+ トップスポーツビジネスの最前線―早稲田大学講義録〈2003〉 / 平田竹男、中村好男
マネー・ボールがおもしろかったので。各界の関係者が交替で講義しているので、当たりはずれはあろうが、ちょっと期待して。
+ スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法 / ダンカン・ワッツ
スモールワールド仮説に触れている本が必ずといっていいほど参照している本、スモールワールドの原典?の翻訳がついに登場。
+ 大人の食育 / 服部幸應
ヘルシーなグルメ生活をめざして。
+ 組織も戦略も自分に従う!―ビジョン・キャリア・チャレンジ / 米倉誠一郎
さいきん組織戦略論の本をみるとなぜか手が出てしまう。
+ 北極圏の夏を走る―スカンジナビアのクルマ旅 / 笹目二朗
次に行ってみたいところのひとつ。できることなら夏に。
+ プロフェッショナル英和辞典SPED EOS (生命科学編) / 堀内克明、布山喜章編
ライフサイエンスの専門用語英和辞典。リファレンスとして買ったので、当面、積ん読のまま
- 新しい生物学の教科書 / 池田清彦
「新しくない」生物学の教科書だって自分の時代のものとはまったく変わっているし、そもそも高校では生物を選択しなかったから、はじめて読む高校生物の教科書かもしれない。そういう意味でひじょうに勉強になった。多数意見だが著者が同意できないところは、はっきりとそう明記してあるので、構造主義生物学の立場というのもよくわかる。
- 一夜でわかる!「NPO」のつくり方 / 加藤哲夫
自分で作るかどうかは別として、NPOとおつきあいするためにも役に立つ。一晩でわかったかどうかはあやしいが。
- オリーブを摘む夕暮れ / 渡辺怜子
フィレンツェ近郊の各地をめぐる生活感あふれるエッセイなのだが、話が真面目すぎて面白みがない。知らないハーブや野菜がかなりあって、もうひとつ料理のイメージがよくつかめなかった。
- チーズの楽しみ方BOOK―相性のいい食べ方・ドリンクがわかる / 村山重信
これはもうチーズとワインとクラコットを買いに走るしかない。つい、よく知っている種類のものばかり買ってしまうのだが、ちょっと違ったタイプにも挑戦してみよう。
- 占いの力新書 / 鈴木淳史
占いを信じているわけではない。科学的に批判するのでもない。文化的あるいは歴史的に占いを論じるのでもない。占いをネタにしたエッセイである。軽すぎる文体は嫌いではないが、読んでなにかが残る本ではない。秀逸なのは、各章の扉の絵か。
- 人工市場−−市場分析の複雑系アプローチ−−相互作用科学シリーズ / 和泉潔
専門外なので経済学のパラメータの詳細と、専門なのでコンピュータのプログラムの詳細は流し読みしたが、シミュレーションはヤッコー (やってみたらこうなりました)ではダメというのはなるほどと思った。20ん年前に修論のテーマをシミュレーションに変更しないかと誘われて断ったのを、いまになったちょっと後悔した。
- 科学の最前線で研究者は何をを見ているのか / 瀬名秀明
こういう本を大学時代に読んでいたら、わたしもサイエンティストをめざしていたかもしれない。
+ ブルースの世界オフィシャル・ガイド/ ブルース&ソウル・レコーズ編
来週、ブルーズ・ムービー・プロジェクトに行けるかな。
+ イタリアの食卓 / タカコ・半沢・メロジー
もう一冊グルメ文庫から。イタリア・グルメものはたくさん読んでるくせに、イタリア料理店に行っても注文するものは限られてるなあ。もうすこしチャレンジしないと。でも、赤さの足りないトマトが出てくるとがっかりするんだが。
- 程さんの台湾料理店―料理は海を越える / 程一彦
世界中どこへ行ってもお世話になる中華料理、その中でもひと味違う台湾の料理。来年あたり台北までグルメしに飛んでいってしまうかも。
+ ソフトウェアの匠 / まつもとゆきひろ、羽生田栄一、萩原正義、八田真行、高林哲、津留雅文、八幡勇一、今野浩著、日経バイト編
著者たちの名前を見たら、とても無視できない。
+ HTML & XHTML 第5版 /
リファレンスとして買ったので積ん読の対象ではないのだけれど、正確な仕様のわかるものが手元にほしかったので。
+ マインド・ワイド・オープン―自らの脳を覗く/ スティーブン・ジョンソン
創発―蟻・脳・都市・ソフトウェアの自己組織化ネットワークの著者の続編。
+ ゲノムと進化−−ゲノムから立ち昇る生命 / 斎藤成也
「進化」をキーワードにゲノムの基礎知識から最前線まで。
+ 古美術骨董ハンドブック―中国・朝鮮半島・日本対比年表付/ 里文出版編集部編
手元におくリファレンスとして。茶道具の形態と名称や仏教美術の用語豆辞典やなど。
- なんのための日本語/ 加藤秀俊
「日本語」ではなくてなぜ「国語」なのか。日本語のユーザーは日本人だけじゃない。科学を学んだりビジネスしたりするために日本語を学びたいのに、なぜ日本「文学」を学ばなければならないのか。カタカナ語だけじゃなくって、漢語だって外来語じゃないか。古い日本語の世界への回帰ではなくて、新しい日本語のあり方を著者は提起している。
- バルセロナの厨房から / 高森敏明
ひとことでスペイン料理といっても、地域によって大きな違いがある。近所にスペイン料理店があればいいのだが。
サーバーが重くて、ほとんどメンテ不能になってきたので、新しいサーバーへ移行を検討中です。
+ 情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴/ 江畑謙介
ふだん扱っている「情報」とはちょっと違うけど。
+ 国語力アップ400問/ NHK放送文化研究所日本語プロジェクト
先に国語力もっとアップ400問を読んだので、こちらも。
+ 喪失と獲得―進化心理学から見た心と体/ ニコラス・ハンフリー
ドーキンズとデネットが評を寄せている。
+ なんのための日本語 / 加藤秀俊
技術書を中心に乱読してたら、こちらの日本語に対する許容度が寛大になりすぎているらしい。ちょっと美しい日本語を書くための勉強を。
+ 大人のための文章教室/ 清水義範
もう一冊。あんまり古めかしい文章読本よりもタイムリーなものを。
+- フューチャー・オブ・ワーク / トマス・W・マローン
先端的組織戦略論。社会の形態は情報伝達コストの低下とともに孤立型、階層型、分散型(民主主義)と発展してきた。企業の形態も同じ道を歩もうとしている。
- 名探偵の呪縛 / 東野圭吾
楽屋落ち? 業界関係者にはおもしろいのかもしれないけど。
- 世界の隠れ名所を歩く地図 / ロム・インターナショナル編
ディープなディープな観光案内。
- 2010年の有望技術・市場/ 日経産業新聞編
多数決で選んだ近未来予測なのですでに現在方向性がはっきりしているものばかりで、びっくりするようなものはない。自分の専門外の分野の手近な技術マップとしては便利かも。
- 旅行者の朝食/ 米原万里
ひと味ちがう世界のグルメ案内。
- ダーウィン文化論―科学としてのミーム / ロバート・アンジェ編
読み物としてはかなりヘビーだ。ミームの伝達手段を「模倣」に限定しようというミーム過激派のスーザン・ブラックモアの提案が袋叩きにされていたり、ミーム論者は人類学者がやってきたことを知らないと批判されていたり、そもそも文化とは何かまで、親ミーム派から反ミーム派まで、さまざまな論者がミーム論について論述する。ミームについてなにか語るなら、この本の序論と結論だけには目を通しておくべきだ。
- こんなに違う中国人の面子(メンツ)―不思議な国がよくわかる25人の証言 / 江河海
日本にも中国にも面子をだいじにするひとはいるけど、日本には面子なんか気にしないひともすくなくない。問題は、自分が面子を気にしなくても、他人はそうではないかもしれないということだ。
- Blog Hacks −−プロが教えるテクニック&ツール100選 / 宮川達彦、伊藤直也
今、インターネットでいちばんホットな技術分野のひとつ。でも、後半、perlのコードはパスしてしまった。
- 考える短歌―作る手ほどき、読む技術 / 俵万智
陳腐にならずに言いたいことが伝わるように言え、ということか。
- 実例!自宅で年収900万円−−"儲かる"通販サイトの作り方教えます! / 岩上誠、遠藤義昭
みんなそれぞれに労力をかけていることはまちがいないが、それにしても健康食品の市場というのはそんなに大きいのか。
- ITマネジメントの常識を疑え! / 角田好志
著者の見解には異論もあるが、うまく議論を引き出している。
また溜め込んでしまったが、読書の秋!
+ バルセロナの厨房から / 高森敏明
「グルメ文庫」登場。痛いところをついてくる。でも一挙に10冊も出されてはかなわない。まずはスペインものから。
+ オリーブを摘む夕暮れ / 渡辺怜子
もう一冊グルメ文庫。こちらはイタリアもの。
+ 知財戦争 / 三宅伸吾
ああ、レッシグのFree Cultureも早く読まなくては。だいじな話であることは分かっているのだが。
+ 旅する女——女シリーズ完全版 / 小松左京
わたしはかつて小松佐京コレクターだった。この本に収められている短編もすべて読んでいるはずだが、まとめてもう一度読んでみたい。
+ 実例! 自宅で年収900万円−−”儲かる通販サイトの作り方教えます! / 岩上誠、遠藤義昭
まあ、そんなにおいしい話がころがっているはずがないのは分かっているが、なにか参考になる話があるかも。
+映画の英語がわかる本 / 斎藤兼司
どうも最近英語のヒアリング能力が落ちてきているような気がする。ちょっとでもレベルを維持するために。
+ 進化するエコ・ミューゼ−−自然との調和 人との調和−−超領域の環境づくり / 長谷川栄
新しいスタイルの博物館、美術館には興味があるのだが、近いうちに行く機会があるかどうか。
+ すぐわかる画家別近代日本版画の見かた / 岡本祐美、滝沢恭司、西山純子、今井圭介
久々に木版画を彫ってみたいが、時間がとれるかどうか。いや、彫っていた頃はなんとしてでも時間を作っていたんだが。
+ 「極み」のひとり旅 / 柏井壽
やはりその気になって時間を作らないことには始まらないか。
+ こんなに楽しい!「客船クルーズ」−−初心者のための手軽でお得な船旅入門 / トラベル愛好会
時間だけじゃなくって、お金も...
