What's Old


2007/12/31

 2007年を振り返ると、食品関連の偽装が続出したことが一番印象に残っています。
 食は人間が生きていく中で最も重要な部分であり、安全なものを食べることは国民の関心事だと思います。そこにこの食品偽装問題が次々に発覚し、我々としては何を信じたらいいのかわからなくなった時期が来たと感じました。
 それ以外にも数年前から様々な偽装が発覚してきましたが、今年の食品関係のそれが最も関心を呼び、大きく取り上げられた印象があります。食品業界の方には是非、これまでの慣習で悪い部分があれば改善して頂きたいと思います。


 さて、今月初めに行われた野球の北京五輪アジア予選では、見事に日本が出場権を獲得しました。筆舌に尽くしがたい緊張感と興奮に包まれた3試合でした。
 来年8月の本選でも活躍を期待します。

 それでは皆様、よいお年を(遅過ぎ)。


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2007/11/30

 プロ野球アジアシリーズは、53年ぶりに日本一となった中日ドラゴンズが優勝し、日本野球界の体面を保つ結果となりました。しかし、その戦いぶりは初戦の韓国代表・SKワイバーンズ戦でシリーズ日本代表チーム初黒星を喫するなど、決して強さを見せつけて優勝したとは言えない内容でした。
 これについては、アジアシリーズに向けて中日のチーム状態が上がってこなかったことや、「勝って当たり前」と思われる中での負けられないプレッシャーなど、複数の要因が重なった結果だと個人的に思っています。ただ疑問なのは、中日で唯一とも言えるホームランバッターであるタイロン・ウッズ選手が帰国していて不在だったことです。韓国や台湾のチームでは、シーズンで活躍した外国人選手が当然のようにそのまま出場していました。それと比べると、中日は他チームよりもアジアシリーズを重視していなかったとも受け取れます。今回の結果はウッズの不在も大きく影響していたような気がするだけに、契約問題や故障などのことがあるにしても残念でした。
 来年以降、日本一となったチームがこのような意識で望んでいれば、近い将来、アジア王者の座を他国のチームに奪われることも否定できません。一発勝負の国際大会では、実力で勝っていても何があるかわかりません。

 ところで、リーグ優勝できなかった中日が日本一になったことに関して様々な意見があるようですが、いきなり優勝チーム以外が日本シリーズ進出、優勝したことに良くも悪くも大変意味があったと思います。クライマックスシリーズは今年から始まったばかりで、やってみて初めて制度上の不備や改善点も見えてくることと思いますし、そうなれば制度を改めてよりよいボストシーズンを創っていけばいいのではないかと思います。
 ともかく、中日ファンのみなさん、おめでとうございました。


 さて、野球の北京オリンピックアジア予選が明日から行われます。
 日本代表の24選手をはじめ、関係者は負けられない戦いに臨むわけですが、個人的には「勝って当たり前」などと思わず、ただ純粋に応援していきたいと思っています。国際大会に“絶対”はないと思っているからです。

 頑張れ、日本代表!


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2007/10/31

 プロ野球クライマックスシリーズ(CS)が大詰めの日本シリーズに突入しました。
 パ・リーグの方が早い日程で行われ、第1ステージでソフトバンクを2勝1敗で、第2ステージでロッテを3勝2敗で下した日本ハムが日本シリーズ進出を決めました。遅れてセ・リーグは、第1ステージで阪神、第2ステージでリーグ優勝した巨人を相手に無敗で勝ち上がった中日が日本シリーズ進出を決め、昨年と同じ顔合わせになりました。
 現在、日本シリーズは第4戦まで進んでおり、中日が3勝1敗でリードしている展開となっています。日本ハムは初戦を取ったものの、苦しい試合運びを強いられる展開が続いていて、総じて中日の方が優位にシリーズを進めている印象を受けますが、今後の試合も目が離せません。


 ところで、予想通りに先発投手が炎上してCSを終えた阪神ですが、来季は是非先発投手を育てる継投策を採ってもらいたいと思います。終盤の7回や8回といった苦しいところを経験させることで先発投手が育っていくものだとすれば、今季の継投策は間違いなくそれに逆行したものであったと言わざるを得ません。個々の力量もあるでしょうが、完投できそうな時には打たれるまで続投させてもらいたいし、磐石のリリーフ陣を酷使してきた岡田監督にその辛抱ができるかどうかが来季の見所です。


