ここ一週間ほど、MP3形式のファイルでよく使われるID3タグについて調べていました。
というのも、Kid3などのアプリを見てみると、知っていたよりも多くのタグがある様子。まあプレイヤ側が対応するかどうかはともかく、メタデータがきちんと入っているというのは大事なことですので、少なくとも自分がリリースする(した)分のMP3くらいはちょっときちんとしてみようか、とRDF・RSSなどメタデータ系列に凝る任那伽耶は思ったわけです。
調べてみるとバージョンごとに規格がころころ変わっているというなかなかの外道仕様ではあるものの、ID3v2は結構使えるタグも多く、仕様書も存在しているようで。(ID3v1は文字コードまわりの仕様が適当なのか多言語対応度が低い上、内容的には完全にv2で置き換え可能だったりするので正直、個人的には非推奨です。昨今のプレイヤであれば、なくてもほとんど支障ないようですし。)
Rubyなんかだと結構しっかりしたライブラリ(ruby-mp3info)があるので、手元のMP3を極力簡単に編集できるように、とか実験中。最終的にはREXMLとかRuby-GNOME2のライブラリを使ってサイトシステムに組み込んでしまいたいところです。
しっかし、こういうとき、開発環境が整えやすいというのは助かりますね。有名どころのライブラリ類は結構リポジトリに入ってるし。やはりUbuntuは偉大だ。
というわけで(一応)完成した自分用MP3タグライターでカリカリとデータ編集中。うむ、これは楽しい。効果のほどは微妙な自己満足ですが……。
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