2003年11月の独り言。
日記というほど頻繁には書けないと思いますので。



2003年11月30日(日) NHK杯うんちくたれ・3
男子フリー、ある選手の演技を見ていたら腹がたってきました。そこから無性に滅入ってしまい、彼以降の選手の演技をあまり楽しんで見られなくなっています。(まあみなさん出来が悪かったというのもありますが)棘のある文章になっているかもしれませんが、書かせていただきますね。

男子フリー:
田村君:「ヤマト」の世界には前の衣装の方が合っていると思いますが、国際舞台ではこっちの衣装の方がいいのかも。点数はもう横に置いておいて、久々に彼の線のきれいな演技を見たような気がします。手足の伸びとかがすごくよくて、背が175cmくらいあるように大きく見えました。スピンも以前よりよく回っていたような。
中庭君:めちゃめちゃ動きが大きくなっているんですけど!すごいすごい、一段階上のものをめざしている演技だと思います。クワドを外したのも大歓迎。と思ったら後半のルッツのミスから一気にスピードが…(^^;)前半スタミナ使いすぎちゃったんでしょうか……。
ジュベール:中国の方がずっとよかったです。こっちはそれほどヤグに似ていませんし、おもしろいプログラムだと思うのですが…。ショートといいクワドを落としているんですよね。調子が悪かっただけの状態なのかちょっと心配です。どうしたんでしょう。
アプト君:はじめのスケーティングを見てびっくりしました。こんなに力のない人でした!?いえ、きれいと言える域の姿勢なんですよ。でも彼はもっときれいだったはずです。体調がよくないと体に力が入りきらず、背筋を伸ばそうとしても伸ばしきれず、どこか姿勢の悪い状態になりますよね。そんな状態に見えました。この演技でこのTCSは出さないでほしい…出来がよかったらもっと良さがわかるプログラムだと思うのですが。
高松:彼のジャンプ向上は本物だったんですね…長野では3アクセル止まりの選手だと思っていたので驚きました。柔らかい表現ができるのはもうわかりましたから、もう少しメリハリがほしいです。まあジュニアからのプログラムですからそれを求めるのは酷というものでしょう。(中国勢には甘いのか私?)来シーズンは一段階上のプログラムを作ってもらってね。メダル+ファイナル入りおめでとう。
ジェフリー:このプログラム、時間だけ調節すれば女子選手が滑っても違和感がないと思いませんか?可愛いけど女性的な外見ではないですし、くねくねした表現ではないのですが、そう感じるのが不思議なところです。ジェフリーにしては滑りが悪かったような…彼がつまづくなんて。氷の状態悪いんでしょうか。なんか今回つまづくシーンをよく見ているような気がします。
ティム君:ジャンプをミスしまくりで悲惨なできでしたが、中国より表現自体はよかったような気がするのですが…。体調が悪くて弱々しくなっていただけなのでしょうか。いい具合に変な力が抜けていているような気がして…私の目、おかしいのかな。

エキシビ:
美栄ちゃん:中国でも思いましたけど、このエキシビいいですよね〜。官能的な曲をきりっと滑るという手があったのだと目からうろこが落ちました。ただ好きな上で言わせてもらうと始めのベールのかぶり方、もうちょっとやり方があるのでは。イスラム圏の女性の被り物とか参考になりそうな気がするのですが…。
ペトロワ組:いやーんティホノフさんかっこいい〜♪中国でも見てますけど、マジでティホノフさんがかっこいいです。ペアでこういうエキシビって珍しいですよね。こういう手もあったのかと。
すぐりん:幸せそうですね……。……和みますわ……。
これ以上の言葉は蛇足というものです。
デンコワ組:アルベナさんの印象がかっこいいから可愛いに移行しつつある私。演出の割には悪女度合いがちょっと足りませんよ〜でもまあマキシム君もそこまでのやられ役でもないですから、これはこれでいいですか。
ジェフリー:
おお、「ボーカルに乗せてとりあえず滑る」エキシビではない!これでエキシビも上位勢の仲間入りですね。

