学び舎の川辺で見守る石仏

生駒のモリを巡る旅。今回は生駒中学校そばの「モチ川の森」。

作成
2010-11-23
更新
2010-11-23
執筆
任那伽耶
分類
,

この記事の話題の対象

生駒中学校の横を流れるモチ川。そこでひっそりたたずむ石仏様のお姿。

名称
モチ川の森
場所
34.699101;135.69353
地図

——生駒中学校の脇に七森の一つがある、らしい。

その話を聞いたとき、え? とか疑問の声をあげてしまいました。いや、そこ近場だし。普通に日常通行ルートの一つだし。しかも壁状の石に刻まれた仏様がヤカタの中にあるとか、いやそんなの見た記憶ないですよ? 20年近く生駒住んでるんだぜこちとら。とか言いながら近場を探すこと数日。

……すいませんでした、ホントにおられました。場所は生駒中学校の北西。生駒中学校がモチ川と接しているあたりで、木々にその姿を隠し、ひっそりと佇んでおられました。(ちなみに、一応弁解しておくと、このあたりの道路は細めかつゆるやかな坂道で、このモリはその道路よりも一段低くなったところにあります。このため、意識して歩かないと視界に入りにくいのです。)

なお「生駒谷の七森信仰」ではすぐ側を流れる川の名前をとって「モチ川の森」と紹介されており、曰く、枝を切ったりすると祟りもあるとのこと。地元民でありながら気づいていなかったことに深く陳謝する所存です。

しかし、シンプルな線で構成された仏様のお顔は伝え聞く恐ろしさとは違い実に穏やかで、学び舎の側におられるのもごもっとも、と思いました。

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任那伽耶の徒然日記 in 2010年

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