2004年3月の独り言。
日記というほど頻繁には書けないと思いますので。



2004年3月31日(水) 克った。
……見つけたわよ、「シーマ」。

4月の表紙は世界選手権の展開で決めようと思っていたのですが、さあ大変です。復活ありメダルありと、表紙に使いたいスケーターが山ほどでてきてしまいました。しかしまずはトトマリ、何と言ってもトトマリ。
ロシア選手を表紙に持ってくる場合、名前の呼びかけは愛称でと決めています。今回タチアナとマキシムですから楽勝〜♪と思っていたのが誤算でした。マキシムがいくら探しても見つからないんですよ!!
カタカナでの読みはかろうじて見つかったものの、キリル文字の綴りが見つかりません。探しているうちにキリル文字の解説のページがあったので、「じゃあこの組み合わせでシーマかな?」と強引に書いてはみたものの載せられるはずがありません。タチアナとマキシムのキリル綴りは調べられているんだから、それでいいじゃん…と打ち切って締切日(?)の今日。
写真を加工しているとやっぱりあきらめきれなくなって検索を再開。日本語ページでは見つからないとあきらめ、英語ページやらyahoo!やMSNのロシア版を探して見た結果、ロシア名マキシムのアルファベット綴りは「Maxim」と「Maksim」の両方あることが判明しました。今まで「Maxim」で探していたのがまずかったみたいで、「Maksim」で探すとあっさり見つかりました。

ということで次の表紙はトトマリです。すみません、時間切れで壁紙は明日以降になります(^^;)
ベースは黒なので、大体こういう雰囲気になります。

2004年3月30日(火) ポストシーズンにはまだ早い?
世界選手権の翌週の火曜日は、選手や最後まで観戦した方々が帰ってくる日です。こちらではここ数日で一気に桜が咲いたので、桜のお出迎えを受ける人が多いのでしょうね。ここでこれだけ咲いているのなら、関東というか東京の桜はもう満開でしょうか?


世界選手権のエキシビでプルが男女一人二役をやったようです。COIでやるナンバーはこれなんでしょうね…ペトレンコからCOIの仮装担当を受け継ぐのでしょうか。
これは世界選手権の前に決まっていた話なのですが、COIに追加ツアーができました。COI tour Uということで、メンバーはtour Tからぐっと減ってエルビス、ドロシー・ハミル、ケリガン、ペトレンコ、ガリンド、ホーランダー、フラフープのイリーナ・グリゴリアンとアクロバットペアのプロ勢+ミシェルとティム君になります。去年のCOI冬ツアーと似たような感じかもしれません。
この冬ツアーでは一人二つ滑っていたのですが、エルビスの二つ目は何になるんでしょうねえ…まあガリンド、ホーランダー、アクロバットペアとギャグ担当がそろっているので、普通にロックナンバーかスローバラードでしょうか。カナダのツアーでやった「手長男(てながおとこ)」の出番はないでしょう。

2004年3月28日(日) 女子フリーの感想。
では書かせていただきます。

スルツカヤ、予選の写真ではかなり顔がむくんでいるように見えましたが、映像で見るとそれほどでもないですね。紹介VTRであの可愛い声としゃべり方でああ、彼女だ…と実感がわきました。
確かにいろいろ本調子でない所がありますが、思っていたよりずっとよかったです。ジャンプミスも2つ3つだけですし。滑る姿にじんと来ると同時に、「この分だと来シーズン復帰できるんじゃ?」と希望が持てました。

すぐりん、出てくる前からすごく表情が自然で穏やかでしたね。笑顔なんて初めて見たかも。祈るように手を組んでいる時の一瞬の表情がすごく綺麗でした。彼女は出てくる時の表情と演技の出来が比例するので、これはいいかも…と思っていたら、まあ!!よかった、もう本当によかったです。

しーちゃん、本当に来ましたよ、しーちゃん!
思いきり安定感はあるんですけれど、いつ途切れるか他の人以上にわからないのがしーちゃん。大丈夫か、大丈夫かと緊張しつつ見ていくうちに、ルッツを降りてからの彼女の表情が、もう!
あんな楽しそうに滑るしーちゃんの表情を見たのは初めてですよ、初めて愛を知った氷の姫そのもの!フルに発散する彼女の姿がやっと見られました、これはもう優勝決まりでしょう!!

