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ソウアンミン曹安民曹操の弟の子
ソウウ曹宇曹丕の子 燕王
ソウエイ曹永曹仁の部将
ソウエイゲンチュウ曹叡元仲魏明帝 曹丕の長男
ソウカ宋果李カクの部将
ソウカンケイショウ曹奐景召曹操の曾孫 魏の5代皇帝 魏最後の皇帝
ソウギ曹羲曹爽の弟
ソウキュウブンレツ曹休文烈魏の大将
ソウクン曹訓曹爽の弟
ソウケン宋憲呂布の勇将
ソウケン宋謙孫権の配下 方天画戟の使い手
ソウゲン曹彦曹爽の弟
ソウコウ曹昂曹操の長男
ソウジュン曹純曹仁の弟
ソウジュン曹遵曹真の従弟
ソウショウシブン曹彰子文曹操の次男
ソウショクシケン曹植子建曹操の三男 魏の詩人
ソウシンシタン曹真子丹曹操の同族
ソウジンシコウ曹仁子孝曹操の従兄弟
ソウスウキョコウ曹嵩巨高曹操の父
ソウセイ曹性呂布の将 夏侯淳の目を射た男
ソウセツ曹節乱世を招いた十常侍
ソウソウショウハク曹爽昭伯曹真の長子
ソウソウモウトク曹操孟徳乱世の奸雄 魏武帝
ソウトウ曹騰季興後漢の中常侍 曹操の父曹嵩の養父
ソウトク曹徳曹操の弟
ゾウハセンコウゾウ覇宣高呂布の部将
ソウヒシカン曹丕子桓漢に幕を降ろした人物 魏文帝 曹操の長男
ソウヒョウ曹豹陶謙の臣
ソウブンシュク曹文叔曹爽の従弟
ソウホウ宗宝孔融の部将
ソウホウランケイ曹芳蘭卿曹叡の皇太子 魏の3代皇帝
ソウボウゲンシ曹髦彦士曹丕の孫 魏の4代皇帝
ソウユウ曹熊曹操の四男
ソジュ沮授袁紹の幕僚
ソソウ蘇双中山の豪商
ソヒ蘇飛黄祖の部将
ソモダイエイ祖茂大栄赤頭巾の影武者
ソンイ孫異呉の将
ソンオン孫恩孫チンの弟
ソンカ孫和孫権の次子
ソンガイ孫ガイ孫チンの弟 呉の長水校尉
ソンカンシュクブ孫桓叔武孫権の部将 弓馬の達人
ソンカン孫幹孫チンの弟
ソンキュウシレツ孫休子烈孫権の六男
ソンキョウキサ孫匡季佐孫堅の四男
ソンキョウ孫恭孫峻の父
ソンキン孫キン呉の驃騎将軍
ソンケンコウユウ孫乾公祐劉備の参謀
ソンケンチュウボウ孫権仲謀孫子の末裔 呉の覇王
ソンケンブンダイ孫堅文台孫子の末裔 紅の猛虎
ソンコウ孫高孫翊の部将
ソンコウゲンソウ孫皓元宗孫和の子
ソンコウシュクロウ孫皎叔朗孫静の次子
ソンサクハクフ孫策伯符孫子の末裔 孫堅の長男 小覇王
ソンシ孫資魏の尚書
ソンシュウ孫秀呉の驃騎将軍
ソンシュンシエン孫峻子遠孫恭の子
ソンショウコウレイ孫韶公礼孫堅の養子
ソンジン孫仁孫権の妹 劉備の夫人
ソンセイヨウダイ孫静幼台孫堅の弟
ソンチュウ孫仲黄巾の残党
ソンチンシツウ孫チン子通孫峻の従弟
ソントウ孫登孫権の子
ソンフジン孫夫人孫権の妹 劉備の夫人
ソンユ孫瑜孫権の従弟
ソンヨク孫翊孫堅の三男
ソンリョウ孫亮孫権の三男
ソンレイ孫礼魏の臣
ソンロウソウアン孫朗早安孫堅の子
ソンワン孫ワン呉主孫休の太子



曹奐景召 ソウカンケイショウ
曹操の曾孫 魏の5代皇帝 魏最後の皇帝
出身地:??
生没年:246〜302年
在位 :260〜265年
容姿 :曹操の曾孫。魏の5代皇帝。     「正史」では曹奐景明と記されており、字が異なる。

