What's Old


2006/12/31

 早いもので、今年も残すところあとわずかとなりました。
 今年を振り返ってみると、隠蔽体質に端を発する問題が続々と明るみに出てきた印象があります。それと同時に、モラルの低下により引き起こされた問題も浮かびあがってきました。個人的にそれぞれの代表格を挙げると、前者の教育現場のいじめ問題、後者は飲酒運転です。
 我々日本人はいったいどこへ行こうというのでしょうか?(訊くな)

 ところで、私の個人的なところでは、今年はスパム(迷惑メッセージ)の増加を意識させられた年でした。スパムメールの数は1年で倍増する勢いですし、掲示板では今年1年間、スパムに対する措置しかしていない始末。もう少し強固なスパム対策が必要なのかもしれません。
 スパム送信者はことごとく消えてしまえばいいのに!(怨念)

 それでは皆様、よいお年を。


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2006/11/30

 今年のアジアシリーズは北海道日本ハムファイターズが制し、2年連続で日本のチャンピオンチームがアジアチャンピオンの座につきました。
 今大会で決勝に進出したチームは、台湾のLa Newベアーズで、2年連続で決勝進出を狙ったサムスンライオンズではありませんでした。このように、プロ野球の歴史が浅い中国以外のレベルが非常に近づいてきている中、アジアにおける日本野球のレベルが安定して高い水準にあることを証明した形になったと思います。しかし、国際大会の一発勝負では、投手の出来によって格下のチームが格上のチームを破る可能性が決して低くはなく、今大会ではLa New投手陣の奮闘がチーム躍進の原動力になり、日本ハム戦においても少ない得点での接戦に2試合とも持ち込みました。
 日本・韓国・台湾程度の実力差であれば、一発勝負の場においては容易にその差を埋められる可能性があります。その中で、来年以降、日本のチームがアジアチャンピオンの地位を守り続けられるか、今から楽しみです。


 一方、アジアシリーズの前に行われた日米野球では、今年活躍した若い選手を中心に固めたメジャー選抜に対し、打診の段階で断った選手も含めれば25人とも言われる辞退者を出し、戦力的に今季のプロ野球を代表する選手たちが集まったとは言えない日本選抜がまともに戦うことはできませんでした。さらに、プロ野球選手会が今年限りで日米野球を行わないことを発表するなど、日米野球のあり方そのものが問われる大会となりました。
 個人的には、昨年からアジアシリーズが始まり、今後ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が秋に組み込まれることになれば、11月に真剣勝負の国際試合が集中することになり、基本的に国際交流の色合いが強い日米野球や日韓野球といったイベントを同じ11月に行うのは、日程的に無理があると言わざるを得ないと思います。
 今年の日米野球で浮き掘りになった問題がどうなるのかはわかりませんが、今、オフの国際試合イベントが存亡の危機に直面しているのは間違いありません。


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2006/10/31

 北海道日本ハムファイターズ44年ぶり日本一達成!(挨拶)

 まずはファイターズファンの皆様、そして北海道の皆様、日本一おめでとうございます。
 今年のプロ野球日本シリーズは、プレーオフの辛酸を舐め続け、雪辱に燃えるソフトバンクをねじ伏せ、25年ぶりにパ・リーグを制覇した日本ハムと、ペナントレース終盤の阪神の猛追を振り切ってセ・リーグを制し、52年ぶりの日本一を狙う中日の戦いとなりました。
 今年のシリーズを振り返れば、第2戦に中日が流れを手放したことが分岐点となり、第3戦からは地元北海道のファンの前で伸び伸びとプレーした日本ハムの前になす術なく敗れた印象が残りました。レギュラーシーズン終盤からの勢いをそのまま持ち込んだ日本ハムと、日本一を意識するあまりに普段通りのプレーができなかった中日との差が明らかに出ていました。
 この勢いのまま、昨年のロッテに引き続いてアジアシリーズ優勝を狙ってもらいたいと思いますが、北海道移転後3年間、チームを引っ張った新庄剛志(登録名:SHINJO)選手が引退、アジアシリーズ不参加ということで、来年を見据えた戦いにもなり、個人的にはそこのところも見逃せない部分だと思います。

 なんにせよ、北海道移転後の日本ハムの躍進が北海道に野球を浸透させ、地域を盛り上げた一因となったことは疑う余地もなく、そういう意味でも今年の日本一は非常によかったと思います。


