繰り返し映像が流れていました。
メインスポンサーの化粧品メーカー、Artistry象徴の女性に始まり、宏博兄さんの幼少時の写真(ネット公開済)から練習風景、リハビリ中の宏博兄さんやスロージャンプで何度も転ぶ雪ちゃん。試合の映像や出演者の映像などを絡めてバンクーバーのエキシビで締め。
ここで一泣き。

黒×金の衣装でゲスト出演者によるオープニングナンバー。
結婚行進曲(ワーグナー)のピアノ演奏とともに結婚式セレモニーの始まり。4、5歳ぐらいの結婚式参列者衣装の子供達がわらわらと整列し、そのロードをぬって黒白の燕尾服姿で宏博兄さんが登場。
ブーケを手にウェディングドレス姿の雪ちゃん登場!
ここで再度泣き。

ひざまずいた宏博兄さんが雪ちゃんの手をとり、お姫様だっこでくるくる回り鴛鴦の舞を見せた後南側中央のステージへ。司会の女性が二人にインタビューというかトーク。モニターにヤオビン先生の顔が映り、先生についての話と思われる一幕もあったのですが。
すみません私ヤオビン先生の演奏どれかわかりませんでした!
言い訳その1:私の席からヤオビン先生の姿が見えなかった。
言い訳その2:「次はヤオビン先生のピアノ演奏です!」という演出がなかった。
ただこのセレモニーの間はずっとピアノでBGMが流れていたので、このBGM状態のピアノが全部ヤオビン先生の演奏だったということでしょうか。

ジョニーちゃん、ヤグディン、真央ちゃんの順番で出演者からお祝いのコメント。ちょっと夢見心地状態だったので、結構話をしてくれたジョニーちゃんの内容はほとんど聞き取れていません。
ヤグディンは「僕は10年以上彼らのことを知っていますが…」に始まり、「子供もたくさん作ってね!」で締め。男性とはいえ子持ちが言うと説得力あるよな…。
(中国といえば一人っ子政策ですが、この夫婦は民族の関係で対象外だそうです)
真央ちゃんも英語で一生懸命お祝いを言ってくれました。
コメントをしてくれたスケーターやその他のスケーター達とハグを交わし、ここでゲストスケーター達は退場。

このあと男性二人から大きな花束と何かをもらっていたのですが、どのような存在かは不明です。
新郎新婦退場でセレモニー終了。


声の質がBoAに似ている歌姫タイプの女性歌手が登場。(日本漢字変換できない名前なのでWikipediaはこちら
アップテンポの曲(「我相信」)を披露した後、司会者としばしやり取り。芸能人とインタビュアーというよりは普通のトークの様子で、この司会者はわりと大物なんじゃないでしょうか。
このあと彼女が歌うバラードに合わせて雪ちゃん宏博兄さんの演技とのコラボレーション。歌の間モニターに鳥が飛び交う映像が流れていたり、その後で鳥が2羽飛んでいる透明なオブジェをプレゼントしているところをみると、鳥がキーワードになる歌なのかもしれません。雪ちゃんの衣装の飾りも鳥の羽っぽいですし。
比翼の鳥ですか(笑)?


「氷上のレディ・ガガ、ジョニー・ウィアー!」からゲストスケーターの演技の始まり。
いやジョニーちゃん男ですから!!
しかしこのナンバーは名刺代わりになりましたね。去年の金沢のショーで初公開の時には「こういうテイストもいけるのね」と思っただけで、1年たってここまで名作になるとは思いませんでした。会場の黄色い歓声に、オープニングナンバーになったのも納得です。

ロシェットは紹介VTRでオリンピックショートプログラムの映像が流れていたのですが、BGMがなぜか「セント・オブ・ウーマン」のタンゴの曲。えーと、兄さん??
プログラムは「My Immortal」。

丹ちゃんハオがステージに登場。丹ちゃん、ハオとの身長差が…いやヒールの高い靴を履いているからでしょうね。司会者の女性と一通りトークを繰り広げた後、二人からランビエールの紹介。
ランビエールはDOIでもやっていたジャケットバサバサのラテンナンバー、「Let the Good Times Roll」。

宏博兄さんがさっきの燕尾服、雪ちゃんが薄いベージュのドレスに着替えて登場。司会者と3人で「Mao ASADA!」と紹介。
真央ちゃんは前のタンゴのエキシビの衣装で新作ショートのタンゴ。かつてのエキシビや大ちゃんの「Eye」みたいなリズミカルで華やかなものとは違い、ゆるやかでやや地味なタンゴ。タラソワさん、また別方面で真央ちゃんに難しい課題出しましたねえ。
初公開でしたっけ?ジャンプがオフなのは仕方がないでしょう。

紹介VTRの映像が流れた後、ヤグディンのウィンター。丸くなった印象のヤグディンですが、このナンバーはアドレナリンが刺激される一面があるのかもしれません。
最後のジャンプで転倒してしまい、終了後のあいさつがちょっと悔しそうでした。

