2004-カタログ探検隊
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【スーパーカーカタログ探検隊 第4回 2005年の総括と2006年の期待】      special 0601- 1, 2

滝本隊員:2005年もスーパーカー市場は活発だったけれど、高橋会員が印象に残っているカタログは?
高橋隊員:フェラーリはF430、F430スパイダーと立て続けにハードカバーカタログを出した。(写 真参照)今までフェラーリのハードカバーといえばF360チャレンジや575Mマラネロのメディアブックような特別 なものしかありませんでした。
滝本隊員:それがここにきてついにハードカバー化されたのは、ポルシェのハードカバーの影響もあるかもしれないね。
高橋隊員:ポルシェは569万円からのボクスターでもハードカバーカタログ。対し、フェラーリF430の価格は2000万円オーバーですから。クルマの値段からいえば、ハードカバー化されて当然で、むしろ遅かったくらい。
滝本隊員:それと衝撃だったのは、フェラーリ・スーパーアメリカだね。これもハードカバーカタログだが、なんと9つのバージョンがあった・・・!!
高橋隊員:ほんと、これには、マイッタ!という感じ。このカタログは表紙が9種類あり、それぞれが559冊限定で、トータル5031冊の限定カタログでした。(写 真参照)フェラーリおたくやコレクターなら9種類全部集めないと気が済まない。全くフェラーリってのは、マニア心理を突いてくる罪なメーカーです。
 
滝本隊員:昨年はマセラティMC12ストラダーレも話題になった。
高橋隊員:MC12はマセラティがレース界から撤退後、長期にわたる休眠から2004年より復活し、FIA GT選手権に参戦して最終戦で見事に優勝を飾ったクルマ。マセラティ創設90周年を記念し、世界限定50台のみ販売されました。われわれコレクターが驚いたのは、MC12のオーナーズカタログが存在し、そのカタログの発行部数が掛け値なしの50部限定だったことです。
(写真参照・ただしこのカタログは、オーナーズカタログではない)
滝本隊員:本当にMC12のオーナーにだけ渡されたカタログということだね。カタログの装丁は、通 常のハードカバーで、特徴は表紙に金属製のマセラティ・エンブレムが付いていることぐらい。特別 豪華なカタログではないが、希少性があって、ヤフーのオークションなどでは極端な高値がついていた。私が確認しているのは、日本に2冊は存在するということ。もちろん私は持っていませんよ。
高橋隊員:滝本隊員も持っていないド級カタログがあるんですね。
滝本隊員:私が持っていないカタログで、昨年確認されたものは、マクラーレンF1のハードカバーカタログとマクラーレンF1・GTRハードカバーカタログがある。
(写真参照・3つ目の写真は滝本の所有する通常版マクラーレンF1中面)
 
 
高橋隊員:いや〜、マクラーレンF1といえば1992年に発表、93年から販売が開始された、いまや伝説的なド級スーパーカー。10年以上も経って、いまごろこんなものが発掘されるとは・・・。F1もF1GTRも、写 真で見てもハードカバーであることがはっきり分かりますね。
滝本隊員:実は昨年私の方にこの2冊を買わないか、とあるルートから話があったんだが、金額的に折り合いがつかず、泣く泣くあきらめたんだ。
高橋隊員:いや実に惜しい話です。まあこのあたりも日本に存在するのは、わずかでしょうね。ACCの会員で持ってらっしゃる方がおられたら、名乗り出てほしいもんです。
滝本隊員:スーパーカーとは関係ないが、2005年8月にオープンしたレクサス店。
(写真は東京モーターショー・レクサスブース)このレクサス日本版カタログが期待はずれだったねぇ。
 
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