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ACC NEWS  2006.11 NEWS page-1 2 3

【はじめに】
めっきりと涼しくなってきた今日この頃、カタログコレクターの皆さまどうお過ごしでしょうか?9月、10月と新型車のリリースが相次ぎ、コレクターにとっては嬉しい状況になっています。待望の大物といえば、レクサスLS460。やっと出たか、ハードカバー!といった感じで、ほっとした(?)方も多かったのでは?またマツダ・ロードスターや三菱・ランエボ9・MRカタログもケース入りカタログとなり、我々コレクターには嬉しい限りです。光岡・オロチも長年にわたる東京モーターショーのプロトタイプ公開を経て、ついに市販の運びとなり、これまた嬉しいニュース。ぜひ街中を疾走するオロチの姿を見たいものです。F430やガヤルド以上に注目度があるのではないでしょうか?また、新型カローラもいよいよ10代目を迎えました。登場から40年、累計販売台数3000万台という記録もすごいが、発売からわずか3年でブルーバード、コロナを抜き、車種別 セールス1位に立った偉業も忘れてはなりません。時代は大きく様変わりし、周りを見てみると、その昔直接のライバルであったサニーも、ファミリアもすでに消え去っています。新カローラもAXIOというロゴが大きく、カローラの文字は小さな表示で、もはやカローラブランドも終焉が近いのでしょうか?新型車が出る度、古いブランドが無くなっていくのは残念に思います。そんな中で、スズキからセルボ復活のニュースは吉報です。また一方で残念なニュースは、トヨタ最後のスポーツカー、MR-Sが来年1月で生産・販売中止になります。ついにこれで、トヨタは全てのスポーツカー・クーペがラインナップから消え去ります。12月に開催される大阪交歓会では、久々に皆さまとお会いできることを楽しみにしています。なお、SPECIALページの更新は、11月20日頃の予定です。

【NEWS】

「私のお宝自慢」をテーマに開催!

久々の開催となる大阪交歓会が12月3日(日)、いつもの森ノ宮青少年会館にて行われます。今回の交歓会では、「私のお宝自慢」と題して、皆さまのお宝カタログ(またはプレスキット)を持参していただき、存分に自慢していただきたいと思います。「こんなカタログじゃ恥ずかしい」なんて思う必要はありません。他人がどう思おうと、自分のお宝が一番なのです。盗難を危惧される方やカタログが大きくて持参できない方は、カラーコピー・写 真等も認めます。どんなお宝が出てくるのか、またどんなお宝を持っていこうか、今から楽しみです。例によって、100キロ以上のカタログ、プレスキットの無料取り放題、貴重カタログやプレミアムグッズ、ミニカーのじゃんけん大会など、盛りだくさんの内容で来て損はさせません。多くの皆さんのご参加をお待ちしております。またACC会員以外の皆さんもお気軽にご来場ください。


●開催日時 2006年12月3日(日)13時〜17時

●開催場所 大阪市中央区森ノ宮中央2-13-33 大阪府立青少年会館 
      1階第1グループ活動室

●交通案内 JR環状線森ノ宮駅下車西へ500m。
      地下鉄森ノ宮駅下車2番出口より西 へ300m。
      いずれも右手に大阪城公園が見えます。
      クルマの場合は、道路地図、ナビ参照。
      中央大通り南側に面しています。
      有料駐車場有り。(1日最大1500円)

●問い合わせ 滝本会員 090-3717-7664  森会長 06-6954-4107

 

【新着カタログ紹介】

●レクサス・LS460
 
  レクサス店待望のLSがやっと登場した。実車については、あえて詳しい説明はしないが、良くも悪くもセルシオからの正常進化。全くの直球勝負で、もう少しハズしたところもあれば、と個人的には思うのだが、実質上のトヨタのフラッグシップとしては、遊びの部分は許されないのだろう。カタログはA4サイズ・ハードカバー84P。写 真・デザインとも、流石に日本最高水準、というより世界最高水準。但し、出来すぎたデザインに面 白味は無い。1枚目写真のカタログ横の黒いバッグは、大阪リッツ・カールトンホテルでの発表展示会の際、このバッグにカタログが入れられ配布されたもの。
●トヨタ・カローラAXIO、FIELDER
 
