ON THE ROAD 2011

2011-10-08 大阪城ホール

大阪城ホール!
初めてのON THE ROAD体験が1996年の大阪城ホール
(某MLでチケットを譲っていただいての参加でした)
2011年前半戦ではFC先行でチケットが取れていたにもかかわらず,どうしても仕事の都合がつかず参加できなかった大阪城ホール。
(某MLを通じてチケットを譲った人から聞いたら,アリーナ6列目だったそうで...)
2001年の時は最前列が取れていた(普通の一般販売で!)にもかかわらず,9.11以降日程が紆余曲折していた北米方面3ヶ月間の出張が決まってしまい参加できなかった大阪城ホール。
個人的には自分勝手に因縁めいたものを感じている大阪城ホールですが,今回は無事参加できました。
今日明日の2Days参加です。
元々関西人だということもあり,ようやく帰ってきたぜ!!という気持ちでもあります(笑)
2005年には何事も無く参加できてたんですが,あくまでも気持ち,ということで。
 

いつもの通り,MC等はうろおぼえ。
省吾の言葉そのままではありません。
...というか,興奮しすぎてほとんど思い出せません。
セットリスト等,ネット情報でカンニングしながら思い出して書いています(笑)
これまでのレポートをベースに追記修正しながら書いているので内容は徐々に充実していってると思うのですが,それと同時に記憶がごちゃ混ぜに...
間違い等があればご指摘ください。m(_ _)m

京橋からOBPを抜けて,大阪城新橋を渡ると...
そこは大阪城ホール!
大阪城ホール
ツアートラック@大阪 ツアートラック(その1)
No. 曲名

開演はちょっとだけ遅れ(というほどでもありませんが)。
18:02頃にいつもの開演前BGM "IN MY LIFE" (The Beatles)で会場が盛り上がりはじめる。

そしていよいよ開演(18:05頃)

ステージ前にはLEDスクリーンが降りている。
スクリーンには黒地に
"SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2011"
"The Lastweekend"
右側に省吾のシルエット。


画像は記憶に基づくイメージです。
チケット画像等を加工して作成しました。

ゴ〜〜ン,ゴ〜〜ンと鐘の音が鳴り響き,この文字が徐々に大きくなりながら...


画像は...上と同じく記憶に基づくイメージです。


J.BOYのリミックスバージョンでスタート。
ウォーーウォウォー!
この時のワクワク感は尋常ではない!!
映像はうまく説明できないけど,CGっぽい都市の風景やこれまでのアルバムタイトルが描かれたコンテナなどがめまぐるしく動き回る。

最後の方で,最後の方で,今回のツアーロゴが描かれたトレーラー(浜田島グッズのような)が右から左へ何台も走り去っていき...

そして,アメリカっぽい荒野の一本道になって...
スクリーンが上がり,

1 ON THE ROAD

イェ〜〜〜〜〜〜〜ィ!!

2 この夜に乾杯!

省吾が客席に背を向けて,客席をバックに歌いまくる生映像がかっこいい。
この映像で会場のボルテージが一気に上がる。

(MC)
サキソフォン,古村敏比古!

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

Jump!Jump!と客席を煽る。
省吾もぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。

(MC)
Hello Osaka!今夜気分はどうだい!!

4 独立記念日

(MC)
ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!
いいねぇ,大阪!
今日はコンサートに来てくれてありがとう!
いい夜にしたいと思います。最後までどうかよろしく!
ここでホーンセクションを紹介します。大きな拍手を!
 トロンボーン,清岡太郎
 トランペット,佐々木史郎
 サキソフォン,Uko!

5 反抗期

スクリーンにはON THE ROAD '83で赤いシャツを着て反抗期を演奏する映像。

(MC)
今日は2011年10月8日の土曜日。
大阪城ホールに帰って来れてうれしいです。

去年の今頃は,来年,つまり今年のコンサートの準備をしていました。
その時は,35周年のお祝いのお祭りのようなツアーをやるか!という感じだったんですが,3.11をもって全く意味の違うツアーになりました。
今日は皆さんに元気になってもらえるように,リフレッシュしてもらえるように,スタッフ,ミュージシャン,ベストを尽くして良いステージにしたいと思います。
最後までどうかよろしく。

6 光と影の季節
7 MY OLD 50'S GUITER

Emptiness まるで マイナーブルース
Loneliness まるで マイナーブルース
Restless heart まるで マイナーブルース
の英語のところを
"むなしさ","さみしさ","せつなさ",と日本語に変えて歌ってました。

最後のギターソロで,
ギター!長田進!
そして,そのギターソロを引き継ぐように
ギター!町支寛二!

