What's Old


2004/12/31

 気がつけば今年も終わろうとしております。

 ……などと前回更新時の挨拶をパロってる場合ではありません。(挨拶)

 「更新間隔が空いて大晦日に駆け込み更新」って、同じことをちょうど1年前にやっていた気がする、溶解ほたりぃHGです(ダメ)。
 今年もまたサイト更新が(『椎名作品二次創作小説投稿広場』を除き)停滞気味になりましたが、その主な原因が「ここに掲載する文章が書けなかった」という本末転倒というか、手段と目的がすり替わったというか、何ともアホらしいことになってしまいました。実際、ここ用にと思って書き始めた文章が、入れ込み過ぎてまとまらなくなり、そのままお蔵入りしたことが何度かありました。
 こんな調子を続けてたら何にもならないので、来年からこのコーナーを本来の『更新情報』の役割に専念させる形を採ろうと思います。このコーナーが本来のあるべき姿になることで、少しでもフットワークが軽くなるのではないか…と、自分で自分に期待する次第です。

 ということで、今後、特に何か書きたいことが出てきた時には、その専用コーナーを設ける方向で考えています。
 もっとも、自己満足以外の何物でもないので、できたとしてもチラシの裏みたいなコーナーになることは間違いないのですが、そういうのが好きな人の些細な楽しみになれば何よりです。できればな!(ドクロ)


 さて、今日は全国的に雪だったようで、私の住んでいる地域でも雪が積もりました。
 年度内に積雪することが一度あるかどうかの地域なので、思いがけなく降り積もった雪に対して、近所でも混乱が見られました。午前中に町内の食料品店に買い物に行った時、車が坂道を上れなくなって帰れなくなったとかで、レジの順番待ちの時間が著しく延びたなどという出来事があったのですが、その時の様子はまさに豪雪地帯の人に鼻で笑われそうな光景でした。タクシーですら雪に困ってウロウロしてましたし。
 天気予報によると、正月から大雪の恐れのある地域があるようですが、皆様方におかれましては、新年早々体調を崩されませんように。というか、12月に入ってからも比較的どころでなく暖かかっただけに、ここ数日の冷え込みが余計に寒く感じます。

 それでは皆様、よいお年を。


更新情報


2004/ 8/31

 気がつけば夏も終わろうとしております。(挨拶)

 今年の夏は、確かに酷暑と言われるほど暑かった時もありましたが、台風が多かったせいか、割と涼しい日が多かったような気がします。
 今年は地球温暖化の影響かと思われるような異常気象らしく、台風が日本によく来たり、局地的に集中豪雨があったりと、よくわからない天候ですが、皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
 こちらは、前回更新からうっかり3ヶ月が経ちました、溶解ほたりぃHGです(ダメ)。

 さて、今月は4年に一度の祭典である夏季五輪・アテネオリンピックが開催されました。
 今回はオリンピック発祥の地・アテネで開催されるということで、いつも以上に注目されていたと思います。とにかく実際に始まるまでは準備不足がかなり懸念されていました。その中で、準備の遅れから感じられるギリシャ人気質にもスポットが当てられるなど、別の意味でも注目を集めていましたが、始まってみればやはり盛大に盛り上がりました。
 今大会における日本選手の活躍については、連日の報道でご存知の通りだと思いますが、改めてメダル獲得数を挙げると、金16個・銀9個・銅12個の計37個という、日本としては史上最高の数字でした。その中には、期待通りの結果を出したケースもあれば、予想だにされなかった結果に終わったケースもあります。

 野球やソフトボールなどの金メダルが確実視されていた団体競技について注目して見ていたのですが、結局両方とも銅メダルに終わりました。
 大会前から過剰な期待をかけられ、それに応えるべく過剰に意気込んだ結果、どこか空回りする部分が、特にソフトボールで見受けられました。
 予選を1位通過して有利な条件で決勝トーナメントを迎えようとした点で、両者は一致します。初戦を落として勢いに乗れなかったソフトボールは、結局予選を3敗で通過し、勢いに乗れないまま終わりました。一方、野球は予選で強敵・キューバに勝ったもののオーストラリアに敗れ、予選を1敗で1位通過したものの、準決勝でオーストラリアに再び敗れました。
 両者とも、予選リーグから「負けられない」と意気込むあまり、気を抜く暇もなく、無意識のうちにある程度必要な心の余裕がなくなっていたように感じられました。特に野球では、全選手をプロで固めた布陣で挑みましたが、そのプロ集団をもってしても周囲の期待に応えることはできませんでした。
 これらの競技の結果で、国際大会、オリンピックという一発勝負の舞台が持つ恐ろしさをまざまざと見せつけられた格好になりました。どんなに実力があっても、その時その瞬間にそれを発揮できなければ、いつもいい結果を得られるとは限らない、ということです。「たまたま相手投手が会心の投球をして打てなかった」「たまたま投手の調子が悪くて打たれてしまった」ということは、プロ野球のリーグ戦を見てもわかる通りですが、国際大会ではそれが許されません。そのことの難しさが、両競技の金メダルを阻んだように思われます。
 野球で予選を4位通過したオーストラリアのように、「予選は通過すれば何位でもいい」という気持ちで戦っていれば、結果はどうだったでしょうか?
 その答えは次の北京大会で見られるかもしれませんし、もっと先のことになるかもしれません。予選リーグを戦う競技を見る時には、チームや選手の精神面の持っていき方に注目するのも、面白い楽しみ方かもしれません。

