「 髪 長 私 学 」 | ご感想パート | トップページへ | 感想をお送りください |
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第1〜6編は、
“第1部” を
第7〜9編は、 “第2部” を 第10〜14編は、 “第3部” を 第15〜19編は、 “第4部” を 第20〜23編は、 “第5部” をご参照のこと。 |
第 24 編 | ....... | 2004.3.1(Vol.481) |
第 25 編 | ....... | 2004.8.9(Vol.512) |
第 26 編 | ....... | 2005.1.9(Vol.560) |
ご 感 想 |
第27〜31編は、
“第7部” を
第32編以降は、 “第8部” をご参照のこと。 |
ご 感 想 |
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長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート Qちゃん さん 2004.3.2(Vol.482) 初出___Cont.No.Q013 次の投稿へ、 トップへ 「待ちに待った第6部,歓迎!」いやー,ブランクが長い分再開編として読み応え充分でした. 今回は前半の理愛さんの心の葛藤が主とみましたが, 後半の「ロングヘアーカフェ ラプンツェル」もひょっとするとこれからの展開に重要なストーリーなのかもしれませんね. 理愛さんがウルトラロングヘアを切るかもしれない, という設定は読者をやきもきさせるに充分ですが, その原因が斎藤さんとの髪長競争を自ら退くため, というのはちょっと短絡過ぎるような気がします. 私は図らずもウルトラロングヘアの持ち主となってしまった理愛さんしか持てない心の内を作者がどう描いて行くのか興味があります. それから「ラプンツェル」というグリム童話は私が子供の頃TVで放映され, それからというもの原作の訳本を繰り返し読んでロングヘアに対するイメージを膨らませてきました. 「ラプンツェル」の主人公こそが私の原体験だったのかもしれません. 当時はエレという単位がよくわからなかったのですが, 半世紀経って初めてそれが12〜16メートルだと言うことが理解できました. といことは挿し絵から想像されるより遙かに長いといことなんですね. DYQさんも4メートルを超えたことですし, 理愛さんの髪もさらに伸びても何の不思議もありません. 「ラプンツェル」と言えば最近、どっかのシャンプーのCMで これを真似たものがありますが、王子が髪を掴むとブチッと切れてしまうという、 あまり気持ちの良くないCMですよね。 「髪長私学」では、こういうCMよりももっとロマンティックな “現代日本版ラプンツェル” みたいな ものを期待してしまいますね。 今回もまことにありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート SNAKEHEART 2004.3.4(Vol.483) 初出___Cont.No.snake024 次の投稿へ、 トップへ 「編集・発行者からの御礼−−第24編」ぽん さん、春・弥生の訪れとともに再スタートされた「髪長私学」の新作「第24編」のご執筆・ご発表、 ご苦労さまでした。まことにありがとうございました。前回の「第23編」から実に7ヶ月ぶりになるんですね、ホントに久しぶりと言う感じがしましたし、 とても楽しませて頂きました。「髪長私学」の新作が無いと、「中年ロングヘアー」という食卓に なにか一品足りないような感じがしますもんね。 内容も再スタートに相応しかったでしたね、髪女の新しい名前も決まりましたし....「涼風馨香女学院」 ですかァ、なんだかその文章を見ているディスプレーの中からも、その涼風に乗った長〜〜〜い髪の 馨しい香りが漂ってきそうな、実に爽やかな新ネームですね(^_^ )。 と同時に(反面と言うべきか)、理愛さんの髪問題という暗雲も前回から引き継がれてましたネ。 これらに関しましてはまた後でもう1度....。 さて、今回の「第24編」は、大きく3つのパートに分かれていたように見えましたね (原稿でも、そういう風に区切られてましたし).... ・寮室での理愛さんと中村氏との会話、・食堂での理愛さんと香理奈さんとの会話、 ・学長室での4人の会話....と。 先ず第1のパート“寮室での理愛さんと中村氏との会話”ですが、ここでは先ず何と言っても (繰り返しますが)髪女の新しい名前ですね。「涼風馨香女学院」に落ち着かれたんですね。 この名前は私が窓口となって募集した中の1つでしたので、どの方が発案されたのか知っておりますし、 その方から「名前は伏せてほしい」と言われてますので、勿論この点は伏せさせて頂きます。 受け取った時点から『実に爽やかで素敵な校名だな』と思っておりましたし、ぽんさんが気に入られた事も 聞いておりましたので、『小説中でどういう形で命名するのかな?』と楽しみにしておりましたが、 流石に上手いシチュエーションでそれを描かれましたね。前回の “中村氏が倒れた!” という知らせが ここに繋がるとは予想しておりませんでした。 それとここではやはり、 > 理愛は自慢の黒髪を中村の全身に広げ、まるで漆黒のタオルケットのように愛する人を優しく包み込んだ と > 窓のところへ移動したが、あまりの長さゆえに髪は中村の体の上に横たわったまま動かなかった という2つのシーンがとても官能的ですよね。 そーーいえば故 George Harrison の「Let It Down」という曲の中に “Let your hair hang all around me”(君の髪で僕をすっぽり包んでおくれ) という官能的な1節がありましたっけ。 次に第2のパート“食堂での理愛さんと香理奈さんとの会話”ですが、 ここで大きな割合を占めていたのが斎藤美森嬢の髪についてでしたね。 