2007.4 NEWS page-1 2 3                TOP
 
【新着海外カタログ紹介】
●アウディR8
 
   
  TTの親玉ことアウディR8が市販され、今年中には日本にも上陸する。お金があったら、欲しいかって?こんなの買ったら、またオービスぶっちぎりの最高速チャレンジするに決まっているので、当分遠慮しときます。R8のカタログには3種類あり、会長の配信メールにあった245mmx308mm84Pハードカバーと同サイズ、同ページで表紙がアルミニウム製のもの、(ACC-HP・SPECIALページで紹介済み)そして今回紹介する235mmx300mm40Pハードカバーだ。このカタログはページ数は少ないものの、全ページミラーコート印刷で非常に高級感のあるカタログになっている。なお、表紙と同じデザインの専用紙ケース入り。ドイツ本国版。
●アストンマーチンV8ヴァンテージ・ロードスター
 
  クルマを買いに来るんじゃなくて、カタログを買いに来る人殺到で、ディーラーではもはや品切れというV8ヴァンテージ・ロードスターカタログ。豪華な布張り表紙、B5サイズ60P。英語版。クルマの性格からか、グラフィックのほとんどはイメージ写 真で構成され、エンジンやサスペンションなどのメカ写真は1枚も無い。それより不思議なのは、高級腕時計、ジャガー・レコルトをはめているモデル写 真や腕時計のメカ説明がやたら目につくこと。アストンとコラボの関係にあるのだろうか?
●VW・イオス
 
  ゴルフ・カブリオレのニュー・モデルは、流行のCCで登場。ルーフは5分割式収納と、これまた超複雑構造。ゆったりでは無いが、リアシートに大人2名が乗車可能。カタログは日本語版A4サイズ16Pと薄物。どうせたいして売れるクルマでもないし、たいそうなカタログは必要無いってか・・・?
●VW・ゴルフGT TSI
 
数多く新車の試乗をしている中で、ゴルフGT・TSI は、珍しく私のハートを捉えたクルマだった。まず何より、わずか1400ccという小さな排気量 が良い。そしてスーパーチャージャー+ターボというダブル過給で170PSと、2リッターGT並みのパワーを出しながら、好燃費なのもポイントが高い。エンジンのアイドリング時は、ほぼ無音。走行フィーリングは、トヨタ車のように静かでジェントルながら、アクセルを踏み込むと実にスポーティな走りで応えてくれる。欠点は、300万円オーバーという、ちょっと高めのプライス。今後140PSに馬力を抑えたTSIも発売されるそうだから、これが250万円くらいで買えるのなら、欲しいクルマだ。目からウロコ的な、意外なメカで登場したTSIエンジンは、今後のVW、アウディの主要モデルにどんどん搭載される予定。カタログは日本語版A4サイズ44P。
●BMW335iカブリオレ
 
  3シリーズクーペに続き、カブリオレも発売された。トップは、流行のリトラクタブル・ハードトップに。新開発の直列6気筒エンジンにパラレル・ツイン・ターボで過給したパワーユニットは40.8kgmという強大トルク、306psの最高出力を達成した。この手の数あるCCの中でも、ダントツに高性能。その分、価格も783万円と高値だ。カタログは小型の簡易カタログ、日本語版。190mmx240mm24P。

●ロータス・ヨーロッパS
 
  ヨーロッパSを最初写真で見た時は、ヘッドライトがインテグラみたいだし、スタイルもエキシージなどに比べてどう違うの?という印象だった。しかし、先日ジロン自動車で現物を見て、そのかっこよさに圧倒された。全高は、初代ヨーロッパのように極端に低く、コンパクトでサイドもリアもデザインに破綻はない。GTということで、エアコンもオーディオも装備されるが、このクルマを実用に使うには、相当な勇気と決断が必要になるだろう。カタログは日本語版で171mmx297mm24P。今ならロータスの代理店でカタログを貰える。

●ボルボS80
 
  旧型のスタイリングをほぼ踏襲しつつ、生まれ変わった新S80。よほどのクルマ好きか旧オーナーでもない限り、その違いを指摘できる人間は少ないと思われる。が、その内容は新たな電子デバイスの採用や不評だったS40/V50の内装を踏襲しつつもギリギリなんとか高級感のあるものに仕立てたインテリア、新型の直6エンジンと、見るべき点は多い。一方、プライスに目を転じると素のS80が575万円〜最上級のV8AWD TEが939万円。お金はあるんだけどベンツ、ビーエムなどの目立つ外車は買えないという人が選ぶクルマなのか?そーゆう人には、アウディA8 4.2FSIクワトロ1070万円、VWトゥアレグW12エクスクルーシブ1090万円などもお薦め。カタログは日本語版A4サイズ60P。

●ボルボC70
 
  ボルボのスタイリッシュなカブリオレC70が、リトラクタブル・ハードトップで登場。ソフトトップの先代は、大人4名がフル乗車でき、かつトップを上げた状態でも美しいスタイルを保ったクルマであったが、今回のCCモデルでもその美点は変わっていない。複雑な動作の3分割リトラクタブル・ハードトップはピニンファリーナ社との共同開発。カラーリングは、丁度ショールームに展示されていたセレスティアルブルーパールとクリームのシートの組み合わせが魅力的だった。プライスは、C70が469万円、C70 T5が545万円と、意外にリーズナブル。BMW335iカブリオレとC70 T5を比較すると、ボルボの方が238万円も安い。カタログは日本語版A4サイズ48P。

●ボルボC30
 
  ボルボでは過去にも何度か2ボックス・コンパクトカーを出しているが、いずれも成功したためしは無かった。もうこのカテゴリーに挑戦することは無いと思っていたのだが、01年のデトロイトショーに出品されたSCCをモチーフに、現実的なデザインで市販化された。特徴は、SCC譲りのリア・ハッチ周りのエクステリア。日本への導入は、夏以降。2.5リッター5気筒エンジンが日本仕様となると、価格は300万近くなること必至。5ドアモデルの追加は無いそうだから、日本市場の販売は相当苦戦することが予想される。1.6リッターエンジンの導入で、200万強のプライスだったら、勝機はある。カタログはA4サイズ58P。ドイツ語版。カタログのグラフィックのレベルは高く、このニューモデルに賭けるボルボの意気込みは感じるのだが。

●フィアット・グランデプント
 
  新型パンダに続き、グランドプントの成功で、このところ快調なフィアット。ジウジアーロとフィアット・スタイルセンターの共作によるスタイルは全角度スポーティで、特にフロントはマセラティ・クーペを彷彿させる。インテリアもコンサバながら、造形・カラーとも好感が持てる。全長・全幅共スイフト並みのボディに充分な室内空間を確保しているのもエライ。トヨタのコンパクトカー開発陣は、こういうクルマを手本にしないと、オーリス/ブレイドのような間違いだらけのクルマづくりから脱却できない。カタログはA4サイズ横型26P。 日本語版。
2007.4 NEWS page-1 2 3                 TOP