+ チーズの楽しみ方BOOK—相性のいい食べ方ドリンクがわかる 世界のおいしいチーズ120種 / 村山重信監修
時間もお金もなくっても、こういう楽しみくらいは...
+ 人工市場−−市場分析の複雑系アプローチ−−相互作用科学シリーズ / 和泉潔
このシリーズは、他の本も押えておきたいが、まずはこれから。
+ 旅行者の朝食 / 米原万里
せっかく旅先での朝食なんだから、毎日同じ場所で食べるより、いろいろチャレンジしてみたい。
- 天狗の落し文 / 筒井康隆
筒井康隆がネタ帳を公開。しかも、版権自由。筒井節全開だが、不発弾や年齢を感じるものも。
- こんなに楽しい!「客船クルーズ」 / トラベル愛好会
金と時間ができたら... 楽しいのはわかるんだが。
- 人脈作りの科学—「人と人との関係」に隠された力を探る / 安田雪
アルバート・ラズロ・バラバシの新ネットワーク思考—世界のしくみを読み解くで予習してからどうぞ。
- 脳内現象−−<私>はいかにして創られるか / 茂木健一郎
サイエンス半分、哲学半分、といったところか。知の最前線ではそうならざるをえないのだろう。メタ認知や圧縮される時間の議論は興味深い。他の著者の関連書籍をもうちょっと読んでから、またこの著者の作品に戻ってくることにしたい。
- ひとり旅は楽し / 池内紀
ちょっとわたしが考えていた「ひとり旅」と違った。
- 人が見たら蛙に化れ / 村田喜代子
骨董を商いとする3組の男女をめぐる物語。地方の骨董市、古窯の盗掘、ヨーロッパへの買い出し、掘り出し物の李朝民画や破損した元禄人形など、超一級ではない骨董ビジネスの裏側が生々しく、描かれている。こんな世界に魅入られたりしたら身を滅ぼすことになりかねない。骨董は魔物だ。素人は鑑定団か博物館で見ているくらいにしておこう。
- 詐欺の心理学—騙す側、騙される側のココロの法則 / 富田たかし
- 理系のための企業戦略論 / 玄場公規
+ 理系のための企業戦略論 / 玄場公規
目次に「死の谷」、「イノベータ-のジレンマ」、「モジュール化」といったキーワードが見えたので。
+ 占いの力 / 鈴木淳史
信じるものは救われない。
+ インチキ科学の解読法−−ついつい信じてしまうトンデモ学説 / マーティン・ガードナー
救われない側にはなりたくない。
+ 人が見たら蛙に化(な)れ / 村田喜代子
騙し、騙され。骨董はお話で読むだけにしとこう。
+ 魯山人御馳走帖 / 平野雅章
+- OTAKU−−Catalogo con il Modellino in Esposizione(ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展日本館出展フィギュア付きカタログ) / Japan Foundation
日本の誇る「おたく」を外国人に説明するときのために(そんな相手に限って説明する必要のないほんまもんのオタクだったりするのだが)。日英伊対訳版。
- メトロセクシャル−−すべての都市生活者に贈る究極のライフスタイルガイド / マイケル・フロッカー
WordSpyで長く上位にランキングされている(と思ったら更新が止っている)気になる言葉がタイトルになっていたのでこの本を手に取った。マナー、ファッション、フィットネスから教養まで、こっそり読んでおいて損はなかった。
- 京都料亭の味わい方 / 村田吉弘
自分から料亭に行くことはあるまい。でも、そのうちにお呼ばれすることもないとはいえない(できれば、接待するより接待される側にいたいものだ)。そんなときに恥をかかずにすむために本書を読んでおいて損はない。基本は「飯屋」だと自称しながら、一方で「料理」は商品の一部と言いきり、とかく(政治家のせいで)悪いイメージをもたれがちな「料亭」について、京都の「料亭」の主人が異議申し立てをする。マナーや懐石料理の基礎知識から始まり、料亭と割烹の違い、客のもてなし、料亭の経営、器から建物、東京への進出まで、「こだわり」の一言ですませてしまうには軽すぎる世界だ。それもそのはず、著者は50年、100年のスケールで発想している。
- 国語力もっとアップ400問 / NHK放送文化研究所日本語プロジェクト編
漢字の画数、慣用句、俳句の季語から近代日本文学まで、国語常識問題と、漢字問題、各20問が10セット、解説と正答率付き。自分で思っいたほどの正答率を出せなかったのがちょっとくやしいが、読んだ甲斐があったというものか。
- 新ジャズ西遊記 / 山下洋輔著、相倉久人
+ 仕事中だけ「うつ」になる人たち−−ストレス社会で生き残る働き方とは / 小杉正太郎、川上真史
あ、わたしのことかも。
+ 2010年の有望技術・市場 / 日経産業新聞編
たまにはこんなのも読んでおかないと。
+ IT常識力−−「今、知っておくべきこと」が全部わかる! / 高木晴夫監修
まあ、この分野の常識はあるはずなんだけど、念のため。
+ 経済物理学(エコノフィジックス)の発見 /高安秀樹
エコノフィジックスの分野の開拓者がその概要を解説する。これは押えておかなければ。
+ 京都料亭の味わい方 / 村田吉弘
自分じゃ行くことはなかろうが、お呼ばれしたときに恥を掻かないために。
+ 新ジャズ西遊記 /山下洋輔著、相倉久人編
(好きな音楽はと訊かれて)「最近ジャズを聴くようになったんだ」「You are getting old」と言われたのはもう12年も前の話。
+ 詐欺の心理学—騙す側、騙さされる側のココロの法則 / 富田たかし
俺は騙されないぞ、という自信を維持するために。
+ 理系のためのMacで始める研究生活--レポート作成から学会発表まで / 多田眞作
この年になっては理系も文系もあんまり関係ないのだけど、ちょっと本気でMac使いに戻ろうとしているので。
- 経済物理学(エコノフィジックス)の発見 /高安秀樹
物理学者が経済学にアプローチ。経済学者はどう迎え撃つのか?
- 中華料理四千年文春新書 /譚ろ(王路)美
今夜は中華料理にしよう。
-パーネ・アモーレ−−イタリア語通訳奮闘記 / 田丸公美子
翻訳はできても通訳はとてもまねができる気がしない。マイノリティのイタリア語通訳の第一人者が語る裏話の数々ともあれば、通訳の対象はローマ法王以下、各界の要人たちもすくなくなく、一筋縄ではいかない相手やシチュエーションばかり。通訳の「凌ぎ」の技を垣間見させてもらった気がする。豊富なギャグも「シモネッタ」姫の名に恥じないが、下品にならないところはさすが。
- 安心のファシズム−−支配されたがる人びと / 斎藤貴男
人質バッシングから自動改札、監視カメラに至るまで、ファシズムの足音を聞きつけて警鐘を鳴らす。一方、そういうファッショ社会が望ましいと考えている人たちがいるわけだ。
- φは壊れたね / 森博嗣
そろそろこの著者の作品からは卒業することにするかな。
- <数理を愉しむ>シリーズ−−数学はインドのロープ魔術を解く−−楽しさ本位の数学世界ガイド / デイヴィッド・アチソン
高校時代にこういう本に出会えていたならば...