 さて、終盤に中日を激しく追い上げながら結局届かなかった阪神ですが、前年の優勝チームとしての役割は最低限果たしたことに関しては、ファンとして満足でした。しかし、マジックナンバー点灯後、一度もそれを消すことなくシーズンが終わってしまったことについては残念でした。
 結果的には優勝を果たせませんでしたが、今年の阪神は主力選手に故障者が相次いだ部分があり、その中で最後まで優勝争いを演じての2位ということで、チームとしての地力を感じるシーズンでした。一方で、交流戦での打率が12球団最低だったことなど、シーズン中盤で打てないことが得点力低下に結びつき、苦戦を強いられた印象がありますし、昨年と比べると新戦力と呼べる選手がほとんどいなかったことがV逸の原因に挙げられると思います。
 それはそれとして、個人的には今年を2位で終えたことが非常に大きいと思っています。昨年の中日がそうだったように、優勝の翌シーズンを2位で終えるというのは、その次のシーズンに必ず繋がってくるはずですし、常勝チームに変わっていくための条件でもあると思うからです。

 阪神ファンとして、来年の阪神の戦いに期待したいと思います。
 22年ぶりとなる日本一に向かうことを信じて…。


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2006/ 9/30

 プロ野球パ・リーグはレギュラーシーズンの全日程をほぼ終了し、順位が確定しました。
 結果、1位が北海道日本ハムファイターズ、2位が西武ライオンズ、3位が福岡ソフトバンクホークスにそれぞれ決まり、プレーオフではまず第1ステージで西武がソフトバンクを迎え撃ち、その勝者が第2ステージで日本ハムと戦うことになりました。
 現在のプレーオフ制度が行われた過去2シーズンは、ソフトバンクが1位通過しながら、いずれのシーズンも2位通過のチームに敗れるという結果になりました。それにより、1位通過のチームがプレーオフ第2ステージまでの間、しばらく試合間隔が空くため、第1ステージを戦ってきて試合勘のある相手選手に対して試合勘が戻っていない状態で戦わなければならない不利益が生じることが問題視されました。
 そこで今年からは、レギュラーシーズン1位通過のチームに対して、無条件に1勝のアドバンテージが与えられるようになりました。ちなみに、従来のルールでは、2位と5ゲーム差以上開いていることがアドバンテージの条件でした。この変更により、第2ステージの試合数が最大5試合から4試合になりました。同時に、従来は5試合全部だった1位チームの主催試合が最初の2試合だけになるという変更もなされました。このことがプレーオフ戦線にどのような影響を与えるか、そこが注目されるシリーズになると思います。
 さて、今年のレギュラーシーズン1位チームである日本ハムですが、実は1981年を最後にリーグ優勝から遠ざかっていて、昨年ロッテが優勝したことから、現在パ・リーグで最も優勝から遠ざかっているチームになっています。それに対して、2位の西武は一昨年、3位のソフトバンクはダイエー時代の3年前に、それぞれ優勝を果たしています。
 個人的には、優勝から遠ざかっているチームにこそ優勝してほしいという気持ちが強く、今年のプレーオフは日本ハムを応援することになります。  客観的に見ると、レギュラーシーズンの最終盤で脅威の追い上げを見せ、首位を奪った日本ハムの勢いが、プレーオフ第2ステージの開催日まで持続するかどうかが鍵になってくると思っています。西武とソフトバンクを比べれば、レギュラーシーズンを6連敗で終えたソフトバンクよりも、西武の方がチームの雰囲気は悪くないと思いますが、いずれにせよ、試合間隔が空く日本ハムにとっては厳しい戦いになると見ています。

 ともかく、昨年のロッテが果たせなかったレギュラーシーズン1位に輝いたことは、日本ハムにとっては非常に価値があることだと思います。そこで得た勢いと自信を胸に、選手たちがどのような戦いを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。


 ところで、セ・リーグの優勝争いも、中日に最大9ゲーム差をつけられていた阪神が破竹の勢いで勝ち続け、昨日からの中日3連戦(甲子園)を3ゲーム差で迎えるところまでは来ました。
 その天王山となる3連戦のうちの2試合を終え、1勝1敗という結果になりました。これで再び中日の方が優位になりましたが、阪神としては明日の試合を勝つことで望みを繋ぎたいところです。逆に、明日負ければまず間違いなく逆転はないと個人的には思います。