セベスチェンに対してもモロゾフはいい仕事しましたよね。外見も振り付けももうちょっとやり方があるだろうに…と思っていた選手でしたが、今年は本領発揮というところなのでは。伊達にニースとソルトレークで最終グループに入り、ヨーロッパ選手で勝っていません。

コーエンの衣装よくなったじゃないですか!と思っていたら、初めから妙に動きが硬かったですよね。初めのルッツはコンビネーションにならなかったし、ジャンプを降りているんですけど勢いがない、細かい部分が硬いように思いました。でも結局ジャンプのミスは一つだけでしたっけ?

ミシェル、すごい気迫でしたね。ニースみたい…いや、緊張感や集中というよりは闘志といったほうが正確な表現かも。気合が入りすぎて腕の動きがぶんぶん振り回しているように見えるのは気のせいですか?このトスカ、人殴り殺せますよ。二度目のルッツがダブルになったのと、やっぱりスピードは落ちたのかな?でもすごい演技でした。この世界選手権でなかったら優勝していたのではないでしょうか。
地上波なので乱入騒ぎは知らなかったのです。「服に手をやった時に銃を持っているんじゃないかと思った」とはSlam!に載っているミシェルのコメント。愉快犯では済まされない話だったのですね。災難でした。

美姫ちゃん、あのミシェルの後だときつい…(−−;)と思っていたらしっかりルッツ+ループはきめてます。サルコウはクワドにトライしたんですね。いいのいいの、失うものないんだから思いきりやってくれたら…と気楽に見ていたのですが……。いつもよりスピードがなかったような?終盤の3T+3Tには驚きました。
緊張していたのでしょうか。お疲れさまでした。

コストナー、初めて見ますけど滑りきれいですしジャンプ安定感ありますし、いいじゃないですか。と思っていたらぽつぽつミスが出て横倒しの転倒!嘘でしょ――!!!テレビの前で叫びましたよもう。その後のストレートラインステップもへろへろでしたし、あああ、しっかりして〜日記であんなこと書いて悪かった〜〜!
パニック気味のままで演技が終わって(そういえばトゥーランドットでしたね)キス&クライ、そして点数。
はい?RANK 5??……と思っていたら、総合だったのですね。すぐりんがフリー5位。


……本当にすごい試合でしたね。

2004年3月28日(日) 試合、終了
世界選手権の地上波を見終わったところです。
しーちゃんおめでとう、すぐりんよかった、美姫ちゃんお疲れさまでした。
細かい演技の感想は時間を改めて書くとして、今一番叫びたいことを。

モロゾフ――!よくやった―――!!!!!
先シーズンからオフラインでは結構力説していましたが、モロゾフは本当にしーちゃんにいい仕事をしてくれました。超売れっ子振付師でパターンが確立されているモロゾフですが、しーちゃんのプログラムだけは特別だと思います。「荒川静香」というスケーターに彼自身が何かを見出して刺激され、その刺激を元に創りあげた、クリエイターとしての愛が感じられましたもの!確かにタラソワさんの所に行ってしーちゃんの動きがすごく変わったのは感じられましたが、今回のしーちゃんに関する一番の功労者はベースを作ったモロゾフです!誰が認めなくても私が主張する!!
何かが足りない、足りないと思っていたしーちゃんに本当にぴったりのプログラムを作ってくれたよ。衣装も本当にぴったりだよ。本当にいい仕事をしたよ、ありがとうモロゾフ。しーちゃんいい人にめぐり逢ったよ、モロゾフ、これからもしーちゃんをよろしくね!(そういう意味ではない)

