2009年3月の独り言。
日記というほど頻繁には書けないと思いますので。

2009年3月27日(金) 世界選手権・2日目

世界選手権、地上波の放映を見てからその日のうちに感想をアップするのは体力的に無理でした。したがって内容が1日ずれることになります。

男子:ショート結果はこちら
平日の昼過ぎにもかかわらず、会場はなかなかの埋まりっぷりでしたね。かなりの耐久力が要求される男女シングルショートのEarlier Groupですが、それなりに盛り上がっていたのではないでしょうか。Kevin Alves(ブラジル)のラテンのリズム全開のストレートラインステップ(カート先輩振り付けです!)もウケたことと思います。

さて、四大陸勢フリー進出ボーダーライン組。
カザフスタンのテン君が本当にフリー第2グループ入りしました!(ガッツポーズ)15才の男子シングル選手が世界選手権のフリーに進出するのはいつ以来なんでしょう。記憶をたどってみると…プルシェンコ以来じゃないですか!? ice networkにはタラソワコーチとのキス&クライの写真も載っています。
そして家亮が本当にショート落ちしてしまうなんて…(泣)12日に可能性を書きましたが、本当になるとは思いませんでした。うかつなことは口にしない(書かない)方がいいのかもしれませんが、心にない楽観コメントも書けないのが悲しい性です。そして何気にジェレミー・テンがフリー進出ボーダーラインだったのですね。

ペアショートの時にも書きましたが、上位陣でジャンプの失敗による転倒がないのがすごいですね。氷の状態がいいのでしょうか。
四大陸でテンションの低い彼を見ていると、織田君は突っ走りすぎてぶつかるぐらいの方がいいと思えてきます。
映像は生観戦よりスピードがついて見えるものですが、ジュベールのステップ、早っ!今までは早いけれどもあっさりしていて新採点向きではないと思っていましたが、今回は切れ味がプラス。サーキュラーに入っているある部分(みどりさんが「バックインループ」と言っていた)の一瞬がたまりませんでした。
ライサチェク!もうちょっと点数出してよと思いましたが、ジュベールがあれでは仕方がない。点数が辛めの試合ということなのでしょう。
ベルネルも4+3!ちょっと体が重そうなのが気になりますが、それでも状態を上げてきたと思っていいですよね。パトリック・チャンは四大陸よりスピード&色気減ですが、四大陸がカナダマジックだったと思えばまずまず。今回初めて気がついたのですが、彼のステップは上半身の上下動の頻度が独特だと思いました。
そしてCONTESTIが放映されなかったのが残念でした。知らない選手なので(ごめんなさいヨーロッパ音痴です)見たかったのですが、無良君と入れ替えるのも酷なので仕方ありませんね。時間をフルに使って演技を放映していましたし。

そしてどうでもいいんですが、モロゾフがえらくやせたと思いませんか?
あごのラインがえらくシャープになって。確かに四大陸より薄着ですが、それを差し引いても体の厚みが薄くなった気がします。
何気に見た目の増減幅が大きいモロゾフ。彼はストレスがたまると太るタイプかやせるタイプかどっちなんでしょうね〜私は前者と見ています。

ペア:フリー結果最終結果
悠子ちゃん&スミルノフ、メダル獲得おめでとう!
このペアでは3回目の世界選手権ですが、悠子ちゃんの経歴は振り返ればどこまでも長い。組み続けられる相手がやっと見つかって本当によかったです。

悠子ちゃん達がメダルを獲ったということは。
パンちゃんトン君……(泣)。
四大陸の二人を見て「今年はサフチェンコ達とも勝負できる!」と思ったのですが…みんなやっぱり強いですね。演技を見るのが楽しみです。姉、録画頼んだ!
そしてきっちり銀メダル確保の丹ちゃん&ハオ。四大陸の二人やどんどんやつれていく丹ちゃんに、この二人は停滞期に入っていると思っていたのですが…まあ、ハオが無敵モードですからあまり心配していないのですけれどもね……。


気の早い話を一つ。
悠子ちゃん達は来年はバンクーバーでトリノのレナちゃんのごとくブレイクするのでしょう。その時付け焼刃の記事が乱立し、スケートファンが食傷気味になる展開が嫌でも見えてきます。現時点で地道にきちんと取材するメディアがついておいてほしい気もしていますが…安直な見方でしょうか。
この方面で色々気になってきたのですが、どう願うのが二人にいいのかわからない状態です。
まあ、ロシアなので生半可な存在は近寄れませんよねきっと。

っつーか私、ペアとダンスカテゴリーの色分け逆にしていましたね。わーすみません!

