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●ボルボ・C70
 
  日本への導入もぼちぼちだと思われる新型C70。いわゆる格納式スチールトップを持つ、コンバーティブル。旧モデル同様、大人が充分座れるリアシートを備える。また、トップを上げた状態でも美しいスタイルを保っているのは流石。残念ながら、日本市場でのセールスはあまり期待できないだろうが。紹介するカタログは英国版だが、これがまた凝りに凝ったカタログ。写 真3枚目はトップの開閉の写真を順番に蛇腹に折り込んだ、155mmx180mm7ページが貼り付けられているページ。この他、透明シートに印刷された衝突・転倒安全性を示すページが、C70の俯瞰写 真の上に重なる仕掛けになっていたりする。カタログは280mmx215mm56P。
●アウディ・Q7
 
 
  こちらも日本で販売されても、いかにも売れなさそうな(失礼!)大型SUV、Q7。しかし欧米では、カイエンやX5と共に、なかなか好評を博しているそうだ。カタログで見る限り、大柄ながらスタイルに破綻は無く、インテリアの質感もずいぶん高い。単にニッチを狙っただけでなく、まだまだ有望なSUV市場を視野に、緻密な商品開発を行ったことが伺える。カタログは英国版、240mmx305mm横開き60P。
●アウディ・RS4
 
  最新映画「トランスポーター2」では、主人公の乗るアウディが活躍し、アウディにとっては、さぞや宣伝効果 があったに違いない。さて、A8W12やRS6と共に、アウディを代表する超硬派モデル、RS4を紹介。カタログは、RSといえばコレクターを喜ばせる、お決まりのハードカバーだ。最初のページを開けると、サーキットコースレイアウト図が現れ、コースのどのセクションで、パワー、ブレーキ、クワトロシステムなどが機能するかを表す。そしてその後紹介されるエンジンやブレーキなどの各ページで、再度コース図が出てくる趣向だ。カタログはドイツ版、A4サイズ横開き44P。
●アウディ・S4
 
  新型S4のカタログ表紙を見て、一瞬旧型?と思ったが、グリルを見ると一体型のデカグリル。そこで、旧型S4カタログと比べてみて、納得。カタログは旧型の縦型から横型に変わってはいるのだが、表紙写 真のサーキットのグランドスタンド前に並べられた赤のセダンとブルーのアバントが構図共全く同じなのだ。さらに中のページも比べてみると、同じ写 真でクルマだけを入れ替えている場面がいくつも発見できた。う〜む。アウディもこんなところでコストダウンを計っているのかと思うと、ちょっと複雑な思いだ。カタログはドイツ版、A4サイズ横開き44P。
●アウディ・S4カブリオレ
 
  S4のカブリオレだけが、専用のカタログで存在するのが驚き。さらに今度RS4カブリオレも発売されるというのだから、またまた驚きだ。どんな人種がそんな超高性能車にオープンモデルを求めるのか不思議だが、クーペやオープンスポーツの低開発国である日本人には理解できなくて当然か。カタログは、S4のイメージ写 真がサーキット中心であったのに対し、S4 カブリオレでは、野山のワインディングロードを気持ちよさそうに駆ける写 真が中心。カタログはドイツ版、A4サイズ横開き38P。
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