それは、茨の奥に秘められし...

1 穏やかに過ぎる日常。安寧に埋れる日々は、真実変化のないものなのか。
それは、花の息吹が香る、春待ちの午後であった。
2010
4/3
2 運命との出会い。そう信じて疑わない自分の直感。今はすべてを測ることは出来ない。
赤の他人から差し出される手が、酷く新鮮だった。
2010
5/16
3 執着。人生で初めての思い。分析しきれない本能と呼べるもの。脆さと頑なさ、美醜を兼ね備えた感情。
――それは、自分の存在意義を確認するために必須な要素。
2010
9/21
4 知るために打つ手は知られる一手に、近づくための好意は牽制のための境界となり。
真意への問いかけなど許され右はずもなく、ただ推察するばかり。
2010
11/15



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