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2007/ 9/30

 プロ野球はレギュラーシーズンが大詰めに入り、パ・リーグでは北海道日本ハムファイターズが球団史上初の連覇を達成しました。勢いに乗り切れなかった感のあるロッテ、ソフトバンクの両チームが、今季から導入されるポストシーズンであるクライマックスシリーズに進出することがすでに決定しています。
 クライマックスシリーズは昨年までパ・リーグで行われていたプレーオフと違い、リーグ優勝を決定するものではなく、日本シリーズに進出するチームを決定するためのポストシーズンゲームであり、今季からセ・リーグでも行われます。したがって、従来のように必ずしも各リーグの優勝チームが日本シリーズを戦うわけではありません。そのことが問題視されている向きもあるのですが、リーグ優勝していてもシーズン終盤に失速し、それを立て直せないまま日本シリーズを戦って一方的な結果になるようなことがなくなるであろうことは、プロ野球ファンにとっては決してマイナスにはならないだろうと思います。

 さて、一昨年にリーグ優勝しながら日本シリーズでロッテに4連敗を喫した阪神。今年は今月中旬まではセ・リーグの優勝戦線を盛り上げましたが、シーズン序盤から先発投手陣の数が足りず、JFKに頼り切った継投をしてきたため、最終盤に先発投手陣が総崩れ状態になり、ものの1週間程度で優勝争いから脱落してしまいました。ここ数年間、リリーフ投手陣に頼り過ぎ先発投手を育ててこなかったツケが出た格好となりました。さらに今年はリーグ最低の得点力であり、総じてチャンスで打てなかった印象を残しました。勢いに乗った時には素晴らしいチームになるのですが、逆に勢いに乗れない時には無残なチームに変貌する傾向は、少なくとも優勝チームには相応しいものではなく、なるべくしてなった結果だと思いました。日本ハムがリーグ最低得点ながら優勝を果たした姿とは対照的でした。
 セ・リーグはこの時点では優勝が決まっておらず、巨人と中日が争っていますが、今年は阪神を含めて上位3チームが0.5ゲーム差にひしめくなど、間違いなく球史に残る優勝争いだと思います。リーグ優勝はもうすぐ決まりますが、3位までに入れば日本一になるチャンスはまだ残っているので、阪神にはまず3位以内を確定させ、クライマックスシリーズではリリーフ投手陣を先発させるくらいの思い切った采配を見てみたいものです。


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2007/ 8/31

 今月は各地で最高気温記録を更新するほどの酷暑だったため、熱中症で病院に運ばれる人も多かったそうです。
 熱中症は屋内にいても発症する可能性があるため、早めの水分補給をしておかないと水分摂取ができない状態にまで症状が悪化してしまうことがあるので、屋内でもこまめに水分補給をした方がいいそうです。
 今年のこの暑さは9月中旬まで続くと予想されるため、まだまだ注意して過ごしたいものです。


 さて、ちょうどこの時期に開催されているIAAF世界陸上2007大阪ですが、今大会において熱中症や今年の酷暑が原因と思われる痙攣、あるいは体調不良がもとで成績を残せなかった日本選手がかなりの数いて、少し残念に思っています。自国開催のプレッシャーもあったでしょうが、個人個人の調整失敗というレベルではない数の選手が同様の現象に見舞われているため、日本選手団全体の中で何らかの原因が存在するのかもしれません。
 大会はまだ2日間残されているので、日本選手の健闘を祈りたいと思います。


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2007/ 7/31

 サッカーのAFCアジアカップ2007において、3連覇を狙った日本は決勝に進出できず、3位決定戦でも敗れて4位となりました。次回大会出場のシード権を逃す結果となり、今後の強化日程に影響が出ると言われています。
 日本代表の戦いを見ていて思ったのは、やはり国際大会では一筋縄ではいかないということです。より暑かったベトナムで予選を戦った影響が決勝トーナメントで主力選手の疲労という形で顕れたことや、決勝トーナメント初戦で難敵・オーストラリアと戦ったことで精神的な疲れも増した可能性などの要因で、最後になって本来の戦いができなくなったことが国際大会の難しさを物語っています。「強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強い」という言葉がありますが、一発勝負の国際大会では特にこの言葉が説得力を持つような気がします。


 ところで、今月は阪神が15勝6敗のハイペースで白星を重ね、一気に首位を狙えるところまでゲーム差を詰めてきました。
 この好調さがどこまで続くかわかりませんが、この勢いで8月の“死のロード”を勝ち越してもらいたいところです。


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2007/ 6/30

 今年の梅雨は現在のところ空梅雨気味ですが、5月のうちに各地から水不足の話題が聞こえてきた現状においては、今年の梅雨はこの深刻な問題を解消する雨の降り方は期待できそうにないようです。
 ともかく、梅雨明けまでに洪水にならない程度にまとまった雨量があることを願うばかりです。