- 新宗教と巨大建築 / 五十嵐太郎
宗教建築を通じて天理教や金光教の実態を学ぶことができた。それにしても、次々と巨大建築を建て続ける宗教の集金能力には感心する。
- 「ほんもの」のアンティーク家具 / 塩見和彦
アンティークは付け焼き刃の勉強をした素人がどうこうできる世界ではない。信用できるプロをみつけて、素直にまかせることにしよう。
+ ダーウィン文化論−−科学としてのミーム / ロバート・アンジェ編
日本語のミーム本はパスできません、はい。訳者のひとりは佐倉氏だし。
+ パーネ・アモーレ−−イタリア語通訳奮闘記 / 田丸公美子
イタリアもの、通訳もの、米原万里解説、とあれば、買わずに本屋を出ることができませんでした。
+ Φは壊れたね / 森博嗣
惰性というか、なんというか。とりあえず買ってしまいました。
+ あなたを護る反論術 / 萩谷雅和
降りかかる火の粉は払わなければ。
- 京都人の舌つづみ / 吉岡幸雄
自分で肥えた舌をもつより、他人の舌で味わったものを読んで楽しむ方がお得なような気がしてきた。
- コンピュータ科学者がめったに語らないこと / ドナルド・E・クヌース
コンピュータサイエンスの神様が神様をハックする。敬虔なルーテル派信者である著者がMITで行なった連続講義(とパネル・ディスカッション)の記録。乱数をテーマにした教科書も書いている著者は聖書のランダム・サンプリングを実行に移す。新約/旧約聖書のすべての3章16節を抽出し徹底的に調べる。さまざまなバージョンの聖書にあたり、ヘブライ語やギリシャ語にまで手を出す。その成果(3: 16 : Bible Texts Illuminated)を出版するにあたり、TeXやMETAFONTの作者である著者は、世界中のカリグラファーに依頼してそれぞれの3章16節のうちの一節をポスターにしてもらい、それを自分でディジタル化する。そんなところばかりおもしろがって読んだが、米国の一流大学の中でも少数派の信仰者が科学と信仰の折り合いをつけている様が垣間見える。
- 猫と写真の時間 /藤田一咲
やっぱり仔猫を使うのは反則技じゃない? 「仔猫マーケティング」と名付けることにしよう。
- 学者の値打ち / 鷲田小彌太
古今のセンセイ方を一刀両断、採点表がこわい。だれか、ぜひとも理系のセンセイ方を採点してください。
- リアルオプションの思考と技術 川口有一郎
オプションはデリバティブだけじゃなかった。
今週はちょっと手抜きで失礼。
+ メトロセクシャル / マイケル・フロッカー
「メトロセクシャル」はネット上の流行語(?)のランキング・サイト(wordspy)で上位にランクされていて気になる言葉。本になっていたので買ってみた。
+ 人脈づくりの科学—「人と人との関係」に隠された力を探る / 安田雪
スモール・ワールド仮説や、アルバート=ラズロ・バラバシの「新ネットワーク思考——世界のしくみを読み解く」
の延長上の本のようなので。
- 図書館に訊け! / 井上真琴
本を借りて読むだけが図書館の利用法ではなかった。「灰色文献」、目録、レファレンス・ブック、レファレンス・サービス、相互利用サービスなど、図書館の機能の「しゃぶり尽くしかた」が紹介されている。わたしが新刊書店やインターネットばかり利用して図書館にあまり足が向かないのは、他人よりすこしでも新しい情報を早く手に入れたいという気持が強く、歴史的な資料の調査まで手がまわっていないからだ。でも図書館には学術雑誌もあるし、図書館再入門してみようかなという気にもなったが、本屋で買う本だけでも読みきれないのにこれ以上どうしたらいいんだろう?
- オープン・ソリューション社会の構想 / 国領二郎
- 逃亡作法 TURD ON THE RUN / 東山彰良
+ ITマネジメントの常識を疑え! / 角田好志
ウェブサイトでの連載に反響を加えて本に。著者に会ったことがあるので。
+ 名経営者が、なぜ失敗するのか? / シドニー・フィンケルシュタイン
豊富な失敗のケーススタディの中に気になる(気になっていた)企業の名がちらほら。失敗しない企業をみつけるために。
+「うそつき病」がはびこるアメリカ / デービット・カラハン
モラルハザードの話かな。幅広い話題を集めた文化論のようだ。ただ、著者の許可を得たとは言え、本文の一部、出典、参考文献、索引を省略するとは、読者をバカにしている。
+ 新しい生物学の教科書 / 池田清彦
気になる構造主義生物学者の「教科書」が文庫化。「科学リテラシー」を身につけよう。
- 遺伝子が明かす脳と心のからくり−−東京大学超人気講義録
/ 石浦章一
東大文系1年生を対象とした生命科学の8回分の講義の記録(+試験問題)であり、脳内神経伝達物質から生命倫理、狂牛病のリスク評価までたいへんわかりやすく説明されているが、その内容はレベルは高く、最新の知見や事例に触れ、また研究のアプローチを論理的に追いかけるなど、最先端の研究の現場の雰囲気が伝わってくる。「東大にはこんなに面白い講義があった!」というオビに嘘はなかった。
- デザイン・ルール−−モジュール化パワー/ カーリス・Y・ボールドウィン、キム・B・クラーク
モジュール化設計の有効性やその進化速度の優位性については、ソフトウェア開発の経験から身をもって認識していたが、本書ではビジネススクールの学者がその起源をIBM360の開発に求め、「設計のモジュール化」が「分離」「交換」など6つのモジュール化オペレータで「設計オプション」を生み出し、「設計進化」という非集権的な価値探求プロセスが可能となることを綿密に論証していく。抽象的で難解な議論も多いが、訳者による下線強調や補足、日本の事情に関する訳注(苦言)が適切で助けになる。全2巻のうち上巻となる本書では1980年頃までが具体的に取り扱われているが、続巻が楽しみである。
+ バイオベンチャーの事業戦略—大学発ベンチャーを超えて / 大滝義博・西沢昭夫共編
バイオのマイクロソフトはもう動き始めている!?
+ 中華料理四千年譚【ロ】美(「ロ」は「王」偏に「路」)
世界中どこへ行ってもお世話になる中華料理。そういえば、中華料理の本というのはほとんど読んだ記憶がない。
+ 「ほんもの」のアンティーク家具 / 塩見和彦
今更アンティークにはまる時間も金もないが、なぜか自分の部屋では船箪笥を使っていたりする。
+ Mac OS Mac OS X PantherでUNIXアプリを使おう!!−−[Mac OS X Panther+X11]UNIX環境設定講座 / 折中良樹
新しいMacを買っちゃったっ!
- Mac OS Mac OS X PantherでUNIXアプリを使おう!!−−[Mac OS X Panther+X11]UNIX環境設定講座 / 折中良樹
出たばかりの本にしたがって、買ったばかりのマシンにインストールしたら、素直にインストールできた。わたしにとってはずいぶん時間の節約になった。
- 演技と演出 / 平田オリザ
演劇は食わず嫌いに近い門外漢だが、自然体でいることと、自然体でいるように見せることの違いが大きいことは理解できた。演劇カルトへの警鐘が出てきたのは意外だったが、たしかに、ヘンなのにハマッてしまうと危なそうだ。
- 自分で調べる技術−−市民のための調査入門 / 宮内泰介
文献・資料調査、フィールドワークとその結果のプレゼンテーションと、オーソドックスなところをカバーしている。それだけ、基本的なところを押えていない調査が横行しているということだろうか。
- ハード・タイム−− V.Iウォーショースキー・シリーズ / サラ・パレツキー
ヴィク、久しぶり。歳にもめげず、相変わらずハードボイルドしているのが嬉しい。
+ チョンマルブック / チョナン・カン
心を入れ替えて(何度目だ?)、韓国語の復習を。
+ 図書館に訊け! / 井上真琴
「新刊書店に群れる人たち−−図書館以前の問題2」はい、わたしのことです。本屋では新刊と売れ筋の本しかみつけられないことは重々承知してはいるのですが。
+ 猫と写真の時間 / 藤田一咲
つい、かわいかったもので(こんなことは珍しいんだが)。
+ ハード・タイム / サラ・パレツキー
久しぶりのV.Iウォーショースキー・シリーズ。といってもハードカバーでは4年前に出ていたのだが。
- 世界を変えるマシンをつくれ!−−「セグウェイ」をつくった天才発明家とエンジニアたち / スティーブ・ケンパー
ひとことで言ってしまえば、あの「セグウェイ」の開発秘話である。著者はプロジェクト初期から密着取材を許され、ふつうでは絶対に表に出てこないような裏話がてんこ盛りである。しかも、最終的には秘密プロジェクトのリーク事件により著者はプロジェクトから追放されてしまっており、都合のよいことばかり書いてあるのではない。すでに成功しているカリスマ発明家がこのプロジェクトに限り、製品化、事業化まで自分の手で行なおうと決心する。当初はエンジニアたちが創造的に開発を進め、(王子様をみつけるために)「たくさんのカエルにキスをする」様子が読んでいても楽しい。しかし、後半は、資金調達とプロジェクトの支配権をめぐる発明家と投資家たちの丁々発止が生々しい。あわせて開発スケジュール、マーケティング、部品調達、安全性確保などをめぐり関係者の苦闘が続く。画期的な商品を世に出すことを考えているベンチャー起業家、エンジニア、マーケッタ(の卵)には(投資家にも?)必読書といえよう。「モノづくり」には覚悟がいるぞ!