2004年3月27日(土) 茫然自失。
何なんですか、この結果は。

女子ショートには驚きました。しーちゃんが2位、美姫ちゃんが3位!すぐりんもノーミスで総合8位まで順位を上げてきました。この試合も最終グループの空気はすごかったんでしょうねえ…。結果だけ見ても呆然としています。
そして何なんですか日本女子の怪もとい快進撃は。しーちゃんとすぐりんは予想範囲内ということで喜びこそすれ驚きませんが、美姫ちゃんがここまで来るとは思わなかったです。初めてのシニアの国際試合でノーミスで滑ってしまう美姫ちゃんもすごいですし、この点数もすごいですよね。3人出場で全員シード圏内。(ごめんねコストナー、ミスしてほしいわけではなくて、フリーの順位が2番違いなら可能性はあると思うのよ)なんだか少し前のロシア女子みたいです。
そのロシア女子と言えば…スルツカヤが一番順位が上じゃないですか!彼女病み上がりなのに〜あああ、ソコロワ〜〜(泣)いやでもスルツカヤ、本当によく戻ってきてくれました。あと1回ですからがんばって滑ってね。
ロシェットが現時点ですぐりんと同じ順位点、総合9位です。国内戦、四大陸と何気に調子がいいですね。ジェニファーも13位でこのメンバーの中で踏ん張っています。
(結果論ですがこの試合シンシア出さなくて正解だったかも……)
マンザノ(オーストラリア)がじわじわ順位を上げていっています。現在女子フリーが始まっていますが、方丹ちゃんに最高5.2まで出ています。今回の試合は全体的に0.1−0.2ぐらい上乗せするくらいで普段の試合の点数と同じ換算になるのでしょうか。テクニカルとプレゼンがそろっているのですから、きっといい演技だったのでしょう。


さて世界選手権も最終試合です。
黒髪の羽衣が奏でるモーツァルトの調べはドイツの観客にどう響くのか?氷の姫の最後の笑みはあざけりなのか愛を知った幸せなのか?赤と黒の艶やかな音楽の切れ味は?人形と小悪魔、二つの顔を持つ水鳥の今日の顔は?捨て身の行動に出た歌姫の結末は?火の鳥はどんな飛翔をみせるのか?引くたびに音色が変わる弦楽器の音色は?

あと3時間もすれば全ての答えが出ます!

2004年3月26日(水) 男子、終了
男子シングルが終わりました。ペアに入れこんで流れに追いつけない間に終わってしまいました。
予選B組、韓国のDong-Whun Lee君惜しかったですね。オーストラリアのSanter君と同様、予選の壁が厚い!四大陸で日本、カナダ、中国、アメリカによるベスト12を崩すぐらいの力をつけた時に世界選手権の予選を通ることができるのかもしれません。

で、最終結果。

張民がやっとベスト10入りです。フリーは結局どうしたのでしょうか。そして張民がやっとベスト10に入ったと思ったら、成江〜〜〜(泣)。どこか傷めていたのでしょうか?これまで鉄壁だったショートでミスしていたそうですし。あのフリーの完成形を楽しみにしていたのですが。
サンデュー君は予選をトップで通過したもののショートで大コケ、フリーはまとめたのか終わってみれば去年と同じ8位。わけがわかりません。そして気がつけばフェレイラ君が13位まで順位を上げていました。もう1年やろうよ、そもそも始めたの遅いんだし。うん。
大ちゃんがクワドのコンビネーションが入るいい演技の連発だったそうで、よかったよかった(泣)もう全日本の時はどうなるかと思っていました。数年たって「シニアに上がってからのスランプを脱出した」と振り返るようなメモリアルな試合になるといいですね。
田村君のドイツ頭のウケはどうだったのでしょうか。(しつこい)直前のケガが残念ですが、お疲れさまと。本当にこれで最後なのでしょうか。だとしたら寂しいなあ…。

上位陣はヨーロッパ選手権のような並びですね。リンデマンの3位も驚きましたが(ジャンプ戻ったんですね)、「すみません」という気分なのは5位のジョニー・ウィアーです。いやその、2001年のスケートカナダで見た時の印象があまりよくなかったものですから。伊達にワイスに勝ってはいなかったのですね。ワイスもしっかりシードを守ってアメリカ男子は3枠キープです。枠と言えば、フランスが3枠獲れましたね!ロシアもぎりぎりキープできましたか。(はあ、中国男子……。)
クリムキンはもう養生してくださいと。それしか言えません。

