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12/31(土)

『年末日記』
 27日の火曜あたりから、下痢が続く。朝からと云うか、夜中でもトイレに篭る。忘年会ラッシュは山を越えたのだけれども、仕事納めの流れ客が多く、特に27、28とはアルバイトが皆休みで、しかも忘年会の入っていた日よりも激しく忙しかったと云う修羅場。やまぬ下痢。激しく続く胃痛。そりゃもう地獄でありました。でもまぁとりあえず今年も何とか終わることができたのだけど、年明けに連続して入っている大人数の新年会の予約のことを思うと、胃の痛みは治まることはなさそうだ。

 んで、大晦日になってポチポチと部屋の片付け。それにも飽きて、昼過ぎから伏見の元ノムラ氏宅へ。HDDレコーダーを入れたことによって余剰機材となったビデオデッキを持っていったのだ。道は狭いし急な坂だし、そのくせ交通量は激しいしで、大まかな場所しか知らない元ノムラ氏宅を見つけるには至らず、周囲を2回ほどグルグルと。が、以前奥方が日記に掲載されていた、22日の雪の日の玉突き事故の写真を元にアタリをつけて探索すると、程なく見覚えのある車と、表を掃き掃除している奥方の姿が。どうやら大掃除中だったらしく、デッキとDVDだけ渡してそそくさと撤収。でもこれで場所を覚えたので、遊びに行くことも可能だなー。ただ、あの場所は確かに、重い荷物を抱えて歩くには厳しい地理条件だなー。

 そのまま宇治に戻ったわけだが、幹線道路はどこも渋滞。とりあえずそのままコーナンに寄り、5mmのドリルバイスを購入。電撃ホビー付録のフルドドの、スグにヘタれる稼動部分をポリキャップ式に改造するためである。ポリキャップ自体は以前購入してあったストックがあったのでそれを使用。とりあえず、自重でプラプラになるようなことはなくなった。しっかしこのフルドド、つい勢いで2冊分購入してしまったけれど、確かに1冊分じゃ足りないよなー。さすがに4冊分みたいなことはしないけど、シールドブースターのためだけにアドバンスド・ヘイズルをもう一機欲しくなってきた。


12/21(水)

『昼過ぎの回に出向くつもりが』
 案の定、起きだしたのがその昼過ぎだったと云うオチな、年内最後の定休日。

男たちのYAMATO
 何から語るべきか言葉を選ぶのが難しいのだけど……あえてマイナスに感じた部分から述べていくと、視点がいささか大和にばかり向きすぎていたかなとは感じた。第二次大戦における大和の立ち位置を見せるためには、もう少し引いたカメラ位置からの映像も欲しかったかなとは感じた。なんだか、大和一艦で戦争していたような印象を受けた。いや、無論瞬間的には映像の中に僚艦の姿も確認できるし、ナレーション、台詞の中にも他艦の名前も色々と出てくるのだが、あまりに大和に視点が寄り過ぎているがためにその戦争の中での大和と云う存在が見えにくかったようには感じた。あと、戦闘時のカットが細かすぎて、当然劇場にも足を運んでいるであろう老年齢の客層には少々辛かったのではないだろうか。
 しかし、前述した欠点は同時に利点も含んでいたことも追記しておかねばならない。寄りすぎた視点は、それだけ詳細に、繊細に、そこに登場する人々の姿を映し出していた。そして、第二次大戦と云う枠をあえてフレームに入れないことによって、米軍をあからさまに敵視して見せることもなく、ただ純粋に、大和に関わった人々の想いを描写することができていたように思う。そして早いカット回しは、凄惨なシーンが観客に与える精神的負荷を軽減するのに、微力ながら役立っていた…とも評することができる。とは云っても、レイテ沖海戦や最終出撃の時の凄惨さは、その手の描写に弱いヒトにはかなり堪える代物ではあるのだけれど。
 作品の放つ思想的な匂いについて触れておくと、あからさまな反戦思想や大和賛美と云う感じは薄く、当時の人々が何のために、誰のために死地に臨んだのかいささか美化に過ぎる感じも受けたが、その分ストレートに観客に伝わるモノを感じることができた。奇しくもこれは、今年公開された日本の戦争映画…ローレライ亡国のイージスにも共通して描かれたテーマでもあるのだけど、三作とも異なるアプローチで描かれているのが実に興味深い。史実を元にフィクションとして再構成し、純粋にして直球で描いたYAMATO。エンターテイメント性を前面に押し出しながらも、現代に生きる人々に、過去に恥じぬ生き様しているかと問いかけたローレライ。そして現代を舞台に、すぐそばにある戦争と言うものを、我々がどう認識しているのかを問い詰めた亡国のイージス。年に三本もの戦争映画の大作が公開されると言うのも何かしら因縁めいたものも感じる。もっとも、今年が戦後60年と云う節目にあたることもあるのだろうけれども。

