+ 理系のための企業戦略論 / 玄場公規
目次に「死の谷」、「イノベータ-のジレンマ」、「モジュール化」といったキーワードが見えたので。
+ 占いの力 / 鈴木淳史
信じるものは救われない。
+ インチキ科学の解読法−−ついつい信じてしまうトンデモ学説 / マーティン・ガードナー
救われない側にはなりたくない。
+ 人が見たら蛙に化(な)れ / 村田喜代子
騙し、騙され。骨董はお話で読むだけにしとこう。
+ 魯山人御馳走帖 / 平野雅章
+- OTAKU−−Catalogo con il Modellino in Esposizione(ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展日本館出展フィギュア付きカタログ) / Japan Foundation
日本の誇る「おたく」を外国人に説明するときのために(そんな相手に限って説明する必要のないほんまもんのオタクだったりするのだが)。日英伊対訳版。
- メトロセクシャル−−すべての都市生活者に贈る究極のライフスタイルガイド / マイケル・フロッカー
WordSpyで長く上位にランキングされている(と思ったら更新が止っている)気になる言葉がタイトルになっていたのでこの本を手に取った。マナー、ファッション、フィットネスから教養まで、こっそり読んでおいて損はなかった。
- 京都料亭の味わい方 / 村田吉弘
自分から料亭に行くことはあるまい。でも、そのうちにお呼ばれすることもないとはいえない(できれば、接待するより接待される側にいたいものだ)。そんなときに恥をかかずにすむために本書を読んでおいて損はない。基本は「飯屋」だと自称しながら、一方で「料理」は商品の一部と言いきり、とかく(政治家のせいで)悪いイメージをもたれがちな「料亭」について、京都の「料亭」の主人が異議申し立てをする。マナーや懐石料理の基礎知識から始まり、料亭と割烹の違い、客のもてなし、料亭の経営、器から建物、東京への進出まで、「こだわり」の一言ですませてしまうには軽すぎる世界だ。それもそのはず、著者は50年、100年のスケールで発想している。
- 国語力もっとアップ400問 / NHK放送文化研究所日本語プロジェクト編
漢字の画数、慣用句、俳句の季語から近代日本文学まで、国語常識問題と、漢字問題、各20問が10セット、解説と正答率付き。自分で思っいたほどの正答率を出せなかったのがちょっとくやしいが、読んだ甲斐があったというものか。
- 新ジャズ西遊記 / 山下洋輔著、相倉久人