2009年11月の独り言。
日記というほど頻繁には書けないと思いますので。

2009年11月9日(月) NHK杯・フリーダンス

7日の夜行バスで家に帰ったものの、疲れていてリアルタイムでフリーダンスの放映を見ることはできませんでした。かろうじてエキシビ見られたのですが。

ケア姉弟については演技の感想は他の方に任せて、席で振られていた旗の話をさせていただきます。
数もそうですが、それ以上に注目してほしいのがイギリス国旗よりスコットランドの旗の方が多かったことです。バナーを作ったことのある身として非常に感動しました。二人のために旗を振る人は世界中にいるでしょうが、スコットランドの旗を振る芸の細かさは日本のファンぐらいだと思います。
二人がスコットランドの出身だということを把握し、それを行為に生かすこと。
スコットランドの旗を調達するために一手間かけること。
スコットランドの旗は国旗ではありません。つまり、国旗を買う手段で購入はできないということです。
手に入れるには特注で作ってもらうか自分で作るか、この2択でしょう。どちらにしろ、すごい手間です。

フィギュアスケートの生観戦歴もそれなりになりましたが、いつの時代でもNHK杯のアイスダンスではと観客の間に独特の関係がうかがえる特定のカップルがいました。かつてはモニオット・ラヴァンシー組、デンコワ・スタビフスキー組、そして今はこの二人といえるでしょう。
本当に日本のファンは独特の気質がみえて面白いです。


2009年11月7日(土) NHK杯・二日目

ODの感想はまずキャシー&クリス。
作り手も演じ手もよく頑張った!との一言に尽きます。いえ、和物に挑戦したプログラムは数多くありますが、ちゃんと着物に見える衣装はなかなかありませんでしたから。
オリンピックのテレビ放映で二人のODが流れるところを想像してください。
「テーマはJapanese Folk」「この二人が生まれ育ったのはアメリカですが、母親が日本人であることから日本代表として出場しています」という内容のアナウンスが流れることでしょう。あの二人を見て「あらそう、じゃあお母さんの着物仕立て直したのね!」とテレビの前で素で思う非日本人はいるんじゃないでしょうか。
後半の「LION」…体温が1℃上がりましたがすみません演技の記憶がありません。
察してください。

メリル達のODはすごい切れと空気でした。テーマはインド舞踊ということで、インド映画「ムトゥ 踊るマハラジャ」のわけのわからない独特なハイテンションのダンスシーンが思い出されたのですが、曲の由来はどこなんでしょうか。インド映画に詳しい方の見解が知りたいところです。
しかしメリル、ああいう衣装と相性が良かったんですね。

ペアフリー
いやあ成美ちゃん、すごいキャラです。マービンの将来的な手綱コントロールに期待します。
玲奈ちゃんとボールドウィン。ボールドウィン、あんた振付にかこつけて玲奈ちゃんにひっつきたいだけろうとかこれまでいろいろいろいろツッコミを入れてきましたが、ここまでたどりついたという感がありました。
勝負を超えた世界にあるような二人の演技はまさに"swan song"。全米、オリンピック代表争いに加われそうですね。(矛盾しているのは承知です)

ああああ悠子ちゃん大事がなさそうでよかったでもお大事にエキシビは休んでー(泣)!
トリノの丹ちゃんといい、スロークワドが女性に与える負担は本当に大きい事を思い知らされます。

ああああパンちゃん達よかったやっと鍵がはまったこれで雪ちゃん達と勝負できる金メダル狙える(泣)
いえ私は雪ちゃん達のファンですが、中国の後輩ペア達も大事に思っています。
パンちゃん&トン君は能力は十分あるのに鍵が鍵穴にはまらない。自分達のスタイルが見つけられていないような不安定さがあって、心配といいますか歯がゆいといいますか不憫といいますか、すっきりしないものを長年抱えていたのです。
先シーズンから兆候は見えていたのですが、この二人はやっと安心できそうです。

男子フリー
プレジナ、久々に豪快なジャンプを跳ぶ男子選手が出てきました。スパスパきめていくのが見ていて気持ちよかったです。
大ちゃんはジャンプの回転のスピードが速くなっていたのに驚きました。クワド以外は安定感があり、軸とか変じゃなかったのにそこで転ぶの!?という印象でしたし。まだまだ微調整が必要なのでしょう。
それと冒頭のマイムの部分に転ぶ!と本気で思ったのは私です。芝居っ気がある人だったんですね。

そして表彰台争いは、ベテランは強かった。
いやあ、ジョニーちゃんの底力を見ましたよ……。


レオノワはツッコミを入れるのが無粋だと思える演技でした。シカゴ、うまく彼女のキャラに合わせて作られていますよね。いやあ楽しかったです。
彼女、オリンピックでフリー最終グループに入るかもしれませんね……。

