観光案内室生の見所
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<軍茶利の岩屋>

古学の祖と評価されている僧、契沖(けいちゅう)は若い頃、長谷寺・室生寺などの古寺を遍歴して修行しました。修行の末、27才の時に現世に懐疑の念を抱き、室生山の南の岩窟にこもり、ついに岩に頭を打ちつけて自殺を図りました。そのとき悪い血だけが流れて悟りを開くことができたと伝えられています。「契沖阿闍梨修行之旧蹟」という小さな石標があります。
<安産寺 子安地蔵>

ここにある地蔵菩薩像は、その穏やかなお顔からか、子安地蔵としてご利益があって、ご拝顔して腹帯を授かると安産になるといいます。平安時代の初期の榧材一本造りで高さは177.7cmもあり、重要文化財指定です。文化庁の指示により建立した収蔵庫に安置さ れているので連絡してお堂を開けてもらいます。また、1月24日の初地蔵会と8月第4日曜日の本尊御命日には特別御開帳法会が営まれるほか、毎月命日の9日午前中にも御開帳しています。
近鉄三本松駅から徒歩6分。境内には自動車数台の専用駐車スペースもあります。
※連絡先:
中村区・勝井丈治氏(TEL.0745-92-2296)
洞出利昭氏(TEL.0745-92-2786)
勝井康訓氏(TEL.0745-92-2217)
<海神社>

海のない室生村に海神社……これは海の神様を祭神として祭ることで、豊かな海・川・山、そして五穀豊穣を願って、この名が付けられたそうです。遙か昔から、「生命そして豊かな幸は全て海から生まれてきたものだ」という信仰があったのでしょう。大野駅東南にある海神社本殿は県指定文化財になっており、毎年秋には雨乞いも意味する「いさめ踊り」が行われ、また三本松、道の駅近くの海神社はこじんまりしていて道向かいに「山神様」の小さな石碑があります。
<穴薬師と飯降薬師>

穴薬師石仏は一石三尊の立像仏で鎌倉中期のほこらの地蔵石仏としては貴重なものです。耳病の人はキリを、母乳の出ない人は手拭いを納めるとご利益があるといわれています。飯降薬師は、凝灰岩に刻まれた天地左右約3mの石仏です。石面の剥離がひどくて像の判別も難しくなっていますが、桃山時代の作といわれ、文化的価値の高い貴重なものです。
<堀越神社と竜王ヶ渕>

豊玉姫命(とよだまひめのみこと)を祀り、本殿内の御神体は桶の中に収められた石で旱魃(かんばつ)のときには向渕(むこうじ)の農民をはじめ、近村からも祈雨の願いをこめてお詣りします。境内横には「竜王ヶ渕」という沼があって今も雨乞いをする時には周囲をたいまつを持って「雨ヲタマワレ→タマワレ→タンブリ、タンブリ」といって回ります。
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