-「におい」と「香り」の正体 / 外崎肇一
著者は生理学者で、犬の嗅覚に関する実験の話もあるが、広く匂い、香りに関するさまざまな話題を取り上げる。如何せん、視覚など他の感覚に比べて嗅覚について分かっていることが少すぎ、まったく未開拓の分野であることがよくわかる。匂いの「分子形状説」と「振動説」についてすらまだ決着がついておらず、ブレイクスルーのない限り、匂いのデジタル化への道は遠い。今、このような本を書こうとすれば半分は「雑学」的なものにならざるをえないのだろう。
- トンデモ本 女の世界(上) (下)/
いや、と学会の対象というのは、「あっちの世界」へイッちゃってるような本ばかりだろうから一冊読めば十分かと思っていたのだけど、こんなに幅が広かったとは。今回、笑い飛ばされているのは、有名人(ワインの江川氏、Dr.コパ、元文化庁長官、元東宮侍従など)の著作あり、ダイエット本あり、あやしいアクセサリーの広告あり、さらに、本はまともなドキュメンタリーなんだけど、対象がトンデモ(「お受験」とか)といったものまで含まれている。執筆者によって、それぞれカラーがあり、出来不出来というか好みの分かれるところもあろうが、上下2巻を一気に読まされてしまった。取り上げられている本の著者たちはこんな本を読んだりしないのだろうけど、たまにはこんな本を読んでトンデモ・リテラシーを身につけておけば、ヘンな宗教や通販商品にだまされたりすることもなかろう。この手の啓蒙活動、いや「笑い飛ばし」(場合によってはそれ自体トンデモである可能性もあるのだが)を継続的に続けている「と学会」の存在意義は大きい。
+ 社会責任投資の基礎知識—誠実な企業こそ成長する / 秋山をね、菱山隆二
社会起業家—社会責任ビジネスの新しい潮流を読んだ延長上で、もう一冊。「誠実なトンデモさん」たちをどう排除するかのヒントがみつかるといいのだが。
+ 安心のファシズム—支配されたがる人びと / 斎藤貴男
「目をつぶる」ことで得られる「安全」「安心」とはいったい何なのだろうか。「知らぬが仏」なのだが、知ってしまった以上は声を出していかざるをえない。それでも「耳を塞ぎたがる」ひとはすくなくない。「安全」「安心」はユビキタス時代のマーケティングのキーワードでもあるのだが、心しておくためにもちょと勉強しておこう。
+ イギリス 花の庭 / 広田 〓子(せいこ)
在英の某氏と話をしていて、特定のアプリケーションを実現するために必要最小限のプロトコル・スタックだけを積み上げ、応用の効かない手法のことを「サイロ(silo)」と言うといったら、こちらではそれを「英国庭園(English Garden) 」と呼ぶのだと教えてもらった。自宅の小さな庭を飾り立てることだけ考え、隣近所とのバランスなんか気にしないということらしい。そんな蘊蓄を理論武装するために。
+ 名探偵の呪縛 / 東野圭吾
すこしペースを落しているが、東野圭吾作品を一冊ずつ読み進めている。
+ シカゴ 2004〜2005年版−−地球の歩き方 / 地球の歩き方編集室編
ちょっと必要に迫られて。いつもは何冊もガイドブックを比較検討するのだが、シカゴに特化したのは他に見当たらなかったのでとりあえず。
+ 逃亡作法 TURD ON THE RUN / 東山彰良
ときには「このミス」を頼りに新しい作者も開拓しなくては。
+ 〈数理を楽しむ〉シリーズ 数学はインドのロープ魔術を解く−−楽しさ本位の数学世界ガイド / デイヴィッド・アチソン
もう楽しくもない数学の本につきあう時間がもったいない。
+ ひとり旅は楽し / 池内紀
オビより:「大人には大人の自由時間が必要だ」。問題はその自由時間をどうやってひねり出すかということなんだが。
+ トンデモ本 女の世界 上 下 / と学会
「あっちの世界」へイッちゃってるような本については「トンデモ本」シリーズ一冊読めば十分だと思っていたが、今回の2冊にはそれなりの「有名人」の著書が何冊も取り上げられている。この手の啓蒙活動、いや「笑い飛ばし」(場合によってはそれ自体トンデモである可能性もあるのだが)を継続的に続けている「と学会」の存在意義は大きい。
- 嘘つきアーニャの真っ赤な真実 / 米原万里
1960年代前半、チェコスロバキアの首都プラハのロシア語学校は、さまざまな国の生徒が(親の)さまざまな政治的事情をかかえて集まり、一種のインターナショナル・スクールだった。ギリシャ、ルーマニア、ユーゴスラビア出身の級友やその家族との思い出話だけでも楽しい。しかし、30年の歳月を経てロシア語通訳の第一人者となった著者は3人との再会を試みる。あくまで個人の視点からの記録ながら、そこには東欧(「中欧」)近代史が凝縮された良質のノンフィクションとなっている。軽いエッセイかなと思って読み始めたが、うれしい大誤算。日本では類書の少ない地域をテーマとしているだけに貴重な情報源にもなりうる。
- 密偵ファルコ−−オリーブの真実 / リンゼイ・デイヴィス
古代ローマを舞台としたハードボイルド。変わったシチュエーションといえば、エリック・ガルシアの鉤爪シリーズ(といっても2冊だが)並みか。ふだんはシリーズものの途中から読むことはしないのだが、今回は舞台がスペインということで買ってみた。過去のエピソードに触れているところは何カ所もあるのだが、ストーリーを追う分に不都合はない。時間の都合で一気読みできなかったのだが、緊張感を維持して読み続けることができた。それにしても、ローマ人の人名は馴染みがなくて覚えにくい(ここで文句を言ってもしかたないのだが)。シリーズの最初から読んでみようという気になったかどうかは(入手も簡単ではなさそうだし)微妙。古代史ファンにはお奨めかも。
- 鬼平舌つづみ / 文藝春秋編
よくある和食のレシピ本かと思えば、レシピはごく簡単、食材も初心者にはちょっとハードルが高い。池波正太郎の鬼平シリーズの一節から想像力を働かせ、鬼の平蔵(「御頭」)に食べさせてみたいという料理の写真が美しい。自分で料理するより、近所にこんな料理を食べさせてくる店をみつけて、そっと大事にしておきたいような気がする。
- 社会起業家—社会責任ビジネスの新しい潮流 / 斎藤槙
利益第一主義のビジネスはもう通用しない。さまざまな社会貢献を企業理念に含める企業が増えている。一方で、NPOといえ、資金調達とその効率的な運用が要求されるようになり、企業で培われた手法がどんどん採り入れられている。こうした企業やNPOが向かうのが「良識ある消費」分野としてLOHAS(Lifestyles of Health and Sustainability)市場と名付けられた市場であり、無視できない規模になってきている。そうした新しいトレンドに関するタイムリーな入門書といえよう。しかし、このLOHAS市場を構成する環境、健康、代替医療などの世界には、まともなものから思い込みや宗教まがいのアヤシゲなものまで混在しており、これらをきちんと峻別してこそ真の「社会責任」といえるのかもしれない。
- JMP活用 統計学とっておき勉強法−−革新的統計ソフトと手計算で学ぶ統計入門 / 新村秀一
「とっておき勉強法」といいながら、教える側の事情を説明したり、言い訳したり、脱線したり、読者に不親切だ。ひとつのサンプル・データをずっと使っていろいろな手法を説明するのはよいアイデアだが、それが説明に不適切なデータであってはなんにもならない。いろいろな統計学の本を読むうちの一冊としてならば悪くないが、これ一冊で統計学をなんとかしようとは考えない方がよさそうだ。
- 株式投資「一日30分」で資産倍増 / 岩崎博充
資産倍増もあれば半減もありうる。でも、結局自分で真剣に投資していなければ「お話」でしかない。ここは中国株でも始めるか、という気にちょっとだけなった。
+ 世界を変えるマシンをつくれ!−−「セグウェイ」をつくった天才発明家とエンジニアたち / スティーブ・ケンパー
世間をわくわくさせた謎のドリーム・マシーン開発の裏話かな。
+ 科学の最前線で研究者は何を何を見ているのか / 瀬名秀明
ほんとうはこの著者についてはインタビューよりもBRAIN VALLEY(上)(下)のようなハードSFを読みたいのだけれど。
+ 学者の値打ち / 鷲田小彌太
大学の先生にもいろんなひとがいる。「専門書も書けない専門家」「専門書しか書けない専門家」「専門書を書かない雑書家」「一般書を書く専門家」。学者でないわたしにとっては他人事だが、当事者にとってはなかなかキツイのではなかろうか。
+ 阪大医学生が書いたやさしい「がん」の教科書−−みんなに伝えたい正しい知識、大切なこと/ 駒沢伸泰著、松沢佑次監修
そろそろ自分の健康が気になるお年頃になってきた。アヤシゲな技術やガジェットは大好きだが、こればかりは「トンデモ本」は願い下げにしたい。
+ Free Culture / ローレンス・レッシグ
CODE−−インターネットの合法・違法・プライバシー、コモンズと読んできたら次も読まないわけにはいかない。
+ Blog Hacks−−プロが使うテクニック & ツール 100選 / 宮川達彦、伊藤直也
Amazon.co.jpで予約。この本の予告を見てから他のBlog本を買うのを見送ってきていたが、予定より遅れながらもついに真打ち(?)登場。
+ オープン・ソリューション社会の構想 / 國領二郎
オビより: 「社会に分散している才能や情報をネットワークで結合すれば、新たなエネルギーを生み出すことが可能だ! 高齢化、環境問題、セキュリティ問題をチャンスに転換し、日本を世界のフロントランナーに変える画期的提案」 日頃漠然と感じていることがきちんと整理されていて再確認できるか、それともまったく目からウロコが落ちるか、なんとなく期待してしまう。
+ 社会起業家−−社会責任ビジネスの新しい潮流 /斎藤槙
「NPOのような企業、企業のようなNPO」から始まる。新しいビジネスモデル発見のヒントになるか。
+ 天狗の落とし文 / 筒井康隆
ひさしぶりの筒井作品。「文学史上初、『全作、盗作自由』の使用権フリー短編集」
+ 嘘つきアーニャの真っ赤な真実/ 米原万里
最近エッセイをたくさん書いている著者はロシア語通訳。週刊誌でみかけたコラムのテイストが気に入っている。
- 世界中の言語を楽しく学ぶ / 井上孝夫