前回第23編の中で、 > 豊田「彼女が過小申告していることは確かですね」・・・香理奈は何かを知っているように という何か謎を秘めている様な含みが有りましたが、どうやらその答えは、 > どうしても髪女に就職したいみたい・・・理愛よりも髪が長いとなれば、学長の心証を悪くするんじゃないかと というのが真実かどうかは分かりませんが、香理奈さんはそう推察されていたようですね? このあたりなにか斎藤美森嬢の『髪を切りたくない』という切ない思いが感じられて、読んでいるこちらも一緒に とても切なくなってきました。 「吸血怪人ロンゲルゲ」にも、髪を切られるように圧力をかけられていてふさぎ込んでいた少女が 出てきましたが、こういうキャラクターはロングヘアー小説に哀愁を与えてくれて、 私の様なロングヘアーLOVERの読者の感情移入を誘ってくださいますね。 斎藤美森嬢と彼女の髪の行く末もこれからとても気にかかるところです。 是非ともハッピーに事が収まるように願います(とんだ食わせ物の性悪キャラではないように....^_^ ) さて、実はこの理愛さんと香理奈さんの会話の中に、私にはとても興味深いセリフが有ったんですヨ ....> 「彼女、ちょっと小柄だから、余計に床に引きずる髪が長く見えるんじゃないの」 です。このセリフの中になんとなく、理愛さんの斎藤美森嬢へのちょっとした対抗意識が、 私には感じられたんですよ(勿論、真意は私には分かりません)。 このところ「髪を切りたい....」と繰り返し言ってきた理愛さんが今更対抗意識を持つのは 矛盾している様に思えるのですが、でもその矛盾がかえって人間らしいなァと感じたんですよ (人間の心の中には、様々な矛盾が葛藤していると私は思いますので)。 勿論これは私の勝手な想像ですので、間違っていたらお許しください。 それから、 > 理愛は自分のことを決して美人だなんて思っていない・・・親戚に同世代の女性が多く、しかも美人ぞろい .... という設定がとても面白かったですし『上手いなァ』と思いました。 ナルホド、美形の家系だったんですね。そういう環境に育てば確かに、かなりな美人でも自分の容姿・容貌には 自信が持てなくなるだろうなァと思います。それに理愛さんはかなり繊細な方のようですから、 そういう性格の方って、なかなか優越感を持つことができませんもんね。 ですので、理愛さんはやはり髪にだけは一種の優越感を持っていて、その心がついつい 斎藤美森嬢への対抗意識を見せてしまったのじゃあないかな....と私は感じてしまいました。 “人間の心理” という複雑ですが興味深いものを描いてくださって面白いなァと私は思いました。 最後の第3のパート“学長室での4人の会話”ですが、ここでの話題の中心は何と言っても ロングヘアーカフェ・ラプンツェルでしたね。ぽんさんは以前、「髪長私学」を連載される前に 「ロングヘアーカフェ」という投稿をしてくださいましたが (思いの丈ぶっちゃけコーナーPART3)、いよいよそれが 小説の中に登場する訳ですよね。髪女の新ネーム「涼風馨香女学院」に続いて「ロングヘアーカフェ・ラプンツェル」 という新しい名前も決まったところもいかにも再スタート編らしかったです。 それから、“エレ” のことも教えてくださってありがとうございました。 加えて、このパートに於いては、久々の再登場キャラが2人出てましたね.... 伊藤氏と飯田涼香嬢。伊藤氏は第21編以来だったんですね? それから飯田涼香嬢は第20編以来で.... たしか飯田涼香嬢はレングスとしては、理愛さん、斎藤美森嬢に次ぐナンバー3ですよね?? ....「髪長私学」はこれまでレングス的には理愛さんが独走してた感じでしたが、今後、 斎藤美森嬢、飯田涼香嬢も絡んでの三つ巴になりそうな予感もしてきまして(?)....益々面白くなりそうですネ。 それと今回、小説中では軽く触れられてましたが、 > 新たな事業も計画している の1節も気にかかります。色んなバラエティに富んだ“ロングヘアービジネス” の数々が 今後見られそうな予感がしますネ。現在大不況に喘ぐ日本経済にとってもこれは起死回生のヒントになるのでは ないでしょーーーカ?(^_^ ) 今後の色んな楽しみ・期待が膨らんでまいりました(勿論、理愛さんの髪問題も気にかかりますが)。 次の「第25編」も楽しみに待たせて頂きたいと存じます。 今年も「髪長私学」よろしくお願い申し上げます。新作の力作「第24編」のご執筆とご発表、まことにありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート ぽん さん 2004.3.9(Vol.485) 初出___Cont.No.pon016 次の投稿へ、 トップへ Qちゃんさん、ご感想をお寄せ頂きまして、誠にありがとうございました。前編から随分ブランクがありましたが、期待しながら待って下さっていたようで大変嬉しく思います。今回はグリム童話『ラプンツェル』を話題にしてみましたが、Qちゃんさんもこの作品をかなり読み込んでおられたとのことですね。私はNHK教育テレビの人形劇で初めて知ったのですが、それ以来、あの驚異的な髪の長さが今でも脳裏に焼き付いています。この『ラプンツェル』と『髪長姫』は我々髪長ラバーにとって究極の理想像ですからね。もし、20エレもある黒髪の三つ編みを目の当たりにしたら、心臓が飛び出るほどの興奮に包まれるでしょう。主人公のラプンツェルは15歳にして20エレの長さですから、『髪長私学』に登場する女性たちの髪の長さも、4メートルと言わずに更に長〜〜〜〜〜くしてみようかな...フィクションですからね。 > 今回はグリム童話『ラプンツェル』を話題にしてみましたが .... そのうち『髪長姫』も何らかの形で取り入れて見られたらいかがですか?(それとも既にどこかで取り入れられてたのカナ??) 