2003年11月29日(土) NHK杯うんちくたれ・2
まだちょっと酒が残っているので毒舌度が上がるかも。

男子ショート:
ティム君:彼はやはり彼ですね…(^^;)あ、クワドのコンビネーションがサルコウではなくてトウだったんですね。彼のジャンプはわかりにくいです…(^^;)ステップとシットスピンはうまくなったような気がします。
中庭君:彼は別バージョンのロミジュリということで、似合いますね〜。しかし何もないところでつまずいたり転んだりするのが多くないですか?コンビネーションにクワドを入れなかったのは好印象。踊ってます踊ってます、ロマンチックだけど情熱的な王子様、いいじゃないですか!
アプト君:いやその、その衣装にそのひげはどうかと思うんですが…。ルッツをダブルにしてしまってこれで終わるのか…と思った矢先にいきなりパワーアップ!うわー、飛ばしてる飛ばしてる、サーキュラーがすごい!!TCSが高いのも納得です。
高松:中国で見たので何なのですが、うまくなったでしょう?>長野世界選手権で見ている方。あの前かがみがほとんどなくなっているんですもの。彼は本当に柔らかい表現が得意なんですね。こうなると別のスタイルも見てみたいかも。
ジェフリー:1シーズンでえらく顔が変わって大人になりましたね。やせました?ちょっとテンションが抑え目の演技だったと思いますが、滑りますね〜。滑りがよすぎてあっという間に端まで行ってしまうからステップを複雑にすることができないんじゃ…なんて思ったのですが、そんなことはないですよね。
運飛:4年前と同じゾロのサントラですが、その時とは違ってわりと正統派のスパニッシュ。いいじゃないですかこのプログラム!キャラというか、運飛のスケートのスタイルに合っていると思います。4+3が調子がいい時のそれだっただけに、アクセルで転んだのがもったいない…。
田村君:……動き自体はよかったし、根性で3トウつけたし、最後のステップだってスピードあったと思うんですけど、2ミスはきついですよね……。フリーで巻き返せますように。
ジュベール:ごめんなさい。中国でも思ったことで、ほとんど禁句の域に入るのですが…ヤグに似すぎです。ジャンプやスピンはそうでもないのですが、ちょっとした身のこなしや振り付けがね。ちょっと見ていて辛くなります。
フェレイラ君:こういう路線は久しぶりですね〜またこういうのをやらせると強いんですわ。同じ路線のプログラムを見るとうまくなったのがわかります。ダグ先生の所へ行って一時はジャンプが壊滅状態だったのですが、アクセルが戻ってきたんですね。心なしかおでこの範囲が少し狭くなって髪の毛の量が増えたような…?キスクラにはミシェルさん。ダグ先生は来ていらっしゃらないのでしょうか。

アイスダンス、フリー:
日本勢の二組が〜(泣)。まあ放映時間の都合上仕方がないですね。現地観戦の方、戻られたら詳細教えてください。
都築さん達、フリーダンスのTESが渡辺さん達より上なんですね。ISUのHPでは「プリンス・オブ・エジプト」となっていましたが、リナートさんとの最後のシーズンにやったあのプログラムでしょうか?もしあのプリンス・オブ・エジプトだったらリフトで飛ばしまくりのプログラムでしたから、TES稼げるのはわかる気もします。(ただ賢ちゃん、リナートさんより小柄なので大丈夫なのか心配なのですが^^;)
デンコワ組、今年は普通のプログラムなんですね。(いや変わったものばっかりやっているイメージが)イーグルしているマキシム君が妙にクーリックに似て見えました。グルシナ組は中国で見ましたが、グルシナさんの手の部分のひらひらが動きに合っていて好きです。ゴンチャロフさん細身なのに、あれだけぶんぶんリフトで振り回すのがすごいなと。チャイト組は衣装を変えてきたんですね。こっちの方が好きなんですが、ガリットさんが普通になっちゃってつまらない気もします。
音楽のせいもあるでしょうけど、優勝したデンコワ組よりグルシナ組やチャイト組の方がスピード感があるような気がするのですが…と思っていたら、TESはこの2組の方が上なんですね。