 今回の日本選手の躍進に関して、スポーツ選手を国が支援する態勢が整ってきた結果と見る向きもありますが、それはともかくとして、選手がオリンピックという舞台で戦う姿が人々の心を感動させるのは、今も昔も変わるものではありません。
 オリンピックの位置付けについて、「参加することに意義がある」とされた時代から、プロ選手の参加が解禁され、「いくつのメダルを獲得するか」という時代になりましたが、メダル云々だけではなく、どのように戦ったかということが重要であると私は思いますし、その姿勢そのものが人に感動や勇気、希望といったものを与えるものだと思っています。

 今回のオリンピックからもいろいろなものをもらいました。
 次は2006年の冬季五輪・トリノ大会。どんなことが待っているのか、今から少し楽しみです。


更新情報


お知らせ


2004/ 5/30

 当サイトは本日、開設5周年を迎えました。
 これまでのご愛顧に対して厚く御礼申し上げるとともに、これからも当サイトをよろしくお願い申し上げます。(挨拶)

 ということで、昨年のこの日からまた1年が経ちました。
 いつの間にか1年経ち、それが5回繰り返されていつの間にか5年が経っていたという感じですが、この5年を振り返ってみると、自分の中で変わったこともあれば変わっていないこともあり、その時の一瞬の積み重ねがこのサイトを作ってきたのだと思います。
 このサイトをやってきた中で、自分の中の変化に気づかされたこともあります。サイト更新時にその時の自分の断片を残すという作業は、後からその時の自分を知る上でも役に立ちますし、過去の自分を知ることの楽しさというものもあります。そう考えると、現状の決して高くない更新頻度はもったいない気もしますが、必要以上にサイト管理に入れ込み過ぎないことが、ここまで長くこのサイトを続けてこられた要因でもあります。

 これからは、これまでのように毎月1回更新を目標に、割と好き勝手なことを書いていければ…と思います。
 さらに、自分の中の必要に応じて、変わることが必要な部分は変えながら、かつ変わらないことも大事にして、このサイトを管理運営していきたいと思っています。

 最後に、このサイトはすでに私一人のものではなく、各コンテンツを利用して下さる方々に支えられて成り立っています。
 6年目を迎えるこの『NONSENSE』の歴史を、利用者の方々とともに刻んでいくために、ご協力をお願い申し上げます。


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2004/ 5/29

 奇しくも3ヶ月ぶりの更新になりました。(挨拶)

 今日、車を運転していた時、そう遠くない場所から「ドーン!」という爆発音が聞こえてきました。しばらくしてもう一度同じ爆発音の後、「ダダダダダッ!」という銃撃音らしきものが聞こえてきました。いったい何の音かと考えていましたが、近くに自衛隊基地があることを思い出し、軍事演習でもやっているのかと思うようにしました。
 周知の通り、現在もはや危険地帯と化しているイラクに自衛隊が派遣され、ここ最近は、イラクで活動する自衛隊の拠点であるサマワ近郊でも、定期的に爆発音がしたとか銃声がしたなど、テロの危険性を感じさせる報道がなされています。普段、爆発音や銃声などを聞くことのない環境にいる人間である私は、そういったものが日常にありふれている状態のイラクで活動することの危険を、今日のほんの些細な出来事によって少しだけ身近に感じました。恐らく私が思っている何倍も危険なイラクから、自衛隊の派遣部隊が無事に帰還することを願わずにはいられません。

