サイトマップ
12月27日更新
老猫22歳要介護2





中年のミィ(元・野良猫)です。


介護の現実と命の尊さを考えます


当ホームページの
老猫とは・・・・・
☆皆様の自慢のペットを☆
☆ご紹介ください☆
老猫介護日記 リンク集
当サイトについて お問い合わせ
m4663■kcn.ne.jp
(お手数ですが■を削除し@に変更してください)
【0歳の頃のミィ】 土砂降りの雨に打たれた野良子猫ミィを命の恩人、同級生のK君が救う。だが、当時マンションに住んでいたため、管理人にバレてしまい、新しい引き取り先を探すことになる。
 
【1歳の頃のミィ】 私、管理人がアッサリ引き受ける。犬は飼っていたが猫は初めて。何の知識も無かった管理人は餌に何をやってよいかわからず、とりあえず人間が食べるものを与えたが見向きもしなかった。魚だけは食指を伸ばした。
 翌日、キャットフードなるものを買いに行った。
 この頃、トイレ以外あまり躾をしなかったためか早くも不良少女となってしまう。
 
【2歳の頃のミィ】 喧嘩は強かったようだ。上の写真の左耳(画像に向かって右側)の耳が波打っているが、喧嘩で咬まれたもの。右耳も咬まれているが、他の外傷はない。
 
【3歳〜7歳の頃のミィ】 最も元気が良かった頃。外泊は当たり前。ご近所さんに世話になり、外では雀、蝉ハンター。
 部屋の中では極めてすばしっこく、扉を全部閉めても捕まえられないくらい俊敏であった。怒らせたら最後。何度顔を引っかかれたかわからない。飼い主は逆切れしたが絶対に勝てなかった。猫は本当に凄いと思った。この頃に放していれば野生でも充分に生きて行けたに違いない。
 4歳か5歳の頃、一度鳩を捕まえて帰ってきたことがあった。これには温厚な主人も怒った。食物連鎖はある程度は仕方がないにしても、食べもしないものを酷い目に遭わせたミィを思い切り叱りつけた。悪戯にも程がある。
 だが、ミィは何故叱られたのか全く解っていない。
 
【8歳〜14歳の頃のミィ】 極めて元気だが、中年を思わせる兆候が少しずつ現れる。
 
【15歳の頃のミィ】 人間なら80歳前後か?もう立派な老猫だが元気である。
 
【16歳〜20歳の頃のミィ】 随所に体の衰えが感じられ、飼い主側が注意しないと大変な事故につながるのではないかと思うようになった。要支援から要介護状態へ。
 
【21歳の頃のミィ】 記録的な寒さだったため、この冬は越せないだろうと思っていた。一日の大半を炬燵の中で過ごしたが、堀炬燵のため、何度も落っこちて危ない目にあった。大半は本人のせいではなく主人以下、家族が誤って蹴飛ばしたもの。踏まれなかっただけ運が良かったのかもしれない。60kgの人間にまともに踏まれていたら即死である。
 
【22歳現在のミィ】 地球温暖化の影響で蒸し殺されそうな熱い夏は越せないだろうと思っていた。猫にとっては夏は30℃くらいが適温のようだ。その場所を求めて場所を変えるのが気の毒だった。
 
老猫介護日記
 【飼育と介護について】

 多くの場合、ペットが先に死にます。介護する心構えと環境、そして高額な医療費がかかります。
 一度飼いだしたら最後まで面倒を見てあげなくてはなりません。途中で放棄(放す)ことは、内勤の総務担当をいきなり飛び込み営業に配置換えするようなものです。飛び込み営業では人は死にませんが、家庭で育てられたペットは飛び込みで自然に帰っても他の動物の餌食になるだけです。
 ペットの飼育は大変です。それでもペットとして迎え入れられますか・・・・・

 介護施設、家庭に限らず、介護(特に認知症の場合)に疲れ果てたということをよく聞きます。人間の世界では「老老介護」が当たり前となり、益々負担は大きくなりました。

 介護疲れが原因となった殺人事件や育児疲れによる幼児虐待も後を絶たず、同居の家族を殺めておきながら情状酌量の余地がある判決が下るなど、介護がいかに大変であるかということを物語っています。

 介護施設では劣悪な労働条件、一向に改善しない労働環境、重い責任、通じない意思・・・・・

 ペットも同じことです。当ホームページに登場する猫は22歳(2006年現在)になり、人間でいうところ約100歳?となりました。常時誰かが付いていなければと危なっかしく、外にも出せないという状態になりました。人間でいうところの要介護2程度です。

 当サイトは飼い猫ミィの22年間の生き様(まだ元気ですが)を覚えている限り振り返ると同時に、猫に限らず、動物を飼育することがいかに大変であるかということを再認識して頂きたいという思いで作成しました。

 偉そうなことを言っているようですが、決して大げさではありません。これからペットを飼おうと思っている方々には、きっと役に立てると思います。

 概ね人間と同じ様なことが待っているのですが、生まれてから22年間、どのように変化してきたかを綴っていく予定です。

 写真やビデオ、日記や家族の記憶を基に作成しますので作成順が前後しますがご了承ください。

 動物を飼育することを否定するわけではありません。私は動物が大好きです。今までにヤゴ、オタマジャクシ、蛙、亀、ザリガニ、蟹、クワガタムシ、カブトムシ、犬、インコ、ハムスターその他いろんな動物・昆虫を飼育してきました。

 いずれも大変なエネルギーが必要です。ザリガニやクワガタムシは冬を越すので水温や室温調整に苦労した記憶があります。

 前述しましたが、ペットは一度飼いだしたら最後まで面倒を見てあげなくてはなりません。何故なら人間との共存に慣れてしまったペットがいきなり野生でやって行けるはずがないからです。

 また、その逆で生態系を乱してしまうこともあるでしょう。過去にペットショップで当時300円〜400円程度で買ったミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)を十数年育てた後、飼いきれなくなって近くの池に放してしまった経験があります。今から思えば大変なことをしてしまったのですが、当時はそれしかない、というか家庭用の小さな池では狭すぎて気の毒になり、結局放すことになりました。

 反省しています。絶対にやってはいけません。

 以降は猫中心に書いていきますが、他の動物にも当てはまる部分があるのではないかと思います。既にペットを飼われている方はやがて来る将来を想像しながらご覧頂ければ幸いです。

 まずは22年も生きてきた老猫の1日がどんなものであるか紹介しましょう。

 老猫のある1日【2006年12月25日】

 


お問い合わせ m4663■kcn.ne.jp (お手数ですが■を削除し@に変更してください)


老猫22歳要介護2 HOME