2004年3月25日(木) ペア、終了。
ペアフリーが終わりました。
雪ちゃん達は3連覇はならなかったものの、6.0がずらりと並ぶものすごい演技だったようです。会場も盛り上がったことでしょう。あのくるみ割り人形ですもの!
パンちゃん達の6.0は雪ちゃん達より驚きました。レポートを読んでいるとノーミスとのことですが、無難にやったノーミスではなく、改心の演技だったのでは?改心の演技を上回る改心の演技、そしてそれをさらに上回る演技と、会場はものすごい空間になっていたのではないでしょうか。点数とレポートから想像が止まりません。生観戦の方、帰ってきたらその辺聞かせてくださいね。
トトマリ優勝おめでとう。来年の世界選手権はロシアということで、リターンマッチには最高の舞台です。そしてパンちゃん達が恐い存在になってきました。お互い手の内を知っているだけに、ある意味ロシア勢よりやりにくい存在ではないかと思います。
なんだかわくわくしてきました。ペアはもう次のシーズンの始まりです。

雪ちゃん達、3連覇を逃したことで中国メディアに叩かれないか少し心配なのですが…まあパンちゃん達が初メダルを獲ったことですから、そっちに流れることを期待しますか。

2004年3月24日(水) 男子ショートのコメントを書く間がない(^^;)
世界選手権ということで気が高ぶっているのでしょう。寝つきは悪いし普段起きる時間より少し早めに目が冷めてしまう状態です。現地時間夜のイベントは明け方前に始まるので、起きると最終グループの少し前という時間になります。グッドタイミング♪
女子予選も気になりますが、ペアフリーの後半をリアルタイムで確認するために今日は早寝します。
おやすみなさい。

あ、張民お誕生日おめでとう。明日はもう誕生日の人いませんでしたっけ?

2004年3月23日(火) ペアショート、終了。
はあ〜〜、雪ちゃん達4位ですか。3連覇というのは難しいものなのですね。
そういえばエルビスも3連覇かかった世界選手権、ショートでミスしてメダル逃しましたっけ……ん?

オリンピックの直後の試合の初優勝(エルビス94年幕張、雪ちゃん達02年長野)
ケガをコントロールしつつの連覇(95年バーミンガム、03年ワシントン)
ショートでミスして自力優勝が不可能な順位に(96年エドモントン、今回)
ちょっと待て―――!!!
いやほら、好きなスケーター達はつい偶然だてて話を作り上げてしまうものなんですって。うん。(動揺)

色々考えることはありますが、フリーでは調子を取り戻してシナスポーツで二人につけられている「黄金搭档」(英訳「Golden Pair」)の表現にふさわしい演技でドイツの観客を魅了してほしいものです。
というか、二人にはできるのです。大丈夫、競技ダンスで優勝したカップルがラストにフロアを独り占めして踊るダンスのような、あんな表現は二人にしかできません。


あ〜〜〜現地にいないのがふつふつ悔しくなってきました。
バナーも別バージョンを作っておけばよかった。HIROさん、頼んだわよ!!
(って出来が悪かったら使いようのないバナーなんですが)
来年のロシアワールド、なんとかできないものでしょうか。


世界選手権はスケーターの誕生日ラッシュですが、今日は本田君とマリニンの誕生日ですね。
本田君は今どこで何をやっているんでしょうねえ。

2004年3月22日(月) 世界選手権、開始!
今日から世界選手権が始まりました。
会社にいる間は現地時間の夜中から早朝になります。今日は暇だったものですから、時計を見る→時差を計算する→現地ではどんな状況か想像するの繰り返しでした。男子予選の開始が10時ということで練習は6時開始。ドルトムントだとこの時間はまだ暗いことでしょう。夜が明けきらないうちに見る練習。男子予選が始まる時間というのは世界選手権で一番わくわくする時間だと思います。現地組の方、楽しんでますかー?
今でもたまに世界選手権の夢をみることがありますが、いつもみるのは好きな選手が優勝する夢でなく、男子予選が始まる前の夢です。


さて、男子予選Bグループが終わったわけですが……
……成江と田村君、点出てないぞ……何があったんですか……(顔面蒼白)
あ、サンデュー君が1位通過!
Santer君、このメンバーじゃ仕方ないですね…うまくなったと思っていたらコーチがズミエフスカヤさん!FSUで「グループのメンバーと出来がよかったら彼予選通るのに」と同意見の方がいらしてうれしかったです。