2009年3月25日(木) 世界選手権・初日

はい、世界選手権が始まりました!メモ代わりに結果サイトのインデックスがこちら

ダンス:
コンパルソリー終了。こちら
キャシーとクリス…といいますか、クリスは出られたようで一安心。今日の朝日新聞の夕刊に99%治ったという内容のコメントが載っていましたが、そこまでポジティブなコメントをされるとこちらはかえって突き刺さるものがあります。
とにかく無事に滑りきってほしいもの、太平洋に向かって拍手打っておきます。

そしてまた、ドムニナ組強いですね。

ペア:
ショート終了。こちら
パ、パンちゃんトン君……(泣)減点なしでこのTESということは、2つぐらいミスがあったんでしょうか。丹ちゃんハオ君もGOEのマイナス所がありそうですね。(←さっさと中国ニュースサイト行きなさい)
サフチェンコ達はやっぱり強いですね、そして悠子ちゃん―――!?
上位8組までが減点なし=転倒なしというのは生で見ると見ごたえがありそうです。どうだったのでしょう。

それにしてもペアのエントリーが25組もあったことに今気がつきました。四大陸やアジア大会、NHK杯にちょくちょく出ているAganina組(ウズベキスタン)が残念ながらショート落ち。
この組というかAganina、前のパートナーかつ現コーチのKniazevと組んでいる時の演技は何度か見ているのですが、どうも二人の力関係のバランスが悪すぎて、彼女が可哀想に見えていたのです。
新しいパートナーのZobninが心優しい選手であることを願っています。

ちょっと私事ですが、最近疲れやすくなっています。仕事中もテンションが高いうちはいいのですが、流れが途切れるとがくっと力が抜けてしまうのです。こういう時は行動の切り替えがなかなかできなくて、仕事が長引いたり仕事が終わってから更衣室で数分ぼうっとしたり、寝るのが遅くなってしまいます。「がんばれ私、これが終わったら○○できる!」と気合いを入れて次の行動に移っている状態です。

がんばれ私、これアップしたら寝るんだー!(目標PM11:00)

2009年3月23日(月) 今週のL.A.

3月の始めから延々続いていたWBCも、いよいよ明日で決勝戦を迎えます。対戦カードは日本対韓国。試合形式が発表された時に「韓国とは最高5回対戦する可能性がある」ことが報道されていましたが、本当に5回対戦することになってしまいました。
この方式を決めた人も、まさか本当に5回対戦する組合せが出るとは思わなかったでしょうね。これだけ対戦相手が偏ってはさすがにWBCの趣旨に沿わないですから、次回の試合ではまた変更があると思いますが。
それにしても日本と韓国のこの腐れ縁っぷりには大笑いです。いっそのことWBCとオリンピックがないシーズンのオフに日韓定期戦なんてやったらどうでしょう?(アジアシリーズがありますけど)

そして明日からは同じ都市、ロサンゼルスで世界選手権が始まります。
さあこっちも日本人と韓国人、メディアと客の騒ぎっぷりが大変だ!対抗できるかアメリカ!?

2009年3月12日(木) 世界選手権エントリー

ようやくコーチ・エルビスレポの英語版もアップできたので、安心して世界選手権モードに移れます。ですがすっかり四大陸側の視点でしか語れなくなってしまいました。申し訳ないです…。

ペア:
中国の3組目はジュニア世界選手権に出ていたZhang組なんですか!実は4大陸のペアフリーは後半しか見ていないので、Dong組が見られなかったのが痛いです。
そしてアメリカのMclaughlin組がどの辺に入ってくるかが楽しみにしているのです。この組のフリー、本当にこの年齢でしかできないような初々しいウェストサイドストーリーだったので(^^)。ロスでウェストサイドストーリーなんて、さぞかし盛り上がることでしょう…ってあの話の舞台ニューヨークだったわ。
そして今年は何と言ってもパンちゃん達。あのフリーはアランフェスが入る前までの限定で名作だと思います。勝ちに行きましょう!