 
  カローラ誕生から、実に40年、10代目の新型カローラ。トヨタとしても相当リキが入っていて、先代に比べてエクステリア・インテリア・装備とも格段にクオリティが上がっている。20年前のマーク2クラスといったところか。AXIOに全車標準で付くバックモニターには驚くが、そのうちナビさえも標準装備となるのだろう。FIELDERの方も、先代は商用バン的な安っぽさがあったが、今回セダンと同じアピアランスが与えられ、ステーションワゴン市場でのシェア奪還を図る。カタログはAXIOがA4サイズ44P、FIELDERが40P。
●トヨタ・AURIS
 
  先代のランクス/アレックスからのリニューアル。なぜ名前を変えなくてはならなかったのかは、不明。AXIO、FIELDERが5ナンバー枠を守ったのに対し、こちらは全幅1,760mmと3ナンバーサイズに。その分、前から見ても後ろから見ても、フェンダーがダイナミックに膨らんでいる。肥大したヴィッツという趣。トヨタとしては、欧州市場でゴルフなど競合ひしめくCセグメントで勝負を賭けるらしい。インテリアの特徴は、センター・インパネからシフトノブまで流れるようなラインの一体型コンソールになっていること。価格は、150X・S Package 2WDで1,858,500円。HDDナビゲーションを装着し、諸経費を含めると、軽く250万円オーバー。そこまでのプレミアム性があるのだろうか?カタログはA4サイズ46P。
●トヨタ・ハリアー・ザガート
 
  2代目となるハリアー・ザガートは、トヨペット店創立60周年を記念したハリアーの特別 仕様車。エクステリアデザインは、イタリア・ザガート社。いつもながらのガンダム調デザインである。全国限定250台。最近のトヨタでは非常に珍しい大判カタログ。カタログサイズ30cmx30cm20Pで、さらに大判封筒が付くのも嬉しい。 カタログのデザインは、イメージ写真のページが多く、蘊蓄のコピーはほとんど無い。
  ●三菱・ランサーエボリューション9MR/ワゴンMR
  ランエボの定番となってきたMRモデル。9MRがどうして突然ケース入り豪華仕様カタログになったのかは不明。表紙写 真は、スリップケースのもので、本体表紙はシルバー地にMRの文字だけ。A4サイズ角表紙44P。グラフィックはシンプルながら、好感が持てる。「美」「技」「極」と大きな筆文字がデザインのアクセントになっていて、これなら外人にも喜ばれる(!?)
●三菱・トライトン
 
  当初300台限定、さらに300台追加で売り出された、タイ製ダブル・ピックアップトラック。何でこんなものが売れるのか良く分からなかったが、カタログを見ると、確かになかなかカッコいいスタイル。日本の他メーカーに同類のものは無い。価格もV63.5リッターエンジンで294万円とリーズナブル。MTBやスキー、サーフィンなどのアウトドアスポーツ派にお薦め。(だけどゴルフ派にはちょっと似合わないかも)カタログはA4サイズ24P。
●三菱・ekワゴン/ekスポーツ
 
  フルモデルチェンジしたekワゴン。左側ドアのみスライドドア採用で、日常での使いやすさを向上。先代と同じく全高1550mmをキープし、立体駐車場にも対応。機能的でスタイリッシュなインテリアや充実の収納スペースなど、女性・ファミリーユーザーに優しいアイデアと新設計がいっぱい。三菱渾身の一撃となるか!?カタログはekワゴンとekスポーツが1冊になり、A4サイズ42P。
●三菱・パジェロ
 
  実車の出来とカタログの出来が釣り合っていないケースがままある。例えば高性能スポーツカーなのに、カタログはショボイものだったり、どうでもいいクルマなのに、カタログだけがやけに立派だったりする。何が言いたいか、ご推察のとおり、新型パジェロのカタログはすこぶる豪華。A4サイズ角表紙72Pという超厚口カタログの内容は、白いページのバックに緻密なメカニズムの線画が配されるという、良く見ないと分からないところに金をかけた、贅沢な5色印刷である。対し、実車の方はエクステリア、インテリア共もはや1時代前のもの。エンジンも先代から変わっていないし、よくこんなクルマをヌケヌケと新型として出すものだ。すでに日本では、この手の重量 級クロカンのニーズはほとんど無いのだから、どうせ新型を出すのだったら、和製ハマーのようなコンセプトのクルマを開発すれば良いと思う。(トヨタ・メガクルーザーも無いことだし)そもそも三菱は、ジープから戦車まで軍用車に関してのノウハウは国内NO.1なのだから、それをウリにしたクルマ造りをすればいいんじゃないかな?(自衛隊にも買ってもらえるし・・・)
 
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