・膝関節関節鏡検査および関節鏡下半月板切除術

膝関節内部の構造物、おもに前十字靱帯断裂の有無を関節鏡で検査します。また、関節切開による肉眼的な観察では検出が困難な半月板損傷を適切に診断し、関節鏡下で損傷部半月板を切除する治療も同時に行えます。前十字靱帯断裂の診断および半月板の精査・治療を最小限の侵襲(7mm前後の穴が3か所のみ)でおこなうことが可能です。その他、膝関節のOCD(離断性骨軟骨症)等の診断にも有効です。
fig1
 

前十字靱帯完全断裂

fig4 VTS_02_1
VTS_01_2
正常な半月板
線維性に変性した半月板
バケツ柄状に前方変位した半月板
※この検査および手術は外科担当獣医師が他施設にて執刀いたします。
 
肩関節関節鏡検査

肩関節疾患の診断および関節鏡下での低侵襲な治療も場合により可能です。

1、肩関節内側不安定症 Medial Shoulder Instability
2、離断性骨軟骨症 OCD
3、二頭筋腱腱炎・部分断裂
 
 
・肘関節関節鏡検査
肘関節形成不全
関節鏡検査および関節鏡下内側鈎状突起摘出術