印 刷 方 法 と ポ イ ン ト | ||
スクリーン版の上部にスクリーン用インクを置き、そのインクを一定スピードと圧力をかけ、スキージーの角度を約45度に傾斜させながら下部に刷り下ろして印刷します。 |
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インク特性による印刷方法 | ||
水性インクを使って印刷する場合は、印刷物(Tシャツ・トレーナー・ハンカチ・紙などおもに布関係)とスクリーン版を密着させて、印刷します。 油性インクを使って印刷する場合は、印刷物とスクリーン版の間に隙間(1o〜2・3o程度)をもたして印刷します。(スクリーン版の裏面に隙間をもたせるものを貼り付けるなどして下さい。) |
スキージーの使用方法 | ||
角 度 | 版面との角度が小さくなる程、余分にインクが押し出されます。 従ってにじみ加減の場合は、スキージーを立て気味とし、かすれる場合は 寝かせて使用します。 通常は版面に対し30〜45°程度を基準とします。 |
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スキージー圧 | 普通は版の裏面が印刷物と接触するだけの圧力で充分です。 もし余分なスキージー圧をかけるとスキージーが湾曲しインクの切れが悪 く、なき込みの原因となり、又、この時、硬質を使用するとインクの掻き 取り量が多くなり、印刷素材に対しインクの層が薄くなり、かすれの原因 ともなります。 |
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スキージースピード | 一般に摺動速度が遅い程、インクの押し出し量が多くなります。余りゆ っくり引くとスピードそのものやスキージー圧が不安定となり、むら刷り の原因ともなり、速すぎるとジャンプしてかすれたり、印刷面に気泡が入 りピンホールの原因となる事もあります。 印刷作業能率の面も考え、スピード調整は必要です。 |
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スキージーの長さ | 印刷するパターンの巾より、両端が各々15〜30o程度位余分に長い ものを使用します。 これは、無造作に引いた場合、スキージーが版上を斜行しパターンからは ずれる場合があり、版の両端はスキージー圧の弱い所ですから圧力不足と なり、かすれの原因ともなります。 大きなパターンでスキージーの引く力が強くなる時はもう少し余分に長く します。 但し、版の内側との間隔が近くなりすぎない様注意して下さい。 |
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1.製版によって仕上がった印版です。青い部分は印刷されない部分で、編目が見える部分が実際に印刷される部分になります。 |
2. 印版の上に、印刷する素材に適したタイプのインキをのせます。インキには紙用、プラスチック用、金属用など様々なタイプがあります。 |
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3. スキージーを引き終わった所の図です。 |
4. ゆっくりと印版を上げて、プリント終了となります。印刷物は、インキが乾燥するまで待てば完成です。 |
1. プリント開始前の状態を横から見た断面です。 | 2. スキージーで、インキをかき取るところの断面です。 | |
3. プリント終了した時の断面です。 |
印刷する用途に合わせて各種刷り台があります。一般用刷り台/スーパー刷り台(Tシャツの印刷や一版印刷の他に厚物印刷も可能)/吸着式ハンドプリンター(紙などの薄物印刷に最適)/ |
各種印刷用刷り台 | ||
各種刷り台のご案内は機材のページにて紹介しておりますのでそちらをご参照下さい。 |
NEWカラーインク 水性 /1Kg/500g/100g | スクリーン用ベジポップ /150g | |
布・紙兼用の水溶性スクリーンインクです。不透明色と透明色があります。両方とも混色することもでき、布地に印刷し乾燥させたものは、水洗いしても色落ちしません。 不透明色は印刷物の色が濃色のものでも写りにくく、重ね刷りに最適です。 透明色はおもに、薄色の印刷物の印刷に適しています。重ね刷りすると下の色が影響されます。 COLOR/ホワイト・ブラック・レッド・ブルー・イエロー・グリーン・マゼンタ・オレンジ・バイオレット・ブラウン・コバルトブルー・蛍光ピンク・パールゴールド・パールシルバー |
水溶性 紙・布地用インクで印刷乾燥後、アイロンやドライヤーで熱処理すると、発泡しふくらみます。布地に印刷し乾燥させたものは、水洗いしても色落ちしません。 アイロン加熱温度・時間/80〜120度・約1分(布地を上にのせ、その上からアイロンします。) ドライヤー加熱温度・時間/高温・約2分(印刷部分に近づけてドライヤーします。) COLOR/ホワイト・ブラック・レッド・ブルー・イエロー・グリーン・マゼンタ・オレンジ・バイオレット・ブラウン・コバルトブルー・蛍光ピンク |
ダイカラー(水溶性 布 紙兼用) 300ml 13色 |
ダイカラー蛍光タイプ(水溶性 布 紙兼用) 300ml 8色 |
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布・紙兼用、水溶性タイプの扱いやすいスクリーンインクです。 淡色の天然布地(白地・綿100%など)用で、印刷しても色落ちしません。 混色が自由にでき、布・紙以外に木などにも印刷できます。 |
蛍光タイプの使用方法は一般ダイカラーと全く同じで、混色・調色は自由です。 注:蛍光タイプの色見本と現物の色は多少異なります。 |
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ダイカラー用バインダー(専用薄め剤) 300ml ダイカラー化繊用バインダー(混紡布地用定着剤) 300ml |
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ダイカラー用バインダー : ダイカラーを淡色にするのに用い、10〜30%の範囲内で混入します。 | ||
ダイカラー化繊用バインダー: ダイカラーを混紡布地に印刷する場合は必ず2〜3%混入し、インクの定着力を確かめてからお使い下さい。 | ||
ダイカラー使用上の注意 | ||
白地の天然繊維にご使用ください。 混紡布地に印刷する場合は、ダイカラー化繊バインダーを使用し、定着を確かめて下さい。 淡い色を作る場合は、ダイカラー用バインダーを適量混入します。 乾燥すると目詰まりを起こしますので、目詰まり防止液をご使用下さい。 布地印刷の場合、乾燥後にアイロンで熱処理をして下さい。 普通色・・・140℃以上で約50秒 蛍光色・・・180℃で約50秒 注:裏面からかまたは、あて布をする。 *熱処理の温度は布の種類・厚み・作業環境により異なりますので事前に必ず密着テストを行って下さい。 |
ニューセリカラー(水溶性・紙専用)<版画作品・ポスター用専門インク> |
不透明・マット仕上がり |
300ml 15色 | |
紙専用水溶性タイプの不透明スクリーンインクです。 乾燥が早く、目詰まりもなく、溶剤・ドライヤーの必要がありません。粘度の調整は少量の水で行えます。 重色・混色は各色自由に行えます。 注:重色した場合、色の組み合わせにより隠ぺい性が劣る場合があります。 各色を白で調合しますと、パステル調の色相になります。 完全乾燥すると耐水性を増して水で色落ちしません。 |
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