女子フリー:
由希奈ちゃん:「ダフニスとクロエ」って、どんな話でしたっけ?(調べろよ)壮大な世界の中での可憐なヒロインという姿をイメージできました。いい出来でほっとしました。今日は回転不足でダブル扱いになったジャンプはありませんよね?
すぐりん:出てきた時の目が三角になっていなかったので、今日はいけるかも?と思っていたら。すごいすごい、サルコウ以外ノーミスじゃないですか!これだけできがいい演技を見たのは久しぶりです。(ワシントンワールドの演技を見ていないのです)何かどんどんテーマが抽象的になって難しい表現に挑戦しているような…。昨日の衣装を見た時は「風邪で体重が落ちてフリーでスタミナ切れるんじゃ」と思うくらい細く見えたのですが、この衣装だといつもの彼女でした。ほっ。
美栄ちゃん:海がテーマのフリー、去年のしーちゃんは海の女神でしたが、この美栄ちゃんは絶え間なく波を生み出す力の源といったところでしょうか。やっと本当に彼女に合うプログラムが出てきた気がします。ジャンプのミスはありましたが、滑り自体は昨日より攻めていたように思います。
リアシェンコ:彼女ってこんなに安定感のある選手でしたっけ!?ショートに続いて思ったことです。終盤ジャンプミスが続きましたけど疲れが出たという印象はなかったです。
しかし 美栄ちゃんとの順位の兼ね合いがちょっと疑問なのですが…まあTESは美栄ちゃんが上で、TCSはリアシェンコが上になっていますから、この採点システム特有の数値のマジックということなのでしょうか。

2003年11月28日(金) NHK杯うんちくたれ・1
GP中国に行くことを決めた時点で旭川は観戦予定から外したのですが、テレビで映るがらがらの席を見るとなんだか悔しくなってきます。やっぱり生観戦がいいなあ。
ちょっとテレビ放映で見た演技の感想をだらだらと書かせてください。うんちくたれは見苦しいものですが、思ったことを溜め込んでいるのも苦しいんです。

OD
都築さん&賢ちゃん:きゃー都築さんだわ本当に都築さんだわ。ウォームアップのロングの映像ですぐにわかりました。なかなかすごいでしょ(自慢)?「ここまで詰めて詰めてきた」というコメントがよくわかる演技。二人で合わせるのって本当に大変なんですね。特に都築さんにブランクありますし。
まったり踊る都築さんと対照的に合わせようと四苦八苦の賢ちゃん。賢ちゃん、がんばれ〜(^^;)
木戸さん&渡辺さん(すみません呼び方こうなります):衣装は横に置いておいて、渡辺さんかっこいい〜!去年あたりから存在感が渡辺さん>木戸さんになったような気がします。このプログラムだったら渡辺さんベリーショートにしてもいいんじゃないかと思ったのですが…まあフリーとの兼ね合いもありますか。
上位勢:この4組を見ると同じ課題だという気がしないのは私だけでしょうか。一つの課題の料理の仕方を見るのがODの醍醐味、4組4様でいとをかし。
ミッドラインステップでも何気に体を反らせているグルシナさんって、強い。カティさんやせました?彼女のあのスカート、去年のODと同様に好きです。衣装に文字を入れるのは反則だよサフノスキー。アルベナさんが今日は調子が悪かったのでしょうか。母の指摘で気づいたのですが、マキシム君の方が座高が低い…(^^;)
(ほとんど女性陣のコメントばかりやん、自分)

女子ショート
由希奈ちゃん:フリップの転倒が残念。ピシッ、ピシッっていう手はいつ見てもすごいですね〜。あとこのプログラム、後半のステップがすごいですよね。しかし1ミスでTESこんなに低かったでしたっけ?(スケカナを確認)ルッツがダブル扱いになっちゃってます?
美栄ちゃん:髪の毛切ったんですね。今までで一番似合ってます。ジャンプ、高い!下から見上げるように映したので余計に迫力があるような。NHK、グッジョブ。
今日は慎重に滑っていたように見えます。ジャンプを片付けて笑顔。そこからのサーキュラーステップが可愛い!笑顔で可愛いのもありますが、振り付け自体も可愛いですよね。可愛い可愛い、キャラにハマッていていいプログラムじゃないですか。
ダイアナ・ポス:うわー久しぶり。でもあいかわらずおへそは出している…それがあなたなのね……(^^;)3トウ+3トウも健在、スピードもあって一時の力を取り戻したような感じですね。ですが…ステップの振り付け、何か変ですよ……。
方ちゃん(方丹):見るたびに少しずつ変わっていっている彼女、体型も演技も丸みがついてきましたね〜。白い衣装も似合うわ〜。あ、ダブルアクセルが最初になってる。どうしたんだろう…と思ったらおなじみの高いルッツ+トウ!いい感じ!と思ったら、フリップ〜(^^;)
すぐりん:あのズボンみたいな衣装減点食らわないのとかなんかやせすぎじゃない?とかルッツミスしたとかいろいろあるのですが、それより何よりちょっとこの演技怖いんですけど!
何が怖いのかなぜ怖いのか、訊かれてもよく説明できないのですが…何でしょう。迫力?スピード?切れ味?凄惨という言葉を使いたくなる演技、いいイメチェンじゃないですか。1ミスも帳消しになるような印象でした。
リアシェンコ:清楚な路線を見たようなのは久しぶりなような。でも以前の線の細い印象はなくて、貫禄つきましたよね〜。フリップを転倒してもこんなに安定感のある彼女の演技は初めて見たような。ステップがすごい。すぐりんより上というのも納得です。

