・Guitar
N.Kobayashi Original
ボディ: マカンバ(かもしれない・・・古くなったカンナ削り台で作成)ネック:メイプル1ピース(SCHECTER製を購入)
ペグ:クロコダイル・ロック・チューナー(マグナムロック)
ピックアップ:シングルコイル(詳細不明)
ブリッジ:シンクロナイズド・トレモロ・ユニット
回路:1ボリューム
スイッチ:2ポジション・ミニスイッチ
オリジナルデザインで、ボディを自作したギターです。
大学で木材加工の授業がありまして、自由研究をすることになりました。木材に関連することならば、何をしてもよいということだったので、エレクトリック・ギターのボディ作成を課題としました。デザインは、高校の時に、ノートに落書きをしてて思いついたものを採用しました。バイオリンのfホールをイメージしたくびれが特徴ですな。
木材加工実習室で使われていた古い削り台(カンナがけの時に材を止めるための台)が放置してありましたので、ボディ材として使いました。厚みは十分だったんですが、幅が狭いので、2枚を横に接いであります。しかし、もともと削り台だったので、表面は傷だらけでボコボコ・・・。ノミの刃のかけらが食い込んでいたりもします。慎重に刃のかけらを取り除きながらカンナをかけて、真っ平らに仕上げないといけないんですが、刃のかけらに気付かずにカンナをかけて、何度もカンナの刃を欠けさせてしまいました・・・。木材の先生秘蔵の上等カンナを・・・すいませんでした先生・・・。カンナがけをしていた時からうすうすは感づいていたんですが、この材、すんごい堅い。加工が大変やでぇ。
なんとか真っ平らになった木材をボディの形に切らないといけないんですが、曲線を切るには糸ノコを使ったりしますが、この木材は堅〜いので無理。そこで、帯ノコ盤を使うことにしました。「多少の曲線は切れるけど、無理に曲げると帯ノコが切れて危ないからな。気ぃつけや」と木材加工の先生から注意をされておりましたが・・・帯を2本切りました。実習室にあった帯ノコ盤は、製材所にあるような大型のもので、私の背丈よりも大きいもんでした。帯状のノコ(もちろん金属製)がぐるぐる回っているんですが、材をほんのちょっとだけ曲線に切ろうとして動かしたとたん、バチン!という音と共に、切れた帯ノコが、大蛇のごとく暴れまわって飛び出してきますねん!いや、大蛇どころかドラゴンやね!こわいでぇ〜。ブリンブリンって飛び出してきますねん。・・・「先生すいません。案の定、やってしまいました・・・。」「怪我はないか?よかった。」・・・ええ先生です。新しい帯ノコをセットしてもらって、作業再開。しかし、堅いわこの材木。・・・ギュイ〜ン・・・ガリガリガリ・・・バチン!・・・また・・・。「先生・・・・」「怪我してへんな。よかったよかった。」・・・なんてええ先生なんでしょう。結局、細い帯ノコ2本をダメにしてしまったので、太い目の帯ノコで、なんとか大まかな形を切り取りました。
さて、いろんな道具をダメにしたこの木材(工作者の腕のせいとも・・・)。一体何なのか。木材の先生は、材の含水率と密度から木の種類を特定するという研究をされていましたので、測定してみますと、マカンバという木材であろうという結果が出ました。硬くて重い材ですねん。
細かい加工ですが、くびれの部分はドリルで穴をあけて、やすりで形を整える方法をとりましたが、まぁやすりがけが大変。もっと単純な形にすればよかった。
結局、自由研究の期間中には完成しませんでして、木材とギターの関係をレポートにして発表提出した次第です・・・。
「必ず完成させる!」と豪語して大学を卒業し、その後コツコツと作業を進めとりまして、塗装の段階までこぎつけました。ラッカースプレーを薄〜く、何度も塗り重ねて、なかなかきれいなゴールドに塗装できてきた!最後のコーティングのために透明のラッカーを塗る段階で油断が。完璧に乾いていると思って、ボディを仕舞おうと、ロッカーに入れました。ボディの隣にビニール袋があるのを気に留めずに。1週間ほど後、ロッカーを開けると・・・ボディにビニール袋がベッチャリとひっ付いていました。あ〜あ、ビニールのしわがボディにも付いているよ〜。しわのボコボコを取ろうと、ペーパーがけを一生懸命やったんですが・・・。もうええわ!ということで、汚い傷だらけの中途半端な金色になってしまいました。
ネックはビッグ・ボスでジャンクとして売っていたものを購入。ジャンクでもSCHECTER製ですねん。ペグは付いてなかったので、クロコダイル・ロック・チューナー(マグナムロック)を同時購入。ブリッジはメーカーは忘れましたが、普通のシンクロナイズド・トレモロの安いのんを行きつけのイガラシ楽器WAVEで買いました。残りの部品もその行きつけの楽器屋さんWAVEで、ジャンク品で揃えましたから、ピックアップもどこ製なのかわかりませんねん。楽器屋のお兄さんが「どっかのギターのピックアップ交換したときのやつや」と言うてはったなぁ。一応SCHECTERの箱に入ってたけど、交換して外したほうのピックアップやろうしね・・・。