〜列伝〜  魏主ソウボウがセイサイに殺された後、シバショウによって帝位に即かされた。  もとの名はソウコウであったが、ソウカンと改名した。しかし、シバショウに 実権を全て握られており、何一つ思うようにすることはできなかった。  蜀平定の後、シバショウを晋王に封じた。その後、シバショウが死に、長子の シバエンが後を継いだ。シバエンが、カジュウ、ハイシュウを宮中に召して、 「ソウヒですら漢の天下を継いだのじゃ。わしが魏の天下を継いでも悪くはない だろう。」 と話して、彼らとともに、後宮に踏み込み、 「魏の天下は誰の力によってできたものか。」 と問えば、 「晋王のご祖父のお力でござる。」 と答えた。  シバエンが笑って 「陛下は文武に欠け、国の主にふさわしくなく、才徳のある者に譲られたらよい と存ずる。」 と言えば、大いに仰天した。そしてシバエンに譲位を迫られ、玉璽を引き渡して 陳留王となった。  かくして魏は滅び、晋の時代になった。


曹芳蘭卿 ソウホウランケイ
曹叡の皇太子 魏の3代皇帝
出身地:??
生没年:232〜274年
在位 :240〜254年
容姿 :魏の3代皇帝。8歳で帝位即く。

〜列伝〜  魏明帝ソウエイが死の間際に 「シバイを父と思ってよく敬うよう。」 と言って、シバイに命じてソウホウの手を取って寝台のそばに来るように命じた が、ソウホウはシバイのもとを離れなかった。ソウエイは意識が薄れて、ソウホ ウの方に手をさしのべつつ息絶えた。  わずか8歳の時に即位し、シバイと大将軍ソウソウが補佐にあたった。シバイ は、大将軍ソウソウをだまして大将軍の印綬を得て、簒奪を企てたことを自白さ せてソウソウを処刑した。その後、シバイを丞相に封じた。  シバイの死後、シバシを大将軍、シバショウを驃騎将軍に任命した。しかし、 シバシ、シバショウに朝廷をほしいままにされ、彼らが出仕すると生きた心地が しなかった。太常卿カコウゲン、中書令リホウ、光禄大夫チョウシュウの3人と 謀って、司馬氏誅滅を企て血詔を与えるが、事が露見し玉璽を引き渡して斉王に 降格された。  シバシは高貴卿公ソウボウを帝位に即かせた。  演義ではソウホウは太子とされているが、ソウエイには子がいなかった。ソウ ホウは誰の子かははっきりしないが、ソウソウの孫のソウショウの子、任城王ソ ウカイの子という説がある。


曹髦彦士 ソウボウゲンシ
曹丕の孫 魏の4代皇帝
出身地:??
生没年:241〜260年
在位 :254〜260年
容姿 :魏の4代皇帝。     若い頃から学問を好み、言葉ははっきりとよく通った。

〜列伝〜  斉王ソウホウが帝位を追われると、大将軍シバシによって帝位に立てられた。 シバシの死後、シバショウを大将軍に封じ、対蜀戦で功績を上げたトウガイを安 西将軍に封じた。  ショカツタンが謀反すると、シバショウは 「臣が文武百官と協議しましたところ、太后と天子に親征をお願いいたし、先帝 の意志をお継ぎいただきたく存じます。」 と上奏し、その威勢の前に異をとなえられず、自ら洛陽、長安より26万の兵を 率い、鎮南将軍オウキを先鋒、安東将軍チンケンを副先鋒に兵を進め鎮圧した。  その後、シバショウが晋公に昇ることを迫られ、侍中オウチン、尚書オウケイ、 散騎常侍オウギョウと謀ってシバショウを討とうとした。自ら宮殿を出て、護衛 のショウハクに命じて兵を出すが、カジュウと対峙し、シバショウ配下のセイサ イに刺し殺された。ショウハクも立ち向かったが、セイサイに一突きで殺された。  シバショウは、ソウボウの屍を見ると、わざと驚いて 「陛下の命を縮めたのは、臣が悪かったのでございます。」 と嘘泣きをした。  その後、シバショウによってソウソウの孫、ソウウの子、ソウカンが帝位に立 てられた。