っていうか、女子の1−3位って実質「1位タイ」ですよね。

そして、ペア……全部放映なしというのはちょっとひどすぎる……。

2003年11月27日(木) NHK杯、開始!
スケートがらみでとんでもない夢を見てしまったのですが、シーズン真っ最中なので詳しい内容は書きません。ええ、学校の体育館でパイプいすに座った状態で全日本出場男子選手全員による学芸会を見たという夢なんて選手に申し訳なくて…。


昨日大事な荷物を送るために宅配便を使いました。伝票を見てみると荷物の配達状況がインターネットで確認できるようです。早速会社でこっそりアクセスし、伝票番号を打ち込んでみると「まだコンピューターに登録されていません」との表示。
その時はのんびりやり過ごしたものの、夕方になってもその状態。会社へ行く途中の朝のコンビニで渡した荷物なのに!心配になってサービスセンターに電話してみると、翌日にならないとコンピューターに登録されないとのこと。なーんだ。
一般の人が使う宅配便なんて翌日届くものがほとんどなのに、翌日にならないとオンラインで確認できないんじゃ、配達状況確認の意味ないじゃん!幸い届いていたからいいのですが。


旭川NHK杯といえば、初めて横断幕を貼った試合でもありました。今回私は行きませんが横断幕は旭川入りするので、見かけたら可愛がって…もとい、協力してやってください。観戦を大いに楽しまれることを祈っていますが、選手のウォームアップや演技中にフラッシュはたかないでくださいね。
その辺りがかなり心配なメンバーなんですよね……まあ旭川という地理条件が救いですが……。

2003年11月25日(火) NHK杯
日記に書くネタが次々に出てきていたのですが、今日いただいたメールを見て一気に予定変更です。
本田君、NHK杯欠場ですか…シーズン後半戦に間に合うといいのですが……。

旭川は3年前より雪が激しいのでしょうね。嘆きの雪で。

パウダースノーなので手で払えばすぐに落ちます。ダウンを着ているとかなり助かります。傘はいりませんが、足元は滑るので靴を選んでください。雪が荒れるとバスに支障が出るので、空港への移動は余裕を持って。
旭川の駅前周辺では少なくとも3箇所で花が買えます。お勧めは駅を出て左側のデパート内にある花屋さん。お姉さんがとてもノリがよくて、「青を基調とした衣装の人に合う変な花束」というリクエストに見事に答えてくれました。あの方まだいるのでしょうか。ただし会場の足元には暖房の管が通っているので、花束が汗をかかないように注意して置いてください。
ぬいぐるみを調達するならおみやげ物やに北海道バージョンのぬいぐるみがいろいろと。会場の向かい側に北海道の名産をいろいろ売っている建物がありましたっけ。

時間があればぜひJR富良野線で富良野か美瑛へ。単線から見る真っ白な光景が癒してくれるはずです。

2003年11月24日(月) 久々の夢ネタ
本日の夢出演スケーター:すぐりん、サンデュー君(写真のみ)

第二回目の北京GPを見るために北京に来た私。前回の北京GP観戦で北京でのサバイバル方法にすっかり自信がついたらしく、今回の宿は中国語が話せないにもかかわらず下町の中にあるユースホステル。宿の都合で部屋がドミトリーに変更との事。
ユースのドミトリーは久しぶりだな…と思いながら同室のメンバーを紹介され、暖房のききが物足りない部屋に入る。4人部屋で3人宿泊。同室の一人はアメリカ人の大柄な女の子。もう一人は日本人っぽい…と思っていたら、なんとすぐりん!
あなたなんで単独行動とってるの!試合に出るのにわざわざ会場から遠い所に泊まってどうするの!このユース暖房のきき悪いし、ユースはいろいろ手間がかかるから泊まっているだけで結構体力使うんだってば!とパニック状態の私。すぐりんはアメリカ人の子に北京には観光で来たとだけ説明し、今までどこを旅行したか、どんな安宿に泊まったかという話で盛り上がっている。話を聞いているとなかなかのバックパッカー。(ヨーロッパの貧乏旅行が好きらしい)
へえ、意外〜。そういうことならこっちもスケートの事は隠して接した方が無難かな…と落ち着きかけたところでアメリカ人が壁に貼っているサンデュー君の写真に気づき、二人でフィギュアスケートの話で盛り上がりだした。(注:アメリカ人は彼女が「Fumie Suguri」ということは知らない)話に加わりたい、加わりたいけどこの状況ですぐりんにどう接したらいいのよ〜〜!と再びパニックになったところで目が覚めました。

