北部庄兵ヱ道ハイキングマップ

 暗街道以北の庄兵ヱ道を何回かに分けて紹介して参りました。それぞれを読んでいただければ全体がわかるわけですが、やはり全域を通した地図があった方が親切というものではないかと考えて、北部庄兵ヱ道ハイキングマップを作成しました。南部庄兵ヱ道ハイキングマップと併せてご活用下さい。地図をクリックすると印刷用PDFファイルが利用できます。

注1:この地点はよく通行妨害があります。車道終点に土砂を積み上げて通行し難くしたり、「マムシ注意」というウソ掲示をしたりしています。入口は「マムシ注意」の右です。
注2:北上するときは溜池西の空き地に入ったところの通行止めロープの手前で右折し、建物の手前を進みます。

道標-北1〜4が宝山寺-千光寺間の庄兵ヱ道道標です。3と4は消失しています。3は生駒市石造遺物調査報告書にデータと写真が残されていますが、4は調査報告書作成時点ですでに消失していたらしく、どのようなものだったかわかりません。

この区間の最大の問題点は宝山寺から南下するときの山道入口でしょうか。「注1」に書きましたが知らない人は通れないと思ってしまいます。
多くの山道で人里から山道に入る入口がわかりにくいことが多いようです。この道は何度も里道と交差しますのでわかりにくい箇所が多くなっています。部分紹介した記事も併せて参考にして下さい。以下はこれまでの紹介記事です。
北の山道入口部分-教弘寺間 教弘寺-鶴林寺間 教弘寺-鶴林寺間追加情報

紫点線の道は通行不能だが本来の庄兵ヱ道だろうと考えている部分です。この部分は代替え道を紹介しています。
教弘寺北の「ロープ有り」から降る道は、普通使用されている道が急坂で石の多い野蛮な道です。信仰心の篤かった庄兵ヱさんがこんな野蛮な道を作ったとは思えない。この部分に言及している記事を見たことはないのですが、おそらく谷沿いの道が庄兵ヱ道だったと思います。ただ、上の方で道が消失しているようで、上りの最後は谷を歩くしかありません。野蛮な急坂をお使い下さい。
教弘寺-鶴林寺間の「階段」から「通行止ロープ(注2)」間の代替え道は本来の道のすぐ西を通ります。本来の道はちゃんと存在しているのですが、両端が通行止めされています。
鶴林寺-暗街道間のトンビ墓経由の道は害獣防止柵で通行止めです。迂回手段が見つかっていません。ここも本来の道は残っていますが、通行できなくなっているのでトンビ墓-害獣防止柵間が荒れています。

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