June 13, 2004

べつにボーナスが出たから買い込んだわけではない

本屋へ行く時間を減らして、もっと本を読む時間に当てればいいのに... と思う今日このごろ

+ これで完璧 BIOSの仕組み・設定・アップデート / 松永 融

ちょっと変わったOSで遊ぶのにUSBブートができればいいかと思って

+ セキュリティアーキテクチャ—設計から実装、運用まで / Christopher M. King, Curtis E. Dalton, T.Ertem Osmanoglu著、RSAセキュリティ株式会社監修

たまには仕事に関係する本も読まなくては。前に、まともなセキュリティの概論を読んだのは、ン年前。

+脳はここまで解明された—内なる宇宙の神秘に挑む / 合原一幸編

執筆陣と目次を見てたら「スモール・ワールド性とスケール・フリー性」というキーワードがちらっと見えたので。

+ 個人情報の現場—あなたの秘密はここまでバレている / 岡崎昂裕

わたしの秘密はどこまでバレてるの? バレて困る秘密は、ない、ってことにしておこう。

+ 「におい」と「香り」の正体 / 外崎肇一

嗅覚のデジタル化というのは有望なビジネス・チャンスではないかと思っている。問題は、自分が生きているうちにモノになるかどうかだ。

+ 東京のホテル / 富田昭次

東京のホテルにはよく泊まる。なぜか一流ホテルのときに限って、深夜にチェックインして早朝にチェックアウトするはめになる。

+ ダーウィンの時計 / 響堂 新

まともな(理系の)進化論ものミステリであることを期待して。トンデモなら途中で読むのを止めよう。とりあえず買わせたオビの勝ち。

+ 鬼平舌つづみ / 文藝春秋編

グルメものにはつい手が出てしまう。めったに自分で料理をしなくなってしまったが、時間があれば(時間は「作る」ものだ!)、和食ものにもチャレンジしてみたい。

+ ラバーソウルの弾みかた−− ビートルズと60年代文化のゆくえ / 佐藤良明

辛うじて現役時代をリアルタイムで見たビートルズ世代の尻尾で、カラオケでビートルズ・メドレーを歌ったりすることもあるのだが、シックスティーズ文化は眩しい。ビートルズブームの再来は嬉しいが、思わず歳を感じさせられてしまう。

+ オリーブの真実−−密偵ファルコ 8 / リンゼイ・デイヴィス

シリーズものの途中から読むなんてことはめったにないのだが、例によってスペインものだったので。でも、初期の作品は入手しづらそうだなあ。

- 笑うニューヨーク DANGER / 竹内玲子

辛口の書評がちらほら出ているようだけれど、わたしは楽しめました。楽しむ以上のことを期待して読んだわけではないし。

- 無意識の脳 意識の脳—身体と情動と感情の神秘 / ダマシオ・アントニオ

前作を読んでいないせいか、用語が途中でわからなくなって、そのまま読み流してしまった。脳や精神医学に関するバックグラウンドがろくにないのに、軽く読み流そうという不遜な考えが間違いだった。

- 行動主義—レム・コールハースドキュメント / 瀧口範子

世界中を飛び回るレムを追い掛け回す著者。プレゼンテーションの持ち時間にできる限り詰め込もうとインド訛で早口の英語を喋り飛ばすマーケティング担当者と、それを必死で追い掛ける同時通訳の壮絶なバトルを思い出してしまった。それはさておき、建築家の本などほとんど読んだ記憶がないが、この建築家の書いたもの(錯乱のニューヨーク)を読んでみたくなった。

- 情状鑑定人 / 逢坂剛

ひねった作品ばかりの作品集。こういうテイストは久しぶり。やはりクラシックなスタイルなのだろうか。それともわたしの趣味が変わって、この手の小説から遠ざかっていたのだろうか。

- 同級生 / 東野圭吾

予想どおりの意外な結末。一気に読ませるのはさすがだが、こんな種類の本ばかり読んでいたのではまずい。ハマってよいのは高校生までだ。この手のミステリはちょっと間をあけて読むことにしよう。

Posted by meta-o at June 13, 2004 11:34 PM | TrackBack
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