あ、エルビスお誕生日おめでとう。もちろん忘れていませんわよ♪男子予選=誕生日ということで、今回はヘルシンキ世界選手権と同じ日程になるわけですもの。
しばらくの間「兄さん」期間です。今年は解説の話が出ていないので、現地にはいないのでしょうね。

2004年3月21日(日) カメラトーク(マニアック警報)
会員カードを持っているカメラ量販店から先日デジタル一眼レフのダイレクトメールが来たので、無料撮影体験会に行ってきました。
何も考えずに店まで行ったのはいいのですが、店の場所は大阪の中心部でどこかへ撮影に行ける場所ではありません。そんな場所での撮影会といえばモデルは風景でなくて物体、女性モデルでしょう。迂闊でした。モデルが水着やヌードで、撮影に来ている人がいかにもオタク面のカメラ男ばっかりだったらどうしよう!顔面蒼白、一瞬帰ろうかと思いました。
こっそり店の中をのぞいてみると、モデルの女性は普通の服装。撮影に参加している人もカメラが好きで資金はバッチリのおじさまばかり。これなら大丈夫だと安心し、全身像と膝から上とバストアップ、計4枚を撮らせてもらい、パソコンで画像を見せてもらったのですが。

ピントが合わせにくい!!

マニュアルフォーカスで2枚、オートフォーカスで2枚撮ったのですが、ピントが合っているつもりだったマニュアルフォーカスで撮影した分が2枚ともピントが甘かったのです。これ、普通の一眼レフよりピント合わせにくくなくない?スケートの写真を撮る時はオートフォーカスの機械音が耐えられないのと確実にシャッターを押したいという二つの理由でマニュアルフォーカスで撮っている私。ピントの合わせにくさというのは結構マイナスポイントでした。
スキャナーが要らないということと写真の選別が容易であるというデジカメの特徴を除けば、本体の表示を見ている限り機能自体は普通の一眼レフと変わらなさそうです。ということで出た結論は。

・「一眼レフを使ってみたい!」という方にはおすすめです。
・しかし、一眼レフユーザーの場合、ランクが同じならばわざわざデジタルに変えることはないのではないかと思います。
(えー、一眼レフカメラにもいろいろお値段のランクがございまして、テレビのコマーシャルで宣伝され、量販店で気軽に持ち心地が試せるレンズ込みで5−7万円程度のカメラは一眼レフの中では初級者用なのであります。現在どっと宣伝されているデジタル一眼レフはカメラの中ではこのランクにあたると思われます。)


スケートの写真をほぼ6シーズン撮ってきて、小刻みに機材のマイナーバージョンアップをしてきたのですが、そろそろ今の装備では限界が見えてきました。(って前も書いたな)
しかしこの状態からランクアップするには大幅に資金がいるんですよね。レンズが新品○万円、カメラ本体新品○万円、本体は中古でなんとかなるとして、レンズは中古では手に入らないかも…。

2004年3月18日(木) サッカー、オリンピック予選
日本代表U-23がアテネオリンピックへの出場権を手に入れましたね。
サポーターのみなさん、おめでとうございます!

いやもちろん選手のみなさんや監督へもおめでとうなんですが、サッカーの場合はどうしてもサポーターの方に情が移ってしまいます。平日に行われる海外の試合でユニフォームを着て応援している姿を見ると、そこまでに行きつく労力の大きさもそこまでしてしまう想いの強さも体験しているだけに、他人事とは思えないのです(^^;)
今日の国立競技場は霧雨がずっと降っていたようですね。あの中で傘もささずカッパも着ずというのは大変ですよ。フィギュアスケートは寒いといっても室内競技、たっぷり着込んでカイロを持っていけばある程度はしのげますが、あの状況だと着替えはどうされているんでしょう?どう考えたって下着とか濡れますよね…という話をテレビを見ながら母としていました。

そこで提案。
Jリーグ、サポーター対象にレプリカのユニフォームを作るんだったら、雨天用に防水加工のある物も作ってみてはどうでしょう?それかオフィシャルの青いカッパを作るとか。需要がありそうな気がするのです。


そして「たかまつ」と聞くと頭の中で「がおそん」と変換してしまう私…。ああ、病気です。そのうち「高松」市まで「がおそん」と読むようになったらどうしましょう。
そういえばU-23に張民に似た選手がいました。名前まではチェックできませんでしたが…。

