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●トヨタ・ブレイド
 
  オーリスのボディに2.4リッターエンジンを積み込み、スウェード調インテリアに張り替えただけで「ショートプレミアム」などという大それたキャッチコピーで販売する、インチキ高級コンパクトカー。相変わらずインフォメーションを感じない足回り、2.4リッターもあると思えないエンジン、頼りないブレーキ。GグレードにHDDナビを装備すると、300万円近くなる法外なプライス。トヨタの開発陣は、本気でこんなクルマがゴルフやアウディA3などの欧州プレミアムカーと対等と思っているのだろうか?試乗しながら、セールスに「どんな人が買われるのですか?」と問うと「セルシオやクラウンに乗っておられるオーナーの奥さん用というのが、われわれの理想客です」という応え。もはや何も言うまい。カタログはA4サイズ48P。
●トヨタ・MR-Sファイナル・バージョン
 
  トヨタ最後のスポーツカー、MR-Sの特別仕様車、V-EDITIONの専用装備は、専用ソフトトップ、専用LSD、本革巻きステアリング、本革シート、専用インストパネル、アルミホイール等。魅力的な装備満載で、限定1000台が即完売したのがうなずける。どちらかと言えば評価の低かったMR-Sだが、無くなると聞くと寂しいものである。ラストカタログは、A4サイズ12P。もうひとつの写 真は、MR-Sのファイナルを記念して(?)作られたMIDSHIP SPIRIT HISTORYというタイトルのA4横開き6Pのカタログ。内容は、1983年のMR2プロトタイプから初代MR2、2代目MR2、MR-Sまでのヒストリー紹介など。
●ダイハツ・ミラ
 
ムーヴに続いてフルモデルチェンジしたのは、ミラとミラ・カスタム。ムーヴの室内空間の広さには、びっくりしたが、今度のミラも広さでは負けていない。インテリアも上質で、少なくともヴィッツよりクオリティは高い。ここまで軽の内容が良くなってくると、リッターカーも相当頑張らないと、存在意義が希薄になってくる。カタログはミラがA4サイズ横開き(表紙のみ縦デザイン)24P、ミラカスタムが28P。

●スズキ・セルボ
 
  軽NO.1のキャッチを返上したスズキから出たのは、懐かしきネーミング復活のセルボ。どうせなら、あのスタイルのまま復刻してほしかったというのがマニアの願望。初代セルボのカタチとは似ても似つかないが、ボディサイドのラインはクーペっぽさを演出し、MRワゴンやアルトとは違った客層を狙う。カタログはA4サイズ24P。カタログの写 真から想像すると、ヤングから中年までのセレブ層がターゲットのようなのだが・・・?

●スズキ・スティングレイ
 
  コルベットでは、ありません。ワゴンRの派生車種。ノーマル車よりイカつい男性的なスタイル、専用のサウンドシステムを搭載し、いわば軽版bBといったところ。カタログはA4サイズ16P。

●限定カタログ3種紹介
 
     
  ひとつ目の限定版は、AURISxTUMIのコラボモデル。1000台限定。TUMIとは、アメリカのビジネス/トラベルバッグメーカー。生地に使われている素材が防弾チョッキに使用されているナイロンの改良素材であることで有名だ。TUMIデザインを活かした専用シートカバーや専用シフトノブなどの専用装備に加え、TUMI専用キャリーバッグ&トートバッグ(8万円相当)が付いて、ベース車のSパッケージとプライスは同じ。もしオーリスを買うなら、このTUMIモデルは絶対お得だ。カタログはA4サイズ4P。ふたつ目は、日産・シーマ20周年記念車。今から20年前、まさにバブル前夜、シーマ現象という流行語が生まれるほど大型車が台頭する先駆けとなったクルマ。あれからもう20年も経つのかと思うと、感慨深いものがある。「450XV 20thリミテッド」カタログはA4サイズ6P。ピカピカのミラーコート印刷である。3枚目は、ラリーレプリカ・パジェロ。販売目標は20台で、価格は380万1000円。A4サイズの1枚物。
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