2005年6月の独り言。
日記というほど頻繁には書けないと思いますので。



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2005年6月30日(木) 横浜−大阪間の移動手段
新幹線で2時間少しでつく行程を、一晩かけて帰ってきました。
あまりに楽しかったので、ついネタにしてしまうわけで。

……いや、これ以外に抱えているものがもっとあるだろうと。ごにょごにょ。

2005年6月26日(日) パソコンの前で感想を叫ぶ!DOI暴言集
DOI、土曜日の公演を見に行ってきました。テレビの裏側にいる出演者で個人的に語りたい人限定で感想を書かせていただきます。

オープニングで全員勢ぞろいした後にステップを踏む振り付けがあるのですが、この時都築さんと賢ちゃんは腕をぐるぐる回しながらのアレンジ入りバージョンで、回し方が全く同じだったのが可愛かったです。打ち合わせしていたんでしょうか。

で、くすんだ印象の黒いシンプルな衣装で出てきたその二人なんですが。
棒を持ったままのタンゴ。ある時は並び、ある時は向かい合わせに。片方だけが棒を持った状態でも離れてしまうことはない。
で、この時の都築さんがですね。(賢ちゃんごめんなさい)髪をかなり切った状態でおろしていて少し色も抜いていたのでしょうか。また新しいスタイルなんですが、壮絶なまでに美しい!息ができなくて倒れるかと思いました。
ずっと何かを模索しているような二人でしたが、ようやく方向が固まってきたような気がします。
そしてフリーダンスと同様、今回も都築さんに刺されてしまった賢ちゃん…合掌。


(中庭)健ちゃんのプログラムはディカプリオ主演の映画「ロミオ+ジュリエット」のサントラより。
この映画は「ロミオとジュリエット」を現代調に描き換えたものなので、健ちゃんの黒スーツはそれに準拠したものでしょう。(映画のディカプリオは青スーツ)苦悩の末に上着を脱ぎ捨てて銃を拾い、冒頭の乱闘シーンに流れる音楽をバックにストレートラインステップ。これだけの人がGPSに派遣されないの!?
そして愛のテーマ"Kissin' You"にのせてゆっくりと、ロマンチックに。
曲がフェードアウトし、薬を飲んで、のけぞって…暗転。
え?これで終わり???
またのけぞりきらないところで音楽が終わって暗転してしまい、本人も苦笑しながらポーズを解いて立ち上がる。照明側のミスもあるのでしょうが、総崩れの感がある幕切れ。せっかくの演技が〜〜(泣)
それより健ちゃん、いきなり自殺したらあかんやろ(関西弁警報)!!!
ロミジュリのストーリーなぞるんやったらジュリエットが死んで悲しむシーン入れんと!
しくしく…(泣)


大ちゃんの髪の毛がかなり伸びていてびっくり。一番長い部分は肩の下まであるんじゃないでしょうか?
他の選手が総じてエキシビナンバーを持ってくる中、彼は映画「ムーラン・ルージュ」のサントラから「ロクサーヌのタンゴ」。
「んなシケたドレス脱いじまいな(注:創造混じりの意訳)」というセリフがちりばめられている脂ぎった印象の曲なのですが、ボーカルを抜いて大ちゃんが滑ると脂の概念がなくなるのは言うまでもがな。スポットライトの下で滑る姿に見出したものは、性別を超えた艶、情熱、芸術性?何と言ったらいいのでしょう。どうしよう、この姿は大ちゃんとは呼べません。
噴き出す情熱のままにたっぷり一周半回るサーキュラーステップはまさに嵐。もうジャンプなんていりません。
(いや、ないと困るし…ちなみにルッツ、アクセル、フリップの構成。今回はショートでクワドを抜くのでしょうか?)
論争が起こるのは確実な髪の毛ですが、このプログラムならOKです!私は支持します。
(あ、結んでくれるとなおよいかも…)


エンディングで出演者が場内一周する時に、少し輪から離れて素でSex Bomb的なジェスチャーをしていた賢ちゃんがひそかにツボでした。



ところで。
こういうショーで出演の予定だった日本選手が出られなくなった場合には、その選手からのコメントなりメッセージなりをもらってこられないものでしょうか?「フォロー行為」として株が上がり、主催者側にとっても悪い話ではないと思います。事情をバラせと迫っているのではないのですし。
具体的な経験は話しませんが、信じ続けるには力がいるものです。ファンにその力を一番与えてくれるのは選手自身の言葉なのですが……。
(アンケートのコメントに書いておけばよかったな……。)

