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2023/11/30

 プロ野球日本シリーズは阪神がオリックスを4勝3敗で下し、38年ぶりの日本一に輝きました。
 両チームとも打撃力より投手力が高く、少ない得点を守り切って勝つイメージのチームですが、一方でビッグイニングの流れを作り出せるチームでもあります。一方、オリックスが最近の主流である選手と守備位置を固定せず流動的に戦うチームであるのに比べ、阪神は主力選手の守備位置と打順を固定することで選手の役割を明確にして戦うチームであるという部分では対照的なチームです。戦前の予想では両軍とも取れて3得点の僅差の試合をどう拾っていくかというものが大勢を占めていました。
 迎えた第1戦は8-0でオリックスが勝利、続く第2戦は8-0で阪神が勝利という、戦前の予想に反して一方的な試合で幕を開けました。舞台を京セラドームから甲子園に移した第3戦、序盤のリードを守り切ったオリックスが5-4で勝ちましたが、後に岡田監督が日本一の要因に挙げた試合になりました。第4戦は4-3で阪神がサヨナラ勝利、第5戦は0-2で迎えた8回裏に一挙6得点を挙げた阪神が勝利し、対戦成績を3勝2敗として京セラドームに舞台を移しました。第6戦は阪神が先制するもオリックスが5-1で逆転勝利を収め、3勝3敗で迎えた第7戦、1点を争う緊迫した展開で飛び出したノイジー選手の3ランホームランで先制した阪神がその後も追加点を奪い、7-1で勝って念願の日本一を決めました。
 今年の日本シリーズは1点の重みがより感じられ、どちらに転ぶかわからない展開が続いたこともあり、歴史的にも語り継がれるようなシリーズになったと思います。それは第6戦までの合計スコアが23-23と同点だったことにも表れていますし、総じて両軍の特徴がよく出ていたシリーズだったと思います。岡田監督がポイントに挙げた第3戦、1-5で迎えた7回裏に3点返し、最終回にも一打サヨナラの場面を作って負けた試合でしたが、この試合を1-5のまま終えていたら打線が止められた状態で反発力を発揮できずにそのままオリックスの勢いに呑まれたかもしれません。「個々の試合の流れがシリーズ全体の流れに繋がらない」と言われた今回の日本シリーズにおいて、岡田監督の言う「いい負け方」をしたこの第3戦はシリーズ全体の流れに影響を及ぼした試合だったということでしょう。
 個人的にはプロ野球に興味を持ったきっかけが1985年の阪神の躍進で、そこから阪神ファンになってプロ野球自体を見始めた経緯があるので、今回の日本一は格別の思いがあります。

 球団初の連覇に向けて、今から来季を楽しみにしています。


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