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ACC NEWS 2007.4 NEWS page-1
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【新着カタログ紹介】 ●ホンダ・クロスロード |
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クロスロードと聞いて私が思い出すのは、昔のOEMクロスロードとクラプトンのクリーム時代の楽曲だ。それはともかく、新型クロスロードはストリームをベースに、スクエアで斬新なデザインの別 グルマに仕立て上げた。全長4285mmというショートなボディながら、3列シート7人乗りなのも売りのひとつ。リーズナブルで実用性の高いコンパクトSUV。カタログはA4サイズ48P。カタログのグラフィックは、TVCMと同じクロスワードパズルがデザインモチーフとなっている。 |
●三菱・デリカD:5 | |||||
新型デリカD:5の評判はすこぶる良い。三菱にとって久方ぶりのワンボックスワゴンの登場に加え、直線を活かした潔いデザインが受けているようだ。しかし、試乗してみてこれほどがっかりしたクルマも無かった。2.4リッターMIVECエンジンが最悪なのだ。エンジン音は大きく、たいしてパワーも無く、走っていて全然気持ちよくない。しかも実質燃費は6〜7キロだと言う。明らかに一世代前のエンジンである。今後の三菱の課題は、早急に新世代エンジンの開発を行う必要がありそうだ。プレカタは、角を落としたユニークなものだったが、本カタログはA4サイズ48Pと通 常版。カタログのグラフィックは、ほとんどがシートアレンジや室内装備の説明に当てられる。 |
●マツダ・CX-7 |
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クロスオーバー・スポーツなるキャッチで登場した、マツダの新型SUV。ライバルはハリアー、ムラーノからBMW・X3までが範疇となるらしい。エクステリアは、迫力あるフロントフェンダーの張り出しと立体感のあるフロントマスク、低い全高、流れるようなサイドラインとなかなかスポーティでカッコいいルックス。ただし、フロントのマツダエンブレムはちょっとデカ過ぎる。試乗しての印象も、期待は裏切られなかった。引き締まった足回りに、シャープなハンドリング、2.3リッター直4ターボエンジンは必要にして充分なパワーで、ワインディングロードを攻めるのが楽しくなる。カタログはA4サイズ44P。 |
●日産・スカイライン | ||||
昨年11月20日にフルモデルチェンジした、12代目となるスカイライン。外観のイメージは先代を踏襲しつつ、内容は大幅に刷新。イチロー、渡辺謙と豪華タレントをふたりも起用したCMが効いたか、売れ行きも好調。350GT・アクティブサス仕様に私が試乗した印象は、切れすぎる回頭性や、ある回転域から爆発的に加速するエンジンなど、スポーティ以前にちょっとマニアックなイメージ。対し、250GTは上質感のあるエンジンとしなやかな足回りで、こちらの方が好印象。カタログは最近の日産車カタログの定番サイズとなりつつある、変形版角表紙250mmx250mm52P。写 真・デザインとも上品な出来だ。コクピットは、有るはずのないリアワイパースイッチが写 っているミステイク写真。(この初版カタログは、まだ多くの販売店で置いてある) |
●日産・フェアレディZ | ||||
フェアレディZが一部改良に伴い、カタログを一新。ハードカバーの体裁は変わらず、カタログサイズが大きくなり、写 真表紙となった。カタログサイズは、256mmx256mm80P。現行の日本車カタログの中でも、最も豪華で素晴らしいカタログのひとつ。世界中に存在するZファンクラブの紹介や各開発担当に語らせるZ開発ストーリーなど、読み物としても楽しめる。エンジンは新型スカイラインに搭載と同じVQ35HRで313ps。このスペックは6MT、5AT共通 。バージョンNISMOも同時発売となった。 |
●日産・ピノ | ||||
モコ、オッティに続き3番目となるOEM・Kカーは、ピノ。ベースはスズキ・アルト。カタログは250mmx250mm28P。購買層を若い女性と割り切っているのか、カタログのグラフィックは、全ページカワイイ・テイスト。当然メカニズムの解説ページはゼロである。大判カタログだけに、本家アルトのカタログより立派に見える。 |
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