私事で恐縮ですが、私もこの前の作品で『ビーナスの誕生』をちと取り入れちゃいましたしネ(表紙をご覧下さればお分かり頂けると思いますが)、 次の作品でも、ある古典作品を取り入れる予定がありますしね。 > 実に細かいところまで読み込んで頂き .... ああ〜〜いえいえ、見落としがちなさりげない一言から、複雑な心理の一端が垣間見れると面白いですからねぇ。 それとこれまで私、結構見落としてきた所も多かったですから、最近はわりと注意して読ませて頂くようにしております (でも、それでも見落としている所も多いかと思いますが) > 本当に理愛が彼女(斎藤美森嬢)に対してどのように思っているのか、これから明らかになっていくと思います .... はあ、と言うことはやはり、“何らかの意識はしている” みたいですネ(^_^ ).... ま、あまり詮索して今明らかになり過ぎると、(他の読者の方々の)次回への楽しみが薄れかねませんので、 これ以上はツッ込まんとコ(笑) > 某女子大の心理学の先生の本に・・・自分の周りに美人が多いという環境に育つと、決して自分は美人ではないのだと思い込んでしまうそうですね .... “子供の頃からそういう環境だと” 一層そうなるでしょうね。 子供の頃の体験って大きいでしょうからねぇ。 そういう本もヒントになさっているんですね。こうして裏話や参考文献なども色々お聞かせいただけると楽しいですね。 > 新しくスタートした涼風馨香女学院の学校行事や .... ああ〜〜ナルホド、ビジネス以外にも “学校行事” も色々と有るんですね。 次回作の「第25編」楽しみにしております。 今回もまことにありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート AAA さん 2004.8.14(Vol.512) 初出___Cont.No.AAA001 次の投稿へ、 トップへ 久しぶりに読ませてもらいましたけど、何回読んでも飽きないですね! 丁度偶然にも新作の「第25編」の発表と同じ日になりましたねぇ(^_^ )。 > 早速ソフトボールのオーストラリアの選手でかなり髪が長いと思われる選手を見つけました! .... ええ〜〜そうなんですか!! う〜〜んっ、私、オリンピックはこれまで『対象外』と思ってきましたが、 じゃあこれからは気をつけて見ないといけませんねぇ。 “長いと思われる” ということは、“素直にそのまま下ろしている” と言う訳ではないんでしょうねぇ?? ちなみに私も自身の作品で “野球ネタ” を考えておりましてねぇ、 2回あるいは3回先に描こうと予定しているんです(ま、ずっと先ですけどね ^_^ )。 ご投稿、まことにありがとうございました。 「世界一のロングヘアー」の続きも楽しみにしております。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート Qちゃん さん 2004.8.15(Vol.513) 初出___Cont.No.Q014 次の投稿へ、 トップへ 久しぶりの髪長私学の投稿(第25編)、感激して読まさせていただきました。 このサイトが休 止したときこの小説も終りかと、心配いたしましたが、再開第1回は前にも増してミス テリアスな展開になってきましたね。 理愛さんが脅迫されていた(?)という展開は ちょっと予想外なものでしたが、物語がこのままずるずるといってしまうとは思われ ませんでしたから、この展開も作者が心配されているほどのことはないと思います。 人間にはみな嫉妬心はあるものですから、4mオーバーの黒髪を見てしまえば、サド 的な気持ちが湧いてくる人もいると思います。 ましてこの物語では前に粛清された一 派のことがその後全く書かれていませんでしたから、そろそろ何かやらかすのではと 心配していました。 理愛さんに届けられた荷物の中身は多分長髪愛好者にとって恐怖 の対象である「はさみ」ではないでしょうか。 さてこう書いてくると粛清派対理愛、 中村の構図と決めてかかっているようで申しわけありませんが、理愛さんのこのよう なピンチに対して、中村さんがどうのような行動に出るのか第26編が楽しみです。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート サクラ さん 2003.8.16(Vol.513) 初出___Cont.No.sak005 次の投稿へ、 トップへ まさか、新しいメールアドレスで送る最初の感想文(第25編)がこんな文になってしまうとは。 ま、この(ご感想)パートでは私の方からのコメントは極力差し控えさせて頂く方針ではありますが、 > 最後の文の某所って某巨大掲示板群・・・のことですか? .... いや〜〜(私は作者ではありませんので、知ったようなことは言えませんが)、 そういうネット上での会話ではないと思うんですけどネ、私は。 文字通りの “某所”....例えばあるホテルの1室とか、ある地下室のような場所で、 謎の人物2人きりで交わされている会話 ....という風に私はイメージしましたです。勿論、私には分かりませんけどね。 お二方とも、本日はまことにありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート ぽん さん 2004.8.17(Vol.514) 初出___Cont.No.pon017 次の投稿へ、 トップへ AAAさん、ご感想をお送り下さいまして、誠にありがとうございます。何回読んでも飽きないとのコメント、大変嬉しく思います。作者としては、色々な場面で髪長ワールドの素晴らしさを何度も実感して頂きたいと思っています。繰り返し文字を追うと、最初は気づかなかった登場人物の会話や仕草から、また違ったイメージを感じることもありますよね。AAAさんのような読者の方々に支えられて、この『髪長私学』も第25編まで続けることができました。これからもご支援下さいますよう、よろしくお願い致します。