 イラク戦争終結宣言から1年、以前にも増して混迷を極めるイラクですが、ここにきてアメリカの提唱する『正義』が揺らぎはじめてきました。それは結局、キリスト教や資本主義の物差しで測られただけの『独善』に過ぎないものであると思われてなりません。相手はキリスト教徒でもなければ、資本主義社会でもないところの国民です。自分たちとまったく異なる文化や考え方を持つ国、あるいはそこの国民のことを、アメリカは十分に理解しようとしたのでしょうか?
 イラク戦争当初、米英軍とともに積極的に参加していたスペインは、今年に入って政権交代し、イラク戦争の非を認め、イラクに駐留している部隊を撤退させる方向に変化しました。それを後押ししたのは他ならぬスペイン国民の意志でした。今年はアメリカ大統領選挙があります。今度はアメリカ国民がイラク戦争その他、この4年間の出来事に対してどのような評価を下し、そしてどのような答えを出すのか、楽しみにしています。

 一方、日本は日本でいろいろあるわけですが、イラク人質事件で突然噴出した『自己責任論』については、個人的には違和感を覚えました。帰国した被害者を冷ややかに出迎えた日本国民の姿を伝える外国メディアの論調から、日本人がこれからの国際化社会を生きていくにあたって、学ぶべきことがあるのではないかと思いました。
 先日もイラクでジャーナリストが銃撃される事件がありました。実質上戦闘状態にあるイラクに行く人たちの立場や考え方を、せめて我々は理解すべきではないかと思います。『自己責任論』は、現状のイラクに行くことの善悪を議論しているようにも見えました。この世の中、そう白黒が明白に決まることは少ないはずですし、この問題についてもグレーゾーンの中での議論になるはずで、事の善悪を決めようとするのは無意味と言ってもいいと思います。その中でどのような意見を持つか、我々の考えるべきはそこではないかと愚考する次第です。


 ということで、どこでどう間違ったのか、かなりきな臭い話をしてしまいました。本当はアニメの話とかしたいのに!(結局そこ)
 とりあえず、他愛もない話はまたできる時にすることにして、今回はここまでにします。

 ところで、結局あの爆発音は何だったのか、本当に爆発音や銃声みたいなのがしていたのか、はたまた実は幻聴だったのか、もうニャニがニャンだー ニャンダーかめん…もとい、何が何だかわかりません。

 もう何が真実なのかもわからぬ…
 もう何も見えぬ、何も聞こえぬ…


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2004/ 2/29

 食肉ピンチだ!(挨拶)

 アメリカでBSE感染牛が発見されたことによるアメリカ産牛肉輸入停止措置の影響を受け、今月に入ってこれまで熾烈な競争を繰り広げてきた牛丼チェーン店から次々と牛丼が消えるという現象がニュースになったのが記憶に新しいところですが、今は食べられなくなった牛丼が大好きな皆様はいかがお過ごしでしょうか?
 私はというと、牛丼チェーン店の牛丼を食べる習慣がまったくないので、牛丼がなくなっても別に困ることはありません。
 そんなわけで、皆様ご機嫌麗しゅう。溶解ほたりぃHGです。

 牛肉の輸入停止が長引いただけで、これほどにまで大騒ぎになる日本の食卓事情とは何なのかが気にならなくもないですが、それに追い打ちをかけるように、今年に入って鳥インフルエンザの流行という新たな問題が浮上してきました。これにより、牛肉だけでなく鶏肉までも安全性に疑問が持たれるようになりました。タイや中国からの鶏肉の輸入が停止され、牛丼の代替メニューに鶏肉を使った丼を用意していたところなどは、まさに踏んだり蹴ったりの状況になりました。
 こうなると、今度は豚肉の安全性まで疑わしくなってきます。鳥インフルエンザが何らかの原因で他の家畜に感染し、そこでウィルスの型が変化して更なる他の家畜や人間に感染する危険性が指摘されています。鳥インフルエンザの流行は、人間自身に感染する新たなウィルスを生み出す可能性もあるというわけです。

 ここ数年、今回のBSEや鳥インフルエンザのような食用にされる動物が感染する病原体や、SARSのような人間が感染する病原体が脅威となってきています。これは、もしかすると地球からの何らかのメッセージかもしれませんが、もしそうであったとしても、それを感じ取ることのできる人間はほとんどいないでしょうし、圧倒的な大自然の流れの前に人間ができることはたかが知れているのではないかと思います。そう考えると、改めて人間という存在の小ささを感じます。

 それはさておき、とりあえずは当面の食肉の安全性が確保されることを祈ります。先日の京都府内の養鶏場のように、業者側で異変を隠蔽するような結果にならないように願いたいものです。


 以上、今月のやっつけ更新でした。(台無し)


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2004/ 1/25

 「なんでだろう〜」や「マニフェスト」はともかく、「毒まんじゅう」って流行語大賞に選ばれるほど流行してました?(挨拶)

