ACC NEWS 2003.05 NEWS page-1 2
3 【新着カタログ紹介】 |
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●ホンダ・MDX、エレメント 北米市場では、熾烈を極める高級SUV達。BMW・X5、ポルシェ・カイエン、ボルボ・XC90など特に今まで参入していなかった欧州プレミアムメーカーの進出が目立つ。アキュラブランドでそれらの中に切り込むMDXだが、北米ではそれなりに勝算があるのだろう。が、国内での販売となると話が違う。X5よりまだひとまわりデカいサイズや485万円という高価格のクルマがそうそう売れるとは思わない。(そういえば、ラグレイトも街中で見かけた記憶がないが)カタログは、225mmX297mm、横開きの40P。豪華ではないが、グレードに見合った上品なカタログだ。ただし色気は皆無。エレメントは、全く持って開発意図が不明なクルマだ。これもアメリカ生産、逆輸入の形で販売されるもので、主な市場は北米である。エクステリアの売りは、両側観音開き。全てのドアを開け放った開放感は圧巻。床面やシートは撥水コーティング。国内で売るなら、フロントデザインにもう少しデリカシーが欲しいところ。カタログは297mmx225mm、24p。表紙も観音開き!?。 |
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●日産・ティアナ すでにラインナップから外れたローレル(どうしてこんな往年の名車の名前をなくすのだろう)、セフィーロに代わる後継モデル、ティアナ。ゆったりとした大柄に見えるボディに「モダン・リビングという発想」(カタログコピーより)のインテリア空間。確かに今までの高級車にありがちな、過剰装備でゴテゴテとした印象のインテリアとは、一線を画す。すっきりとまとめられたモダン家具のようなインテリアは、国産車には珍しくカラー使いも上手い。カタログはA4サイズ56P、角表紙。現車と同じくカタログも見やすく、すっきりとしたデザイン。 |
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●スズキ・ツイン、ラパンキャンバストップ 出ました、軽初のハイブリッドカー!といっても、ガソリン車に対して価格の開きがありすぎるのと、あまりにも控えめな生産台数を聞くと「本気で売る気あるの?」と思ってしまう。全長2,7mという切り詰めたサイズに2人乗りというのは、先行のスマートと同じコンセプト。ただしこちらはスマートほど派手なスタイルではないから、「目立つのはイヤ」という人にはおすすめ。カタログは、なんてことないA4サイズ16P。ラパンキャンバストップは、ラパンの追加車種。ボディカラーは、赤、白の2色のみで、室内のインテリアも同色でコーディネートされる。なかなかおしゃれな1台だ。カタログはA4サイズ3つ折りの6P。 |
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