こんな勉強法があったのか! 言語学の基礎を学生時代に押えておいて、あとは新しい言語を学び始めるときのわくわく感だけを次から次へとつまみ食い。別にひとつの言語をマスターしようなどとは考えない。そして、継続は力なり。海外旅行なんかいかなくても、これぞ言語オタクの真骨頂。わたしもあと20歳若ければ。いや、今からでも遅くはない、楽しければいいのだ。
+ ビジネス・エコノミクス / 伊藤元重
さまざまな経済学の最新理論を豊富なケーススタディで紹介。
+ マネー・ボール——奇跡のチームをつくった男
/ マイケル・ルイス
古い世界に新しいやり方をもちこむ話。大リーグの背景知識はあんまりないけど、それでも興味深い。
+ 世界の隠れ名所を歩く地図——ありふれたパックツアーじゃ物足りない! ガイドブックには載ってない(秘)スポット案内 / ロム・インターナショナル編
パックツアーにはつきあいきれない人向け。デスティネーションがちょっとディープかも。
+ 京都人の舌つづみ / 吉岡幸雄
自分の舌の感度にはあまり自信がないが、この手の話は読んでるだけで楽しい。
+ 頭がいい人、悪い人の話し方 / 樋口裕一
こっそりセルフチェックしておこう。
+ 演技と演出/ 平田オリザ
たまには、まったく知らない世界の本を読みたくなることがある。それが、なにかの理論の概説であったりすると、効率よく知識の幅を拡げることができる。
+ 文筆生活の現場——ライフワークとしてのノンフィクション / 石井政之編著
生々しい話は他人事だからおもしろい。
- マネー・ボール——奇跡のチームをつくった男
/ マイケル・ルイス
おーい、パリーグ関係者、この本読んでますかー? もちろん、読んだひとはすくなくないのだろうけど、たいていは Yes, but...という反応なんだろう。ましてや、金でスター選手をかき集めるような老害チームの価値観とはまっこう対決する。きっとすでに化けはじめているチームがあるにちがいない。野球なんかどうでもよかったわたしだが、このエキサイティングな本を読んで、俄然、野球に興味が湧いてきた。サッカーやアメリカンフットボールではもうすこしこのような科学的アプローチがふつうなんだろうが、サカツクみたいなゲームが受ける理由が理解できたような気がした。旧態依然の価値観が支配している世界にはでっかいビジネスチャンスがころがっている。やっぱり統計的センスはだいじだ。
- やわらかな遺伝子 / マット・リドレー
生まれか、育ちか。そんな二分法が無意味であることがよくわかる。しかし、いろんな実験材料にされる双子もたいへんだなあ。いや、そのおかげでいろんな科学的心理が明らかになってきているのだけれど。
- シン・マシンSFシリーズ・Jコレクション
/ 坂本康宏
(勝手に)期待していたほどハードSFではなかった。構成がきれいにまとまっているだけに先が読めてしまった。話としては楽しめたのだけど。
- 自然再生——持続可能な生態系のために / 鷲谷いづみ
生物多様性の重要さは理解できる。多くの生物が絶滅の危機に瀕していて、その速度が加速しており、ストップをかける必要性があることもわかる。水田や溜め池の減少の結果、すこし前までありふれていたはずの種がいつのまにか絶滅しかかっているというのは事実だろうが、その昔、水田を農地化する過程においても多くの種が絶滅してきたはずだ。ここで提案されている「積極的共生型戦略」がめざすものが、たんなる特定世代のノスタルジーとどう違うのかがよく見えない。30年後には、「園芸種と外来種ばかりの環境」をなつかしみ、その回復をめざすようになるのだろうか。進化の過程で種の絶滅は避けられないし、変化が加速するのは進化の本質ではないか。生態系の「スナップショット」の回復、保全が無意味だとは言わないが、たとえば、新しい「種」の登場とか、後ろ向きでなく、生態系の動的で積極的な保全についての議論がもっとあってもよかったのではないだろうか。絶滅に瀕した種の回復の試みを住民の理解と協力を得ながら科学的に進めるアプローチには希望がもてる。
- ナノテクビジネス指南——小さな技術が起こす大変革
/ Jack Uldrich、Deb Newberry
ナノテクノロジーは、インターネットやケータイのように社会に大きな変化をもたらすことはまちがいない。それがどんな変化なのかをすこしでも先読みしたいのだが。
- 発想する会社!——世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法 / トム・ケリー&ジョナサン・リットマン
PDAや医療機器から歯ブラシや列車の内装まで創ってしまう、クールな会社のホットなチーム。遊び心があってモラールのとても高いプロジェクトで仕事したこともあるが、いまだにその時の昂揚感は忘れられない。意識して、そういうプロセスをシステム化しているところがすごい。まぐれあたりを期待していては勝負にならない。
+ 脳内現象--<私>はいかに創られるか / 茂木健一郎
+ 遺伝子が明かす脳と心のからくり—東京大学超人気講義録/ 石浦章一
脳の本を2冊。まさに「21世紀は脳の世紀」とばかりに、多くの研究リソースが脳の分野につぎ込まれている。もちろん、それなりのリターンが期待されているからだし、すでにその成果がいろんな形でフィードバックされてきている。生物学と心理学と哲学の境界がどんどん曖昧になってきており、研究開発の最前線から一般向けの解説書までの時間もどんどん短くなってきている。それだけに新刊書を選別しながらチェックしていく必要があるだろう。
+ ナノテクビジネス指南−−小さな技術が起こす大変革 / Jack Uldrich、Deb Newberry
脳と並んでこれから大きく拡がるフロンティアであるナノテクがもたらす変化についてのオーバービューであればうれしい。オビにある「先取り教科書」という言葉で買わされた。しかし、原著者の名前は、小さな英文タイトルとともに書いてあるだけで、背表紙にも奥付にも省略されて、監訳者の名前だけが大きな字で書いてあるのはいかがなものか。まさか監訳者は二人の原著者の名前が"with"という単語でつながれているのが訳せなかったんじゃないでしょうね。
+ 自分で調べる技術—市民のための調査入門/ 宮内泰介
「市民のための」という切口が新鮮。
+ リアルオプションの思考と技術 / 川口有一郎
「リアルオプション」は最近ときどき聞くキーワードなのだが、よくわかっていないので、一応、基本的なところだけでも押えておきたい。オビによれば、「最強の意思決定技法」、「従来の判断や戦略の『常識』に客観性と普遍性を与え」るらしい。
+ 徹底攻略 XMLマスター教科書 / 福内かおり、木村達哉
最近のIT技術においてXMLはインフラストラクチャとしてC言語やJavaよりも重要になってしまったかもしれない。今後、さまざまなXMLの応用を学んでいく必要がでてくることは間違いないので、基本のところをきちんとおさえておきたい。資格試験のための教科書のようだが、試験勉強をするかどうかは読んでから決めることにしよう。
+ 世界地図で読む情報とテクノロジー / 伊藤正直編
「世界地図で読む」シリーズの一冊。タイトルだけで買ってしまった。
+ 株式投資「一日30分」で資産倍増 / 岩崎博充
「濡れ手に粟」は期待していないが、知らなかったから大損する、というのは避けたいものだ。「株」なんか手を出さなければ安全かもしれないが、「資産運用」についてなにも考えないのは危険だ。
- カナリア諸島 たびたびの旅 / 斎藤慶一郎
グランカナリア島ラスパルマスの日本人学校教諭として1000日間暮し、カナリア諸島全7島制覇した記録。著者の滞在よりすこし後に2週間だけ旅行者として滞在したが、やはりごく一部しか見ていなかった。でも、著者にとっては印象がよくなかったというテネリフェ島はもっといい所だよと言いたい。「人生に挫折して何もかも嫌になったら、必ずカナリアに行って乞食をやるぞ」というのは理解できる。
- はじまりは青い月(ブルームーン) / 新庄節美
この著者のことはこれまで知らなかったが、本書のスカーレット・パラソルのシリーズにもいろいろなシリーズを出している。一冊を読んだだけだが、赤川次郎に似たテイストか。楽に、楽しく読めるが、おじさんがこの手の本を読み耽ってしまってはまずいだろう。
- ギリシャを知る--世界遺産とエーゲ海 / 萩野矢慶記
単なる旅行案内でもないし、歴史書でも、写真集でもない。けれども、よく知らない国の入門書としては適切な構成だろう。エーゲ海の島々の章では、いきなりカラー写真の連続になってびっくりしたが、なるほどギリシャの国旗と同じ青と白の風景はいくら文章で書いても伝えられそうもない。他の国々についてもこのような入門書があれば順番に買っていってしまいそうだ。
- プチ起業にぴったり!!アフィリエイト達人マニュアル—憧れのセレクトショップを資金0円でお気軽に開店!
/ 森田慶子
たしかに、始めるのにほとんど費用はかからないが、稼ぐにはそれなりの才能と努力が必要だ。あたりまえといえばあたりまえのことしか書いていないのだが、Eコマースの一形態であるアフィリエイトがどんなものか垣間見るにはいいかもしれない。
- 未来をつくる図書館−−ニュヨークからの報告 / 菅谷明子
図書館というのは、本を借りるところ、自習するスペース、貴重な資料をコレクション、保管するところ、というイメージをもっていたが、そんな枠に囚われない、アクティブに情報を発信するニューヨークの図書館。そんな図書館に意義を認めて、資金と人材が集まってくるという好循環が成り立っている。日本語の図書館と英語のライブラリは定義が違うのではと思えてくる。
+ 日本語テクニカルライティング / 高橋明男
いまさらマニュアルや取説を書くと言うこともなさそうだが、わかりやすい日本語を書くというスキルは今から身につけておいて損はないはず。
+ 発想する会社!−−世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
/ トム・ケリー、ジョナサン・リットマン
一部で話題になっていたので気になって探していたのだが、なかなか見つからなかった本をようやくみつけた。写真も多くて楽しめそう。しかし、日本の企業でこういう会社を利用する意思決定というのはどういうポジションのひとがするのだろう?