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2007/ 5/30

 本日、当サイトは開設8周年を迎えました。

 これからも変わらず続けていく所存ですので、今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。


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2007/ 4/30

 プロ野球開幕から1ヶ月が経ち、両リーグとも独走するチームがなく、セ・リーグでは1位から最下位までが5ゲーム差、パ・リーグでは、上位3チームが2ゲーム差という混線になっています。  例年、この時期はチームの形を探しながらの戦いになるので、最終的に上位に来るチームでも調子が出なかったりすることがありますが、セ・リーグでは昨年優勝の中日が3位(13勝12敗1分)、同2位の阪神が4位(12勝13敗1分)と振るわない中、昨年4位の巨人が1位(16勝11敗)、同6位の横浜が2位(14勝10敗)と好スタートを切りました。また、パ・リーグでは昨年アジアチャンピオンまで上り詰めた日本ハムが4位(12勝16敗3分)と出遅れており、今後の戦いで真価が問われるところです。
 今年は交流戦が各チーム4試合ずつの24試合と、過去2年の36試合から12試合減少しました。これは、36試合制だと期間が1ヶ月半になり、これが長過ぎるという声が多かったことによる変更ですが、これによって3連戦ではなく、2連戦が続いていくこととなります。従来の3連戦のリズムが崩されることによって何が起こるのか、5月22日から始まる交流戦に注目したいと思います。

 さて、ここまでの阪神タイガースですが、今年はとにかく打てない印象が強く、開幕から投手陣の踏ん張りで持ちこたえてきたところが、ここにきて先発投手陣が踏ん張れずに敗れる試合が続いてきました。
 開幕8試合連続4得点以下は球団史上65年ぶりの貧打であり、ここまで26試合で2桁得点が1試合だけというデータを見ると、ここ数年の強いタイガースを見て贅沢になったファンとしては物悲しいものがあります。
 まあ、暗黒時代だったら特に驚くようなことでもなかったけどな!(ドクロ


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2007/ 3/31

 2月まで来なかった寒波が3月に入ってやってきたため、中旬までは寒さの残る気候が続きました。
 いくら暖冬であろうとも、冬の寒気団は必ずやってくるということを実感しました。


 さて、いよいよプロ野球が開幕しました。
 今年のプロ野球は、クライマックスシリーズ(CS)と呼ばれることとなったポストシーズンゲームがセ・リーグにも導入され、新たな歴史を刻むシーズンとなります。しかし一方では、西武ライオンズがアマチュア2選手に対して裏金を渡していたことが明るみに出て、球界の信頼を揺るがすことになりました。これにより、不正の温床となる可能性が高いドラフト希望枠の撤廃を余儀なくされる結果となりました。これも、最初の代表者会議では、特定の球団の反対で今秋からの撤廃が決まらず、アマチュア側や選手会の猛反発に遭ったのを受けてのことでした。今後、プロ球界の代表者側に求められるのは、ここ数年でわかりにくくなったドラフト制度をわかりやすく改革していくことであると思います。個人的には、FA取得年数の短縮と同時に完全ウェーバー制へ移行すべきではないかと考えますが、同じことを繰り返している責任を制度改革という形で取っていってもらいたいと、プロ野球ファンとして望みます。

 それはそうと、阪神頑張れ〜(開幕戦を落としたことを引き摺りつつ)


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2007/ 2/28

 この冬は暖冬で、雪深い地域でも雪が降らず、スキー場などで営業を早期終了するなどの影響が出ているようです。
 暖かいのは確かに体には負担が少なくて済みますが、本来寒い季節に寒くないのは異常なことである以上、寒い時には寒くなってもらわないと困ると思いました。

 ところで、昨年の今ごろといえばトリノ五輪の話題で盛り上がっていたわけですが、1年経って日本で初開催されたFIS(国際スキー連盟)世界ノルディック選手権札幌大会で観客が入っていないという報道などを見るに、ウィンタースポーツにとってオリンピックはただの国際大会ではないんだなぁ…と改めて実感します。
 そうか、これがオリンピックの魔力か!(オチ投げっぱなし気味)


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2007/ 1/31

 早いもので、今年も残すところ11ヶ月となりました(新年の挨拶のタイミングを逃して言うに事欠いた挨拶)。

 昨年は1年間、どうにか月1回サイト更新の目標を達成することができました。
 今年は最低月1回を目標に、無理なくできるだけ多く更新していきたいと思いますので、これまで同様よろしくお願い申し上げます。


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