また、ご感想をお待ちしております。どうもありがとうございました。 > 実は「ハサミ」ではなく「○○○○」です .... 私は実は「ハサミ」は考えなかったですねぇ、『バクダンかな?』と最初想像したんですよ(^_^ )。 ま、「バクダン」かどうかは別にして、「ハサミ」ではなく4文字の物体と言えば、例えば.... 「カミソリ」(ゾ〜〜〜)、「シャンプ」(ちょっと無理がありますね ^_^ )。 まあでも次回に明らかになるというのはありがたいですネ。 > 「女たちのジハード」を懸念されているようですが、そこまでは作者として考えていませんでしたよ .... それは安心しました。私も実は『もしかして斎藤美森嬢カナ?』とちょっと心配しておりましたので (あまり「ボタバラ」的な女同士のドロドロ劇にはしてほしくないもので ^_^ )。 次回作の「第26編」楽しみにしております。 今回もまことにありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート SNAKEHEART 2004.8.23(Vol.516) 初出___Cont.No.snake025 次の投稿へ、 トップへ 「編集・発行者からの御礼−−第25編」ぽん さん、本サイト再開そうそうに「髪長私学」の新作「第25編」をご執筆してお送りくださいましてまことにありがとうございました。 そしてまた今回はすごいボリュームの大力作でしたね、ご苦労さまでした。重ねてありがとうございます。今回更には、その圧倒的ボリュームに加えまして、なにやら謎を含んだミステリアスな展開にもなってきまして (小包の中身は? 最後に出てきた謎の人物達の正体は? そして理愛さんが髪を切る決心をした本当の原因は?)、 益々面白くなってきましたねぇ。これまでの「髪長官能小説」に加えて「推理・サスペンス」的な要素まで加えられて(?)きまして、 実に奥深い大河小説の様相を呈してきた感じがしました。 では、細部の方に目を向けさせて頂きまして.... 全体構成としまして今回の「第25編」は、大きくは3つの主要パートで構成され、 そして最後に、実に不吉なされど最もこれからの展開を左右しそうな予感がするパートが加えられていた ように見えました。その全体構成もとてもよく練れているなぁと思いました。 その “最後のパート” については後に回しまして、先ずは “主要な3パート” は ・中村氏と香理奈さん及び澤田学長との会話 ・中村氏と斎藤美森さんとの絡み・会話 ・野口君と理愛さんとの絡み・会話....と分けられようかと思います。 先ず第1のパート“中村氏と香理奈さん及び澤田学長との会話”ですが、このパートは髪長官能シーンは少なかったのですが、 ここ数回(いつ頃からでしたか?....少なくとも第20編 −−2003年4月3日発表−−以降である事は間違いないですよね) 本作品で話題になり続けてきた理愛さんの髪切り発言の謎の一端が明らかになりそうになったことで、 ある意味では今回最も重要なパートだったと言えるかもしれませんね。 > 「理愛の部屋にあった日記を見たんだ・・・髪をバッサリ切って、普通の女性になりたい」 ・・・「開いたままで?」 と > 理愛宛に小包が届いた・・・中身は驚くべきものであった .... う〜〜んっまさしく謎が謎を呼ぶ不思議な展開ですね〜〜。そしておそらく最後の不吉なパートとも 何か関係が有りそうな予感がしますね〜〜....このあたりの謎を盛り上げる演出と次回への持ち越し方も非常に巧みですネ。 その他にこの第1パートで私が印象に残った点といえば、先ず香理奈さんの優しさ、それから、 > 「カフェインの致死量はわずか10グラムと言いますから」 .... これは私も澤田学長と一緒で一瞬ドキっとしました(笑)。 私もコーヒーをよく飲みますから。それからそれから、 > 「レイ・クロックは・・・52歳の時、カーネル・サンダース・・・66歳の時、・・・」 .... それと私がこれまでずーーっと感心してきたのが(私の趣味の話で申し訳ございませんが)日本映画の特撮の父と言われた 円谷英二さん。この人が最初のゴジラを作って一躍脚光を浴びたのが53歳の時だったことですね。 この作品が日本映画の技術に与えた影響は計り知れないものでしたし、その後亡くなるまでの16年間で作り上げた 映像の数々は、当時はおじいさんと呼ばれていた年齢の人とはとても思えない凄い物ばかりでした。 まあつまり、年齢なんてのは “気の持ちよう” ですよね。それに年齢を重ねる事は、豊富な経験・知識となってプラスに働きますもんね。 それにしても > 「理愛が髪を切ることは・・・理愛を処分して私も責任を取る」 .... いや〜〜1人の女性が髪を切るだけで学長が引責辞職までするとは!!....なんとも凄い世界ですよね。 現実もそんな世界になってほしいなぁ! 次に第2のパート“中村氏と斎藤美森さんとの絡み・会話”ですが、 ここで特筆すべきはなんと言っても、これまでは会話の中で想像することしか出来なかった(そして本人もまとめ髪スタイルしかしてこなかった) 美森嬢の髪がついにお披露目なったことですよね。それにしても.... > 「その窮屈そうな髪、早く楽にしてあげようよ」 .... いや〜〜いつもながら言葉巧みに髪をほどかせますね〜〜〜中村氏ったらばもう(^_^ ) > 「これ、どこが毛先なのかなあ?」 .... いかにも “尋常な長さではない” 事をとてもユーモラスに表現なさってますよね。更には、 > 右手で毛先を持って解き始めた・・・彼の腕が段々と大きな円を描くようになっていく .... う〜〜んっよくぞここまで正確に、スーパーロングヘアーほどきシーンをシミュレーション・想像ができますね〜〜、ホント。 実際にはまず殆ど有りそうにないシチュエーションでしょうに。 (このシーンに限らず全体の様々なシーンに共通していますが)ここまで詳細に丁寧に文になさるのは、 とってもたいへんなエネルギーでしょうねぇ。 