+ ギリシャを知る / 萩野矢慶記
オリンピックでギリシャ・ブームなのかもしれないが、そんな混んでいるところへ出かけて行く気はない。しかし、エーゲ海の島々はそのうち行ってみたいところではある。とはいえ、ギリシャ語というのが難関だなあ。まずは予備知識を仕入れてから。
+ 図解科学捜査マニュアル /「事件・犯罪」研究会編
これであなたも完全犯罪ができる、って違う! ミステリを読んでいてなにげなく読み飛ばしている捜査手法が具体的に解説されているみたいだ。
+ シン・マシン / 坂本康宏
読みたい作家はすでに十分いるのに、評価の定まっていない新しい作家の作品にチャレンジしたくなるのは、いまだ自分の読書エネルギーが衰えていないということか。昔はSFを読みあさったものだが、ずいぶんごぶさた。現実的な未来予測の参考になればうれしい。
+ はじまりは青い月(ブルームーン) <スカーレット・パラソル1> / 新庄節美
新刊はシリーズ第2段(聖夜(ノエル)は黒いドレス)なんだけど、どうせ読むならシリーズの1冊目から。いずれも状況設定だけで読む気を起こさせる。
- 24時間戦いました−−団塊ビジネスマンの退職後設計 / 布施克彦
団塊世代はわたしよりすこし上の世代だが、その団塊の世代による団塊の世代のための本。したがって、すこし第三者的に読んだが、団塊の世代ってそんなに一枚岩なの、という印象をもった。団塊の世代のひとりの元ビジネスマンの自分史として読めば、それなりにおもしろかったが。
- 技術経営の考え方−−MOTと開発ベンチャーの現場から / 出川通
IT関係ではなくて、製造機械というなじみのない分野での話だったが、インサイダーの実体験の生々しい記録としておもしろい。しかし、多くのケーススタディを積み重ねた研究書ではないので、MOTの一般論を期待して読むと空振りかもしれない。
- 「聞く技術」が人を動かす−−ビジネス・人間関係を制す最終兵器 / 伊東明
- 武器としてのスキャンダル / 岡留安則
- オープンソースと次世代IT戦略−−価格ゼロ時代のビジネスモデル / 末松千尋
「取引コストの削減」をキーワードにさまざまな次世代インターネット技術を分析して見せる。それらの技術がもたらす変化の結果は「知識情報革命」とでもいうべきものであるが、多くの企業はまだ「村社会」の殻を引き摺っている。本当はこの本を読む必要があるのは、このような本を手に取ろうとしないひとたちだ。若い頭脳がリーダーシップをとる若い企業が脱皮できない企業を追い抜いていくのは必然かもしれない。
+ Rubyレシピブック 268の技 / 青木峰郎、後藤裕蔵、高橋征義著、まつもとゆきひろ監修
Rubyは前からどうしてもモノにしておきたい言語。そのわりにサボってばかりだったが、この本なら効率よく勉強できるかも。易しすぎる本も難しすぎる本も、効率が悪い。自分のレベルに適した本に出会えれば...
+ アフィリエイト達人マニュアル−−プチ起業にぴったり!! / 森田慶子
amazonのアフィリエイトに参加した以上はもうちょっと真面目にやろうかと。そんなにうまく稼げるとは思っていないが、短時間で読めそうだったので
+ アマゾンで得するショッピング生活—Amazon.co.jpをもっともっと使いこなそう!
/ 田口和裕
上の本とかぶってしまったが、今、AmazonとGoogleの動きからは目が離せない気がして。
+ デザイン・ルール−−モジュール化パワー / カーリス・ボールドウィン、キム・クラーク
ソフトウェアの設計方法論と組織論の関連には昔からうすうす気づいていたが、ここ数年「モジュール化」をキーワードとして総合的に論ずるアプローチが表面化してきた。ソフトウェアでの常識が単なるメタファーとしてではなく本質的なものとして扱われるようになってきたのは小気味よい。
+ イノベーションの本質 / 野中郁次郎、勝見明 (
キャッチーなタイトルに惹かれて、著者の名前を見れば、これは買わざるをえない。クリステンセンの向こうを張れるか。「立て、ミドル」のオビが泣かせる。泣かされる歳になっちまった...
+ 自然再生—持続可能な生態系のために / 鷲谷いづみ
最近、business ecologyとかbusiness eco-systemという言葉によく出会う。ビジネスであれ、自然であれ、生態系で重要なのは「戦略」である。だったら、互いに学びあえるところがあるのではなかろうか。
- 生命の未来 / エドワード・O・ウィルソン
生物多様性至上主義マニフェスト(?)。「環境問題の大きなジレンマは、この短期的価値観と長期的価値観の衝突からきている。」 環境問題に限らず、日々の仕事でもめる原因のかなりの部分もこの衝突だな。「明日のメシはどうやって喰うんだよ?」「3年後に会社がなくなってもええんか!」
- 世界へ アメリカンフットボール(上級)入門 / 板井征人
ライン戦のおもしろさはわかっているつもりでも、これまでは駒の動きとしてしか見ていなかった。自分ではプレイしたことがないのにずいぶん楽しませてもらっているスポーツで、個々のプレイヤーが何を考えて練習しているか(すべきか)を垣間見させてくれる。こんなストイックな世界にはもう戻れない(って、年齢と体格と資質の問題だろうが)。やっぱりビール片手に見るのがいちばん。でも、本書はそんな観戦にも深みを与えてくれる。
- ネーミングの極意—日本語の魅力は音がつくる / 木通隆行
ネーミングの話は半分くらい。残りの半分は古き良き日本語へのノスタルジー。一見科学的なアプローチのようにみえてずいぶん恣意的。自分の名前を音相分析してみたら、本当の性格は自分が思い込んでいたのと違っていた、って違うでしょそれは。
- ウェアラブル・コンピュータとは何か / 板生清
「ウェアラブル」といいたかっただけちゃうんか、というくらいあれもこれもと話題豊富。「ユービキタス」もそうだけど、流行言葉で自分のもちネタを括ってしまう、というのは研究者の宿命なんでしょうか。たしかにネーミングは大事だけど、そんなに迎合しなくても。かといって、「ネイチャーインタフェイス」を商標登録出願するというのもやり方が違うような気がする。
- 個人情報の現場—あなたの秘密はここまでバレている / 岡崎昴裕
話題の「個人情報」の話はあんまりなくて、超作業、ではなくて調査業つまり探偵業の裏話。あやしげな探偵とまともな探偵を見分ける調査はどこに依頼すればいいんでしょうか。
「いき」の作法 / 馬場啓一
「いき」という価値観を認める人とそうでない人がいる。後者はこんな本は読まない。しかし、「いき」について語るということは「いき」ではない。そう、この本はこっそりと読むべき本だ。そして読後は、まちがっても本棚の目立つところに置いたりしてはいけない。
- 東京のホテル /富田昭次
泊まって、会議して、食事をする。それだけじゃホテルを味わいつくせない。海外のホテルならともかく、東京に連泊するなんてことはほとんどなくなったし、常宿をもつことも必ずしもいいことばかりではなさそうだ。新しいコンセプトのホテルに出会うには、探検するこころが必要だ。
- アダルト・ピアノ—おじさん、ジャズにいどむ / 井上章一
おバカな話。一気に読まされてしまった。読ませるのは芸。女にモテたいがために、40過ぎから一心不乱にピアノに精進するおやじ。いや、同級生なんだけど。継続は力なり。8年もやってると、いっぱしの口も聞けるようになるし、本にもしてしまった。自分に欠けているのはこの執着心だな、と反省。
+ 日本語擬態語辞典 / 五味太郎
「gocha gocha ごちゃごちゃ (1) Describes a jumble. (2) Describes someone complaining about one thing and another. (1) 多くの物が入り乱れて、雑然とした様子。(2) あれこれ不平不満を言い立てるさま。」といった感じの辞典。
+ ヨーロッパの世界遺産 3 --スペイン・ポルトガル / 講談社編、PPS通信社写真、水村光男監修
講談社+アルファ文庫からもう一冊。待望の一冊、だったはずが、カナリア諸島が忘れられている...
