元禄 (げんろく) 

小判箸の割れ目に溝を付け、割りやすく手触りが良いように加工されております。 長さは、15cm〜26cm前後まで。   
材質は、竹・白樺・アスペン・桧・杉などいろんな材料の製品がありますが、 強くて、水分の吸収が少ない「桧製の21cm」がおすすめです。 
  
 
  



 天削 (てんそげ) 
頭部(天)を斜めにカットされたもので、溝の加工はありませんが、先端の料理を挟む部分には面取り加工がしてあります。 材質に関しましては、エゾ松や桧などもありますが、吉野杉で作られたものが高級品とされています。 
長さは、21cm/24cm/26cm/30cmがありますが、いちばん使い勝手がよいのは24cmでしょう。 
天の幅が広く、杉の柾目が映える逸品です。 
朝のお膳に付けられるのには、「桧製の21cm天削箸」がおすすめです。 
  
 
  

 利久 (りきゅう) 
利休箸の形を取り入れた「松葉箸」の割れ目のところに、溝加工をして「両口箸」にしたものです。 
その形が、2本仲良くくっついて夫婦のようであることから「夫婦利久」とも呼ばれます。「らんちゅう」の廉価品といったところですが 吉野杉の優しい手触りと、手になじむ形は使い勝手がすごく良い商品です。  
お弁当用に、21cm。 
お店では一般的に、24cm。  

 


  

 利休箸(らんちゅう箸) 
この箸は、材質に吉野杉を使い、形は中太両細の面取りの落ち着いた静かな形状を持つ「中広平箸」です。 
 千利休は、客を招く日には朝必ず、吉野より取り寄せた赤杉の箸材を、お客の人数分だけ小刀で両端を細く、軽く持ちやすく、食べやすい箸を削り作ったといわれています。しかも、削り立ての赤杉の箸は、主人の温かい心を豊かな香りとして伝えます。
基本的な長さは、26cmですが、24cmもあります。 
商品は、赤杉(杉の香りが豊かです。軽くしめらせてお使い下さい。)・白杉(杉の柾目が綺麗です。)・赤染め(天然色素にて染色加工が施してあります。)の三種類です。