2005年9月の独り言。
日記というほど頻繁には書けないと思いますので。
2005年9月25日(日) 思い立ったが吉日 |
千羽鶴ページ、ちょっと要領を変えました。雪ちゃんの誕生日に間に合うように贈ろうと思います。 「宏博兄さんの回復を祈っている人達がいる」ということがプレゼントにならないかな…というのはキザすぎる話ですが、まあ宏博兄さんの誕生日あわせで立ち上げた企画(1日遅れたけど^^;)を雪ちゃんの誕生日で終わらせるというのも粋かなと。 なので参加してくださる方々、10月中に私の所まで送ってくださいませ。少々数が減ってしまっても、私折りますし。 さて、爪切ろっと。 |
2005年9月23日(金) 不器用ですから。 |
宏博兄さん回復祈願第2弾のページを作りました。興味のある方は下のバナー、お好きな方をクリックしてご覧ください。 |
2005年9月18日(日) 函館二日目・朝市 |
宿から市場までは市電で4駅、所要時間は10分ほど。夕べ時刻表をチェックしたのだが、始発が朝7時と少し遅い。海を見ながらぶらぶら行くことにする。 海を見ながらぶらぶら行き、適当なところで左に曲がってひたすら歩き、市電の通りと交差したところで正確な位置を把握するといういい加減かつ効率の悪い歩き方。別に地図を見ながらきっちり歩いてもいいのだが、せっかくの一人旅、いい加減に歩いた方が面白いこともある。 函館名物の朝市は海産物、農産物、乾物、その他と大体種類ごとに固まっている。一番賑わいがあるのが海産物。威勢のいい呼び込みの声にこれでもかとばかりカニが並び、生簀を設置しているところも。何かを焼いているのか、こげた潮の匂いが漂ってくる。 実はその。 声が飛び交う賑やかな市場を歩くのは好きだが、声をかけられるのは大の苦手だったりする。 目を合わせるとすぐ引きずり込まれるようで、店を選ぶ余裕をもつことができないのだ。人見知りをするタイプではないのだがこういう場ではかえって心を開くことができず、どう対応したらいいのかわからなくなる。 結局目が合った店員の店に引きずりこまれ、言われるままにゆでがに+生ホタテ3枚+イクラしょうゆ漬け+イカ塩辛のセットを購入。もちろん海産物を買うつもりで来たのだが、してやられて気分が悪い……。まあ他の店の価格を比べてもぼったくられたわけではないし、人(親)への土産なら見栄えのするこっちの方がいいだろう…となんとかなだめる。 北海道の海産物といえばカニやホタテが有名だが、実はガイドブックに書いてあった一押し海産物は活イカだったりする。ところが海産物を売っている店は数あれど、活イカを取り扱っている店はなかなかない。 半分あきらめたところで賑やかな通りを脇にそれて建物の中にひっそりと呼び込みもせずに品を並べている店が数件あり、その中の一つに活イカがあった。ウニと合わせてクール宅急便で購入(イカ単独だと輸送量の方が高くなってしまう)。始めからこっちの店を見つけていればよかったよ……。 お菓子の定番お土産を割引価格で売っている店を見つけたので会社用のお土産をゲット。これで買い物ミッションは終了。函館名物その2、海鮮丼を食べるのだ! 函館駅から見て朝市の入り口的な場所に「どんぶり横丁」なる小さな店が集まった建物があるのだが、ここはやはり市場の中にある食堂で食べたい。割引クーポン券が使える店に入る。 ウニ、ホタテ貝柱、イクラが乗っている「巴丼」、値段は1400円ちょっと。普通のどんぶりより少し広いおわんにぎっしり敷き詰められていて、かなりのボリューム。 生物は好きだがさすがにこれだけのイクラやホタテを食べきるのは辛かった。次食べる時にはウニ丼にしよう。 |
2005年9月11日(日) 小さなことからコツコツと。 |
宏博兄さんの回復を祈る第一段階としてこんなバナーを作ってみました。同じ思いの方、コピーして使ってくださるとうれしいです。 英語版 中国語版 中国語版あってますよね…? |
2005年9月3日(土) 函館・初日(函館山夜景) (日付意味ないな…) |
函館といえば、函館山から見下ろす夜景である。 ロープウェーがあるので手っ取り早く行くのもよし、登山バスで行ってもいい。登山バスに乗るつもりで函館駅のバスターミナルに行くと、登山バス(函館駅−函館山)+ロープウェー+定期バス(函館駅−ロープウェー登山口)のバスチケットのセットが1000円で買えた。 昼前には雨が降ったが、夕方になると晴れていてバスの窓からの景色がクリアに見える。なんでも8月に入ってからの函館は曇りがちで、夜景もあまりきれいに見えなかったらしく、バスのガイドさんが今日の私達はラッキーであることを強調していた。5時50分のバスに乗り、20分ほどで到着。夕日がちょうど山の端の真上に見えるところだった。 ロープウェーは6時から動くので、夜景目当ての観光客の中ではほぼ一番乗り。展望台の一番前、ほぼベストの位置のベンチに座ることができた。 展望台からは函館市の中心地が一望できる。左手に函館湾、右手に津軽海峡。手前に山の緑が見え、注意深く見ればさっき見た元町の主な建物が見つけられる。夕映えに直接照らし出されるというわけではなく、薄い水色の空間が藤紫に染まり、青紫の闇が忍び寄ってくるという風情だ。 藤紫色の時点で赤レンガ倉庫のあるベイアリア、市電が通るメインストリート、元町エリアにある一番有名な坂の街灯が点く。繁華街のネオンのようなカラフルなものではなく、オレンジと緑白色のシンプルな灯り。 青紫が黒に変わっていくにつれそれらの数がぽつりぽつり増え、にじみだす。 