男子:
ジャンプをトリプルアクセルまで装備しても、世界選手権でフリーに進めないことがあるのが今の男子シングルです。予選+ショート+フリーの3段階だった時は、四大陸勢が予選に通るかどうか気にする楽しみがあったのですが、この視点だと予選がなくなったのが痛いです。なにせ去年の成江でぎりぎりフリー進出なのですから、家亮は大きなミスをすると予選落ちになるかも。なんとかフリーに進んでくれ!(←酷い)
そんな中で安心してフリー進出の話ができる唯一の四大陸勢(注:日中カナ米勢除く)がカザフスタンのテン君。彼はフリー第2グループも射程圏内だと思います。ジュニア世界選手権と連戦になりますが、若さの勢いで行ってほしい所です(ジュニア世界選手権4位にはびっくりしました)
上位陣では四大陸でようやくピントが合ってきたライサチェクの逆襲に期待しています。彼に引っ張ってもらってアボットも行ってほしいところ。
(アボットはあのキャラクターが全米チャンプの称号を背負うと思うとどうも心配になるのです)
カナダ勢はパトリック・チャンは放っておいていい(←酷い)ので、ジェレミー・テンとヴォーンの健闘を願うばかりです。
日本勢は……ほら、日本スポーツって団体戦に強いですから!

ダンス:
GPシリーズの放映が朝日放送に移って見られなくなってから、すっかりうとくなってしまいました。
中国代表はHuang組。フリーが「ノートルダムの鐘」なのですが、男性の衣装のコンセプトが理解不能でした…ああっ応援コメントになっていない。でもなかなか情熱的に演じていました。
さてもはや生で見たカップルしか語れないダンスですが、NHK杯のペシャラ組とファイエラ組、四大陸のテッサ達とメリル達、それぞれに激戦でした。これにまだ他の組が入るわけですから、最終グループのメンバーは本当にどうなるんでしょう。特に難解な印象のフリーを滑っているファイエラ組とテッサ達(彼女達のフリーは写真に撮れないほど難解でした。)が、一番の勝負の舞台でどんな印象を残すのかが気になる所です。

……あと、クリスが3回滑りきれるのかが心配です。

女子:
オーストラリア代表は久々のアジア系、Cheltzie Lee。手の使い方がきれいで情熱的なフリーを演じていました。メキシコ代表はCantu姉妹のお姉ちゃん、Ana-Cecilia。彼女のフリーはジェームズ・ボンドの女版で楽しかったのですが、いかんせんショートからのスタートなんですよね。
最後まで読めない中国代表は結局劉艶ちゃんになりました。韓国女子代表については四大陸の結果から入れ替えもあるかと思っていましたが、二人目は素直にナヨンちゃんになりましたね。今年はちょっと苦しいシーズンの様子ですが、将来的にCS放送で樋口先生の解説圏内に入ってほしいところです。
四大陸を見た後だと、アメリカ勢はシズニーが地元開催で痛々しい様子になりそうで心配です。逆に期待しているのがファヌフ。カナダ女子は来年の3枠獲得も射程圏内だと思っています。
そして一番わくわくしているのが実はすぐりんだったりします。マニアックな視点ですが、四大陸のフリーのウォームアップの時にジャンプのランディングの流れ方がすごかったのです。あれを見て彼女が復調したのが実感できたほど。なので、どう来るのか楽しみにしています。

ところで今回の世界選手権開催地は、アメリカ西海岸のロサンゼルスですよね?
ロサンゼルスもバンクーバーと同じく移民が多く、アジアからの玄関口。ということは、また女子の日だけ韓国人(系?)で会場が一杯になるんでしょうか……。

2009年3月5日(木) 一応こちらでもお知らせ。

四大陸でのコーチ・エルビス+ウンベルトの写真をアップしました!トップページ「エルビスがらみの独り言」からリンクを貼っています。
四大陸から帰って夢見心地でいるうちに、ユニバーシアードも世界ジュニアも終わって、きがつけば一ヶ月たっていて世界選手権のエントリーが発表されていました。
この時季は時間が過ぎるのが早いですねえ……。

2009年3月2日(月) サラ・ブライトマン

のコンサート、「シンフォニー・ワールドツアー 日本公演」大阪公演に行ってきました。


女神がおった……(関西弁)

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