地下室・上下水道・トンネル・構造物の亀裂・ジャンカ・打ち継ぎ・カルバートの
ジョイントなどからの、漏水を止める工事です。
パイプ抜き工法と発泡ウレタン注入工法のどちらも施工出来ます。
①漏水部のチェック
漏水箇所、周囲のジャンカなど不良部分を斫り取る。
清掃する亀裂の状況によりVカットする。
②材料の水練り
Vカット斫りを行っ後、ゴムまり(ゴムまりを半切にして使用)等、弾力のある容器を使用し速やかにこね合わせる。
(注意) 硬化が早いので、一回で使用出来る量を粘土くらいの硬さに混練りします。
ゴム手袋使用
③材料は速やかに練り合わせる
漏水部分の中心にすり込むように押し付けて硬化するまで数秒押し続ける。
④コンクリート面まで
コンクリート面まで埋める。速くコテで表面を仕上げる。
*現場により施工が異なる場合があります。
上記の手順はほんの一例です。
①漏水部のチェック
②ドリル穿孔
漏水部の周辺から斜めに、ドリルで穿孔する。
③プラグセティング
あらかじめプラグ先端のゴム部分が孔内で伴回りしないようにネジを締め込み適度な挿入抵抗がある状態にしてハンマー等を用いて左図の位置まで叩き込み挿入する。
④注入
グリスニップル用のノズルを装着したグリスガンなどを用いて加水反応型ウレタン注入液等を注入する。
注入液が他の漏水部等へと廻りかなり離れた箇所から流出する場合もあるので注意しながら行い、注入孔のすぐそばの漏水部から注入液が流出しはじめたら注入完了。
⑤プラグ撤去
注入終了後、プラグの元ボルトの部分をハンマー等で叩くと簡単に先端部が折れて撤去できます。
このときプラグの先端逆止弁の働きで注入液が逆流してきません。
また先端ゴムパッカー部も緩んで細くなったりしません。
⑥注入孔閉塞
注入孔を急結止水セメントまたは水中硬化型剤等で充填閉塞する。
⑦表面処理および防水
注入終了後、再漏水の予防と躯体表面の保護美装を目的に防水材塗布注入孔や漏水痕を綺麗にカバーリングしてくれます。
*現場により施工が異なる場合があります。
上記の手順はほんの一例です。