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ACC NEWS  2008.3 NEWS page-1 2 3

【はじめに】
厳しい寒さの冬もようやく峠を越え、春の兆しが見えてきた今日この頃、コレクターの皆さま、いかがお過ごしでしょうか?ACC-HPも久々に更新を行うことができました。長らく更新が途絶え、本当に申し訳ありませんでした。昨年から今年始めにかけての、GTR旋風ともいえる現象も一段落した感がありますが、おおいに期待されたGTRの厚口カタログがついにリリースされなかったのは、やはり残念です。また、光岡自動車もニューモデルからはカタログは作らないという方針を打ち出しました。これらの事例がカタログのペーパーレス化に繋がらないことを願いたいですね。大阪では、2月に橋下徹新知事が就任。橋下知事の行政改革のひとつが、ドーンセンターや府立体育館をはじめとする83箇所の府下の箱モノ施設を見直し、不要な施設は閉鎖・売却すること。そのリストの中には、大阪交歓会でいつも使用している府立青少年会館も含まれ、今後の成り行きが気になるところです。新着カタログ紹介では、最近リリースされた主だった車種を中心に紹介しておりますので、ご覧ください。(TEXT:TAKIMOTO)

【NEWS】
自動車カタログ展のお知らせ

●開催日時 2008年5月4日(日)11時〜16時 5月5日(月)10時〜15時 
●開催場所 奈良市登大路町63番地 国際奈良学セミナーハウス 研修室
●交通案内 近鉄奈良駅下車徒歩東へ10分 世界遺産東大寺の西隣です。
●テーマ 「1960年代の熱い心をもう一度」
●展示内容 ★カタログ展(1960年代のカタログと資料を紹介)★日本の自動車メーカー変遷史を年表で紹介★1960年代の自動車を当時の映像で紹介★そのころ・こんな(当時の文化や流行を年表で紹介★1960年代のカタログの希少価値を相撲番付表で紹介★蒐集家の重鎮による「カタログこだわりベスト10」を展示★提携の海外クラブの紹介
●主催 ACC・JAPAN
●問い合わせ 代表 accjapanへの問い合わせ    
        担当 問い合わせメール

【NEWS】
「カタログ自慢大会 国産車編・外国車編」「携帯でお宝グッズをゲット!」
大阪交歓会が5月31日(土)、いつもの森ノ宮青少年会館にて行われます。前回に続き、「カタログ自慢大会」を実施します。今回は国産・外車の2部に分けて開催。あなたの持っているお宝カタログ、稀少、変わり種カタログやプレスキットをおおいに自慢してください。「日本でこれを持っているのは、私だけ!」という方、大歓迎です。いつも持参されるのは、同じ人ばかりなので、ぜひ多くの方のカタログ自慢をお待ちしています。また、「携帯でお宝グッズをゲット!」では、参加者全員の携帯番号を事前に紙に書いていただき、司会者が抽選でその番号をプッシュ。携帯が鳴った人にお宝カタログやグッズが次々プレゼントされる趣向です。今回も大量のカタログ、プレスキット、書籍、DVDなどが無料放出されます。多くの皆さんのご参加をお待ちしております。なお、非会員の方の参加も歓迎ですが、当日入会し、その場で年会費(3600円)を納めていただける方に限ります。

●開催日時 2008年5月31日(土)13時〜17時

●開催場所 大阪市中央区森ノ宮中央2-13-33 大阪府立青少年会館
      1階 第1グループ活動室

●交通案内 JR環状線森ノ宮駅下車西へ500m。
      地下鉄森ノ宮駅下車2番出口より西 へ300m。
      いずれも右手に大阪城公園が見えます。
      クルマの場合は、道路地図、ナビ参照。
      中央大通り南側に面しています。
      有料駐車場有り。(1日最大1500円)

●問い合わせ 滝本会員 090-3717-7664  森会長 06-6954-4107

 

  【新着カタログ紹介】

●「変革が許されないブランド」トヨタ・クラウン
 
 
 
クラウンが第13代目となるフルモデルチェンジを行った。2月19日、大阪・帝国ホテルで行われた内覧会では、びっくりするほど多くのオーナーが詰めかけ、クラウンの根強い人気を痛感した。今回新たに追加されたハイブリッドモデル以外は、ロイヤル/アスリートとも電子デバイスや安全装備の追加が主で、旧型に比べてドラスチックな変更点は無い。実際試乗してみても、私は旧型との違いを実感することはできなかった。キャッチフレーズは「超えてゆく、ブランド」だが、「変革が許されないブランド」の方が言い得ているだろう。カタログは、ロイヤルがA4サイズ50ページ、アスリート44ページ、ハイブリッド54ページ。5枚目写真の黒表紙と6枚目写真は、13代目クラウン誕生を記念して製作されたヒストリーブック。303mmx245mm50ページ・ハードカバー・布表紙。なかなか良いブックだが、発行部数が少なく入手するのはけっこう困難だ。
●「最良のスポーツセダン」マツダ・アテンザ
 