2003年11月22日(土) 写真アップ&エルビス情報
風邪が治りきっていないうちにラリックが終わってロシアカップが始まってしまいました。
はー、なんとか日本の放映が始まる前に雪ちゃん達のフリーの写真をアップできました。エキシビの写真が入ったフィルムは撮りきっていなくてまだカメラの中です。36枚撮りで15枚しか撮っていないので、巻き戻しするにはちょっともったいなくて(^^;)動きのない写真しか撮れていないのが何ですが、本当の本っ当に素敵なフリーなのです。

さてウィルス性の病気でアマチュア復帰を断念したエルビス。少し調べてみたのですが、このウィルスが厄介なもので長期化しやすい上に自然治癒しか治療法がないのだそうです。これは来年4月のCOIまで滑っているニュースを聞くことはないかもしれない…と覚悟をしていたら、21日の夜、ポール・ワイリー、ゴルデーワ、バイウル、クーリック、ブラスール&アイスラーと一緒にTrentonでショーで滑るようです。そのショーと新採点システムに関する各スケーターの考え方を取材した記事がこちらにあります。
エルビスの関心は主に一般の人達のスケート離れにあるようですね。

2003年11月14日(金) 北京ハイライト・三日目
雪ちゃん達、旭川来るの!?
あああああ、旭川、旭川、旭川〜〜〜(泣)
旭川は思い出がいっぱい詰まっている街です。もう一度行って街の中心地を歩いたら、いろいろ思い出してその場所で確実に泣きます。行きたい気はしますが木金のスケジュールは無理がありすぎ。(ペアを見ないと行く意味がないので…)思い出に泣きながらの観戦も嫌なので、旭川には行きません。行く方、楽しんでくださいね。

さてさて、北京三日目はエキシビション。
北京の試合でのエキシビションは結構シビアな面があります。根性の入ったスケートファンなら「選手がリラックスしたいい顔をして楽しそうに滑っている」のであればそれで十分楽しめますが、北京の観客は完璧にエンターテイメントを求めてきているのでそれだけだと反応がとても乏しいのです。
(ぶっちゃけた話耳なじみのいいボーカル入りの曲にのってスケーティングやイーグル、リフトを多様にひたすら披露する北米中堅クラスに多いタイプのエキシビでは満足しないということですな)

ということですぐりん。またスピンが速くなりましたね!?
美栄ちゃん。そんなにスピンが速い人だったんですか!!
そして雪ちゃん達の次に観客が盛り上がったのがナフカ&コスタマロフ!オースティン・パワーだったのですが、オープニングでコスタマロフが踊る所で完全に観客の心をつかみました。フリーダンスでは突っ走っていたナフカもこの時はコスタマロフを立てていて、もう盛り上がる盛り上がる。エキシビのエンディングでのアイスダンサーの紹介ではこの組が紹介された時だけ大いに盛り上がっていました。

そして雪ちゃん&宏博兄さん。
Time to say goodbyeに加えてアンコールに衣装を変えてのトゥーランドットですよ、あなた!宏博兄さんは上を着替えただけですみますが、雪ちゃんは本当にちゃんと着替えてきたんです。もはや舞台の早変わりの域でした。Time to say goodbyeがちょっと短いのでアンコールにトゥーランドットの後半部分を入れるべきだと思っていたのですが、その想像(創造?)していた部分からの再現だったんです!
北京に来てよかったですよ……(感涙)

