Uカット工法・ピンニング工法・クッラク注入工法・欠損部錆鉄筋部の補修・シーリング打ち替え
等の 工法により、外壁の落下を防ぐ工事のことです。
一箇所当りの浮き面積が比較的小さい場合、暫定的な耐久性を期待する場合に多く採用する工法です。
①浮きの確認
補修部分を明らかにするため、
ハンマーで打診し浮き部分をチェックします。
②アンカーピンの本数と配置の設定
浮きの状態にあわせ、注入孔の配置を決定します。
③穿孔
コンクリートドリルで定めた位置のコンクリート躯体に孔をあけます。
④孔の清掃
穿孔後、孔内に付着した切粉を除去し、さらに電動ブロアー等で孔内を清掃します。
⑤エポキシ樹脂の注入
グラウトガンのノズルを注入孔に挿入し、圧入します。
⑥アンカーピンの挿入
注入後、全ネジステンレスピンを挿入します。
⑦表面仕上げ
アンカーピン挿入後、表面をエポキシ樹脂パテで仕上げます。
⑧養生
施工完了後24時間以上、大きな衝撃等を加えないように養生します。
⑨清掃