+ 一夜でわかる!「NPO」のつくり方 / 加藤哲夫
最近なんとなく身近になってきたNPOについてちょっと勉強しておこう。
+ アダルト・ピアノ——おじさん、ジャズにいどむ / 井上章一
著者は学生時代のマージャン仲間。有意義に中年生活を謳歌しているようでうらやましい。
+ こんなに違う中国人の面子——不思議な国がよくわかる25人の証言 / 江河海(ジャン/ホー・ハイ)
好むと好まざるにかかわらず中国人とつきあう機会は増えていくだろう(今日も中国モールで買い物してきた)。ならば、理解を深めておくにこしたことはない。
+モバイル・マーケティング&ソリューション——IT時代の新しい統合マーケティング 実践!!シリーズ / 宣伝会議編集、藤田明久監修
仕事に役にたつかも。立たないかも。内容をあんまり見ないでタイトルだけで買ってしまった。
- Amazon Hacks−−世界最大のショッピングサイト完全活用テクニック100選
/ ポール・ボシュ
「スクリーン・スクレイピング」といった力技(ちからわざ)がけっこう多い(から、コードはかなり読み飛ばした)。ハックとは場合によってはパワープレイだ。しかし、IBMから客を奪ったamazon.comはハッカーを惹き付けている。
- バスクとバスク人 / 渡部哲郎
ケルト人よりもさらに先住民族であるバスクの歴史と社会は、「謎の民族」で片付けるにはあまりにも複雑だ。無知であったがゆえに単純に理解した気になっていたことに改めて気づかされた。
- ダーウィンの時計 / 響堂新
結局、読み通した。シベリアという舞台が新鮮。
+ オープンソースと次世代IT戦略—価格ゼロ時代のビジネスモデル / 末松千尋
新刊が出たらすぐ買おうと思っていたのに、週末に買い忘れてたので。先日聞いた著者の講演で「ようするに日本の大企業の社長さんはITが嫌いなんだ」「ITを武器ではなく道具だと考えている」といわれて膝を打ったものの、以来、笑えない日が続く。
+ 錯乱のニューヨーク / レム・コールハース
行動主義—レム・コールハースドキュメントを読んで、忘れないうちに。
+ カナリア諸島 たびたびの旅 / 斎藤慶一郎
なんども「カナリア諸島」でサーチして空振りだったので、今日も期待せずにサーチしたらどんぴしゃりこんなのがひっかかりました。一度行っただけでハマりました。また行くぞー。遠いけれど、物価が安いので長期滞在すれば元が取れます、最低2週間くらい。
本屋へ行く時間を減らして、もっと本を読む時間に当てればいいのに... と思う今日このごろ
+ これで完璧 BIOSの仕組み・設定・アップデート / 松永 融
ちょっと変わったOSで遊ぶのにUSBブートができればいいかと思って
+ セキュリティアーキテクチャ—設計から実装、運用まで / Christopher M. King, Curtis E. Dalton, T.Ertem Osmanoglu著、RSAセキュリティ株式会社監修
たまには仕事に関係する本も読まなくては。前に、まともなセキュリティの概論を読んだのは、ン年前。
+脳はここまで解明された—内なる宇宙の神秘に挑む / 合原一幸編
執筆陣と目次を見てたら「スモール・ワールド性とスケール・フリー性」というキーワードがちらっと見えたので。
+ 個人情報の現場—あなたの秘密はここまでバレている / 岡崎昂裕
わたしの秘密はどこまでバレてるの? バレて困る秘密は、ない、ってことにしておこう。
+ 「におい」と「香り」の正体 / 外崎肇一
嗅覚のデジタル化というのは有望なビジネス・チャンスではないかと思っている。問題は、自分が生きているうちにモノになるかどうかだ。
+ 東京のホテル / 富田昭次
東京のホテルにはよく泊まる。なぜか一流ホテルのときに限って、深夜にチェックインして早朝にチェックアウトするはめになる。
+ ダーウィンの時計 / 響堂 新
まともな(理系の)進化論ものミステリであることを期待して。トンデモなら途中で読むのを止めよう。とりあえず買わせたオビの勝ち。
+ 鬼平舌つづみ / 文藝春秋編
グルメものにはつい手が出てしまう。めったに自分で料理をしなくなってしまったが、時間があれば(時間は「作る」ものだ!)、和食ものにもチャレンジしてみたい。
+ ラバーソウルの弾みかた−− ビートルズと60年代文化のゆくえ / 佐藤良明
辛うじて現役時代をリアルタイムで見たビートルズ世代の尻尾で、カラオケでビートルズ・メドレーを歌ったりすることもあるのだが、シックスティーズ文化は眩しい。ビートルズブームの再来は嬉しいが、思わず歳を感じさせられてしまう。
+ オリーブの真実−−密偵ファルコ 8 / リンゼイ・デイヴィス
シリーズものの途中から読むなんてことはめったにないのだが、例によってスペインものだったので。でも、初期の作品は入手しづらそうだなあ。
- 笑うニューヨーク DANGER / 竹内玲子
辛口の書評がちらほら出ているようだけれど、わたしは楽しめました。楽しむ以上のことを期待して読んだわけではないし。
- 無意識の脳 意識の脳—身体と情動と感情の神秘 / ダマシオ・アントニオ
前作を読んでいないせいか、用語が途中でわからなくなって、そのまま読み流してしまった。脳や精神医学に関するバックグラウンドがろくにないのに、軽く読み流そうという不遜な考えが間違いだった。
- 行動主義—レム・コールハースドキュメント / 瀧口範子
世界中を飛び回るレムを追い掛け回す著者。プレゼンテーションの持ち時間にできる限り詰め込もうとインド訛で早口の英語を喋り飛ばすマーケティング担当者と、それを必死で追い掛ける同時通訳の壮絶なバトルを思い出してしまった。それはさておき、建築家の本などほとんど読んだ記憶がないが、この建築家の書いたもの(錯乱のニューヨーク)を読んでみたくなった。
- 情状鑑定人 / 逢坂剛
ひねった作品ばかりの作品集。こういうテイストは久しぶり。やはりクラシックなスタイルなのだろうか。それともわたしの趣味が変わって、この手の小説から遠ざかっていたのだろうか。
- 同級生 / 東野圭吾
予想どおりの意外な結末。一気に読ませるのはさすがだが、こんな種類の本ばかり読んでいたのではまずい。ハマってよいのは高校生までだ。この手のミステリはちょっと間をあけて読むことにしよう。
+ 行動主義—レム・コールハースドキュメント / 瀧口範子
某所で取材中の著者に会ったことがある。会った場所が場所だったので、その著書もおもしろいのではないかと。短絡的、それとも、ひねりすぎ?
+ デジタルID革命 ICタグとトレーサビリティーがもたらす大変革
/ 國領二郎 + 日経デジタルコアトレーサビリティー研究会編著
そろそろICタグのインパクトについてちょっと真面目に勉強してみよう。
+ やわらかな遺伝子
/マット・リドレー
前作ゲノムが語る23の物語を読んでたので、新作にも期待。信頼できる著者のリストにエントリ。
+ ウェアラブル・コンピュータとは何か (999)
/板生清
シュリンクしつつあるPDA市場の巻き返しはこれかも。
+ 組織戦略の考え方—企業経営の健全性のために
/ 沼上幹
新刊のときはタイトルだけ見てパスしようと思っていたが、「死んでしまったら私のことなんかだれも話さない」の書評を見て。
+ 「いき」の作法 /馬場啓一
べつに「いきがる」つもりはないんだけれど、たまにはこういう本も。
+ 武器としてのスキャンダル / 岡留安則
ずっと読んでたわけではないが「噂眞」の休刊を機にひと区切りとして。
+ 物語スペインの歴史 人物篇 --エル・シドからガウディまで /岩根圀和
とりあえず、スペインものはひととおり押えるということで。
+新宗教と巨大建築 /五十嵐太郎
スペインの田舎の村の大聖堂を見ながら思ったのだが、宗教団体のもつ集金能力(と集票能力)はマーケティングの観点からもっと論じられてもいいと思うのだが。宗教法人を起業しようかしら。
+ VISION'D VOICE 006 TAKASHI MURAKAMI 2003 /
(番外)「創り手たちの声のCD」。最近ちょっと気になるアーティスト村上隆の肉声CD。
- 証拠は語る FBI犯罪科学研究所のすべて / デイヴィッド・フィッシャー
怖いもの見たさ?で読み始めたが、淡々と語られる科学的捜査手法と事例。こんな連中に追っかけられるのでは犯罪はわりに合わない。
- 戦国茶闘伝—天下を制したのは、名物茶道具だった / 三宅孝太郎
侘び寂びをめぐる生臭い世界。財界人のゴルフみたいなものか。
- 回転スシ世界一周 / 玉村豊男
スシはもはや相撲じゃなくて柔道なみに国際化された。そういえば、最近海外で喰ったヘンな寿司--クリームチーズとスモークサーモンの裏巻き。マッシュルーム(エノキダケだった)の握り。赤ピーマンの握り。まずいわけではないんだが。
-調べる、伝える、魅せる!—新世代ルポルタージュ指南
/ 武田徹
発信するためのメディアリテラシー講義録。
- この骨董が、アナタです。 / 仲畑貴志
ハマッてはいけない、ハマッてはいけない。自戒せねば。他人の話を読むだけにしておいて、心おだやかに。
海外出張が入っていたので2週間ぶりの更新。本屋に行っても買いたい本があんまりないのでスランプかなとも思ったが、ちょっとスレッショールドを下げたらやっぱりたくさん買ってしまった。
+ 笑うニューヨーク DANGER / 竹内玲子
シリーズ3冊目。また買ってしまった。
+ 「挫折しない整理」の極意) / 松岡英輔
さて、心を入れ替えることができるか。またタイトルに騙されることにならなければよいが。
+ 世界中の言語を楽しく学ぶ) / 井上孝夫
新潮選書をもう一冊。そういえば、入門書を買ったことのある言語はけっこうある。そのわりに... ま、楽しければいいか。
+ だれが「本」を殺すのか (上)・(下) / 佐野眞一
気になっていたルポルタージュが文庫されたのを機に。
+ 情状鑑定人 / 逢坂剛
この著者のスペインもの長編はかかさず読んでいるが、短編集は読んだか読んでないか、よくわからなくなってきた。古い作品集なので既読かも。
+ 海外でさっさと暮らそう—現地で銀行口座開設・不動産トライ編 / 中西佐緒莉・久保明夫編著
「さっさと」に惹かれて買ってしまった。さてこの本を役立てることはできるのだろうか。
-マリス博士の奇想天外な人生 / キャリー・マリス
HIVウィルスがエイズの原因であるというきちんとした論証がされていないとは... PCRの発明者として名前は知っていたが、ノーベル賞を獲得したサーファーはステキな科学者だ。Linuxの発明者にノーベル賞を、という意見にはまったく同感。
- 基礎情報学—生命から社会へ / 西垣通
ほとんどを往復の飛行機の中で読んだが、軽く読み流すのはムリ。オートポイエーシスを重視するのはともかく、観測者としてのヒトに重きを置きすぎているような気がした。私がシャノン流の情報理論にどっぷり浸かりすぎているせい? とにかく、機内での時差調整の役には立った!? いずれ、ルーマン社会学などを一通り勉強してから再挑戦してみたいとも思うが、それには人生は短すぎるような気もする。
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+ 調べる、伝える、魅せる!--新世代ルポルタージュ指南 / 武田徹
情報収集とその整理、伝達のノウハウが詰まっていればうれしいのだが。
+ バスクとバスク人 / 渡部哲郎
スペインであってスペインでない。一度は行ってみたいところ。意外な有名人がバスク出身だったりする、はず。
+ 戦国茶闘伝—天下を制したのは、名物茶道具だった / 三宅孝太郎
平時の武人には趣味のよいひとたちがいた。これは過去形?
