「トランスフォーマー(実写映画版)」レビュー
……20年前に見たものが、そこにありました。
そも、アニメの実写映画化というものは程度の差こそあれ、一般的には無理があるものです。媒体が違う以上、そのまま変換しただけではギャップがあり、うかつにいじれば元の味を失う。アニメと実写は同じ映像でありながら、根本的な部分が違うものなのです。
実写化されると知って最初に感じたその不安は、しかし全くの杞憂でした。
アニメのそれとは全く異なっていながら超ロボット生命体を感じさせる自然なトランスフォームも、軽妙で時折トンチキなセリフ回しも、まさしく20年近く前にテレビで見かけたあのトランスフォーマーです。かつてアニメを見ていたものならニヤニヤできるような描写やセリフ、設定が現代風設定とうまくミックスされていて、いちファンとしては嬉しいやら泣けるやら。
ずっと見たかったものが見れたこの幸運と巡り合わせに感謝する今日この頃です。こうなったら是非続編を出して、ユニクロン戦争まで描ききっていただきたいものです。ええ。
その他、関連するコンテンツは以下のとおり。
当ページにリンクを貼ったりブックマークする時は以下のURIにすると便利です。
Copyright(c) 2007 Wandaring Visionary some rights reserved. See detail.