「すみません写真撮影しまーす!」 ……こんの野郎〜〜〜〜。 やけに大きい三脚が立っているとは思っていたが、そういうことか。観光客相手に夜景をバックにした写真撮影のサービスをしているらしい。一番いい所はただでは見せないということね。 北海道といえば素朴な人情というのが売りになっているが、こういう所はなかなかしっかりしている(^ー^#)。まあ日没からほぼ暗くなるまでのおいしいところは見られたから、まだよしとしておこう。 写真撮影の受付の机の前にツアー客が列を作って待機している。確かに夜景を一瞬独り占めはできるだろうが、それができあがるまでの過程を知ることはないのだ。 実はこれ以上函館山にとどまっているのは限界だったりもした。 寒い!!!!! この時の私の服装はタンクトップに七分袖のカーディガン。昼間の気温は26、7℃で日差しは暑かったが、日が落ちると一気に気温が下がるのだろう。風も強くてこの時の気温は20℃を下回っていたと思う。 平日にもかかわらずツアー客が多いのは言うまでもないが、韓国語や中国語も聞こえてくる。お土産屋では制服姿の中学生の姿も見えた。修学旅行で函館に行くところもあるんだなあ。 下りは手っ取り早くロープウェー。ぎりぎり後ろに乗ったのであまり外の風景は見られなかった。 夜行列車でそれなりに疲れていた上に寒さでのダメージが加わって、あまり食欲がない。宿で教えてもらった函館限定のハンバーガーショップ、ラッキーピエロでハンバーガーとコーンスープで晩ご飯。 チャイニーズバーガーという鶏のから揚げが挟んであるハンバーガーなかなかのボリューム。紀宮様が立ち寄った時の写真が飾ってあったが…あれを大口開けて召し上がったんだろうか?? 宿に戻り、お風呂にゆっくり入ってダメージ回復。 9時から10時までは食堂でコーヒー、紅茶、日本茶の無料サービスがあるらしい。食堂に入ると、外国人の男性に「スイカいりませんか?」と声をかけられたのでいただくことにする。緑地に黒の縞模様があるおなじみのものではなく、深緑一色のもの(伝助スイカ?)。富良野のレストランでもらったものだという。 彼は香港出身オーストラリア在住の経営者(らしい…)。埼玉出身の学生の女の子と3人で一通り函館観光話をしたのだが、香港の人間に函館の夜景の話をしても仕方がなかった(笑)。 女の子がお風呂に入るのを機に部屋へ戻ろうとしたら、彼の部屋は通路を挟んだ向かい側。 「どんな部屋?」「ツインの部屋(げげっ)」「中見てもいい?」「NOooooo!」 10時過ぎだったがバタンキュー。明日は市場でお買い物、目標起床時間は5時45分だ。 |
2005年9月2日(金) 函館・初日(元町) |
函館で有名な朝市は函館駅の真横にある。もっとも午後1時を過ぎれているので市場自体はお開きムード。呼び止める声を完全無視してラーメン屋探し。函館名物その1、塩ラーメンを食べるのだ! 一通り歩き回ったが、ガイドブックでチェックしている店を見つけることができなかった。適当な店に入る。塩バターラーメン650円。確かに同じ塩味でも、旭川ラーメンとは違い、スープが澄んでいてさっぱりしている。 実はこの店、厨房がバタバタしていて客の方に目が回っておらず、注文をするタイミングがなかなかつかめなくてその間に新聞を読んでしまうくらいの間が空いた。それを気にしたのか会計の時に「お嫌いじゃなかったら…」と、ゆでたとうもろこしをくれた。北海道名物が一つただで食べられるなんて、ラッキー! 雨上がりで天気はあまりよくないが、海を見ながら歩きたかったので青函連絡船「摩周丸」を横目に見なが海に一番近い通りを歩く。水産物地方卸売市場まで歩いたところで左に曲がり、金森赤レンガ倉庫の通りを横目に見て市電(路面電車)に乗り、宿へチェックイン。荷物を置いて、さあ行くぞ元町めぐり。 実は今回の旅、寝台特急に乗りたい結果行き先が函館になったという状態なので、函館の観光どころについてほとんど予習をしていない。行く場所を決め、地図を見て当たりをつけて適当に歩き、また地図を見て確認するという非常に効率の悪い観光ペース。なんとなく観光どころっぽい道幅の広い坂があったので上ると、二十間坂という、元町エリアへの入り口になる坂だった。 いわゆる元町エリアと呼ばれる地域は函館港をぐるっと囲むように市電が走っている。それぞれ名前がつけられている個性的な坂を上ると(結構勾配がきつい…)、時代を思わせるモダンな建物が並んでいる。 市電十字街駅から末広町駅の間は教会がいくつかあり(ガイドブックでは写真のみだが東本願寺もある)、それぞれ立てられた由来も時代も異なっている。あまり時間がないので立ち寄ったのはロシア正教の函館ハリストス正教会とローマンカトリックのカトリック本町教会だけ。どちらも中に入るとこじんまりとしており、礼拝を行う時の息遣いが感じられるような空間だった。 ハリストス正教会の中にあるキリル文字が懐かしくてついモスクワを思い出し、宏博兄さんの回復を祈っておく。もっとも日本の寺のように特定の願掛けをするところではないが…神と人との交信所と考えれば的外れではないだろう。 坂から見下ろす海、モダンな造りの建物達、石畳というのは何やら神戸を連想させる。こう書くと元も子もないが、とどのつまりは歴史的背景が似ていたということだろう。そこまで考えて、函館がペリー来航後の交渉(日米通商条約)の結果開港し、開国への第一段階になった街だったことを思い出した。 |
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