ルネのきままなアトリエ
⇒ぼちぼち歩きリストに戻る
⇒山域別リスト



滋賀県・三重県:標高1120m
2006年4月3日(月) 
曇り時々晴れ  単独
 
強風に打ち震える福寿草に
過酷な自然の中を生き抜く逞しさを知る




傷ついた花を固く閉じる福寿草


福寿草咲く藤原岳に登った。

2年前の4月始めに行った時は、7合目から上が福寿草の黄金色で埋め尽くされていた。
3月に入り知り合いの方々のホームページにも福寿草の写真が目につきだした。
早く行かないと季節が終わってしまう・・・。

はやる心で訪ねた藤原岳は、強風が吹き荒れていた。
二日前の時ならぬ春の雪のせいか、ほとんどの花が傷ついた花弁を閉じ、風に打ち震えていた。

コース 広域地図  詳細地図  
 8:50 観光駐車場
10:10〜10:20
六合目
11:40〜12:15 藤原山荘(昼食)
12:40〜12:55 藤原岳展望丘
13:11〜13:50 山荘→天狗岩途中→山荘
14:29〜14:40 八合目
16:10 観光駐車場着



四日市ICから湯ノ山温泉方面 西に虹を見ながら北上 駐車場
予報では晴れ・・・なのに、向こうには虹が・・・。
おまけに、亀山で東名阪に入った辺りからすごい風が吹いている。
菰野町でR306へ。
やっぱり、左手、鈴鹿山脈の麓にずっと虹がかかっている。
稜線付近にも雲が・・・。
平日のせいか人気のない西藤原小学校下の駐車場には5台車が止まっていた。皆さんとっくに出発されたのかな?


聖宝寺への階段 聖宝寺の庭園 登山口
嶋谷神社の鳥居の脇から聖宝寺の参道の階段を登る。
相変わらず風が強い。
梢の上で、木々の枝がこすれあう音が。
聖宝寺の境内を抜け、立派な庭園を通り林道へ。
上から話し声が聞こえてきたと思ったら、登山届BOXの前で女性3人の登山者がいた。
何となくホッとする。
・・・今日は、彼女たちの後ろをついていこう。
彼女たちが書き終わるのを待って、登山届に記入。
登山届を書き終わった時には、彼女たちの姿はもう見えなかった。
林道から右手の山道に入っていく。

長命水 二合目付近を行く 五合目
程なく一合目の長命水に着く。
沢を右岸に渡り、山腹をジグザグに登る。
二合目を過ぎた辺りで、先程の彼女たちの姿が見えてきた。
間隔をあけて後を歩こうと思っていたが、追いついてしまい道を譲ってくださった(;^_^A
「後からゆっくり付いて行かせてもらいます」と言ったが、「私たちはスローペースなのでお先に・・・」とおっしゃる。
ここでいつまでも譲り合っているのも間の抜けた話なので、先行させてもらう。
五合目の手前の左斜面に黄色い花がちらほら見える。
福寿草だ。
でも、上はもっと見ごたえがあるに違いない・・・と、足を速める。

途中、神奈川から夜行で来られたという女性3人と先程と同じようなやり取りの挙句、追い越す(^_^;)。

五合目を 六合目
五合目を過ぎると、周囲は明るい自然林になる。
振り返ると、木の枝越しに藤原町が見える。
六合目の標識が見えてきた辺りから、北西から強い風が容赦なく吹き付けてくる。丁度風の通り道になっているのか。
見上げると、木々の枝越しに天狗岩への稜線が見える。
まだ登りはこれから・・・。
六合目を過ぎた辺りから、石灰岩の小石が目に付きだした。
しばらく行った樹林の中で小休止。
強い風で、山全体がゴーーっと鳴っている。
下から登ってきたご夫婦が側を通り過ぎていく。



八合目
七合目は
やっと見つけたセツブンソウ
九合目で

蕾を閉ざした福寿草

八合目からは大貝戸道からの登山者も加わり、賑やかになってきた。








藤原山荘 賑やかな室内
藤原山荘の中は登山者でいっぱいだった。
いくつかのグループが賑やかに談笑しながら食事をしている。
入り口の側に座る場所を見つけたけれど、何となく居心地が悪い。

山道を歩くときは一人でも悪くないと思うのだけれど、こんな賑やかな閉鎖空間では身の置き所に困ってしまう。
とりあえずそそくさと食事を済ませる。












山頂にて


 




眼下に藤原町の町並みを見下ろす。
曇っていて、伊勢湾もそれとは分からない。

八合目で小休止後、右に大貝戸道を下る。
前回2年前は、下山途中から膝に違和感を覚え、
小屋から同行してくださった草津市のMさんに気を遣っていただいた。

今日はそれほどの不調もなく


















ぼちぼちあるき リストに戻る


山域別リスト