 とりあえず、ハンカチは必須な内容です。劇中、アチコチで嗚咽が聞こえてました。そして驚きだったのは、エンドタイトルが始まった途端席を立ち始めた人たちが、流れ出した映像に思わず足を止めたのは凄かった。そして最後までに劇場を出たひとはほんのひとりか二人だったのではないだろうか。
 とにかく、年内最後の大玉としてこの作品が出てきたことは喜ばしいことだ。ドキュメンタリー的要素が高いため、繰り返し鑑賞するには至らないかも知れないが、日本人として、是非とも一度は劇場で鑑賞して欲しい一作である。

『んでもってその後』
 向島ゴルフで練習に行きたかったのだけど、映画の時間が一本分ズレてしまい、6時までのタイムサービスがタイムアウトになったので直帰。実は17日の土曜に、お客さんにクラブセット一式もらっちゃったりしてたのだ。ほとんど未使用の新古品。3年ほど前の品だったかな。ぶっちゃけたハナシ、積んでる車より高いし。今後は城陽のオレンジゴルフも視野に入れないとなぁ。

『サンデー03号』
結界師
 ぎょへ、牙銀を一撃ですか、正守はん。んでもって良守は火黒…の皮を被った何者かを追って行方不明に。この状態で年越しはツライなぁ。

ブリザードアクセル
 ありゃ、勝っちゃった。しかも圧勝。えー? それじゃ五反田のプレッシャーからの成長が見られないじゃーん。もしかして五反田、褒められて伸びるタイプとかってオチ?
 そりゃそうと…『ジュピター』で『快楽』とかって単語が並ぶとどうしても十五郎を思い出してしまう拭い去れないトラウマ。

あいこら
 このヒトの変態キャパシティは底なしだな! <褒め言葉

あお高
 このまま試合毎にキャラ描写を続けていくとして、やっぱ展開的にはバッテリーでの絆創膏娘をめぐっての三角関係とかあるのかなーと、試合展開に関係のないことを思う今日この頃。

道士郎
 え!? 次で最終回!? ウソ!? 今めっちゃ面白いのに! 健助どのがすげーかっこよくなってるのに! しかも道士郎出番ほとんどないのに!


12/14(水)

『今週も大阪の予定だったのだけど』
 先方の都合が悪くなり、予定がキャンセルに。まぁ連日の宴会疲れもあったので丁度いい骨休みだとばかりにダラダラと部屋で過ごす。明日からもタイヘンだしなー。

『サンデー02号』
アルバトロス
 ……もしかしなくても、お色気担当作品として確定(苦笑)?

ブリザードアクセル
 うう〜ん、加藤ちゃん、かませ犬で終わっちゃうの? でもそれじゃ五反田の試合が盛り上がらないじゃーん。やっぱここらで一発ドカンと失敗してもらわねば!