そして、> ボリュームは理愛に及ばないものの、長さは理愛を凌ぐのではないか .... うんっ、私はこういうの好きですネ、“一人勝ちさせない”というのは。 (だから長年、某在京球団には反感を持ってましてネ ^_^ ) で、いよいよ第3のパート“野口君と理愛さんとの絡み・会話”なのですが、 そこに入る前にまず面白かったのが、人事異動が掲示板に貼り出されていた(ホント丁寧ですね〜〜)ことと “髪長統括部” という 部署名ですネ。そして次に香理奈さんが野口君にジャブをかましてくれて、そしていよいよお待ちかね 理愛さんの登場ですが....まあ、今回はこれまでで最もスゴイ登場の仕方だったのではないでしょうか!! > 静かに隣の部屋へ入った。すると...出たーーーーーーっ!!・・・ 天井から床に流れ落ちる黒髪の巨大な滝 .... いや〜〜部屋に入って、いきなりこんな光景が目に飛び込んできたら、もしも心臓の弱い人ならばその場でショック死するかも 知れませんよ(笑)。カウンターパンチそのものですよね。 この時の野口君の驚き・興奮・そして感動は『この場で死んでも悔いはない!』くらいではなかったでしょうか!? それにしても、このような身の丈をはるかに超えるスーパーロングヘアー女性に蛍光灯を取り替えさせるという発想はただただもう 素晴らしい!!!!。 よくぞこのような素晴らしく面白いアイディアが思いつくものだと本当に感心いたしました。 “蛍光灯を取り替えるために(髪をほどいたまま)机の上に立つ”....これこそは、“髪が身の丈をはるかに超えている” ことを (日常生活の中で)最も明確にそして官能的に見せてくれる(魅せてくれる)シチュエーションじゃあないでしょうか!! (ラプンツェルよりもずっと自然なシチュエーションだと思いますよ)....そこに気付かれるとは、 ぽんさんは本当にスゴイ!! そしてその上に、まだ長さが余った髪の海の中に蛍光灯が埋もれているなんて....こりゃあもう、ダメ押しの中のダメ押しです。 “止めをさす” という感じです。 まあ、この第3のパートを読んでいると、“理愛さんの髪は永遠に不滅” と感じさせてくれるのですが ....そこににわかに超不吉な影を落とす本「第25編」最後のパート。 う〜〜んっいったい誰と誰がこの会話をしているのか?....なんとなく想像も付きそうなのですが、でもその想像が外れてるかもしれませんねぇ。 まあ、それは次回以降の楽しみにさせて頂きたいと思いますが....でも、このHPで小説を発表なさっている皆さん (アールジェタンさん、髪伊良さん、AAAさん、そして勿論ぽんさんも)、本当に “次回へのつなぎ方” がお上手ですよね。 連続ドラマのツボを心得ているというか、そして同時に髪フェチのツボも押さえておられて。 ところで、この最後のパートについて、ぽんさんは『過激な表現で、かなりの抵抗があるかな』と心配なさってましたが ....まあでもフィクションですから、現実よりも少々飛躍した過激な点があっても仕方ないと思いますし、 こういう悪役(もしくは敵役あるいは反対勢力?)もフィクションにはある程度必要とも私は思いますので ....まぁ(この最後の会話が実行に移されたわけではない今の段階では)そう気になさる事はないと私は思いますヨ。 個人的には笑わせても頂きましたし(^_^ )。 では、この感想もかなり長くなってきましたのでこのへんで終わりに致しまして、 次の「第26編」も楽しみに待たせて頂きたいと存じます。 新作の超力作「第25編」のご執筆とご発表、まことにありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート アールジェタン さん 2004.8.24(Vol.517) 初出___Cont.No.R006 次の投稿へ、 トップへ 「私も髪長総括部に入れて下さい」アールジェタンです。先日は、「バージン・ヘア」にとても励みになる感想を頂きまして、本当にありがとうございました。ぽんさんのおかげで、私も益々やる気が湧いてきました。次の回も、ゆきちゃんとは、違った意味で可愛いらしい彩ちゃんが登場する予定ですので、どうぞ楽しみにしていて下さい。(って、ここで宣伝するなーっ!ちゅーの) さて、新しい名称も決定した新生髪女のスタートは、中村氏のアイデアと行動力で、順調にいくのかと思いきや、いきなり大変なことになりそうですね。バラ色の寮生活も束の間に、新副学長に一任された役目は、あまりにも厳しそうですが、理愛さんの髪を守るための戦いが、どんなものになるのか、とても楽しみです。男・直柔の活躍に期待しましょう。 いつもながら(と言っては失礼かも知れませんが ^_^ )飄々(ひょうひょう)としたとても楽しいご感想でしたが、 さすがにスルドイ所を見てらっしゃいますよね。 “蛍光灯取り替え事件” が今回のクライマックスと感じられた所は私と同感でしたね。 これからも「髪長私学」を応援してくださいね。「バージン・ヘア」の第6話も楽しみにしております。 本日はどうもありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート 長 友三 さん 2004.8.31(Vol.518) 初出___Cont.No.yuzo001 次の投稿へ、 トップへ 「理愛さん 髪を切らないで!」理愛さんが 4mに達しつつある 美しく長い髪を、バッサリと切ってしまいたい! 8月より(不本意ながら)投稿の方法を複雑にしてしまいましたのに、こうして以前と変わりなく投稿をお送りくださいまして、 本当に感謝いたします。 理愛さんの髪を守る為の署名活動(?)も徐々に盛り上ってきたようですねェ(笑) ....はたして、ぽんさんはどういう応えを出してくださるのカナ?(^_^ ) これからも「髪長私学」を応援してくださいね。 