米の価格高騰が止まりません。
2月に「米の流通を円滑化させるため」政府が備蓄米放出を発表し、今月にはすでに備蓄米が流通しているはずなのですが、私の行くスーパーでは今月に入って米が消え、ほとんど売っていない様子を見かけるようになりました。3月に2回の入札を実施、順次放出しているとのことですが、13日までに引き渡された13万7879トンのうち9割以上が国やJA全農などの集荷業者に滞留しているという報道を見ました。
備蓄米の放出で米の価格低下を狙っている政府に対し、価格低下を嫌がるJA全農が放出された備蓄米の9割以上を落札し出し渋っているため価格が低下しない、JA全農が「悪質転売ヤー」と同じことをしているなどと言われていますが、備蓄米を輸送するトラックが確保できないなどの問題もあるらしく、これからまだまだ時間がかかりそうです。昨年6月に小売店が8月の米不足を指摘した時に農水省が動かなかったのはある意味正しい判断だったことが今、浮き彫りになりました(間に合わないという意味で)。
個人的に気になるのは今秋に米を購入する時の価格ですが、昨秋よりもさらに上がりそうで非常に厳しくなりそうです。これまでと同量の購入を考え直す必要のあるレベルの値上がり幅になっています。これ以上米の価格が上がるとより一層の米離れを引き起こすぞ、JA全農よ!
プロ野球は開幕から1ヶ月が経過しました。
セ・リーグは巨人が首位に立ち、0.5ゲーム差で阪神が2位、勝率5割の広島が3位、借金1の中日が4位、昨季日本一のDeNAが借金3で5位と出遅れ、最下位ヤクルトがゲーム差なしで追う展開となっています。
一方、パ・リーグは昨季5位と低迷しオープン戦でも最下位と低迷したオリックスが貯金5で首位に立ち、日本ハムが1.5ゲーム差で2位、昨季ぶっちぎり最下位の西武が貯金1で3位と健闘し、勝率5割の楽天が4位、借金2のロッテが5位、怪我人続出の昨季リーグ優勝ソフトバンクが最下位に沈んでいます。
総じて言えるのはこの時期はどのチームも今季のチームの形を作っている最中であり、極端に悪くないのであればそれほど心配する必要はないということです。3連勝で勝率5割に復帰できる借金3までを目安とするとソフトバンク以外は問題ないことになりますが、果たしてどうなるでしょうか。阪神は3・4月を14勝11敗1分けの2位とまずまずの滑り出しとなりました。
藤川球児新監督の船出ということで、正直なところ采配で負けたと思われる試合もありました。しかし、監督どころかコーチ経験もない藤川監督にいきなり完璧を求めるのも酷な話なので、いろんな経験を積みながら前に進んでいってくれればと思います。
少し気になるのは、セ・リーグで唯一レギュラー陣に故障者が出ておらずベストメンバーが組めているにもかかわらず、貯金3に「とどまっている」ことです。月間の貯金3という数字は優勝争いをするチームの現実的なノルマとなることは理解しているのですが、他チームよりもいい条件で戦えていることを考えるとどうしても物足りなさを覚えてしまいます。はい、ただの私の高望みです。
6連勝の後の3連敗で今月を締めくくることになっているので、まずは1つ勝って悪い流れを止め、地に足をつけて戦ってもらいたいと思います。
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