音は重たい材を使っているのと、1ボリュームのみの回路のおかげもあって、抜けの良い芯のある音がしますねん。こんな感じ。
大学で木材加工の授業がありまして、自由研究をすることになりました。木材に関連することならば、何をしてもよいということだったので、エレクトリック・ギターのボディ作成を課題としました。デザインは、高校の時に、ノートに落書きをしてて思いついたものを採用しました。バイオリンのfホールをイメージしたくびれが特徴ですな。
木材加工実習室で使われていた古い削り台(カンナがけの時に材を止めるための台)が放置してありましたので、ボディ材として使いました。厚みは十分だったんですが、幅が狭いので、2枚を横に接いであります。しかし、もともと削り台だったので、表面は傷だらけでボコボコ・・・。ノミの刃のかけらが食い込んでいたりもします。慎重に刃のかけらを取り除きながらカンナをかけて、真っ平らに仕上げないといけないんですが、刃のかけらに気付かずにカンナをかけて、何度もカンナの刃を欠けさせてしまいました・・・。木材の先生秘蔵の上等カンナを・・・すいませんでした先生・・・。カンナがけをしていた時からうすうすは感づいていたんですが、この材、すんごい堅い。加工が大変やでぇ。
なんとか真っ平らになった木材をボディの形に切らないといけないんですが、曲線を切るには糸ノコを使ったりしますが、この木材は堅〜いので無理。そこで、帯ノコ盤を使うことにしました。「多少の曲線は切れるけど、無理に曲げると帯ノコが切れて危ないからな。気ぃつけや」と木材加工の先生から注意をされておりましたが・・・帯を2本切りました。実習室にあった帯ノコ盤は、製材所にあるような大型のもので、私の背丈よりも大きいもんでした。帯状のノコ(もちろん金属製)がぐるぐる回っているんですが、材をほんのちょっとだけ曲線に切ろうとして動かしたとたん、バチン!という音と共に、切れた帯ノコが、大蛇のごとく暴れまわって飛び出してきますねん!いや、大蛇どころかドラゴンやね!こわいでぇ〜。ブリンブリンって飛び出してきますねん。・・・「先生すいません。案の定、やってしまいました・・・。」「怪我はないか?よかった。」・・・ええ先生です。新しい帯ノコをセットしてもらって、作業再開。しかし、堅いわこの材木。・・・ギュイ〜ン・・・ガリガリガリ・・・バチン!・・・また・・・。「先生・・・・」「怪我してへんな。よかったよかった。」・・・なんてええ先生なんでしょう。結局、細い帯ノコ2本をダメにしてしまったので、太い目の帯ノコで、なんとか大まかな形を切り取りました。
さて、いろんな道具をダメにしたこの木材(工作者の腕のせいとも・・・)。一体何なのか。木材の先生は、材の含水率と密度から木の種類を特定するという研究をされていましたので、測定してみますと、マカンバという木材であろうという結果が出ました。硬くて重い材ですねん。
細かい加工ですが、くびれの部分はドリルで穴をあけて、やすりで形を整える方法をとりましたが、まぁやすりがけが大変。もっと単純な形にすればよかった。
結局、自由研究の期間中には完成しませんでして、木材とギターの関係をレポートにして発表提出した次第です・・・。
「必ず完成させる!」と豪語して大学を卒業し、その後コツコツと作業を進めとりまして、塗装の段階までこぎつけました。ラッカースプレーを薄〜く、何度も塗り重ねて、なかなかきれいなゴールドに塗装できてきた!最後のコーティングのために透明のラッカーを塗る段階で油断が。完璧に乾いていると思って、ボディを仕舞おうと、ロッカーに入れました。ボディの隣にビニール袋があるのを気に留めずに。1週間ほど後、ロッカーを開けると・・・ボディにビニール袋がベッチャリとひっ付いていました。あ〜あ、ビニールのしわがボディにも付いているよ〜。しわのボコボコを取ろうと、ペーパーがけを一生懸命やったんですが・・・。もうええわ!ということで、汚い傷だらけの中途半端な金色になってしまいました。
ネックはビッグ・ボスでジャンクとして売っていたものを購入。ジャンクでもSCHECTER製ですねん。ペグは付いてなかったので、クロコダイル・ロック・チューナー(マグナムロック)を同時購入。ブリッジはメーカーは忘れましたが、普通のシンクロナイズド・トレモロの安いのんを行きつけのイガラシ楽器WAVEで買いました。残りの部品もその行きつけの楽器屋さんWAVEで、ジャンク品で揃えましたから、ピックアップもどこ製なのかわかりませんねん。楽器屋のお兄さんが「どっかのギターのピックアップ交換したときのやつや」と言うてはったなぁ。一応SCHECTERの箱に入ってたけど、交換して外したほうのピックアップやろうしね・・・。
音は重たい材を使っているのと、1ボリュームのみの回路のおかげもあって、抜けの良い芯のある音がしますねん。こんな感じ。