みどり心理相談室

更新情報・お知らせ

2024/01/07
諸経費値上がりのため料金を改定し、ホームページ全体を更新しました。NEW
2023/4/28
ホームと自習室を更新しました。自習室では「よりよいコミュニケーションのための 聞こえのワークブック」を紹介。
2023/3/16
自習室を更新しました。「片耳難聴Q&A」を紹介。関連資料に文部科学省「生徒指導提要(改訂版)」を追加。
2023/1/9
自習室を更新しました。APD/LiD関係の情報を補充し、Linkの修正を行いました。
2022/11/28
自習室を更新しました。
2022/11/10
ホームページの引っ越しとリニューアルを行いました。
新URLはhttps://www.midorisinri.com/nantyou/index.html

2020/11/23
トップページを公開しました。
2020/10/25
みどり心理相談室ホームページ仮公開。

みどり心理相談室のホームページにようこそ

 こんにちは。私はみどり心理相談室を運営する高宮明子です。
 みどり心理相談室では難聴の当事者や関係者を対象に、心理的カウンセリング(相談支援)を行っています。 関係者とは保護者、家族、教員、友人、その他の難聴の当事者を支援する人を指します。
 私は難聴の当事者であり、公認心理師・臨床心理士・臨床発達心理士の資格を持つカウンセラーでもあります。
 私はこれまで教員兼心理師(士)としてさまざまな障がいのあるこどもや青年の支援に携わってきました。 勤務校であった特別支援学校・高校・大学で児童・生徒・学生を指導するほか、地域の保育所~高校の巡回相談、公的機関での発達相談や就学相談を担当しました。 以前は臨床心理士でこの分野を専門とする人が非常に少なく、相談を受け付けてから長い時間お待ちいただくことが常でした。 現在はかなり状況が改善しましたが、それでも公的機関では年に1回相談に応じるのがやっとです。 そこで、私は個人で相談機関を立ち上げました。 発達相談についてはみどり発達支援研究所をご覧ください。

 一方、私は難聴の当事者でもあります。40代で突発性難聴を患い、片耳難聴となりました。 十数年後に再発してメニエル病と診断名が変わり、現在は両耳中度難聴で補聴器を使っています。 障害者手帳には該当しませんが、不便なこと・つらいことはたくさんあります。 メニエル病の難聴は進行性です。発作を繰り返しながら聴力が落ちていくので、いつも不安ですし、聞こえ方に慣れることもできません。
聴力低下以外に、耳鳴り、めまい、音の歪み、聴覚過敏などの症状もあります。 一対一会話はなんとかできますが、雑音があると言葉の聞き取りが悪くなりますし、3人以上の雑談は聞き取れません。
 コロナ禍でみながマスクをし、ソーシャルディスタンスを取るようになってからは、一対一会話も難しくなりました。 現在はデジタル補聴システム(ロジャー)を使って面談を行っています。
 難聴は外見からは見えない、分かりにくい障害です。 コミュニケーション手段も聞こえの状態もさまざまで、難聴者の当事者同士だからすぐにコミュニケーションが取れるわけではありません。 このため難聴者を対象とするカウンセリングはこれまでごく僅かしか行われてきませんでした。 しかし、コロナ禍によって難聴者の悩みは一層切実になっています。 今こそ難聴当事者である私がカウンセラーの役割を果たすべきだと考え、難聴者に特化したみどり心理相談室を始める決心をしました。

 カウンセリングは悩みや困りごとを解決する魔法の杖ではありませんが、お話を傾聴し、内容を整理し、ともに考えることができます。


 2020年7月 「難聴者と中途失聴者の心理学」(かもがわ出版)が刊行されました。
 子どもの難聴から高齢者の難聴まで、10人の執筆者がさまざまな観点で書いています。 聴覚情報処理障害(APD)のような新しい聴覚障害にも触れています。執筆者の半分以上が難聴の当事者でもあります。 私は第7コラム「聴覚過敏が教えてくれた耳と脳の繋がり」を担当しました。
 2021年12月 第2刷が発行されました。コロナ禍で宣伝活動も十分にできませんでしたが、多くの難聴者や関係者が購入して下さいました。 また、図書館の蔵書になっている場合も少なくありません。 ありがとうございます。