2003年11月13日(木) 雪ちゃんの誕生日&北京ハイライト・二日目
雪ちゃんの誕生日おめでとう!ここ数年はドイツGPに出ていたので移動中や試合直後の誕生日でしたが、今年はゆっくりお祝いはできたのでしょうか。
では宏博兄さんの時に続き。
にーだしぇんりーくぁいらー♪
にーだしぇんりーくぁいらー♪
しぇんりーくぁいらー しゃーぉしゅぇー♪(小雪:雪ちゃん)
にーだしぇんりーくぁいらー♪

北京二日目のハイライトは、何はともあれ交通渋滞!
午前中に前門、お昼過ぎに天壇公園へ行ってからホテルへ帰ってお茶を飲んでからさあ会場まで一本で行ける15番バスにトライするぞ!と乗ってみたら。
地下鉄2号線の駅を過ぎたあたりから、渋滞がすごいんです。普通のタクシーならそのまま進むところですが、バスなので停留所に止まるために一度道から外れなければいけません。しかもこのバス、2両連結している大きいバスなので小回りがきかず、なかなか道路に入り込むことができなくて余計に遅い。しかも中心地の西単についた頃には渋滞の車道を人がどんどん横断するために余計に進むことができず、渋滞の悪循環。途中であきらめてバスを降り、地下鉄に乗り換えたものの結局女子フリーの第一グループを見ることはできませんでした。

今年のすぐりんが追い求めているのは「たおやかさ」でしょうか。どんどんジャンプをミスして悲しい表情になり、悲しい演技が余計悲しく見えてしまった悪循環。始めに3ルッツ+3トウをトライしていましたが、何気に単独の3トウを入れる場所がないんですけど…。
美栄ちゃんは海の雄大さを演じているのが感じられる演技。ものすごくナーバスな表情で、確実にジャンプをきめていってもずっとその表情のまま。最後の最後でやっと大きな笑顔!がでたのにTESがえらく減点されていました。何がどうだめだったんでしょう!?ショート7位のリアシェンコが大逆転ということで何がなんだかわからない新採点法…。
ダンスは知らないメンバーが多くて見ていて苦しかったです。第2グループに個人的に衝撃名ペアがいたのですが、その話は後日に。ハイライトに挙げるべきはナフカ!始めの表情と動きにやられました。あなたどこまで行っちゃうんですか!とにかくナフカの切れ味がすごかったすごかった。ありがとうナフカ、あなたがこの試合のアイスダンスを締めてくれたよ!!しかしこの方、生まれる時代を間違えてしまいましたね…。
男子フリー…ぶっちゃけた話、みなさんできが悪かったんですよね。張民なんてウォームアップではクワドサルコウもクワドトウもちゃんときめていたのに…。高松は初GPでこの成績は上出来でしょう。一番難しいジャンプを一番たくさん決めたゲイブルがそのまま勝ったというところ。あ、でも収まるところに収まったという気もします。

表彰式が終わったのが10時過ぎ。なんだかんだやっていると11時を回っていたのですが、驚きなのが近くの食堂がまだ開いていたことです。恐ろしく寒いそこで晩ご飯。汁物を頼んでも全く温まりませんでした(^^;)

2003年11月12日(水) 北京ハイライト・初日
さてさて楽しかった中国GPですが、なかなか観戦記を書ける状態ではないのでここで雑談程度のハイライトを書いておきます。

ODはグルシナ組の方が観客の受けはよかったでしょうか。ぶっ飛びまくりの男子ショートでしたが、それをさらに上回る衝撃をくれたのがペアフリー!パンちゃん&トン君がめちゃめちゃうまくなってました!
雪ちゃんの世界選手権でのケガで調整が遅れてスロースタートの雪ちゃん達。北京へ帰ってきてからもハードスケジュールで疲れていることが報道されたり、エレメンツが2つ少ないせいとはいえ実はフリーのTESがかなり低かったことに気づいたり、ショートではパンちゃん達がクリーンだったのに対して雪ちゃん達はペアスピンの入りで乱れたというのを聞いたりしていたので、今回雪ちゃん達苦戦するかも…とは思っていたのですが。
パンちゃん達、プログラムはそれほど凝っていなくて、見たような動きばかりなんですがスピードはありますしユニゾンは雪ちゃん達よりいいですし、それでいてノーミス!「これ雪ちゃん達がミスしたら負けるよ…」とかなり蒼白になりました。2年前は丹ちゃん達に抜かれることを心配していたのに、何なんですかこの変わりっぷりは!

