光に含まれる紫外線によって硬化する乳剤を用いた感光法シルクスクリーン材料で
描いた図柄、写真印刷文字、パソコンの透明出力シートなど、遮光フィルム状にして
感光すれば、原稿そのままの版を簡単に作る事ができます。
*感光硬化性の水性乳剤ですので、水性インクでの大量印刷には適しません。
*水性インクを用いる場合は、二次露光をして版を十分硬化させてから印刷して下さい。
*時間経過・紫外線吸収により硬化が進んだ版は、再生が困難になりますのでご注意下さい。
作品例
感光スクリーン・版の作り方 | ||||
ポジフィルムをつくる | スクリーンの油分を取る | 感光剤と乳剤を混ぜる | スクリーンに塗布する | |
オペーク手描き | インレタ貼込み | |||
第二原図コピー | パソコン出力 | |||
紫外線を透過する紙やフィルムに遮光性をもつ描画材で描いたものであれば使用できます。(インクジェットプリンター・レーザープリンターでポジフィルムを製作する場合は、それぞれの専用OHPフィルムを使って印刷し、製作します。) | 脱脂洗浄剤をスクリーンにふりかけ、水で軽くこすり油分を取ります。水洗いをして乾燥させて下さい。 *脱脂しないとピンホールができたり、接着が悪くなる原因になります。 |
感光剤1gを10gの温水で溶き、乳剤100gと混合して撹拌します。 (混合比率) ジアゾ:温水:乳剤=1:10:100 |
混合した乳剤をバケットかスキージーでスクリーンに薄く均一に塗布し、暗い所で乾燥させます。急ぐ場合はドライヤーで乾燥させてもかまいません。 注:乾燥させる時は紫外線があたらないようにして下さい。乾燥した版はあまり保存できませんので速やかに焼付け、現像して下さい。 |
感光焼き付け方法(感光法・アイセロ感光法) | ||||
焼き付け(感光させて版を作る) | 現像・乾燥(水で現像) | |||
図のように圧着して焼き付けます。 | 図のように圧着して焼き付けます。 | 焼き付けした版を水に2〜3分浸け、スプレーシャワーで現像します。図柄が抜けにくい時は露光オーバー、版が壊れてしまう場合は露光不足です。図柄が原稿通りに抜け切ったら、版の両面の水分を軽く吸い取り、平らに置いて乾燥させます。 | ||
光源 | ジアゾ感光乳剤 | 光源 | ジアゾ感光乳剤 | |
太陽 夏 晴天 | 1〜1.5分 | ケミカルランプ距離10p | 3〜5分 | |
太陽 冬 晴天 | 4〜5分 | *ケミカルランプは波長が4200オングストロームのものをご使用下さい。 | ||
フラットランプ | 3〜5分 | |||
*タイムは目安ですので参考にして下さい。 | ||||
*タイムは目安ですので参考にして下さい。 |
感光スクリーンセット | マットフィルム | 第二原図用紙 | オペークインク | オペークタッチペン | |
ハガキ判・ハガキ倍版・ 4倍版 |
(手描き製作用フィルム) ハガキ判・ハガキ倍版 4倍版・1×1m判・20m判 |
A3判 | 水性・30ml | 細字(UF)・中字(M) | |
セット内容 | スクリーン枠 テトロン150# マットフィルム スキージー |
マット状のフィルムで、手描きポジフィルムを作る場合に用います。マット面を上にして下書きした絵の上に重ね、オペークインクやオペークペンで描きます。 | 感光用ポジフィルムとして使用出来る用紙です。コピー機で簡単に製作でき、写真を使った表現が簡単に出来ます。 | 写真修正などにも使われ、描画部分は光を通さない(遮光性)働きをします。水性ですので、水気による画面の汚れに注意して下さい。 | 赤色透明で遮光性に優れ、線描画や塗りつぶしが簡単に出来る速乾タイプのマーカーです。 |
遮光用マスキングフィルム | ジアゾ感光乳剤 | ステンレスバケット | ジアゾ再生液 | ||
B3判・1m判・20m判 | 20・50・100・250・500ml | 各種サイズあります | 50・100・250ml | ||
二層からなるフィルムで、一方の赤色シート面をカッティングして露光部分をはがして使用します。 | 解像力に優れ、耐溶剤性・耐刷性に優れた乳剤です。 | ジアゾ感光乳剤をスクリーンに均一に塗布するための道具です。 | 感光法で使い終わった版の乳剤皮膜を取り除く液です。 *版に残ったインクを完全に除いてからご使用下さい。 |
インクジェット用OHPフィルム | |
パソコン内のソフトを使って図柄や文字などを編集してポジフィルムを製作したり、スキャナーを使って図柄やデザインを読み込んでポジフィルムを作成することが出来るインクジェットプリンター出力専用OHPフィルムです。 (スキャナーを使って図案を読み込む時、コントラストをおとして読込み、印刷する前に再びコントラストを50%ほどあげてから、プリンター印刷すると、濃度のある影のないポジフィルムが作成できます。) |
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サイズA4判 枚数 10 SHEET ・50 SHEET | |
インクジェット方式のプリンターでポジフィルムを製作できます。にじみが少なく、小さな文字・罫線も美しく印字できます。 |
作品製作(感光製作明細記載) | ||
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