 

日本での販売台数はさほど多くないが、欧州・北米においてはロングセラーといえる販売実績を持つマツダ6ことアテンザがフルチェンジした。スタイルは旧型を踏襲しつつ、よりグラマラスに、ボディサイズも拡大した。高められた剛性と静粛性、よりしなやかになった乗り心地と、旧型のネガが潰され、あらゆる点が改善されたことが伺える。パワートレーンの変更は、従来のMZR型2.3リッターから2.5リッターへと拡大。レギュラーガソリン仕様であることが嬉しい。私は、2リッターAT、2.5リッターAT、2.5リッターMTの3車種を試乗したが、クルマの性格を最も引き出し、楽しくドライビングできたのは、2.5リッターMTであった。走りのレベルはBMW3シリーズやアウディA4にもひけは取らない。カタログはA4サイズ72ページの厚口だ。新型では、スポーツ、セダン、ワゴンが1冊になっている。


●「コレクターが喜ぶ」日産・シーマ、プレジデント
 
 
GTRのハードカバーを出さなかった償いか(?)日産では、高級車のマイナーチェンジ版を次々と正方形型ハードカバー化を行っている。中でもプレジデントは、従来黒一色の表紙にロゴだけであったのが、フロントグリルの写真入りとなった。もちろんスリーブケース付き。シーマ257mmx255mm60ページ・ハードカバー、プレジデント260mmx257mm68ページ・ハードカバー。
  ●「日産頑張れ!」日産・フェアレディZ、フーガ
 
フェアレディZは表紙変更、フーガは初のハードカバーカタログで登場した。私は今、日本の自動車メーカーの中で、開発においても販促物の制作においても一番頑張っているのが日産だと思っている。儲かっているくせに、ハードカバーや変形カタログの1冊も出さないホンダは、もう少し日産を見習うべきだ。フェアレディZ
260mmx257mm80ページ・ハードカバー、フーガ 260mmx257mm60ページ・ハードカバー。2枚目の写真は、フェアレディZの限定色、「プレミアムサンシャインイエロー」と「プレミアムミスティックマルーン」のカタログ(1枚物)。
  ●「メタボ・アコード」ホンダ・インスパイア
  5代目となるインスパイアは、280馬力を発揮する新開発3.5リッターV6エンジンを搭載し、よりスポーティなアッパーミドルセダンとして登場した。そしてボディサイズは、レジェンドを超える4940x1845x1475mmにまで大きくなった。先代から採用されている気筒休止システムは、さらに進化し、走行状況に応じて3、4、6気筒と必要な性能を獲得する。試乗の感想は、やや重めだが応答性の良いステアリングと剛性の高いサスペンションにより、かなりハイスピードでコーナーに進入しても、自然で安定感のあるコントロールが可能だった。そして、いったん走り出すと、ボディの大きさもさほど気にならなかった。ただ、このクルマは高級感や上質感といったものは皆無なので、それを求める向きには、他社の同クラス高級セダンを検討した方が賢明だ。あくまで、肥大したアコードなのだ。カタログはA4サイズ50ページ。カタログも特に高級感は無い。
  ●「マニア向きから脱却」スバル・フォレスター
 
  インプレッサに続き、スタイリッシュで洗練されたデザインになった新フォレスター。よりSUVらしくなったボディは、全長・全幅・全高共一回り大きくなっている。外観同様に、インテリアも一新。ようやく他メーカーSUVと比べても遜色の無いレベルになった。エンジンの形式は旧型と変わらないものの、ヘッドがDOHC化され低中速トルクの充実が図られている。カタログはA4サイズ46ページ。
  ●「クルマもおしゃれに」インプレッサ・ビームスエディション
  昨年リリースされた新インプレッサとファッションブランドのビームスが手を組んだ限定車。鮮やかなオレンジや渋いブラウンの外装色もさることながら、インテリアのカラーコーディネイトはさすがだ。カタログはA4サイズ10ページ。
  ●「18番勝負」ダイハツ・タントVSスズキ・パレット
  軽第3位の売れ行きのタントが新型になった。一番のトピックスは、左側のBピラーを取っ払い、巨大な開口部を実現したこと。普通車ではトヨタ・アイシスにも採用されているが、軽では初めての試みだ。また、最上級グレードには床にフローリングを採用したというのもユニークだ。小さな子供のいる家庭では、絨毯よりフローリングの方が汚しても掃除しやすいということなのか・・・?カタログはタント、タントカスタムともA4サイズ24ページ。対する刺客は、スズキ・パレット。タントのピラーレスに対し、パレットは後席両側スライドドアで立ち向かう。また、リアステップ地上高、荷室開口部の地上高共クラストップの低さで乗降性、荷物の出し入れを容易にした。どちらのクルマも室内の使い勝手やインテリアの質感は非常に高く、一昔前の軽の概念からは考えられない位高級である。ジャパニーズ・Kカー恐るべし。パレットのカタログはA4サイズ34ページ。
 
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