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ヒイブンイ費イ文偉蜀の侍中
ヒカンヒンハク費観賓伯劉璋の妻の弟 蜀の重臣
ヒシコウキョ費詩公挙蜀の重臣
ビジクシチュウ糜竺子仲豪商 劉備の重臣
ビフジン糜夫人劉備の第二夫人 糜竺の妹
ビホウ糜芳糜竺の弟 関羽を見捨てた将



費イ文偉 ヒイブンイ
蜀の侍中
出身地:江夏郡ボウ県
生没年:??〜253年
容姿 :蜀の侍中。

〜列伝〜  叔父のヒハクジンに従って蜀に行き、リュウビに仕えた。  ショカツリョウの南征に従った。  ショカツリョウが北伐に出ると成都で侍中として内政を行った。  ショカツリョウの死後は北伐軍の撤退を行うが、ギエンが聞き入れずに戦いを 主張した。そしてギエンが謀反を起こすとショカツリョウの遺した計略を用いて バタイをギエンの手元に付けさせてギエンを斬った。  その後、ショカツリョウの意志を継いだキョウイが北伐を行うが、ショウエン やトウインらの蜀の重臣が死んで人材不足で国力衰退を招く事を進言した。しか し、キョウイはリュウゼンに願い出て軍を出した。


費観賓伯 ヒカンヒンハク
劉璋の妻の弟 蜀の臣
出身地:江夏郡ボウ県
生没年:??〜??年
容姿 :劉璋の妻の弟。交際上手な人柄。蜀の臣。

〜列伝〜  リュウショウの母は族姑に当たり、リュウショウの娘を娶った。  リュウショウにリゲンを推挙し、共に綿竹の守備に当たった。しかし、リゲン がリュウビに捕えられ、そのリゲンから降伏を説得されて降伏した。  37歳で亡くなった。


費詩公挙 ヒシコウキョ
蜀の重臣
出身地:ケン為郡南安県
生没年:??〜??年
容姿 :蜀の重臣。

〜列伝〜  蜀のリュウショウに仕えたが、リュウビが綿竹を攻撃した際に降伏した。  リュウビが漢中王に即いて五虎将を封じた時、荊州の守備に着いていたカンウ がその中にコウチュウがいる事を不満としており、それをさとした。そして、リ ュウビのソウジンの守る樊城攻略の伝令を伝えた。  カンウはビホウ、フシジンに先鋒を命じるが、二人は出陣前夜に失火して武器 や兵糧を失った。多いに怒ったカンウは二人を打ち首にしようとしたが、それを 諌めてたので二人は棒打40回の計にとどめられ、先陣を取り下げられて南郡守 備に回された。  ショカツリョウの第一次北伐の際に成都で秘書を務めた。


糜竺子仲 ビジクシチュウ
豪商 劉備の重臣
出身地:東海郡ク県
生没年:??〜222年
容姿 :豪商。劉備の重臣。穏やかで誠実。兵を率いるのは下手。

〜列伝〜  代々の豪商で車に乗せた女性に、 「私は南方火徳星君、天帝の命により今夜あなたの家を焼きに行きます。」 と忠告され、慌てて家に帰って家財を運び出して難を逃れた。  徐州でトウケンの別駕従事をし、ソウソウの徐州侵攻の援軍を求めに北海太守 コウユウと青州太守デンカイに援軍を求めた。北海に来ていたリュウビが加わり、 トウケンの加勢に向かった。  トウケン死後の徐州太守リュウビの補佐をするが、リョフに徐州を奪われ、そ の後ソウソウに攻められて落ち延びた。  後にリュウビがカンウチョウヒらと再会した時に合流した。  カンウのもとで荊州守備に当たり、死後はリュウビのもとにいた。


糜夫人 ビフジン
劉備の第二夫人 糜竺の妹
出身地:東海郡ク県
生没年:??〜208年
容姿 :劉備の第二夫人。糜竺の妹。

〜列伝〜  リュウビが徐州にいた時に第二夫人となる。ソウソウが徐州侵攻をしたときに カンウと共に捕らわれるが、カンウのはからいで無事であった。その後、リュウ ビの所在を突き止めたカンウとともにソウソウのもとを去った。リュウビのもと に向かう途中で黄巾の残党に拉致されるが、リョウカに助けられた。  ソウソウの荊州侵攻の際に新野から逃げるが、長坂でリュウビの一家がバラバ ラになり阿斗を抱いて逃げた。足に怪我を負って動けなくなっているところにチ ョウウンが助けに来たので阿斗を託して、チョウウンの足手纏いになってはと自 ら井戸に身を投げて死んだ。


糜芳 ビホウ
糜竺の弟 関羽を見捨てた将
出身地:東海郡ク県
生没年:??〜221年
容姿 :糜竺の弟。

〜列伝〜  ソウソウから小沛を守るが陥落し、落ち延びてリュウビに従った。新野城を守 る。ソウソウの荊州侵攻から逃げるリュウビ軍でチョウウンが単騎でリュウビの 妻子を探しに戻る所を見つけて、チョウウンが裏切ったと勘違いしてリュウビに チョウウンが裏切った事を告げた。しかし、リュウビはそれを信じなかった。  カンウのソウジンの守る樊城攻略の際、フシジンとともに先鋒をつとめるが、 出陣間際に陣から失火して武具や食料を焼いてしまいカンウに打ち首にされかけ た。しかし、ヒシのとりなしで棒打40回の計にとどめられ、先陣を取り下げら れて南郡守備に回された。  荊州が呉に攻められ、フシジンが呉に降伏した。そのフシジンが降伏を促しに やって来てカンウの使者を斬ってしまい、そこに呉軍が攻め寄せたので降伏した。  カンウの死後、蜀軍が仇討ちに軍を進め呉軍が兵を退くと、フシジンとともに バチュウの首を持って蜀軍に降伏した。しかし、リュウビの怒りは収まらず、カ ンウの霊前で切り刻まれた。