ミズナラ
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ブナ科

環境: 山地、落葉樹。

根・茎: 幹直立分枝、樹皮黒褐色を帯びる、樹皮裂目白縦に深い、雌雄同株。

葉: 互生、葉柄なし、あるいは極めて短い、葉毛あり葉裏脈に残る、葉支脈11−13対、葉卵倒形尖る、鋸歯大きく粗く切れ込む、鋸歯鋭い、葉脈葉縁に達する。

花: 春、5月頃、花黄褐色、新枝下部から尾状花序(5−6cm)を下垂、雄花を密生、花片5−7(がく裂片)、おしべ9−10、上部葉腋に短い柄の雌花1−3個つける、雌花総包6裂、花柱3。

果: 堅果楕円卵形(どんぐり)、果下部殻斗(かくと、包葉癒合して椀形あるいは毬形で果をつつむ、栗のいがの類)椀形あり、殻斗外面小鱗片密生、果濃褐色、果長2cm位。

参考: 水楢、材は建築・器具などに利用、オオナラともいう、材に水分が多いのでこの名。古名「櫟、ナラ」。万葉集「御狩する雁羽(かりは)の小野の櫟柴(ならしば)の馴れは益(ま)らず恋こそ益され」(巻12−3048)。

遊び方: こま、笛、人形など。  アカガシのページ 参照。
 

全長: 400- 3000 cm
葉長: 6- 20 cm
花径: .3- .5 cm


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