2004年3月14日(日) プリンス京都
11時の公演に行ってきました。計算違いで開場前に着いてしまったのですが、そのおかげで自由席の値段でリンクサイドで見ることができました!
(ロングサイドのアリーナ席は席が5列並んでいたのですが、後ろ3列は自由席だったのです)
チケット売り場の人も10年前はホテルマンをやっていたという風情のスーツをビシッと着ているおじさま。ロビーが広いせいか売店が充実していて、プリンスホテルオリジナルのパンやお菓子を売っていたりと、京都プリンスの気合が感じられました。

レオノワさん達は脂がのりきった感がありました。ブランクがあったなんて信じられないくらいです。
クーリックはプリンスのノリを把握して、去年より楽しんでいた印象でした。やっと収まるところに収まったようなゆとりが感じられました。家庭を持った人間は強いね(笑)
鍵山さんは大阪よりもいい滑りで一安心。八木沼さんは少しだけジャンプがオフだったかも。

あと、あめもらえたんです(笑)プリンス恒例の、あのあめ配り。
最前列の人に少し配った後通路の階段を上って私のすぐそばで再びあめ配り。通路を隔てた席の子供二人にあめを配った後、2階席からほしがっていたおばちゃんにフェンスにつかまりながら手を伸ばして渡したところで袋の中身が空に。つい「あ、なくなった」と口にするとにんやり笑ってオーバーオールの懐からもう一つ袋が!
「おお――!」と素でウケたら9個ももらってしまいました。お隣のおばちゃんにも3個ずつおすそ分け。

スケーターの皆様、ありがとうございます&お疲れさまでした。次のシーズンのコンセプトを楽しみにしています。

2004年3月13日(土) With Arms Wide Open (語り警報つき)
Holiday Ice Dreams、見ました〜〜〜♪K、サンキュー!
オープニングでエルビスを見た第一印象。
きゃ―先頭滑ってる!
しかも曲が「Christmas Eve Sarajevo」―――――!!!


………純情だかそうでないかよくわからないファンですな。

さあ語りますよ。アルコール入ってませんけど。


「With Arms Wide Open」は先シーズンの冬COIツアーで滑っていた曲です。この題名でピンときたんですよ。両手を広げてスーッと滑っていくエルビスの姿が浮かんできて。
この歌の具体的なシチュエーションは子供が生まれた知らせを受け取った父親で、歌詞から読み取れたものは大きな愛でした。こんな歌詞の歌を選ぶあたり、兄さん幸せそうね〜〜(うりうり)ベースが効いたスローなバラードに違いない。CDを探して曲を聞いてみると、「これはエルビスじゃないと滑れないだろう!(ティム君ごめんね)」というようなサウンドだったのです。
エルビスのエキシビってある種テンプレみたいなものがありまして、そのテンプレから考えてもぴったりの曲なので、もう妄想大爆発状態でした。

で、実際に見てどうだったかというと。
やっぱりこういうの滑らせるとうまいわ……。
キャラがハマっているというのもありますが、プログラムの作り方も独特だと思うんです。歌詞を思いきり使っているというか、歌を聴きながら作ったというのがよくわかるというか。本人歌っていますし、自分がハマッた曲使っているんでしょう(笑)。

それと同時にやっぱりエルビスはまだプロ1年生なんだなとかこのテンプレはあまりスケート慣れしていないっぽいCOIだから通用するのであって、別の引き出し見せておかないと目の肥えたファンにはすぐに飽きられるぞとかWFSで辛口レポ書かれるぞとか初めてわかったこともいろいろあるのですが、このあたりはオフラインでアルコールが入った時にでも語らせていただきます。
いや、ファンのひいき目を承知で書くと、エルビスは何気に引き出し多いと思うんですよ。ロックもバラードもエンディングみたいなしっとり系もいけますし。
自分のスタイルにこだわるのもいいけど、素材はおもしろいんだから一回誰か振付師に思いきりいじってもらいなはれ。

妙にツッコミモードになってしまっていますが、ツッコミを入れられる幸せを味わうことにします。ソルトレークから2年間、思い出を掘り返すしかなかったのですから。
それはそれで幸せなんですが、ある意味空しい作業でしたし。


