+ トップスポーツビジネスの最前線―早稲田大学講義録〈2003〉 / 平田竹男、中村好男
マネー・ボールがおもしろかったので。各界の関係者が交替で講義しているので、当たりはずれはあろうが、ちょっと期待して。
+ スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法 / ダンカン・ワッツ
スモールワールド仮説に触れている本が必ずといっていいほど参照している本、スモールワールドの原典?の翻訳がついに登場。
+ 大人の食育 / 服部幸應
ヘルシーなグルメ生活をめざして。
+ 組織も戦略も自分に従う!―ビジョン・キャリア・チャレンジ / 米倉誠一郎
さいきん組織戦略論の本をみるとなぜか手が出てしまう。
+ 北極圏の夏を走る―スカンジナビアのクルマ旅 / 笹目二朗
次に行ってみたいところのひとつ。できることなら夏に。
+ プロフェッショナル英和辞典SPED EOS (生命科学編) / 堀内克明、布山喜章編
ライフサイエンスの専門用語英和辞典。リファレンスとして買ったので、当面、積ん読のまま
- 新しい生物学の教科書 / 池田清彦
「新しくない」生物学の教科書だって自分の時代のものとはまったく変わっているし、そもそも高校では生物を選択しなかったから、はじめて読む高校生物の教科書かもしれない。そういう意味でひじょうに勉強になった。多数意見だが著者が同意できないところは、はっきりとそう明記してあるので、構造主義生物学の立場というのもよくわかる。
- 一夜でわかる!「NPO」のつくり方 / 加藤哲夫
自分で作るかどうかは別として、NPOとおつきあいするためにも役に立つ。一晩でわかったかどうかはあやしいが。
- オリーブを摘む夕暮れ / 渡辺怜子
フィレンツェ近郊の各地をめぐる生活感あふれるエッセイなのだが、話が真面目すぎて面白みがない。知らないハーブや野菜がかなりあって、もうひとつ料理のイメージがよくつかめなかった。
- チーズの楽しみ方BOOK―相性のいい食べ方・ドリンクがわかる / 村山重信
これはもうチーズとワインとクラコットを買いに走るしかない。つい、よく知っている種類のものばかり買ってしまうのだが、ちょっと違ったタイプにも挑戦してみよう。
- 占いの力新書 / 鈴木淳史
占いを信じているわけではない。科学的に批判するのでもない。文化的あるいは歴史的に占いを論じるのでもない。占いをネタにしたエッセイである。軽すぎる文体は嫌いではないが、読んでなにかが残る本ではない。秀逸なのは、各章の扉の絵か。
- 人工市場−−市場分析の複雑系アプローチ−−相互作用科学シリーズ / 和泉潔
専門外なので経済学のパラメータの詳細と、専門なのでコンピュータのプログラムの詳細は流し読みしたが、シミュレーションはヤッコー (やってみたらこうなりました)ではダメというのはなるほどと思った。20ん年前に修論のテーマをシミュレーションに変更しないかと誘われて断ったのを、いまになったちょっと後悔した。
- 科学の最前線で研究者は何をを見ているのか / 瀬名秀明
こういう本を大学時代に読んでいたら、わたしもサイエンティストをめざしていたかもしれない。