 こちらの方も目が離せません。


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2006/ 8/31

 今年の夏の高校野球は、決勝が史上2度目の引き分け再試合になったこともあり、この決勝を戦った両校のエースに対して特に注目が集まり、大会終了後1週間以上が経っても、彼らの行動に対するマスコミの報道は加熱するばかりのように感じられます。
 週刊誌やワイドショーなどで、彼らの過去やら性格やら、プライバシーに関わるようなことまで根掘り葉掘り報道されるのを見ると、ある種の恐ろしさを感じずにはいられません。特に報道が過熱している早実の斎藤投手の父親が決勝再試合当日にワイドショーのインタビューを受けた時に口にされた、「できれば明日から普通の高校生に戻してやってほしい」という願いは、現時点では到底叶いそうもありません。
 現在行われている日米親善高校野球試合が終われば、今回のフィーバーは一旦落ちつくと思いますが、プロ入り前の選手に対する報道のあり方については、考えるべきことが多いのではないかと個人的に思いました。


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2006/ 7/31

 今年は梅雨が長引いて、各地で大雨や日照不足による影響が出ました。
 一方、ヨーロッパでは熱波が猛威を振るっていて異常に暑かったそうです。
 この異常気象、地球シミュレータの弾き出す100年後の気候と酷似しているという話ですが、温暖化が進んだ地球がどうなるのか、その一端が垣間見られたようで少し恐ろしくなった次第です。


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2006/ 6/30

 サッカー2006FIFAワールドカップ(W杯)はグループリーグが終了し、決勝トーナメントが始まっていますが、日本は残念ながらグループリーグ敗退となりました。
 大会前にはグループリーグ突破に関して楽観論も流れていましたが、終わってみれば勝利を挙げることなく2敗1分けで終わりました。国際大会はよほど大きな力の差がない限り、弱いとされるチームでも強いとされるチームに勝つことも珍しくないと思っているので、個人的にはグループリーグ敗退も予想はしていましたが、まさか世界との差がここまで大きかったとは思いませんでした。特に技術面よりも精神面の弱さが浮き彫りになったのは、国際大会を戦う上では大問題ではないかと思います。
 思うところはまだまだありますが、とりあえず2010年南アフリカ大会に『W杯で戦えるチーム』として日本代表が出ていることを祈る次第です。


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2006/ 5/30

 当サイトは本日をもって7周年となりました。

 この1年間、変わらずサイトを続けることができた感謝をここに表するとともに、今後も当サイトをよろしくお願い申し上げます。


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2006/ 5/28

 今月は例年に比べて雨が多く、日照不足の影響で野菜の価格が高騰したりしていますが、プロ野球の日程にもまた影響を及ぼしています。
 特に、阪神は4日間ある交流戦予備日が試合で埋まる場合が想定され、スポーツ新聞などでは最悪16連戦とかダブルヘッダーの可能性を指摘する報道があるような状況にあります。
 現在、中止になった試合のうち未消化分が2試合あり、火曜日からの3連戦のカードと6月17日のオリックス戦(スカイマークスタジアム)のうち2試合が中止になった場合、4日間の予備日が埋まることになります。さらに、5月30日からの楽天戦3試合のうち1試合以上と6月9日の西武戦(いずれも甲子園)が中止になった場合、6月10日から25日までの16連戦以上が組まれることになります。また、4日間の予備日に5試合以上が入った場合、恐らくダブルヘッダーが組まれることになることが予想されます。
 試合をすることになる選手には申し訳ないのですが、プロ野球ファンとしては、16連戦や13連戦といった日本では普段有り得ない連戦を見てみたいような気もしています。実際には、火・水・木曜日に開催地を狙い打つように雨が降らない限りは実現しない話ではありますが、何とも夢のある話だと思いませんか?(関係者にとっては迷惑


 さて、来月はついにサッカーのワールドカップ(W杯)が開催されます。
 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で国を代表して世界と戦う団体スポーツの魅力に対して関心が高まっていると思われる今、今度はサッカーW杯で日本代表がどのような戦いを見せてくれるのか、興味は尽きません。
 サッカーW杯とWBCを同列に並べることはできませんが、WBCでの王JAPANの戦いが、ジーコJAPANの選手たちに少しでもいい影響を与えているとすれば、野球ファンとしてこれほど嬉しいことはありません。
 ところで、今国会で『愛国心』についての議論で紛糾しているようですが、サッカーW杯やオリンピックなどの世界的なイベントにおいて、日本人が「日本頑張れ」と思えば、それがすなわち愛国心じゃないかと思う私には、『愛国心』という文言を教育基本法に盛り込むかどうかという議論は不毛であると思われます。愛国心とは法律によって植え付けられるものではないし、法律に書く書かないを議論するよりも、日本人が自然と自国に愛着を持てるような日本になっていくための議論をしてもらいたいと思うのですが、答えはW杯にあるのか?(スポーツと政治を混ぜるな危険