 昨年はテロリズムとそれによる暴力連鎖、またアメリカ主導のテロリズム撲滅戦略における国連の事実上の無力化など、イラク戦争に起因する国際的な問題が絶えず起こっていたような気がします。日本経済の相変わらずの低迷ぶりもあいまって、世の中の雰囲気も暗くならざるを得ず、特に何か明るい話題が望まれていた傾向があったように思います。サッカーなど、スポーツ界でもイラク戦争やSARSの影響で海外遠征が中止されたりしましたが、昨年もスポーツの分野で明るい話題が少なくなかったと思います。個人的には阪神タイガースのリーグ優勝が筆頭に挙げられますが、その他にも日本人選手の国際舞台での活躍は、我々日本人を勇気づけてくれただろうと思います。
 今年は、つい先日自衛隊のイラク派遣が行われ、政治的にもいろいろ問題になりそうな気配ですが、とりあえず派遣部隊の方々が無事に帰って来られるように祈るばかりです。個人的には、アメリカ大統領選挙でアメリカ人がブッシュ大統領の外交政策をどのように判断するのか、イラク戦争の是非をどのように判断するのかが密かに楽しみです。ともかく、今年がいい年になればいいなぁ…と願う次第です。

 新年の挨拶をするような時期でもなくなりましたが、今年もよろしくお願い申し上げます。


 さて、2003年4月に開始した、土曜朝8時からテレビ東京系列で放送しているアニメ「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」について、雑感を綴りたいと思います。

 この作品は、基本的にダメな要素で構成されている、いわゆるクソアニメです。1話目で視聴を中止した人間も少なくないらしいですが、継続して視聴している人間には違う意味で絶大な支持を得ている、そんな視聴者を選ぶアニメであると言えます。
 ぴちぴちピッチにはダメな部分がたくさんありますが、それを順に紹介していきたいと思います。

 まず、一番最初に挙げなければいけないのはです。
 主要キャストのうち、主人公・七海るちあ役に中田あすみ氏、宝生波音役に寺門仁美氏といった現役中学生タレントを起用しており、その声と演技のヘタレっぷりに1話にして見放したアニヲタが続出したようです。私の場合、ヘタレ声は何度か見ていればそのうち慣れると思っているのでまったく問題にはならなかったのですが、最初にどのような作品か見極めにきている視聴者層にとっては、ヘタレ声は視聴中止の致命的な要素になり得るということだと思われます。毎週聴かなければいけない声がどうしても受け入れられないとなれば、視聴中止するしかなくなるわけで、まずそこで視聴者を選ぶアニメであることを宿命づけられたわけです。

 次に挙げられるのは、この作品の売りであるです。
 当然、歌うのは主役格のキャラであり、1話目の印象だと「声だけでなく歌までヘタレ」みたいな状況になってました。実際、歌を売りにするには歌唱力があまりにもなさすぎると感じましたし、今でも歌唱力のあるキャラとないキャラの差がはっきり出ている印象です。ここでもヘタな歌を聴かされて苦しみたくないと思う視聴者の撤退を招いたと思われます。

 次に作画ですが、これはキャラクターデザインの時点で視聴者を選んでいたと思われます。「目が大き過ぎる」「首が細過ぎる」など、一般的には受け入れられにくい要素があると思います。作画の面でも、特に初期には、回によって絵がバラバラだったり、適当に描いているとしか思えない部分もあり、作画の質を求める視聴者層には受け入れられなかったと思われます。

 最後に脚本キャラですが、基本的にご都合主義過ぎる脚本と、それに振り回されるキャラという構図があり、それが受け入れられない層には初期の段階で視聴中止されたと思われます。脚本については、個人的に「こういう展開になったらイヤだ」と思う方向に話が展開することが割と多かった印象があります。それが悪い方向に解釈されれば、間違いなくクソアニメということになるでしょう。

 以上、わざわざ悪い面を列挙してきましたが、私はダメな部分をこそ楽しむ方向でピッチを視聴しており、普通に見ればダメな部分であっても、ピッチにとってはそれが魅力になります。物語の整合性や作画の質など、小難しいことを何も考えずにただ出されたものを楽しむ、そんなスタイルで視聴するアニメがあっても私はいいと思います。
 ちなみに、主要対象視聴者層である小学生以下の女の子には我々とは違った意味で人気を博しているらしく、すでに2年目の放送が決定しているほどです。我々ヲ友達がどう思おうともグッズが売れれば継続するという、典型的な「大人の事情」の好例だと思いました。

 ということで、今回はこの程度にしておきます。機会があれば、私がどこをどのように面白いと思っているのかをもう少し具体的に述べられればいいなぁ…と思っています。


 今年はサイトの方でも何かやってやろうかと思っている、溶解ほたりぃHGでした。
 思うだけは思うけど、いつも実行するところまではいかないのが実情なんですけどね…(ダメ)


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