Money makes the world Crazy!
8 MONEY
「次の朝バッグを♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「かかえて出て行く〜♪」
「奴は自分の夢 俺に背負わせて♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「心ごまかしているのさ〜♪」
「あの時彼女やこう喘ぎ続ける♪」
"Hey,Ladies"
男女問わず会場全体(?)で「愛してる,愛してる,もっともぉっと〜〜♪」
省吾は腕組みしてそれを聴きながらウンウンとうなずく仕草。
「だけど夕べどこかの金持ちの男と♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「町を出て行った〜♪」
爆破したい〜の後のシャウトは会場全体でウォ〜〜〜〜!
最後にMoney makes the world Crazy!
そして,一回,ジャン!
会場を見渡して,うなずきながらもさらに盛り上げる仕草。
暫くためて,ギターを大きく振り下ろして,ジャン,ジャ〜ン。
ウォ〜イェ〜〜〜3連発。
(MC)
ありがとう!
いい感じだね,大阪!

春から半年,また戻ってきました。
あれから,新しいアルバムは出てません(笑)
もちろんヒット曲もありません(笑)
今日は古い曲をたくさん演ろうと思います。

次は1979年,「君が人生の時・・・」というアルバムから

9 風を感じて
(MC)
今日初めて浜田省吾のコンサートに来たった人いる?
じゃぁ,お前のコンサートは何度も来てやってるぜ!っていう人?

何度も来てる人はわかっていると思いますが...俺のアリーナでのコンサートは長いです。
ですから,そろそろ腰掛けられてはいかがでしょうか。

大阪城ホールは音響が素晴らしいと言われています。
この空間に流れている素晴らしいシンセサイザーを弾いているのは,福田裕彦。

ここからはスローなバラードを何曲か演奏します。

10 君の名を呼ぶ
11 もうひとつの土曜日
(MC)
今回は22人の日本を代表するすばらしいミュージシャンに集まっていただきました!
いろんな音楽があって,パンクとか打ち込みのダンスミュージックなんかもいいんだけど,今回は素晴らしいミュージシャンの奏でる楽器の音を聞いてもらうというのが一つのコンセプトです。

ここでストリングスセクションを一人一人紹介。

3人目ぐらいで,
バイオリン,藤堂昌彦。
彼は奈良の出身です。お兄ちゃんが"もうひとつの土曜日"が好きだそうですが,今日は来ていません(笑)
さびしいな〜。
藤堂君に焦点を絞るようですが,お兄ちゃんは車関係の仕事をしているそうですが,震災復興のために,できるだけ東日本に車を送るように頑張っているそうです。
でも,今日は来ていません(笑)

そして,これらの音を一つにまとめてくれました。音楽監督,星勝!
日本で初めての100万枚アルバムというのが井上陽水さんの"氷の世界"なんですけど,これは星さんのプロデュースです。
他に小椋佳さんとか安全地帯さんとかいろいろ手がけておられますが,一番素晴らしいのは...
どれも素晴らしいです(笑)

さて,ここから3曲,星さんと一緒に演奏します。
3.11の震災で被災された方たち,今も戦っておられる方たち,そしてこの国自身に哀悼の気持ちを込めて演奏したいと思います。

星氏の指揮で,

12 PAIN
スクリーン,というか背景には静かな街(住宅街)の夜のシルエット。曲の前の「哀悼」という言葉と重なって涙が出てきます。
13 BLOODLINE - フェンスの向こうの星条旗(Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊,ストリング隊のコラボレーション。

スクリーンには青空の中に原爆や戦闘機等の兵器のシルエット。これがアメリカと旧ソ連の国旗に変わっていく。
国会議事堂やパルテノン神殿?等のシルエットも。
最後には扉が開いて省吾?のシルエット。

14 我が心のマリア (Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊は一時退場。
ストリングスのみの演奏。

スクリーンには冬の海辺?を歩く省吾。
緑ががかったモノクロっぽい映像。

静かなインストルメンタルの後に,ヘリの爆音がバリバリバリ.....