 経歴については「自己紹介」をご参照下さい。

☆コロナ禍に対応するため、面談用に広い相談室を確保しています。また現在はオンライン相談とメール相談に力を入れております。 オンライン相談はZoomが中心ですが、Microsoft Teamsも使えるようになりました。 ZoomやTeamsは会話が字幕(ライブキャプション)となって出てきますので、難聴者も使いやすいビデオ会議ツールです。お試しください。

 Twitterのアカウントは「みどり🌳公認心理師・難聴当事者」です。


みどり心理相談室のカウンセリングの流れ

 カウンセリングをご希望の方は、まず お問い合わせにご記入ください。
 お問い合わせを頂きましたら、当方よりメールで詳細をご連絡します。 それに御納得いただけましたら、料金を指定口座にお振込みください。
 メール相談の場合は日時には関係なく、振込を確認した時点で「メールを送信して下さい」というご連絡を差し上げます。

 難聴の方を対象としたカウンセリングではコミュニケーション手段をどうするかが大きな課題となります。
 私は成人期に発症した中度難聴者ですので、日常のコミュニケーションは口話のみで行っています。手話は初級程度ですので、 手話のみでのカウンセリングはできません。難聴の程度が重い方とのカウンセリングはビデオ通話の字幕やチャット、 音声文字化アプリ、手書き筆談などの方法でコミュニケーションを取ります。

みどり心理相談室の相談支援の方法
1.ZoomやTeamsによるオンラインカウンセリング(遠隔カウンセリング)
*条件 wi-fi・有線等の通信環境が整っており、ZoomまたはTeamsをタブレットやパソコンにインストールしている方。
 文字を多用する場合、スマートフォンでは小さくて見えにくいため、大きな画面の方が適切です。
  本体に付属しているマイクでは音声が悪くて聞きづらくなります。ヘッドフォンセットまたは独立のマイクをお使い下さい。
 相談者は本名でもハンドルネーム(ニックネーム)でも構いません。
 オンラインカウンセリング(遠隔カウンセリング)はコロナウイルスの流行により急激に浸透ました。 移動の手間や時間が不要ですから、遠くにお住まいの方、来談が難しい方、感染症が心配な方にもご利用頂けます。 その一方、直接お会いする面談に比べてカウンセラーが読み取れる情報量が少なくなります。
また通信状態が不安定になることがあります。
ご希望の方はお問い合わせ に「Zoom希望」か「Teams希望」とご記入ください。
 料金は1回60分 4000円です。 
 ビデオ面談では通信状況確認やコミュニケーション手段の決定のため、 お問い合わせを頂いた段階でオンライン打ち合わせを行うことがあります(無料)。
2.面談によるカウンセリング
 直接お会いして悩みや困りごとなどをお聞きします。
 カウンセラーも来談者も互いに本名を名乗り、一対一で話し合う本来の形式のカウンセリングです。 カウンセラーが来談者の思いを傾聴することが中心となります。 直接お会いすることで、カウンセラーは来談者に共感しやすいですし、 来談者側も本当に話をきいてもらったという実感を得ることができます。 どうしたら悩みや困りごとを少しでも改善できるか、ご一緒に考えていきましょう。 コミュニケーション手段については事前にお聞きした上で当日調整します。来談者の方は口話でも、文字併用でも、筆談のみでも構いません。 ご希望の方は お問い合わせ に「面談希望」とご記入ください
 面談はオフィス「イコマド」(最寄り駅:近鉄奈良線生駒駅)で行います。
 料金は1回60分 5000円です。
 筆談等を中心とする場合はこれより長い時間を取ります。その場合も料金は同じです。
3.メール相談(二往復)
 面談やオンラインカウンセリングに抵抗がある方でも、匿名性が高いメールなら気軽に相談できることもあります。
 みどり心理相談室のメールカウンセリングは二往復で完結します。 来談者からの第一信で相談内容をお知らせ下さい。カウンセラーからの返信では相談内容を確認し、質問や提言をさせて頂きます。 来談者からの第二信では、カウンセラーからの返信をお読みになった上で、相談内容をさらに深めて下さい。 カウンセラーからの第二信が最後のお返事となります。 メールを頂いてからお返事までには7日程度かかります。 ご希望の方は お問い合わせ に「メール相談希望」とご記入ください
 料金は二往復で 3000円です。
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 ☆みどり心理相談室は難聴者の心理について研究を行っています。このため、ご相談頂いた内容は、プライバシーを十分保護した上で 研究に使わせて頂きます。ご了解ください。☆

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