レピストはえらく攻撃的なタンゴでした。オリンピックということで、勝負に出ましたね。
フィギュアスケートのタンゴは種目を問わず色々ありますが、あれだけ切れ味のいいタイプを見るのは久しぶりです。一気に順位が上がって貫録もついた感のある彼女ですが、そこの所はまだ年若い選手なのでしょう。空回りしていないか少し心配ではありますが…そういえば私、彼女を生で見るのは初めてでした。

由加里ちゃんと美姫ちゃんが少し心配なのですが…。まあ地元だと帰ってやりにくいというのは日本人特有の傾向ですよね。

2009年11月6日(金) NHK杯・初日

JRのトリビア。
平日のしなのは自由席でも余裕ですいている。
京都からのぞみ自由席に座れるかどうかは平日の昼間でも運次第。

ということで長野NHK杯見に行ってきました!

演技の感想は横において、まずは会場で一番驚いたことを。
バナーが一新されていました。(実はバナーウォッチャーです。)

いえ、老舗バナー(3シーズン以上見ているものが該当)は健在ですが、大ちゃんバナーもジョニーちゃんバナーにしろ初めて見る物が多かったのです。しかもみんなデザインが凝っていてレベルが高い!ネットから写真をダウンロードし、CGを駆使したようなコリアンスタイルのバナーがテレビに映るようになって以来、日本のバナーの作り方に影響が出るかと思いましたが、ジャパニーズスタイルは健在でした。Daysのバナー作成講座を読んでコツをつかんだ方がいらっしゃるのでしょうか(笑)
(コリアンバナーも何枚か混じっていた気がしなくもありません。韓国から来たのだとしたら、よくチケット取れたなあ…。)

そして男子はメンバーが見事に分散していました。大ちゃんとジョニーちゃんがトップ2、ジュベールもなかなか多かったです。小塚君、村上大ちゃん、アボット、ブレンストン、プレジナ、ヴォーンもあり、何気に驚いたのがジェレミー・テンのバナーが3枚あったことです。彼確か初来日ですよね?国別来てました?
会場を一回りしてバナーを見るのが本当に楽しかったです♪これだけの量とバリエーションがあるのはGPS6会場の中でも日本だけ。いやあ本当、日本人っておもしろい人達ですよ。

結局この日は女子ショートしか見られなかったのですが、全体的にミスが多くてすっきりしなかったのが残念でした。どうも始めから気分が乗らない…というかマイナスの気に満ちていて、それを払拭することができなかった感があります。その前の男子ショートでジュベールが良かったらしいので、観客の皆さんそれで燃え尽きたのでしょうか(笑)似たような箇所でミスをする選手が多くて、氷に癖があるんじゃないかと勘繰りもしました。
そんな中アシュリーは唯一マイナスの気を吹き払えた選手。第2グループの中で滑走順が早いにもかかわらず、「これ、ひょっとしたら今日トップ獲るんじゃないか?」と頭をよぎってはいたのです。本当に取ってしまったのは何というかこう。
レオノワ。上から白青赤というロシア国旗のカラーリングの衣装にロシア民謡って……狙いすぎでしょうそれ。今時ここまでする人がいるとは思いませんでした。まあ、10代でオリンピック初出場ならではの特権ですね(笑)。

2009年11月5日(木) JRのトリビア

NHK杯は午後だけ半日休暇をとって金曜・土曜のみの観戦です。会社が大阪市内にあるので、名古屋経由で長野入りすることになります。なんばから某私鉄特急で名古屋に行くのがお得な移動法ですが、そうすると3時発のしなの(名古屋−長野間特急)に間に合わず、女子ショートの後半グループしか見られないので名古屋まで新幹線で移動することにしました。

ええ、大阪市内から名古屋まで新幹線移動。

所要時間は1時間弱。そんな至近距離で新幹線を使うなんて、どんなセレブか交通費を好きに使っていいビジネスマン…と思っていただけに、この展開にはちょっとどきどきしています。
とはいっても根っからの小心者。新幹線を京都や米原からにして新幹線料金を抑えることができないものかといろいろ調べた結果、次のことがわかりました。

大阪−名古屋間と京都−名古屋間の新幹線料金は同じ。
(米原−名古屋間は新幹線料金が低くなるが、3時のしなのに間に合わない)
大阪−長野間をダイレクトで買うより一度京都で降り、京都−長野間で買う方がトータルの乗車券の料金が安い。
乗車券の買い方によりしなのの特急料金が異なる。
結論を言うと、新幹線の格安チケットで名古屋まで行き、名古屋で切符を買い足すより大阪か京都で全部買ってしまう方が安くつくようです。

話がそれますが、いつの間に大阪−長野間の夜行列車なくなってたんですね…。

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