November 03, 2004

今週の積ん読




サーバーが重くて、ほとんどメンテ不能になってきたので、新しいサーバーへ移行を検討中です。


+ 情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴/ 江畑謙介

ふだん扱っている「情報」とはちょっと違うけど。

+ 国語力アップ400問/ NHK放送文化研究所日本語プロジェクト

先に国語力もっとアップ400問を読んだので、こちらも。

+ 喪失と獲得―進化心理学から見た心と体/ ニコラス・ハンフリー

ドーキンズとデネットが評を寄せている。

+ なんのための日本語 / 加藤秀俊

技術書を中心に乱読してたら、こちらの日本語に対する許容度が寛大になりすぎているらしい。ちょっと美しい日本語を書くための勉強を。

+ 大人のための文章教室/ 清水義範

もう一冊。あんまり古めかしい文章読本よりもタイムリーなものを。

+- フューチャー・オブ・ワーク / トマス・W・マローン

先端的組織戦略論。社会の形態は情報伝達コストの低下とともに孤立型、階層型、分散型(民主主義)と発展してきた。企業の形態も同じ道を歩もうとしている。

- 名探偵の呪縛 / 東野圭吾

楽屋落ち? 業界関係者にはおもしろいのかもしれないけど。

- 世界の隠れ名所を歩く地図 / ロム・インターナショナル編

ディープなディープな観光案内。

- 2010年の有望技術・市場/ 日経産業新聞編

多数決で選んだ近未来予測なのですでに現在方向性がはっきりしているものばかりで、びっくりするようなものはない。自分の専門外の分野の手近な技術マップとしては便利かも。

- 旅行者の朝食/ 米原万里

ひと味ちがう世界のグルメ案内。

- ダーウィン文化論―科学としてのミーム / ロバート・アンジェ編

読み物としてはかなりヘビーだ。ミームの伝達手段を「模倣」に限定しようというミーム過激派のスーザン・ブラックモアの提案が袋叩きにされていたり、ミーム論者は人類学者がやってきたことを知らないと批判されていたり、そもそも文化とは何かまで、親ミーム派から反ミーム派まで、さまざまな論者がミーム論について論述する。ミームについてなにか語るなら、この本の序論と結論だけには目を通しておくべきだ。

- こんなに違う中国人の面子(メンツ)―不思議な国がよくわかる25人の証言 / 江河海

日本にも中国にも面子をだいじにするひとはいるけど、日本には面子なんか気にしないひともすくなくない。問題は、自分が面子を気にしなくても、他人はそうではないかもしれないということだ。

- Blog Hacks −−プロが教えるテクニック&ツール100選 / 宮川達彦、伊藤直也

今、インターネットでいちばんホットな技術分野のひとつ。でも、後半、perlのコードはパスしてしまった。

- 考える短歌―作る手ほどき、読む技術 / 俵万智

陳腐にならずに言いたいことが伝わるように言え、ということか。

- 実例!自宅で年収900万円−−"儲かる"通販サイトの作り方教えます! / 岩上誠、遠藤義昭

みんなそれぞれに労力をかけていることはまちがいないが、それにしても健康食品の市場というのはそんなに大きいのか。

- ITマネジメントの常識を疑え! / 角田好志

著者の見解には異論もあるが、うまく議論を引き出している。


Posted by meta-o at November 3, 2004 09:00 PM | TrackBack
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