しかしそれを上回る衝撃をくれたのが雪ちゃん達でした。「くるみ割り人形」ですが、レンタルして聴いたハイライトには入っていなかった、スローで物悲しい曲です。柔らかい振り付けでまるでかつてベレズナヤ組が滑ったような雰囲気。今までの二人から見れば完全なイメージチェンジであり、かつ王者の底力を示すようなプログラムです。
今までにないタイプのプログラムでかなり苦労したことが報道されていましたが、スピードを除いて(遅かった)この時点でめちゃくちゃ完成されています。宏博兄さんのあんなきれいな動きは初めて見ました。この二人のこんな演技が見られるなんて…と演技を見ながら感涙&半泣き。リーアンミラーさん、二人の違う面を引き出す素敵なプログラムを作ってくれてありがとう!もう私はあなたに足を向けては寝られません。全世界の雪ちゃん達のファンの方は彼女に感謝するように!

というわけでスケカナ…はミスが多くて印象が悪いかも?中国GPの放映、ペアに期待してください。

2003年11月10日(月) 北京帰り
中国GPこと中国杯から帰ってきました。いやあ、いろいろと楽しかったです。
現地でお会いした皆様、お世話になりました。またどこかの会場でお会いしましょう!

2003年11月6日(木) 出発前夜
中国GPの週になったとたん「あれも書いておこう、これも書いておこう」と思いついてしまい、何やらどたばたしてしまいました。始まる前に少しでも四大陸の観戦記を進めて中国での試合がどんな様子か書き表したかったのですが、いろいろあって無理でした。
行き先が中国というだけで妙に心配というか気がかりが絶えません。どうか「エルビスは来なくて正解だった」なんて悲しいことを考えなくてすみますように。
万が一エルビスのエントリーの名残を見つけた時には、「アマチュア復帰を目指した証拠」と笑ってネタにできますように。

私がここで書くことではないとは思うのですが……。現地で中国選手以外の選手を応援される皆様、応援がんばってください。
四大陸で見る限り、観客はほとんど中国の選手しか知らないようです。特にマイナスの反応はしませんが、外国人選手に対する反応がとても乏しいです。同程度のレベルの演技に対し、中国選手に対して10とするなら外国選手には8、日本選手には6といったところ。会場でその選手にエールを送るのはおそらくあなただけでしょう。とても目立つでしょうが、「選手への売り込みどころ」と燃えるくらいの意気で、どうか。まあ例外もあるのですが…。

あと書き残したことなかったかしら?

2003年11月2日(日) キャンデツアー!
キャンデルツアー新横浜公演、夜公演を見に行きました!楽しかったです。
キャンデのエキシビナンバーやショーを見ていると、芸が細かいというか、隅々までの気遣いが感じられるのです。彼のファンの方は幸せ者ですよ……。
今回のキャンデツアーの演出はポップな印象でした。前回をムード満点の赤ワインとするなら、今回はチューハイ…は行きすぎですね。フルーツのデコレーションがいっぱいついたロングカクテルかな。

ただ一つだけ気になるのが「ファンタジー オン アイス」。ファンタジーとは何か違うような気がするのです。「ファンタジー」と言われると、どうしてもディズニーのようなおとぎ話の世界のものを思い浮かべてしまうのですが…「ファンタジー」の概念が違うのでしょうか?
現像に出しているので、写真が出来上がったら一言感想書かせていただきますね。

2003年11月1日(土) 久々のカナダ話
「男の子は母親に似る」といいますが、エルビスはお母さんによく似ています。エルビスのお母さんはハンガリー出身、ということはハンガリーではエルビスに似ている人が街を歩いているかもしれないのね!?というのは長年持っていた妄想でした。
今日テレビでハンガリーに住むご家族の話を見たのですが、そこの奥さんがエルビスのお母さんに似ていたのです。これは息子に期待!したのですが、さすがにこれは無理でした。お父さん日本人ですし。街を歩いている人の中にもエルビスに似た人はいなかったです。
そういえばエルビス、体つきはお母さん似ですが、顔の造りはお父さん似でしたっけ…今度はスロベニアか……。

スケートカナダの真っ最中ですが、最終日のエキシビの後でヤグの引退セレモニーがあるそうですね。
バンクーバーやサスカトゥーンでのヤグはカナダ大好きモード全開でした。涙もののセレモニーになるでしょうね…話を聞くだけでも泣けそうです。

過去の独り言 2003年 10月 9月 8月 7月 6月 5月

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