本日はどうもありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート ぽん さん 2004.9.5(Vol.522) 初出___Cont.No.pon018 次の投稿へ、 トップへ スネークハートさん、ご感想を頂きまして誠にありがとうございます。いつもながら細やかな部分まで読み込んでおられ、実に素晴らしいご感想を書いて下さいますね。作者として本当に励みになり、大変嬉しく思います。 > タイムリミットが迫っていますので、余談を許さない状況です .... 確かにそのとおりですネ。そのタイムリミットを目前にして『なんとかしなければ....』と中村氏や澤田学長の焦り (されど時間だけが非情にも過ぎていく)が描かれると、これから一層緊迫感が増しそうですネ。 > 美森と理愛。今後、何かと髪について比較される二人を印象づけようとの意図もあって、 このようなストーリーの構成にしてみました .... ええ、美森さんと理愛さん、続けて登場させ、両嬢の髪の魅力をそれぞれ違った形で描かれて、今回の構成はとても巧みだったと 思いますヨ。 次回作の「第26編」はとても気になりますので、『早く読みたいな』と楽しみにしております。 今回もまことにありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート 髪 伊良 さん 2004.9.20(Vol.526) 初出___Cont.No.kami001 次の投稿へ、 トップへ だいぶ以前からのものなので、途中から読み出すと話の筋がどうなっているのかなと思ったりしていたのですが、 とにかく髪の長い者たちで学内を固めていこうということでしょうか。 > かつては私立の女子高校で全員三つ編みにしないとダメだという校則を持っていたところがいくつかあった .... これは、入学前はショートヘアーの女子生徒でも、入学すれば長く伸ばさせて三つ編みにさせるという校則だったのでしょうかねェ? だとしたらば、三つ編みという規則は有るにせよありがたい校則ですよね。 「ロンゲルゲ」の方も再開を期待しておりますし、「髪長私学」も応援してくださいね。 本日はどうもありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート Qちゃん さん 2005.1.15(Vol.561) 初出___Cont.No.Q015 次の投稿へ、 トップへ 「新年の第26編、読み応えたっぷり!」東京は冬とは思えない雨が朝から降りっぱなしです.なんとなく憂鬱な気分でしたが、 「髪長私学」第26編を読んで中年の心(もう壮年というべきか)に熱いものが蘇ってきました. 理愛さんが髪を切っていしまえばこの小説も意味がなくなるので、 文頭の章はうそ(この小説自体フィクションなのですが)だとはわかっていても、思わずひきこまれてしまいました. しかし理愛さんの亡くなられたお父様がイギリスに借金を残していたなどという設定は、 浅薄な私の脳裏には浮かんでこない発想です. なんとなく小説の進行がスリラー風になってきて、イギリスの大推理作家であるコナンドイルを思い出してしまいました. 理愛さんが4mを越す髪と共生する苦しみ(?)と、 ヴィクトリア女王時代のロングヘア+コルセットという淑女のたしなみがなんとなく私の頭の中で重なっています(本当に古い発想ですね). 3mオーバーの小栗栖と西園寺嬢の出現でますます混迷の度を深めてきた第27編を、桜咲く春とともに待ちたいと思います. この「髪長私学」も(他の小説同様)新年より感想の投稿方法をフォーム形式に改良しましたが、 今回そのフォームからの初投稿ですので、ソフト(Perl)が無事に稼動していることが確認できまして、 こちらとしても助かりました。 できれば作品のブランクの間にも、時折なにか感想をお送りくだされば(ソフトが無事なことが確認できまして) 助かりますので、もしよろしければお願いします。 本日はどうもありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート 長 友三 さん 2005.1.17(Vol.562) 初出___Cont.No.yuzo002 次の投稿へ、 トップへ 「理愛さんの長い髪を守れ!」新年早々「ドキッ!」とさせられる内容ではじまりましたね(註:第26編)。理愛さんが前回「髪を切りたい・・」と発言されました。 今話冒頭部分では 中村氏が出勤すると 理愛さんが4m程もある長い黒髪を バッサリと肩の辺りで切り落とし、 悲しいまでに短く切られたしまった髪にパーマをかけ 艶やかだった黒髪も染めて 本来の髪の美しさと魅力がすっかり失われ、 目をそむけたくなるほど 哀れな髪になった理愛さんを見る場面ではじまりました。 でも幸いにも 理愛さんが髪を切ったのは悪い夢の中でありました。実際には理愛さんは髪を切ってませんでした。 本心では理愛さんは 髪を切りたいと思ってなく、父になった学長に 借金返済で迷惑をかけたくないので 謝金の担保になっていた 自分の長い黒髪を切る事を考えていた事を知り、 読者の小生も少し安心しました。 今のところ稼動しているコンテンツが少ない本サイトですので、こうしていつも速攻でお送りくださいますととても助かります。 前回のご感想の中で、> 次回は 理愛さんが髪を切りたくなった真相、理愛さんが髪を切って欲しく思ってい るケシカラン連中の正体。について載せて欲しく思います。 と仰ってたら、まさにそうなりましたねぇ。 本日はどうもありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート AAA さん 2005.1.20(Vol.565) 初出___Cont.No.AAA002 次の投稿へ、 トップへ いつも楽しく読ませてもらっています!!