Linuxでもテレビが見たい（後処理編）

先日から運用モードに入っている自作録画サーバ（参考：「Linuxでもテレビが見たい（設定編）」）のほうがデータいっぱいになってきたので、データをファイルサーバに動かすついでに、CMカット＆再エンコードをしてみることにしました。ということで現段階の手法をメモ。

基本的にやりたいことはこんなかんじ。

• 画質とサイズを鑑みて、映像はXvid4、音声はMP3に再エンコードする。
• 軽くフィルタを使って画質向上を図る。
• CMカットして容量削減＆快適視聴。

当方の場合、使用するのはAvidemuxです。操作性に少し難がありますが、ちょっとした編集であれば十分に実用可能です。（CMカットくらいだと見たかんじで操作できる程度には楽。）

主に作業の流れは以下のとおり。

1. ザクザクとCMやら不必要な部分をカット。
2. 映像形式をXvid4、音声形式をMP3に。エンコードオプションは好みで。
3. プレビュー見ながらフィルタを調整。
4. ジョブリストに放り込む。

延々と上記の作業を繰り返しジョブを貯めておき、夜中に全力でジョブ実行するようにしておくと朝には作業が終わってて非常にスッキリ。

ちなみに現在、当方が主に使用しているフィルタは以下のとおり。

• Decomb Telecide＋Decomb Decimate（FPS変換＆インターレス解除。アニメなど24fpsの動画の時に使う。）
• yadif（インターレス解除。アニメ以外は大体これで。）
• Mplayer hqdn3d（ノイズ除去。）
• FluxSmooth（画面を平滑にする。アニメの時に軽ーく。）
• Sharpen（シャープネス）

フィルタは他にもいろいろあるのですが、モノによってはやたら時間がかかったり、見比べているうちにゲシュタルト崩壊とかノイローゼの種になったりするので、割り切って控えめにしています。っていうか、そもそもの録画画質を上げる努力をしたほうが早そう。（ブースターでも買ってきますかね。）

ちなみにDecomb Telecide→Decomb Decimateの順にしないと期待した動作はしないっぽいので注意。（参考：Video filter Decomb Telecide@Avidemux wiki）