- 『AspectJによるアスペクト指向プログラミング入門 / 長瀬嘉秀監修・天野まさひろ、鷲崎弘宣、立堀道昭著
大規模なソフトウェア開発にはもはや手を出さない(出せない)ペーパー・プログラマの身だが、ソフト屋を名乗り続ける以上は常識として押えておくべきテーマだろう。
- メキシコから世界が見える / 山本純一
フィールドワークは危険と考えられている地域にまで及ぶ。もっと真面目にスペイン語を勉強しとけばよかった。
- 売れる理由 / 長田美穂
開発秘話としては興味深いものもあるが、売れた「理由」はよくわからなかった。
- 働かないって、ワクワクしない? / アーニー・J・ゼリンスキー
書名の質問にイエスと答えてしまう自分のようなひとよりも、どちらかというとワークホリックな傾向のあるひとたち向け。
- 踊る中国人 / 原口純子と中華生活ウォッチャーズ
現地在住者らによる中国現代風俗の紹介。もっと真面目に中国語を... いや、語学は大事だ。
- 問題解決のための「社会技術」--分野を超えた知の協働 / 堀井秀之
「社会技術」とはあまり聞き馴れないことばだが、こういったアプローチは議員や官僚の必修科目にすべきかもしれない。本書には書いてないが、利権やさまざまな不正が幅を効かせているのも、こうした社会技術が未熟なせいのような気がする。流行りの(?)コンプライアンスにかかわる例もあるので、企業人も知っておいて損はない。
- eBay探検入門—世界最大のオークションサイト / 聖咲奇とeBay探検隊
さて、この本を読んでオークションに手を出すべきか、出さざるべきか。ここが運命の分かれ道、かも。
+ Amazon Hacks--世界最大のショッピングサイト完全活用テクニック100選/Paul Bausch
Google Hacksのときは原書を積んである間に訳本が出て悲しかったが、今回は最初から訳本を買いました。
+ eBay探検入門--世界最大のオークションサイト/聖咲奇とeBay探検隊
「世界最大サイト」本が連続。ハマってしまったらどうしよう?
+ ネーミングの極意--日本語の魅力は音がつくる/木通隆行
ん? ネーミングでこの本を買ってしまった、のではない。たぶん。
+ 回転スシ世界一周/玉村豊男
世界にはオソロしいSushiがある...
- 非連続の時代/出井伸之
さすが、営業出身の経営者とは言うことが違う。
- 持続不可能性--環境保全のための複雑系理論入門/サイモン・レヴィン
「エコシステム」を「ビジネス生態系」と置き換えながら読むのもおもしろい。
- 知的情報の読み方/妹尾堅一郎
「行間の読み方を教えてくれる本」の行間をどう読んだといえばいいものか。「ハウツー本は<知のジャンクフード>だ」
- 仮想空間計画/ジェームズ・P・ホーガン
長らく積んであったが、久しぶりに本格SFを堪能。
前著「知の挑戦」はヘヴィーだったが、読み甲斐があったので。
団塊の世代は、すこし上の世代だけど、最近ちょっと気になり始めた
アメリカン・フットボールを見始めてずいぶんなるけど、自分でプレーしたことはないので、それぞれのポジション別の基礎技術というのは勉強したことがなかった。これを読んだらゲームの見方が深まるんだろうか。
講談社文庫を1冊づつ読み進めています。
いや、おもしろかったけど、それだけ。
ミステリの読後評はやめておこう。ま、楽しめた。
100倍は増えなかったが、それなりに有益だった。Googleを使いこなすのも、もうコンピュータ・リテラシーのひとつといってもよくなってきたのではないだろうか。
今日は、近所の本屋へ行ったので、最新刊は一冊だけ。なんか、今週は軽そうな本ばかり買ってるなあ。
一攫千金の方法が書いてある、はずはないか。
書店へはしょっちゅう行くくせに、図書館へはめったに行かないなあ。
うちの会社のトップはこういうヴィジョンを語れるのだろうか。
ケース・スタディのダイアログがおもしろそうだったので。
空の旅をすこしでも快適にするためのノウハウが得られればうれしい。
趣味でグリッドに手を出すのはちょっと荷が重そうなので、付録のインストール編はスキップ。そのうち、「おうちでグーグル!」なんて時代がくるのだろうか。
岩波ジュニア新書だが、高校生だけに読ませとくのはもったいない。ちょっと冗長な感じもするが。
担当者ごとにレベル差がある。今の高校の生物と化学をまじめにやっていれば、このくらいのレベルが読みこなせるのだろうか。
オフショア開発のオフショア側からのレポート。中国が世界の工場なら、インドはいつのまにか世界のソフトウェア・ハウスになってしまったのだろうか。人月を売っているという認識は完全に時代遅れになっていた。現場ではきれいごとは通用しない、なんていっているうちに、日本は置いていかれたらしい。
茶道具などはけっこう見に行くのだけれど、日本画については教科書と切手を通じてしか見ておらず、食わず嫌いだったと反省。これからは「乱暴力」に注目。
なんか反則技すれすれ。次作に期待。
うーん、知らない田舎の村を歩くのは好きだが、この本のデスティネーションはちょっとわたしにはディープすぎる。とりあえず、読むだけで満足。
+ 京大人気講義シリーズ--バイオサイエンスの新戦略/京都大学農学部編
キャッチーなタイトルについ惹かれて。
+ AspectJによるアスペクト指向プログラミング入門/長瀬嘉秀監修・天野まさひろ/鷲崎弘宣/立堀道昭著
かなり前から気にはなっていたのだけど、たぶん最初の日本語書籍(解説記事の載った雑誌を買っても読まなかったくせに)。
+ チャンス発見の情報技術--ポストデータマイニング時代の意思決定支援/大澤幸生監修・著
長く続いたAIの冬にもいよいよ春の兆し?
+ 史上最強科学のムダ知識/平林純
あのhiraxが本になっていた!
+ インドのソフトウェア産業--高収益復活をもたらす戦略的ITパートナー/小島眞
すぐにインド出張はなさそうだけど、CMMハイレベルのところがごろごろしているとか。
+ 技術経営の考え方--MOTと開発ベンチャーの現場から/出川通
他人事だからおもしろい? いや、逃げちゃいかん!
+ グーグる!--Googleで知識が100倍増える本/インターネットマガジン編集部編
雨後の筍のごとき類書の中で、いちばん使えそうだったから。
+ 売れる理由/長田美穂
この手の本は、おもしろいかつまんないか極端なんだけど。
+ 国語力もっとアップ400問/NHK放送文化研究所日本語プロジェクト
時間つぶしにピッタリ。って、どこにつぶす時間があるんだ?
+ 神の系譜特別篇 竜の秘密/西風隆介
シリーズが進み、途中から読む読者が着いていけなくなったので、ここら辺でひと整理、ではないかと想像。著者はわたしの友人なのだが、知り合いの姓をかたっぱしから登場人物に使っている。もちろん、わたし(の名前)も出演している。
- 日本人が食べたいほんもの/向笠千恵子
いまさら舌が肥えたらきっと不幸になる... やっぱり本物指向には距離をおいた余生を送ることにしよう。いや、こういう本を読むのは嫌いではないんだが。
今週はめずらしく本屋へ行かなかったが、それでも量販店で本を購入。
+ SELinux徹底ガイド--セキュアOSによるシステム構築と運用
たまには仕事の本も買わないと。買っただけではだめなんだが。
- 英語の看板がスラスラ読める
期待はずれ。高校生向き? "Business Service Center"の項で、三つの単語の意味や用法の説明があるのに、肝心の"Business Service Center"がどういうところかという説明がまったくなかったりする。看板の写真にある単語をダシにして基本単語の説明のみ。
+ マリス博士の奇想天外な人生/キャリー・マリス
前から買おうと思っていたPCRの父の自伝が文庫化されました
+ カタコト・イタリアーノで旅しよう--食べたりしゃべったり極上イタリア/貝谷郁子
ホントはスペイン・フリークなのですが、イタリア本に比べてスペイン本の少ないこと。しかたがないので(?)、イタリア本もよく買います。
+ 日本人が食べたいほんもの/向笠千恵子著・松村映三写真
これからうまいものの味を覚えるような年齢でもないので今さらなのですが。
+「紫の牛」を売れ!/セス・ゴーディン
+英語の看板がスラスラ読める/尾崎哲夫
+問題解決のための「社会科学」--分野を越えた知の協働/堀井秀之
-創発--蟻・脳・都市・ソフトウェアの自己組織化ネットワーク/スティーブン・ジョンソン
+グリッド・コンピューティングとは何か--Globus Toolkitではじめるグリッドの基礎/日本アイ・ビー・エム株式会社
+ 基礎情報学--生命から社会へ/西垣通
+ 働かないって、ワクワクしない?/アーニー・J・ゼリンスキー
+ 知的情報の読み方/妹尾樫一郎
もちろんまだ読んでないので内容については書けません。
+創発--蟻・脳・都市・ソフトウェアの自己組織化ネットワーク/スティーブン・ジョンソン
+日本美術応援団/赤瀬川原平・山下裕二
+シェルパ斉藤のワンバーナー簡単クッキング