それにしても次から次へと長々と髪を引きずる女の子が登場しますね〜(^^) 私もそういう学校があれば、もしかしたら入学してたかも^^; > 私もそういう学校があれば、もしかしたら入学してたかも .... それはうれしい事を仰ってくださいますねぇ。そんな考え方をしてくれる小・中・高校生の女性がもっと増えて欲しいですね〜〜。 > 中村記者も最初の頃と比べると、かなりの髪フェチになっちゃってますね .... そりゃあこんな環境にずっと居ると、本能が覚醒してしまうでしょう(^_^ ) 「世界一のロングヘアー」の新作と同じ日に 感想をお送りくださいまして、重ねてありがとうございました。 「世界一のロングヘアー」もこれからますます楽しみにしております。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート SNAKEHEART 2005.1.20(Vol.565) 初出___Cont.No.snake026 次の投稿へ、 トップへ 「編集・発行者からの御礼−−第26編」ぽん さん、5ヶ月ぶりの「髪長私学」の新作「第26編」、ご執筆してお送りくださいましてまことにありがとうございました。そしてまた今回はおそらくこれまでで1番の超長篇でしたでしょうね、 原稿が(書式情報などにより、テキスト形式時の約1.5倍ほどに膨らんではおりますが、それでも)67kBもありましたから (第24編の約2倍)。ご苦労さまでした。重ねてありがとうございます。 しかも今回は、その圧倒的ボリュームにふさわしく、内容も盛りだくさんでしたね ....まずしょっぱなからショッキングな初夢(?)でカウンターパンチを食らわせてくださった上に、 更には、理愛さんの断髪問題の真相の全貌がついに明らかになり、 (リレーのバトンタッチのように)続けてベールを脱いだ2人の髪長女性、小栗栖愛嬢と西園寺典子嬢 ....5ヶ月のブランクを埋めて余りある内容だったと思います。 本来ならば、いつもの2倍近いボリュームでしたらば、私の感想もいつもの2倍書かなければいけないのかもしれませんが(^_^ ) ....ま、それはちょっとどうかご勘弁を....(笑) さて、それでは内容を細かく見させて頂きたいと思いますが.... 先ずは、本年度最初の作品に相応しく、最初のパートは “(初?)夢” で始まりましたね。 でも最初に読ませて頂いた時は夢とは思いませんでしたねぇ、ショートヘアーになった理愛さんが出てきても ....物語に引き込まれて、考えるいとまが無かったのかも知れませんね。 まぁ、 > 「あんな長い髪、正直言って気持ち悪いですからねえ」 と言う野口君が出てきたところで、『あっ、夢かな』とやっと気付きましたが。 この冒頭の悪夢のシーンでは、いくつか実に面白い表現や素晴らしい表現が有りましたネ。先ずは、 > どうして仕事をしに来たのか...。自分でもよくわからない .... そうなんですよね、夢の中ってホント理解不能な行動をとってしまいますもんね。 それから、 > あまりにも短くなってしまった理愛の髪が、まるで大けがをした傷口のように痛々しかった .... そうなんですよ〜〜〜私も経験が何度もありますが、あこがれ続けていた女性の長い髪がバッサリと切られた時って(例え3cm程でも) その切り口が本当に傷口のように見えてしまうんですよね。まるで出血でもしているかのように。続けての > 漆黒の大滝は、もう過去のものとなってしまった という表現とともに、えも言われぬ喪失感・悲壮感が実に見事にディスプレイより漂っていました。そして > 「何だとーっ!! もう一度言ってみろ! この野郎!!」 .... いや〜〜この言葉まで乱暴になってしまった(理性も知性も失ってしまったかのような)中村氏が実に面白かった。 まあでも中村氏がこういった夢を見てしまうのも無理はないでしょうね、ここ数編の展開から。 もし私が中村氏でも、心を寄せる女性の髪が切られそうな危機にあれば、相当な強迫観念を持ち続けるでしょうからね。 そして今回の第2のパートでは、ここ数編ずっと問題となっていた理愛さんの断髪問題の 全真相が遂に明らかになりましたね。 “脅迫されていた” というのは前回の第25編の時に分かってましたが、 お父さんの借金 → 娘(理愛さん)の髪を担保に → 「反対勢力」がその借金を弁済 → 彼らが理愛さんの髪の権利者になる という、その脅迫に至る道筋にはもう脱帽しました、『よく、そこまで考え付かれたなぁ!』と。 “これはいつ頃考え付かれたのですか?”と、ぽんさんへ質問させて頂きたいです。 (まあ考えようによっては、“髪の毛で2000万円もの借金が返せる” というのは、「羨ましい」とも言えますが ^_^ ) それと、ここのパートで実に面白かったご発想が > 髪長ボックス でした...でも、以前にも出てきましたっけ??? さて、今回は緊迫ムードは取りあえずはその第2パートまでとなっておりまして(次回に持越しですネ ^_^ )、 次の第3パート以降は、(以前から少しずつ話題にはなっておりまして、 ぽんさんも去年の3月にこの感想パートにて > あと2名の女性たちがまだ登場していませんよね。相当なレングスにしようかな... と仰ってた)2人の髪長NEW FACE女性、小栗栖愛嬢と西園寺典子嬢が遂にベールを脱ぎましたね。 (ここまででもうかなり感想も長くなってきましたので、ここからは少し駆け足にさせて頂きます....謝 m(_ _)m ) まず1人目の小栗栖愛嬢ですが、この “小栗栖” という苗字が実に珍しいと思うのですが、この由来についてもぽんさんにお伺いしたいですネ。 で、彼女は初登場してもういきなり髪の長さを計られましたね、いや〜〜実に潔い!! 登場した最初は なにやら難しそうなビジネス的会話が、徐々に髪の話題に持って行く中村氏(とぽんさん)の ご手腕はいつもながらサスガですね(^_^ )。そして、 > 「職員の髪もきっちりと把握しておく必要があるなあ・・・外部へのアピールという点でも重要だし。