15 A NEW STYLE WAR

ススクリーンには銀色の巨大な筒状の物体が海岸に。
そう,アルバム"Promised Land"のジャケットの背景にある,あれ,核弾頭のイメージです。

16 裸の王達

スクリーンには燃やされる森,煙を吐く工場,東京のきらびやかな夜景と対比するように干からびた大地,等...

17 詩人の鐘

スクリーンには歌詞の英訳,中文訳等がめまぐるしく動き回る。
省吾は着ていたコートを歌いながら脱いで振り回す。
ステージサイド付近で,脱いだコートを使ってSaxの古村さんと闘牛のようなやりとりも。
あと,前半戦では間奏のメロディに合わせてウォ〜ウォ〜ウォ〜〜♪とシャウトしていましたが,長野以降の後半戦からは,メロディにのせずに,ウォ〜〜〜〜〜と叫ぶようになりました。

18 Theme of Father's Son - 遙かなる我が家
19 RISING SUN - 風の勲章

RISING SUNは,最新DVDのバージョン(Acoustic Version 2010)と元のバージョンを組み合わせた感じ。
イントロ部分はさらにストリングスを強調した感じ?
バックの映像(手書き風アニメーション)が印象的。
うまく説明できませんが,戦後復興からの実写映像と合わせて,復興,成長,そして世代を繋いでいく,という感じでしょうか。

(MC)
25年前,1986年,当時33歳のときにこの曲を作りました。
(スクリーンにはJ.BOYの文字とレコードジャケットの写真)
戦後40年,80年代はバブルのど真ん中。
Japan as No.1なんてもてはやされ,日本はアメリカを抜いて世界一の経済大国になろうとしていた。
鼻息の荒い時代です。
しかしその中で日本人の良いところ,慎ましさ,謙虚さ,勤勉さ等も失われた気がします。
そして90年代に入り,バブルは崩壊し,あっというまに10年が失われました。
21世紀になり,明るい未来を期待していたら,今度は9.11のテロ,世界同時金融危機でさらに10年が失われました。
そして今年3.11...
自分が物心ついてから,いろんなことがあったけど,これほど傷ついて落ち込んだ時期はなかったと思う。
君たちも毎日そのようなことを感じて暮らしているのだと思います。
これを教訓にして子供達に新しい未来を提供できるのか,そんなことを考えなくてはいけない2011年になったと思います。
25年前にこの歌を書いたときとはまだほとんどの皆がティーンエイジャーで,俺も30代でした。
あの時問いかけた言葉とはまた意味が違って聞こえてきます。その言葉は...

ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
(客席との掛け合い)

その言葉は,Show me your way, J.BOY.

20 J.BOY
21 僕と彼女と週末に
22 愛の世代の前に
ここでいったんメンバーは退場。
拍手やアンコールコールがしばらく続いたあと,外国語のラジオニュースみたいなものが流れる。
英語,スペイン語,日本語も。
そして,スクリーンにはカウントダウンが
3,2,1....
映像のタイトルは"SHOGO HAMADA ON THE ROAD TIME MACHINE"
スクリーンに省吾登場。
「今日は2010年8月○○日。(拳銃の銃身を丸めたオブジェの前で)スウェーデンのマルメという街に来ています。デンマークにもいたんですが,そこでは喋れない内容があって...(ここからサッカーワールドカップネタ)今これを見ている皆さんは,2011年10月8日の世界にいるんだよね。大阪城ホールでこれからセンターステージnなんだね。盛り上がっていこう!ピース!」

そして,ステージにメンバー登場。
メインステージの下からスルスルと伸びてきた花道を通ってセンターステージへ。
移動中のBGMはホーン隊3人による生演奏で「雨上がりのぶるーす

ホーン隊を指して,
いいねぇ,ブラスバンド!

バンドメンバーをセンターステージを見送りながら,雨上がりのブルースを半分ぐらいアドリブで歌った後,
あ,俺もいかなきゃ。

センターステージに到着して,
ブラスバンドに大きな拍手を!

ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!
レッツゴー!

23 モノクロームの虹
24 終わりなき疾走
25 君がいるところがMy sweet home

ここで会場全体でウェーブ!!
(MC)
じゃぁ,ウェーブをやるよ。君から!
右回りでウォ〜〜〜〜ってやるんだよ!