バイオリニストの呂思清が登場し、パンちゃんトン君とのコラボレーションでノクターン。演技構成から察するに、今シーズンのショートなのでしょう。
デススパイラルの入り方がオリジナル?だったり、ストレートラインステップがものすごく凝っていたり、今年の二人は無敵という印象を与えるのに十分でした。そう、次は君達の時代だ。
だからその昔の中国テイストな衣装やめようよ…いや変えてくるとは思うけど。

さて前半のトリはプルシェンコ、Sex Bomb。
何気にこのプログラムの初公開は9年前。当時は「勘弁してくれプル!」と涙目でしたが、今回は素直に大笑いしました。だってこのナンバー、結婚式の二次会にぴったりなんですよ。はっちゃける新郎友人代表は披露宴に必須です。
腰振りに黄色い歓声が上がる中一人で大笑い。あ〜おもしろかった〜〜〜。


ここで第一部終了。プレゼント拾いの女の子が二人、「休憩です」の看板を持ちながらリンクを二周りして製氷タイム突入です。


で、製氷中にまた別の映像が流れるわけです。今度は二人の試合メモリアル。
雪ちゃんが15、6歳ぐらいの試合、98年長野オリンピック、99年ヘルシンキ世界選手権、02年ソルトレークシティーオリンピック、同年長野世界選手権、03年ワシントン世界選手権、06年トリノオリンピック、07年東京世界選手権、10年バンクーバーオリンピック。なぜすぐにわかるのかは突っ込まないでやってください。
問答無用に三度泣きです。席動けないじゃないですか!!!

2010年9月6日(月) 北京より戻りました。

披露宴でスピーチや歌を頼まれる度に、新郎新婦の人生の重要な時に呼んでもらえたことを光栄にもありがたくも思うことは言ってきたのですが、今回ほどそれを強く感じたことはありません。
雪ちゃんと宏博兄さんの結婚式の場にいることができた私は本当に幸せなファンです。
自慢してすみません。いや、それが実現できた全ての要因に感謝しないと。

ここで飛ばすと次の休みまでもたないので、今日はさしあたってこの1枚。

2010年9月4日(土) 結婚式

さて。
さてさてさて。いよいよこの日が来てしまいました。
雪ちゃんと宏博兄さんの結婚式!(注:ショーです)

オリンピック以上の手配難度を覚悟していましたが、中国のチケットサイトはなんと日本語対応。親切なお姉さん(注:年齢不明)のおかげであっさりチケットを手に入れることができました。さすが中国、本腰を入れて取り組むと洒落になりません。本当に感謝すると共に、日本を振り返ると身につまされるものがあります。
大ちゃんや真央ちゃんに恋焦がれている外国人のファンは山ほどいるのにね。

ちょっとバタバタしていたので情報を追い切れていません。悲しい知らせが一つ、練習中にハオが右手の中指を骨折してショーには出られないということ。
ヤオビン先生がピアノを演奏するのに毎日夜遅くまで練習しているとか、雪ちゃんのご両親が2日から現地入りして練習を見ているとか、ランビエールとジョニーちゃんは1日、真央ちゃんとプルは2日、ヤグは遅れて3日に来たとか、プルがSex Bombをするとか(二次会的演目だなあ…)、真央ちゃんが結婚祝いに炊飯器?をプレゼントしたとか、大ラスはトゥーランドットとか、いろいろいろいろ挙がってはいるのですが、FSUの専用スレッドで既に色々情報が流れているので、終わった後も写真や何やら乱発されることでしょう。
とりあえず雪ちゃんの花嫁姿の写真頼んだわよ!>中国メディア

書いている現在ワクワクしているのと久しぶりの中国で緊張しているのでテンションが高くて寝られるかどうか。まあこれは電車と飛行機の中で爆睡して早めにチェックインできるのでホテルで仮眠をとるのでそれで取り返しますが、雪ちゃんの花嫁姿に号泣して写真を撮り損ねないように気をつけてきます。
現地で二人のファンの方に会えたらショーの後乾杯したいものです。思うことあって1080元ではなく、880元の席にいます〜。

2010年9月3日(金) 準備が完了していないのに

高校生クイズをフルで見てしまいました。すっげー面白かった……。

実はクイズ番組を見るのが好きで、子供のころはアメリカ横断ウルトラクイズに胸をときめかせ、大学入学時にはクイズ研究会に入ろうかと一瞬心が動いた経歴があります。ヘキサゴンよりQさま派。がっつり対決するタイプのクイズ番組が好きで、高校生クイズはつかず離れずというペースで見ていました。
数年前久しぶりに見た時には問題が簡単だったので心が離れていたのですが、たまたま今日見てみると傾向が変わったのか超難問の連発。それを問題文を読みきらないうちにスパスパ解いていく流れは見ごたえがありました。
上位に残った高校生達はいずれも全国有数の進学校の生徒かつクイズマニア。高校を卒業後は同じ大学のクイズ研究会で再会したりするのかもしれません。
実は高校生クイズ以外にクイズの試合があって既に顔なじみ状態なんてことは…。
ということは東大クイズ研究会(←あると決めつけている)には高校生クイズで対戦した同期生が何人もいるのかもしれませんね。そういう意味で上位進出者の進路に興味が出てきました。

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