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【新着海外カタログ紹介】
●「復活GT!」オペルGT
 
  オールド・オペルファンには懐かしい名前でリリースされた、オペルのロードスターGTは、実はいささか複雑な成り立ちを持つ。(話が長くなるので、ここでは割愛)4100x1813x1274mmときわめてタイトなボディに264psの2リッター・ターボエンジンを搭載。フロントデザインは、オペル・スピードスターを彷彿させるが、こちらは快適装備を備えるGTモデル。オーソドックスな幌のトップを採用し、あくまでライトなスポーツカーを目指した。ヤナセのオペル販売撤退で買えないのが残念!ドイツの現地価格は約486万円。カタログは小ぶりなハードカバーで168mmx247mm横開き32ページ。表紙は皮シート風写真にオペルGTロゴの型押し、赤いステッチの盛り上げインクと、なかなか凝っている。
  ●最新のオペルカタログ紹介
 
  ヤナセのオペル撤退後、日本ではすでに身近に感じられないオペルである。本国では、カタログが168mmx247mm横開きの小型サイズに統一されつつある。ここで紹介するのは、コルサ(40P)、ザフィーラ(44P)、アンタラ(36P)、ビジネスバンの(8P)4種類。グラフィックは、写真もデザインも若々しくファッショナブルだ。
●「実用的な官能スポーツ」マセラティ・グランツーリスモ
 
  先代のマセラティ・クーペに比べると、ボディサイズがずいぶん大きく感じる。それもそのはず、グランツーリスモはクアトロポルテをベースに、わずかホイールベースを縮めて2ドア・クーペに仕立て上げたのだ。パワートレーンも基本的にクアトロポルテと同じなのだが、同時にフェラーリF430搭載の4.3リッターV8ユニットのデチューン版でもあるのだ。早速試乗したところ、誰でも容易に運転できる実用性と快適性を持ちながらも、3000回転以上回せば、官能的なフェラーリサウンドが聴けることに大満足。1530万円とは、ずいぶん高値のクルマだと思っていたが、試乗後は安楽さとフェラーリ・エンジンの両方が得られるのなら、むしろ安い買い物だと考え方が変わった。カタログは英語版A4サイズ横開き76ページ。日本語版は、なぜか10ページほど少ない。透視図による鋼管フレームやエンジン/ミッションの配置、サスペンションなどがふんだんに載っている。歴代マセラティのカタログの中でも最も厚いカタログではないだろうか?
●「復活クーペ!」アウディA5
 
 
  A5は、1994年を最後に生産終了したアウディクーペ以来、14年ぶりのクーペの復活となる。14年ぶりとはちょっと意外であったが、確かに最近のアウディのラインナップにクーペは無かった。サイドのシルエットは洗練された美しいラインを描きながらも、リアには大人がちゃんと2名座れるシートが確保されている。標準装備のナビなど最新装備もぬかりは無い。日本市場でのセールスは絶望的ながら、欧米ではクーペの需要は決して少なくなく、A5もアッパーミドルやインテリジェント層に支持されるものと思われる。カタログは日本語版、210mmx295mm横開き46ページ。写真の3枚目、4枚目は2月14日、大阪・リッツカールトンホテルで行われた、アウディ最新ラインナップ展示会の模様。会場は、アウディ・オーナーやファンがこんなに沢山いたのかと驚かされるほど賑わっていた。中でも一番人気はやはりR8で、絶えず多くの人だかりができていた。この日は、R8の豪華ハードケース入り本カタログを貰うことができたが、同カタログは、アウディのR8取扱い店で3500円で販売している。(安い!!)
●「あなたも007になれる」アストンマーチンDBS
 
  007シリーズ最新作にも登場した、アストンマーチンDBSの日本版カタログが今、全国のアストンマーチン正規販売店で販売中。先のV8バンテージ・ロードスターのカタログ表紙の色は赤色だったが、DBSでは濃い紺色に変わっている。261mmx197mm70ページ。布製ハードカバー。
  ●「無国籍車!」サーブ93・95
 
  サーブ93・95のカタログが従来の正方形から、A4サイズに変わった。最近のサーブは、「どうしてこんなになってしまったの?」と首を傾げたくなるような変貌を遂げている。もともとデザインはやぼったく、一部のマニアだけに愛好されてきた節があるサーブ。新型でも、こだわりの部分は残しているものの、リアのスタイルを見ると、もうどこのクルマなのかさっぱり分からない。ラインナップは、93がセダン、エステート、カブリオレ、95がセダン、エステートと従来通り。93がA4サイズ横開き44ページ。95がA4サイズ横開き28ページ。
●「オロチに負けた!」シボレー・コルベット
 
  先日、光岡自動車の駐車場でオロチとコルベットが並んで置かれている光景を見た。アクが強いと思っていたコルベットがオロチの横では、実にさらっとした普通のクルマに見えてビックリ!2008年版カタログはA4サイズ横開き26ページ。どうもヤナセでは、取り扱っている全ての車種のカタログをA4横開きに統一しようとしているようだ。
●「軽ではありません」スマート・フォー・ツー
 
  スマート・フォー・ツーがフルチェンジ。排気量は1リッターにアップし、ボディも若干大きくなった。インテリアの質感や各種装備も充実。当然ながら、日本での軽登録はもうできない。カタログはA4サイズ横開き26ページ。
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