どうでもいい話をもう一つ。
エルビスって実は着やせするタイプだったんですね。長袖の方が細く見えます。
(いや着やせと言う域ではないのか^^;)

2004年3月11日(木) ふと気がついたこと
先月の大阪プリンスは去年に比べて客の入りがすごかったですし、八木沼純子さんもご自身のHPで過去最高の入りと書いていらっしゃいました。何が効いてこんなに入ったんだろう…と不思議に思っていたのですが、ひょっとして「てるてる」効果でしょうか?
確かあのドラマ、大阪が舞台ですからちょっとは貢献しているかもしれません。あと「消えていく通年リンク」という取り上げ方で2回ほど関西のニュース番組で特集が組まれていたんですよね。

世界選手権まであと10日少し、エントリーが発表されましたね!
世界選手権といえば、気になることの一つに田村君の髪の毛があります。
四大陸では観客にウケていたとのことで、メダルを獲ったらエキシビでは金ラメ入れるとかカナダがらみで赤を足すんじゃないかなどと実はひっそり期待していました。世界選手権ではどうするんでしょう。

……ドイツ国旗の色に染め分けていたりして……切る方面ではいじりようがないですよね……。

2004年3月7日(日) 更新のたわごと
世界ジュニア、すごかったですね!美姫ちゃんの優勝ももちろんおめでとうなのですが、公式ページでアップされるキス&クライでの写真がみんな笑顔で予選、ショート、フリーと満足のいく演技だった様子です。
5人出て5人ともというのはすごいですよ!いい空気、連鎖反応があったのではないでしょうか。
(織田君がムードメーカーになってたりして……)
カナダ代表のシンシア・ファヌフ、10位に入ってぎりぎり2枠確保できてよかったです。カナダ選手権ではプレッシャーがかからないようにあえて練習着でフリーを滑るくらいですから、重圧を受けやすいタイプなのかも…と気にしていたんですよ。
Xu Binshuちゃんも真央ちゃんみたいにちょっと成長したのがわかりましたが、中国男子がちょっと心配です。成江達が抜けるトリノ以降のことを考えると、そろそろ有力なジュニアが出てきてほしいのですが…。


その世界ジュニアのどさくさにまぎれてカナダOB3人組の昔の対談、「3amigos」を完結させました。
キャラがつかめるあまりの盛り上がりっぷりに「絶対口調を考えて訳を書く!」と張り切ったのはいいのですが、これが結構自分の首を絞めることになってしまいました。エルビス可愛く書きすぎたかな、カート先輩おちゃらけ過ぎたかな…と気にはしていますが、口調に関する苦情は受け付けませんのであしからず。
この対談、結構思い出話に走っているところがあるので、リレハンメル以前の男子シングルの状況に詳しい方が見たらたまらないものがあるかもしれません。私はその当時の状況はほとんど知らないので、何かの折に教えてくださるとうれしいです。

2004年3月1日(月) 「がんばれ」、「がんばる」
今日のお昼ごはん、職場の先輩が後輩にいきなり「中国語で『がんばれ』ってどう言うの?」と質問したのでついドキッとしてしまいました。後輩が「加油」と教えると、「じゃあ『がんばります』は『我加油』?」。
どうやら先輩は「がんばります」という意思表示を中国語で知りたかったようです。「がんばる」という動詞や「ベストを尽くす」という表現など色々アプローチを変えて訊いてみても頭をひねる後輩。どうもそれに該当する表現もないようです。
(訊かれた後輩は両親が日本人と中国人、18才まで中国在住)
雪ちゃん達や中国で期待されているスポーツ選手は、インタビューでどう対応しているのでしょうか。「がんばります」とは言わないのかな?

スケートファンになって初めて覚える外国語の単語というのは色々ありますが、「がんばれ」もその一つですね。
中国語:「加油(じゃーよぅ)」、フランス語:「Allez(あれ〜っ)」、ロシア語:「だばーい(表記わかりません^^;)」、英語は単語ではなく「Go, ○○!」というのをよく聞きます。
さて世界ジュニアではどんな「がんばれ」が飛び交うのでしょうか。みんな、がんばれ!

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