省吾もウェーブを追いかけながらセンターステージをぐるぐる走り回る。

(ここで野球ネタ)
ところで,阪神はまだAクラスの望みあるんだっけ?
広島無いから。
古村君はヤクルトファンで,町支君は広島出身なのに巨人ファンで。
会場からBoooooo〜〜〜!

さて,いよいよ避けては通れない時間が来ました。
これから何年後に大阪に来るのかな?
それはさておき,これからもずっとやり続けるからね!

10歳未満...
この子達が大きくなったときに日本が良い環境になっているように頑張らないといけないのは俺たちです!
この子達が俺の歳になることは俺はもういませんが。

10代...
ずいぶん増えたね。
 ジャニーズみたいなうちわを持ってるアリーナの観客を指して,
うちわだめ,うちわだめ,うちわの感じじゃないから。
でも,それだけ盛り上がってくれてるんだね。ありがとう。

月曜日学校に戻ったら,みんな知らないと思うけど,「浜田省吾のコンサート良かったぜ」っていうんだよ。
世代的に校長先生ぐらいしか知らないかもしれないけど。
 客席から「月曜は休みやで〜〜」
え?俺は曜日の感覚が無い生活してるから...

そして今度こそ次回は32人のクラスメイトを連れてくるように。
でも,次回やるときは君たち卒業してたりして。

20代...
今20代が一番大変だと思うけど,すぐに楽になるからね。

30代...
かなり減ったね。
30代は人生の華です。
頭脳も心も大人だけど,体はまだ若い。
今のうちにやりたいことをやって下さい。

それでは!40歳
会場ほぼ全体でウォ〜〜〜〜!

俺今40代でなく40歳って言ったんだよ。
はい,40,41,....49
(1歳きざみのチェック)
40代全員!
会場ほぼ全体でウォ〜〜〜〜!
ついにこの時が来たか,40代中心のロックコンサート。味があるよね。

50代...
まだまだ俺たちやれるよね!
次の世代に教えることがあります。
まだまだ教えられることもあるんですが。

60代以上の方...
年上の方々が元気で頑張ってくれていることは本当に励みになります。

次の曲は10歳未満も,60歳以上の方も,心を一つにして歌いたいと思います。
この曲は父親の歌であり,母親の歌であり,子供達の歌でもあり...
つまり,すべての家族ための歌です。

26 I am a father

(MC)
さて,1976年にソロデビューして今年で35年目なんです。
音楽を通じて,いろんな時間を共有できて,応援してくれたことに感謝しています。どうもありがとう。

センターステージの真上にミラーボールが降りてきて...

27 路地裏の少年

バンドメンバーをひとりづつ紹介。
紹介されたメンバーは花道を通ってメインステージに戻っていく。
最後にピアノの小島良喜氏を紹介。
そのままセンターステージで小島氏のピアノの演奏がはじまって...

28 家路

少しづつピアノ以外の音色も聞こえてくる,と思ったら,メンバーはメインステージで演奏を始めていた。

途中からメインステージに戻ってバンドメンバー全員での演奏。

ここでメンバー全員退場。

アンコール。

省吾を呼ぶ拍手は,自然発生的に会場全体での省吾コールに!

メンバー全員ステージ前に一列になって一礼。
そしてそれぞれのポジションに戻って...

29 日はまた昇る

メンバー全員退場するが,アンコールの拍手は鳴り止まず...

ステージが明るくなってバンドメンバー再登場!
続いて星氏も登場。

星勝氏の指揮がはじまると会場が静かに...
そして演奏が始まると省吾も登場。

30 君が人生の時...

(終演 21:47頃)

BGM"桜 (Instrumental)",そして終演のアナウンス。

P.S.
今回は風邪気味微熱での参加で,座席もスタンドの上のほうになったので,まったりと座って楽しもうかと思いましたが,気がついたら足を踏み外しそうになるぐらいJump!Jump!してました。
いっぱい汗もかいて,元気を取り戻すことが出来ました。
やっぱりライブはこうでないと!!

余韻に浸りながら会場を後に... ツアートラック(その2)ツアートラック(その3)
チケット

上段:入場引換チケット
下段:当日発券される座席券

チケット座席券

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このページの更新日 : 2011/10/23