ちよっと測らせてくれないかなあ」 .... いや〜〜うまいこと言いますね〜〜ホント(^_^ )。それから > 「女性の感性は鋭いねえ・・・女性は数十、いや数百通りの感じ方ができると」 .... そうなんですってネ、大分前の話ですけど “脳内の悲しみを感じる細胞群の面積は、女性は男性の10倍くらいある” とか 聞いたことが有ります。まあそれだけ感性が豊かと言えるのでしょうし、その女性の感性を参考にするのは大切でしょうネ。 (ただし、そういう女性の価値観だけで一方的に法律を作られても、困るんですけどね) で、この小栗栖愛嬢の髪は > 真っ黒で、まるで濡れているような艶やかな髪・・・ 手にしっとりと馴染む潤い髪・・・ まさに「カラスの濡れ羽色」 という髪質がご説明されてましたね。髪にも色々と性質があると思うのです、例えば.... ふわぁとボリューム系、しなやか系、つやつや系、そしてこのしっとり系....大体こういった具合でしょうか。 大体この順番に水分が多くなって行くと思いますし、ほぼ反比例してボリュームが小さくなって行く感じもするんですヨネ (しっとり系で、ボリュームの有る髪ってあまり見かけない気がしますので....もっとも私とは、しっとり系の感じ方が違っているかも知れませんが)。 ですが小栗栖愛嬢の髪は、“しっとり系” でありながら > しかもボリュームもある ということですので、これはもう “究極の髪” の1つと言えるでしょうね。そして、 > オグリの髪が部屋の外にまで伸びていたので、ドアが閉められなかったのである .... これはもう、前回の理愛さんの電球取替えシーンにも匹敵するぐらいの、 “超ロングヘアー官能シチュエーション” の1つと言えそうですよね。 そして小栗栖愛嬢の退席から間髪入れず登場した、これまたNEW FACEの西園寺典子嬢 ....今回、この“髪長NEW FACE女性・バトンタッチ”がスゴかったですね。 西園寺典子嬢の髪は > 前髪はつくっているものの・・・髪はいかにも柔らかくて優しい感じを与える といった性質が与えられてましたね。これは上で言う所の、“しなやか系” に なるのでしょうかねぇ? 彼女は今回の初登場ではレングスへの言及はとりあえず、 > 「小栗栖よりも長いんじゃないですかねえ」 という言葉に止まりましたね。具体的なレングス(cm)は次回以降の楽しみと言った所でしょうか? ですが、 ちゃんと “マフラー” というサービスはしていってくれました(^_^ )。 ところで、この西園寺典子嬢って私には、なんとなく少しプライドが高いと言うか、やりて風と言うか、 ちょっと高慢(?)にも感じさせるところが有りましたですね.... > 「うちの生徒で英語が話せない子はいませんよ」 とか > 『これなら、おねだりすると何でも叶えてもらえそう...』 と言ったあたりに。けっして悪い子と言う訳ではないんですけどね。でもそうして1人1人に(髪質と同様)少しずつ違う性格を 与えていくことも大切だと思います(もっとも、ぽんさんは典子嬢にそういう性格を与えたおつもりはないのかもしれませんが)。 さて、今回の作品の後半ではちょっと忘れた感じではありましたが、やはり今1番気になるのは “理愛さんの断髪問題” ですよね。 > 中村は、例の問題について理愛と話し合うのであるが とラストに書かれてましたので、次回は何らかの決着を見そうな予感がしますよね。 次の「第27編」も楽しみに待たせて頂きたいと存じます。 新作の超長篇「第26編」のご執筆とご発表、まことにありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート ぽん さん 2005.1.23(Vol.566) 初出___Cont.No.pon019 次の投稿へ、 トップへ Qちゃんさん、ご感想を頂きまして誠にありがとうございます。「髪長私学」をお読みになって、「熱いものが蘇ってきました」とのコメントには感激致しました。しかもコナンドイルだなとど、お褒めの言葉まで頂戴し、何だか恐縮してしまいます。作者など、シャーロック・ホームズの生みの親という大作家の足元にも及びませんよ。 > 「お父さんの借金・・・彼等が理愛さんの髪の権利者になる」という一連の流れについて・・・執筆初期の頃から .... へえ〜〜そんな早くからだったのですか。もうそろそろ4年になりますよね。 でしたらこの度ついにそのアイディアを発表なさって『やったぁ』というような達成感もお感じになられたのでは??(^_^ ) > 明智光秀が・・・殺された地が京都の伏見にある「小栗栖」です .... そうでしたか、そんなスゴイ地名も知らなかったとは、いや、私もお恥ずかしい次第でございます(^_^;)。 > 涼風馨香女学院大学より『髪長博士号』を授与させて頂きます .... いやはや、そんな名誉な称号を頂きまして光栄でございます。生まれて初めてだなぁ(笑)。 まあ、髪質の分け方には人それぞれの意見が有るとは思いますけどネ。 この前の私の分け方をご参考に、皆さんそれぞれで考えてみられたらいかがでしょうかネ。 次回作の「第27編」も緊迫感漲る展開になりそうな予感がしますネ。 今回もまことにありがとうございました。 |
長編連載小説「髪長私学」(ご感想)パート 髪 伊良 さん 2005.1.24(Vol.567) 初出___Cont.No.kami002 トップへ 「こんばんは」しばらくご無沙汰していますが、みなさまお元気ですか。 > 西園寺さんが校長と教頭の二人に同時に髪をなでられようとしているところです .... 男はいくつになっても、ロングヘアー女性の前に出ると子供になってしまう、ってところでしょうかネ(^_^ ) 「ロンゲルゲ」の方も再開を期待しておりますし、「髪長私学」も応援してくださいね。 本日はどうもありがとうございました。 |
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