2005年6月24日(金) 成江の新プログラム
成江の新プログラムが発表されたということで、インタビューがこちら(mさんありがとう)。「カンフー野郎が愛の王子様へ大変身!」ということで、「愛の夢」をプログラムに使うそうです。
舞踊とは縁のない独特のスタイルが確立されている成江。どこぞの誰かさんのようにそれに殉じるのかと思っていたら、まあ思いきったことを……。本当は驚くべきところなのですが、なぜかそんな気持ちにならないのです。自分のスタイルとは全く違う方面へ行った。スパッと思いきりよく。その思いきりのよさが成江のジャンプの質のようで、ある意味成江らしいなんて思えてしまうのは、妙な心境というか精神的な領域に入ってしまったものです。

PCSが伸びない成江ですが、「表現しよう」という意思はかなり強い選手だと思っています。なので、そういう世界を演じることに対する照れや気後れのような面は心配していません。ただやわらかい表現はきついだろうな…と思いますが、それは覚悟の上でしょうと。
スタイルというか外見、ファッションの点でどこまで変えられるかが気になります。一番気になるのが髪!あの髪型は成江というキャラクターを固定するのにかなりの役割を果たしてきましたが、あれで愛の王子様はかなり無理があるでしょう。フィギュアスケートはそういう面も含めて採点される競技ですから。
愛の王子様をやると決めたのならとことんやれという念押しモードに入っていたのが知らせを聞いた当日の感想。


……まあもっとも、クラシックには「アレンジ」というものがあるわけで。
「愛の夢」は有名なピアノ曲ですが、楽器を換えるもよし、他の分野の音楽のアレンジバージョンにするもよし。ロックやテクノでアップテンポにするという手もありますから、そういう方面なら従来の成江のスタイルでもそれほど無理はないと思います。振り付けがブライアン・オーサーなのでそんなぶっ飛んだ曲は使わないだろうと思うのですが、成江のキャラを考えるとこっちの方が可能性が高いような気がしてきました。

それで、衣装がロシアでデザイン(mさんありがとう、おおこちらもmさんだ)となると…

「サイバー」→「前衛的」→蛍光色多用なデザインにならないでしょうね!?
「中国」→「オリエンタル」→「東洋を意識」→「衣装に変な文字もどき」にならないでしょうね!?
ああっどんどん心配になってきました。
雪ちゃん達の没になった編集分を「曲編集料がもったいないから」と有無を言わさず引き継がされた…なんてドロドロな裏事情があるわけないとは思いますが。


しかしまあ、公開前からここまで考えさせるプログラムというのもそうそうないと思います。まずはお手並み拝見…って、オーサー兄ちゃん頼みます〜〜(泣)もうカナダへ向かって合掌するような心境です。
(↑いや、プログラム作りもう終わってるから)

成江でこれだけ語れるとは思いませんでした。はい。

2005年6月17日(金) 家電メーカー勤務の方は読まないでください。
仕事の都合で木曜を間に挟んでの飛び石連休状態。家庭の事情で今日も引きこもり状態の休日です。アジサイのいい時季なのに撮影に行けない……。下手したらDOIも危ないかも……。
パンを焼く時に焦げ臭いにおいがするのが以前から気になっていたので、オーブントースターの掃除をすることにしました。

まずは焦げ付いて真っ黒になっている「パンくず用トレイ」を取り出して台所用アルカリ性洗剤の原液に漬けておき(うちに重曹はない)、トースターの内部に薄めた洗剤をスプレー。ふき取って汚れを取ろうとするのですが、これが取りにくい。また一番底にある板との隙間にかなり汚れがたまっている様子。

分解して外してまえ。

ねじ回しを持ってきて全部取り外し、側面部分2箇所の板と上部から背面部を通って下までの一枚板を取り外して底板をゲット。以前電気ポットの分解もしたことがあるのですが、このクラスの電気製品って意外に構造がシンプルなんですよね。電子部分はほんの少しで、あとはほとんど外枠と容器部分だけなのです。
しかしシンプルなようで実は綿密にデザインされているのが工業製品。あちこちにかみ合わせがあり、それが少しでもずれるとねじを締め直すことができません。そして少しおかしい組み合わせ方になっていると、一つのねじが締められてももう一つのねじが締められない。
こういう家電製品はすべて機械で組み立てられていると思うのですが、その機械自体もすごい精度なんですね。


実はこのねじ回しでねじを取りながら分解していく行為が結構好きだったりします。何かワクワクするんですよね〜図画工作は大の苦手でしたけど。
さて、次の休日は炊飯器の掃除をするか……。

2005年6月16日(木) トリノオリンピックチケット発売
ついに発売方法が発表されました!
6月19日、10時からチケットぴあで発売。詳細はWeeklyぴあで…ということだったので、そちらで値段をチェックしてみたのですが。

なんだこれは!?!?!?