クロスゲーム
 あ、なんだか不良部員たちもやる気出してるじゃん。あらかじめ実力持ちだってのは台詞で出てきてることだし、盛り上がる要素は揃ったかしら。

あいこら
 12万のDVDデッキ…どんなデッキだろう(笑)? 掃除機2万円ってのはそれほど驚く値段でもないのに。ダイソンとかなら8万超える値段してるしねぇ。ま、とりあえず古新聞万能説には同意。

あお高
 やっぱこりゃ野球マンガじゃないよなぁ。どっちかってーと人情マンガ? 野球部分で盛り上がらないのは致命的だと思うのねん。ヒロイン的な存在の扱いも中途半端だし。


12/10(土)

『第100回記念京料理展示大会』

 朝から仕入れで早起きではあったけど、魚仕事が少なそうな仕入れだったので、途中で降ろしてもらって京都勧業会館へ。10日、11日と、100回記念の京料理展示大会が行われているためだ。
 例年、ワンフロアーだけで行われているのだけど、今年は100回記念ということで上下階の2フロアーでの開催。器の展示やテーブルアートの展示、日本各地の料理学校の代表によるコンテストなど、イベント山盛りでの開催なのだ。しかも100回記念なだけあって宣伝も活発に行われていたのか、例年より明らかに客数が多い。どちらのフロアーも人で溢れかえっていた。
 溢れかえるヒトの波、寝不足、空腹、風邪気味の身体。思いっきりヒトの波に酔ってしまう。
 例年通りの料亭出展の料理展示はともかくとして、個人的に目当てだったのは器の展示。一般のお客さんたちが『キレイ』とかそういった類の表面的な感想を述べて通り過ぎていく中、自分を含め、同業者と思しきひとたちの感想はいささか別の角度からのもので、そうと思しきひとたちは、器そのものではなく、そこに盛り付ける料理を見ているのが面白かった。器見ながら手が動いてるもんな(笑)
 下のフロアでは物産展や飲食コーナーが儲けられていて、とりあえず第二目的であった寿司カレンダーを購入。コレがまたキレイなカレンダーなのだ。
 で、飲食フロアでとりあえず休憩しようと思ったら、なんじゃこりゃな程の長蛇の列。そこで一気にヒト酔いが加速。やむなく会場を後にすることにした。

『そして……』
 地下鉄東西線東山駅から京阪三条を経由して帰途に着いたのだけど、乗った特急がテレビカーで、席についた途端テレビから『京都府宇治市の…』の声。何だろうと思いモニターの近くまで移動してニュースを見ていたら、パッと目に飛び込んできたのはどこかで見たことのある建物……南陵町から神明に抜ける道んトコにある学習塾じゃんか! どうやら塾講師アルバイトが、生徒である小学生の女の子を刺殺したらしいとのこと。慌ててPHSでまちBBSにアクセスしたらすでに詳細が書き込まれていた。世間的には『また小さな子が…』と云う感想だったろうけど、宇治に住む身としては『また宇治の周りで…』と云う方が正直な思いだった。伏見の日野小、宇治小、そして今回の神明の京進進学塾。わずか数年の間に、こうも狭い範囲の中で、どうしてこうも立て続けに同じような事件が起こるのか。こういう考え方はイヤだけど、事件は少しずつ南下している…次は…と考えてしまう。


12/07(水)

『大阪天神橋筋商店街』
 9時半に起床する予定が、目覚まし代わりの京ぽんを握り締めたまま10時過ぎ。昼前には天満に着きたかったのだが、結局着いたのは正午ちょうどぐらいだったり。