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2006/ 4/30

 晦日の声に尻を叩かれてサイト更新というパターンが確立されつつあります(ダメ)。

 プロ野球は開幕して1ヶ月、両リーグとも好調なチームとそうでないチームの差が早くも出始めています。セ・リーグでは巨人、パ・リーグでは西武が好調な滑り出しを見せています。
 阪神については、3〜4月を貯金3で終えはしましたが、強さを感じるところまではまだ到達していない印象を受けます。要因は接戦に弱いところを見せていることであり、これを改善していかない限り、阪神の連覇は幻に終わると感じています。ゴールデンウィーク明けから始まる交流戦での立て直しに期待したいと思います。


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2006/ 3/31

 祝・王JAPAN世界一!(遅過ぎ)

 ということで、今月開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本が初代王者に輝きました。二次予選リーグの自力突破が消滅してからの奇跡的な展開は、改めて国際大会では何が起こるかわからないことを証明しているように思いました。
 ひとまず成功したかに見える結果の一方、WBCという大会がサッカーのW杯と同等の世界的なイベントに成長するためには、解決すべき問題が山積していることが明るみに出ました。詳しくは省きますが、今回はメジャーリーグ主導による『アメリカの、アメリカによる、アメリカのための大会』色が強く出ていたことによって、さまざまな歪みが生じました。開催時期や審判、組み合わせの問題などを充分に議論し、改善する姿勢をアメリカから引き出すには、今回の日本の優勝と韓国の4強進出、そしてアメリカの予選敗退という結果は、絶好の好機をお膳立てした形になったと思います。
 3年後に開催される予定の次回大会までに、少しでも問題点が解決されることを望みます。

 さて、WBCの余波からか、パ・リーグの開幕シリーズの観客動員数は軒並み前年増を記録しました。さらに、WBCの直後に始まったセンバツ高校野球大会に、WBCで初めて野球に興味を持った人たちが関心を寄せるようになったとの報道もあったり、野球に対する関心がここ最近にないほど高まっているようで、野球ファンとしては嬉しい限りです。
 野球人気の低下が叫ばれる昨今、WBC効果が年間を通じ、本日セ・リーグが開幕するプロ野球にどのように反映されていくのかが楽しみです。


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2006/ 2/28

 今月はトリノオリンピックが開催されました。
 メダル獲得という点では、大会前にメダルが有望視されていた種目で軒並みメダルを逃し、終わってみれば女子フィギュアスケートの荒川静香選手による金メダルの1つだけに終わりました。
 一部には「メダルを獲れなければ意味がない」とする向きがあるかもしれませんが、個人的には、各選手が自分の実力をオリンピックという大舞台で出すことができるかを重点的に見ていました。メダル候補に挙げられながら、結果として自分の力を充分に発揮できずにメダルを逃した選手が多かったことを鑑みると、この大舞台で自分の力を発揮することの難しさや、極限の緊張状態の下で精神面・肉体面をどうコントロールするのかといったことについて取り組む必要があるのではないかという気がします。
 外国の選手を含めて自分の力を出せずに敗北した選手が多く存在する一方で、自分の持てる力を充分に発揮し、メダルに肉薄したり、前例のない好成績を挙げた選手もいる部分が、今大会において非常に興味深く感じられました。
 それはともかく、オリンピックを戦った選手たちを心の中で労いたいと思います。

 余談ですが、連盟や協会の役員の方々には、選手たちを差し置いて自分たちを優遇しているとする報道にあったようなことはせずに、選手のことを中心に考えて競技力の強化をするように願いたいと思います。


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2006/ 1/30

 あけましておめでとうございます(4週間遅れ)。

 前回ネタにした閏秒(1月1日午前8時59分60秒)ですが、私はその瞬間を寝て迎えました。開け、夢のトビラ!(CV:竹内順子
 そんな私ではありますが、2006年も前年同様、月1回のサイト更新を目標にやっていきますので、今年もよろしくお願い申し上げます(4週間遅れ)。


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