ショートA席46,200円、フリーA席49,000円!?これが単一競技の値段!?
長野(A席25,000円)は国内だから比較対照にならないとして、ソルトレーク(A席30,000円)でも1.5倍以上じゃんかよ!!!

「日本人お断り」のプラカードが掲げられているような気がするのは気のせいでしょうか……。

2005年6月15日(水) 野菜の保存法
母がビワの収穫でしばらく田舎の実家に帰っています。今日は休みだったので、恒例行事と化しつつある冷蔵庫の野菜室チェック。(おかず作りおきしないとね)
日曜にトマト買ってきたのになんでトマト買い足すかな…あーあ、キャベツも二つあるけど片方干からびてる……。(←嫁姑逆転状態)ビニール袋に露で思いきりぬれているレモン、これもうちょっとしたらカビ生えるぞ……。未開封のショウガも露でびしょびしょになってるし……。
それにしても、ショウガって袋に密封して売られていましたっけ?以前は空気穴のついた袋に入れて売ってあったと思うのですが。異物混入を警戒してのことかしら。

スーパーで買った玉ねぎは冷蔵庫で保管し、実家から送られてきた玉ねぎはベランダのダンボールに保管するという謎の行動をとる母。ベランダのダンボールを開けてみると、口の閉じられているビニール袋に入ったご臨終状態のレモンが!
母――!!あなたミカン農家の娘でしょうが―――!!!ミカンはダンボールにそのまま入れてるのに、なんでレモンはビニール袋に入れて口を閉じるのよ―――!!!

ぬれているレモンとショウガの水分をふき取って三角コーナー用の網袋に入れてベランダへ。
あまりに野菜室が汚かったので、中身を取り出して丸洗いしてしまいました。あー、さっぱりした。

2005年6月8日(水) ワールドカップアジア最終予選
サッカー日本代表チームのサポーターの皆さん、ワールドカップ出場決定おめでとうございます!

……いえ、前々から話していたことですが、サッカー日本代表に関しては選手よりサポーターの方に関心が行ってしまうのです(^^;)
直前のNHKのニュースで「サポーターの勝手な思い込みだがここで声を出すことで選手に少しでも力を届けたい」という内容のコメントは、ディープなファンを名乗る人間としてはたまらないものがありました。ペアのチケットを手に入れられなかった状態で、トリノオリンピックのテレビ放映を日本でテレビの前でおとなしく見ていられるかといえば…即答はできません。もっともサッカーのサポーターばりの行動はいたしませんが、ディープなファンにはディープなファンの精神世界があると申し上げておきましょう。
会場周辺は郊外なのでしょうか?住宅らしき建物も見えました。(犬吠えてたし…)スケートみたいに深夜とまではいきませんが、気をつけて宿に帰ってくださいね〜!
(ホテルが近くにあるんでしたっけ。バンコクだったら深夜便ですぐ日本に帰る人もいるかも……)


それにしてもほぼ一方向からしか映っていなかったテレビ中継。無観客試合ということでテレビから見える客席に人はいませんでしたが、その反対側の観客席にそれなりに人がいるのはうかがえました。会場全体に対してどれくらいの割合で入っているのかが気になります。
反対側の席はどうなっているんだ、視点が限られてしまうのがテレビの欠点だな…と思いつつ、いざ一瞬でも場面が切り替わって観客席が映ると「んなもんいいから試合を映せ!」と思ってしまう。いやはや、テレビの視聴者というのは厄介な存在です。
なんでも日本のメディア関係が400人入っているということで、チラッと見えた日本人エリアの中にはスポーツライターの方が何人もいらっしゃるのでしょう。無観客試合という特異な状況で行われた試合をどういう筆で書き表してくれるのか、楽しみなところです。

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