 ンだもんでお目当ての奴寿司に着いた時にはすでに行列。30分ほど待って入店。先日テレビで放送された効果もあってか、地方からのお客さんが多く見られた。和歌山から車で来たお客さんも…そこまでして食べに来るモンかいなと思いつつ、自分も京都から1時間かけてやってきていたりするワケなんだけど。
 で、肝心の寿司だけど、やっぱネタ良いよなぁ、大阪は。少々握りがいい加減でも美味しく食べられるし。ただ、安売り寿司の宿命か、あまり衛生的じゃなかったのが欠点ですな。皿洗えてないんだもの。しずくも拭えてない上に、前のシャリ跡残ってるんじゃ、美味い寿司も台無しだよなぁ 。とは云え、満腹するまでしっかり食べてるわけなんだが。 個人的に、サバと白子煮が旨かった。 あと穴子とウナギ。生もずくは単体で食べたいかな・・・まぁ旨かったけどさ。でも次に行くことがあれば、奴はもうしばらくいいや(苦笑) 向かいの春駒や政寿司にだって行ってみたいしー。

 ハシゴ寿司の予定が結構腹が満たされてしまったので、オカンの使いで年末ジャンボを購入し、サクッと天満を後にする。

 一旦京橋まで戻って京阪一本で四条まで。そこでブラブラ歩き回って、今度は四条烏丸の廻転寿司、廻鮮錦市場へ。

 雑誌にも取り上げられていて、結構有名になりつつある店だったのだけど…もう行くことはないだろうなー。クエとか変わったネタが入っていたり、一応ちゃんと職人が握ってるっぽいところはあったりするし、欠点らしい欠点はないんだけど…妙な創作寿司が多くって、ネタの選択に悩むんだよね。普通に寿司が食いたいときには邪魔なんだよね、創作寿司。んで、やっぱあくまで『廻転』だから、安めのネタはマジで安っぽいし。

 その後は地下鉄で京都Sofmapへ。んでもって階下の本屋で本探し。そうこうしているうちに艦長から電話があって小倉へ帰還。久しぶりにFantasyで食事。一日中食べっぱなしでありましたとさ。

『サンデー01号』
聖結晶アルバトロス
 むー? 何となく見覚えのある絵柄のような気が。小野敏洋っぽいっつーか、高橋しんっぽいっつーか。どっちもエロ&ロリだしなぁ…。でもまぁとりあえず、異世界に行ったりするかどうかはわかんないけど、少なくともメルとか云うクソマンガよりは256倍面白そうなので安心。

あお高MAJORクロスゲーム
 散々云ってることではあるけど、最近おおきく振りかぶってを読み始めてからと云うもの、この2作品が途端に御都合主義の権化のように見えてきて仕方がない。特にMAJOR。根性主義っつーか、やってることが小学生時代と変わってないっつーか。あお高の方も、キャラクターにカメラが寄り過ぎてる感が強すぎて、野球マンガとしての楽しさがいまひとつ伝わってこないんだよね。おお振りも欠点がないわけではないけど、高校野球の面白さを伝える力は断トツだと思う。タッチなんかも面白かったけど、アレは恋愛マンガとしての意味合いも強かったからなぁ。何なんだろうな、おお振りの面白さは。ドカベン系かとも思ったけど、何か違うよねぇ。おお振り野球マンガじゃなくって、あくまで高校野球マンガって位置づけなんだろうな。ロスゲームが結構野球マンガとして面白くなってきてはいるのだけど、学園モノとしての比重も高いからね、あだち充の場合は。でもそうでなければ面白くないんだけど、このヒトの場合(笑)

ブリザードアクセル
 陣ちゃんが先発か。ってことはドラマを盛り上げるためには五反田にプレッシャーをかける必要性が生じるワケだし…負けるよね、うん。

あいこら
 細かいツッコミ。コンタクトは眼科で処方されるので、メガネ店で合わせるなんてことはないんじゃないかなー。それとも今のワンデイ・タイプなんかは簡単に買えちゃうのかしら? 

絶チル
 ああ、アクション展開はいいねぇ。GS美神の頃の勢いが戻ってきたみたいだ。

クロザクロ
 なーんかアッサリと終わっちゃったなぁ。始まった当初はグロ路線で攻めてくると思ったんだけど、途中から雰囲気変わったよね。まぁこれはこれでちゃんと締められているからいいのかしら。

 って来週からの連載、水口尚樹かよ!? イラネー! 激しくイラネー!!


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