・Guitar

moon SST-192LF

moon SST-192LF
ボディ:U.S.ALDER
指板:ROSE
ピックアップ:LINDY FRALIN TALL-D
ブリッジ:シンクロナイズドタイプ 2点支持 ローサーサドル
ナット:ニッケル
ペグ:クルーソンタイプ クロコダイル・ロック・チューナー(マグナムロック
回路:1ボリューム 1トーン(プッシュ・プル・スイッチ:引っぱると全P.U.ONやったかと・・・)
スイッチ:5ポジション

ムーン製のストラトキャスター。1995年頃に購入したと思います。

これを購入する以前に、友人がk.nyui製のプロトタイプギターを持っていたんですが、そのギターがすごく鳴った!アンプを通さなくても、生音がバリバリ出るんです。なじみの楽器屋さんイガラシ楽器Waveには、k.nyui製のストラトがあったんですが、S-S-Hのピックアップ配置で、シングルコイル3つのやつがなかったんですね。楽器屋のおっちゃんに、「う〜ん、3シングルがええんですけどねぇ・・・」とつぶやいてたら、「ほな、ムーンのにしたらどないや。作ってるん乳井さんやで。」と!お〜!「でも、ムーンのん、ブリッジが・・・」と言いかけると、「ローラーサドルが気になるねんやろ。」さすが、おっちゃん!その通り。ローラーだと、弦振動がロスするような気がしてましてん。「今2本ムーンの在庫あるから、まぁいっぺん弾いてみいなあ。」

・・・うわっ!めっちゃ鳴る!ピッキングしてて気持ちええんです。

赤と緑があったので、赤いほうを購入です。それ以来、メインギターとしてライブではこれ一本を使い続けてます。

クロコダイル・ロック・チューナー(マグナムロック)はすごいですよ!普通にペグを回すだけで弦をロックできますねん。チューニングの安定感は抜群ですよ。以前ツインギターのバンドに在籍していた時には、相方のギターにも勧めて、ライブ前の楽屋で交換作業をしてしまったぐらいお気に入りです。ただ、弦を外すときはピックとかコインとかでポストをちょっとひねって緩めてやらないといけないんですが、見た目があまりにも普通のクルーソンタイプなので、ロックしていることがわからないようです。

 ある大きなイベントで演奏していた時に、弦を切ってしまった!演奏終了直前だったので、なんとか乗り切ったんですが、5分後にまた演奏しないといけない状況。まずい・・・。すぐ楽屋に戻り、その場にいたギタリストに「弦を張ってください!」と叫びつつ、楽屋に置いてあった誰のかわからへんFenderのストラトを借りましてステージに駆け戻りました。その出番はギター一本で演奏する場面だったんですが、借りもんのギターは鳴りが悪く(借りといて文句言うのもなんやねんけど・・・)なんやぺランぺランの音でギター独奏という、なんとも歯がゆい思いでした。
 さあ、その出番をなんとか借りもんでしのいで、楽屋へ。1バンド演奏後、また出ないといけなかったので、自分のギターを取りに戻ったところ、楽屋にいたギタリスト2〜3人でまだ何やら作業してはりますねん・・・。そう!クロコダイルが噛みついている切れた弦が外せないと、あたふたしてはったんです。見ただけではロックするネジ類がないので、弦が引っ掛かっているようにしか思えなかったらしいんですね。まぁ前のバンドの演奏が結構長かったので、なんとか弦交換ができましたので、次の出番は自分のギターで演奏できました。いや〜やっぱりmoonはよう鳴るでぇ。明らかに出音のボリュームも違ったもんね。

このギターは一生もんやと思てます。

あのイベントももう10年以上前の話か・・・

・・・ええ加減フレットを打ち変えないといかんねんけど・・・。